専門医が語る、選ばれる再生医療
の安全性と秘密
【再生医療】治療の新たな選択肢に!
低リスクで元の元気な体に戻る治療法をプロがお話します!
なぜ!?当院が選ばれるのか??
そこには幹細胞の強さに秘密があった!!
独自の培養技術について詳しく解説を行います。
症例紹介
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- 脳卒中の症例
- 脳神経・脊髄の症例
- 幹細胞治療の症例
視野が1日ごとに改善!降圧薬・血糖薬も不要になった40代男性の脳出血急性期治療 脳出血発症後わずか2か月で再生医療を開始した40代男性の患者様。読み書きの障害、右目の視野欠損、物忘れに加え、重度の糖尿病や高血圧、透析が必要な末期腎不全も抱えていらっしゃいました。“リペア幹細胞”の静脈点滴により、視野が1日ごとに広がるのを実感でき、さらに降圧薬と血糖薬が不要になるほど全身状態も改善されました。 治療前の状態 本症例の患者様は、左後頭葉の脳出血発症後2か月の時点で当院を受診されました。 <主な症状> 読み書きの障害 右目の視野欠損 視点が定まらない 物忘れ <合併症> 重度の糖尿病(インスリン使用) 高血圧 末期腎不全(透析必要) 脳出血の原因は、糖尿病により弱くなった血管に高血圧が加わり血管が破綻したと考えられます。まだ40代で今後長い人生が残されている患者様は、後遺症と再発の両方の不安を抱えていらっしゃいました。 脳出血の再発率は1年以内に25%、5年以内に50%と非常に高く、従来の治療ではリハビリテーションが中心となりますが、損傷した神経細胞そのものを回復させることは困難です。また、脆弱化した血管を修復することもできないため、再発リスクは高いままとなります。 “リペア幹細胞”とリペアセルクリニックの特徴 MRI所見 MRIにて左後頭葉に出血部位を認めます。 治療内容 本症例では、脳出血後遺症に対して、当院独自の再生医療である“リペア幹細胞”治療を実施いたしました。この治療は、患者様ご自身の脂肪組織から採取・培養した幹細胞を使用するもので、今回は2億個の幹細胞を、静脈点滴にて投与しました。投与は合計4回を予定しています。 治療後の変化 2回目投与後: 右目の視野が拡大 物忘れの減少を実感 3回目投与後: 血圧が安定し降圧薬が不要に 血糖値が安定し内服薬が不要に 患者様が一番困っていらっしゃった視野狭窄については、1日ごとに改善しているのがわかるほどの回復を見せています。幹細胞のホーミング効果により、脳神経だけでなく血管や膵臓のβ細胞も修復され、降圧薬や血糖薬が不要になるほど全身状態が改善されました。 脳卒中の再生医療は治療を始めるのが早ければ早いほど良い結果が出ることがわかっており、発症後2か月という早期の治療開始が功を奏したと考えられます。 患者様インタビュー こちらは、患者様へのインタビュー動画です。治療前後の変化についてお話しいただきました。 こちらは診察時の様子です。治療後の変化について医師と患者様がお話しされています。 こちらは、患者様が毎日記録されていた血糖値・血圧・脈拍の記録表です。治療の経過とともに数値が安定していく様子がわかります。
2026.01.01 -
- 股関節の症例
- 関節の症例
- 幹細胞治療の症例
痛み「9」から「2」へ激減!人工関節を回避できた! 50代女性の患者様は、長年にわたり両股関節の深刻な痛みに悩まされてきました。特に左股関節は、変形性股関節症(臼蓋形成不全)が進行し、主治医からは人工関節置換術を強く勧められるほどでした。治療前の痛みは、日常生活を送るのも困難な10段階中9という非常に深刻な状態でした。人工関節以外の選択肢はないのかと、深く悩まれていました。 しかし、当院の再生医療"リペア幹細胞"の投与により、劇的な変化が現れました。初回投与からわずか1か月後には、痛みが10段階中9から2へ大幅に改善し、人工関節置換術を回避することができました。幹細胞が軟骨の損傷部位で修復作用を発揮し、炎症を抑えた結果、長年の苦痛から解放され、活動的な生活を取り戻されたのです。 いったいどのような治療で、このような驚異的な回復を実現したのでしょうか。 治療前の状態 今回ご紹介する50代の女性患者様は、15年前から両股関節の痛みに悩まされていました。診断は、臼蓋形成不全による両変形性股関節症です。 12年前に右股関節に対しては寛骨臼回転骨切り術を受けられましたが、左股関節の変形は進行。すでに軟骨がすり減り、激しい痛みのため歩行困難となり、日常生活に大きな支障をきたしていました。 治療前の痛みの程度は、10段階中9という非常に深刻な状態でした。主治医からは、最終手段として人工関節置換術を強く勧められていましたが、当院の再生医療を選択されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特徴 レントゲン所見 レントゲンにて関節の狭小化を認めます。 <治療内容>両変形性股関節症に"リペア幹細胞"5000万個を2回投与 本症例では、両変形性股関節症に対して、当院独自の再生医療である"リペア幹細胞"治療を実施いたしました。この治療は、患者様ご自身の脂肪組織から採取・培養した幹細胞を使用するもので、今回は5000万個の幹細胞を、患部の関節内に直接投与しました。投与は合計2回実施しました。 治療後の変化 初回投与後1週間:徐々に痛みが軽減し始め、治療効果を実感されました。 初回投与後1か月:痛みが劇的に改善しました。治療前の痛みの程度は10段階中9でしたが、わずか1か月で痛みが10段階中2まで大幅に改善しました。 投与された"リペア幹細胞"は、軟骨の損傷部位で集中的に修復作用を発揮し、変形性股関節症特有の炎症を強力に抑えることで、痛みが大幅に軽減されました。 この劇的な改善により、患者様は当初主治医から提案されていた人工関節置換術を回避することができました。 50代という活動的な年代で、ご自身の関節を温存し、再び痛みなく歩ける喜びを実感されています。
2025.12.30 -
- 脳神経・脊髄の症例
- 頚椎・腰椎ヘルニア・狭窄症・脊髄損傷・脊髄梗塞などの症例
- 幹細胞治療の症例
80代女性の脊髄腔内ダイレクト注射による幹細胞治療 4年前の頚椎手術後も続いていた両足のふらつきや手のしびれ。80代の患者様は「もう年だから仕方ない」と諦めかけていらっしゃいました。 しかし、"リペア幹細胞"の投与によって症状の改善を実現しました。わずか2回の投与で立ち上がりから歩行までスムーズになり、料理も楽しめるように。いったいどのような治療でこの劇的な変化が起きたのでしょうか。 患者様の治療前の状態 4年前の頚椎手術後も多くの症状が残存 両足のふらつきと力の入りにくさ 右手の痛み・しびれで日常生活に支障 加齢による衰えへの不安 頚椎症性脊髄症の手術を受けて4年経っても、これらの後遺症に悩まされていらっしゃいました。 頚椎症性脊髄症とは 医学用語で「頚椎症性脊髄症」と呼ばれるこの病気は、加齢により頚椎が変形して脊髄を圧迫する疾患です。手術が遅れると神経の回復が困難になることもあるのです。 従来治療の限界 手術で脊髄の圧迫は取り除かれても、一度損傷した神経機能の回復には限界があります。 特に手術から時間が経過した後遺症や、高齢の方の神経機能回復は現在の保険診療では困難です。リハビリを続けても改善が頭打ちになってしまうことが多いのが現状なのです。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特徴 通常の幹細胞治療では、点滴による静脈注射が一般的ですが、当院では、損傷部位に直接幹細胞を届けるため、国内ではほとんど行われていない、脊髄腔内へ直接投与する脊髄腔内ダイレクト注射を提供しています。これは、腰椎麻酔と同様の方法で、幹細胞をくも膜下腔に投与し、髄液の流れに乗せて、損傷部位に直接届ける画期的な方法です。当院の経験から、脊髄・神経系の疾患に対しては、このダイレクト注射が特に良い効果を示すことがわかっています。 また、点滴治療においては、厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果が向上していることが明らかになっています。 MRI所見 受診時のMRIでは、頚髄の圧迫は手術で改善されていました。 <治療内容>脊髄くも膜下腔に直接"リペア幹細胞"2500万個を計3回投与 この患者様には、脊髄くも膜下腔に"リペア幹細胞"2500万個を計3回投与いたしました。 治療効果と患者様の変化 1回目投与後:下肢に力が入りふらつきが改善 2回目投与後:立ち上がりから歩行までスムーズに 右手の痛み・しびれが軽減し料理が楽に 日常生活で困る場面がなくなった 2500万個の幹細胞を3回に分けて投与する治療計画で、わずか2回の投与後から劇的な改善が見られました。 「もう料理で困ることがなくなりました」と患者様も喜んでいらっしゃいます。幹細胞は投与後1年間は神経回復のために働き続けるため、さらなる改善も期待できます。 手術後の後遺症にお悩みの方へ 頚椎や腰椎の手術後も後遺症に苦しんでいる方、年齢による衰えを感じている方にも、再生医療という新しい治療の可能性があります。 「もう年だから」と諦める前に、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。 https://www.youtube.com/watch?v=BtcxNzi06po
2025.12.28 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
痛み10段階中10が2に!人工関節を回避! 20年以上も左股関節の痛みに悩まされ、人工関節の適応と言われていた60代女性の患者様は、“リペア幹細胞”によって痛みが劇的に軽減しました。10段階中10だった激痛が、わずか半年で2まで改善し、人工関節を回避してご自分の足で歩き続けることができるようになったのです。いったいどのような治療で、このような素晴らしい回復を実現できたのでしょうか。 治療前の状態 幼少時から臼蓋形成不全と診断 12歳時に股関節手術を受けるも40代で痛み再発 20年以上痛み止めで過ごし半年前から悪化 痛みの程度は10段階中10で人工関節の適応 この患者様は幼少時より左股関節の臼蓋形成不全と診断されており、12歳の時に左股関節の手術を受けておられます。その後は股関節の調子は良かったのですが、40代で痛みを感じるようになりました。その後20年以上、痛み止めの内服で過ごされてきましたが、半年前から痛みが悪化し、主治医からは手術の適応と言われました。人工関節は回避したいと再生医療を頼って受診されました。 臼蓋形成不全とは股関節の形成不全で、骨頭への臼蓋のかぶりが浅い状態のことです。若い時期に発見された場合、将来の変形性関節症を予防するために骨盤の骨を切って臼蓋の屋根をかぶせる手術を行うこともあります。しかし軟骨がすり減り末期の変形性関節症に進行してしまうと、人工股関節置換術が選択されます。手術技術や人工関節自体は進歩していますが、人工関節が適応と言われた患者様は不安や心配を抱え、できれば避けたいと思われるはずです。現在の保険診療の範囲では、軟骨を再生させる治療法はありません。 リペアセルクリニックの特徴 詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。 当院では、高齢の方や末期の変形性関節症に対しても、積極的に治療を行い、患者様に満足のいく治療効果をもたらしてきました。この成果は、当院の「細胞の質と量へのこだわり」と「関節内ピンポイント注射」によるものと考えています。 リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 レントゲン所見 レントゲンにて関節の狭小化を認めます。 <治療内容>左股関節に1億個の幹細胞を2回投与+PRP 左股関節に1億個の“リペア幹細胞”を2回投与いたしました。 治療後の変化 初回投与1か月後に痛みが3まで軽減 最終投与半年後に痛みが2まで改善 人工関節を回避してご自分の足で歩行継続 患者様には左股関節に5,000万個の“リペア幹細胞”を独自のピンポイント注射で計3回投与いたしました。初回投与後1か月には、投与前は10段階中10だった左股関節の激痛が3まで劇的に軽減しました。最終投与半年後には痛みは2とさらに改善し、人工関節を回避することができました。 “リペア幹細胞”が股関節の軟骨欠損部位に確実に届けられ、組織の再生・修復を促したことで、このような素晴らしい回復が実現したのです。20年以上も痛みに悩まされ、人工関節の適応と言われていた患者様が、ご自分の足で歩き続けることができるようになりました。 人工関節が必要と言われた方で、まだまだご自分の足で歩きたい方に、当院の再生医療は新たな可能性を提供します。あなたも新たな一歩を踏み出してみませんか。 当院独自の“リペア幹細胞”、そして国内で珍しい分化誘導技術を用いた“リペア幹細胞プラス”で、『次世代の再生医療』を提供します <治療費> 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 ) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:黄金勲矢
2025.12.26
自分の細胞を活用し、
蘇らせる「再生医療」とは?
薬での治療は限界ではないだろうか。本当に手術は必要だろうか。
そんな思いで悩んだり、あきらめたりしていませんか?
ケガをしても傷跡が少しずつ薄くなる・・
当たり前のようですが、あなた自身の細胞には、弱ったところ、傷ついたところを修復するチカラがあります。
その細胞のチカラを最大限に引き出して治療を行うことを「再生医療」と呼び、おすすめしています。
リペアセルクリニックの特長
当クリニックは、疾患・免疫・美容という分野すべてを、自己細胞を用いた最先端の医療で行うことができる国内でも珍しい部類の医療機関です。
CPC(細胞培養加工施設)の高い技術により、冷凍しない方法で幹細胞を投与できるので高い生存率を実現。
ご自身の細胞や血液を利用するため、アレルギーや拒絶反応といった副作用の心配が少ないおすすめの治療方法です。
- 2億個の細胞を
投与可能※但し適応による - 高い
安全性 - 入院不要
日帰り - 身体への
負担が少ない - 高い技術力を
もったCPC
LICENSE厚生労働省届出済医療機関
第二種・第三種再生医療等提供計画 届出済
リペアセルクリニックは、第二種・第三種再生医療提供計画を厚生労働省に届出し、受理されました。
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自己脂肪由来幹細胞を用いた脳血管障害の治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた糖尿病の治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた肝障害の治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた変形性関節症治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた顔面萎縮症、皮膚再生治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた脊髄損傷の治療
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自己脂肪由来幹細胞を用いた慢性疼痛の治療
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多血小板血漿(PRP)を用いた変形性関節症の治療
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多血小板血漿(PRP)を用いた筋腱炎、靭帯炎の治療
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多血小板血漿(PRP)を用いた皮膚再生療法
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悪性腫瘍の予防に対する活性化NK細胞を用いた細胞治療
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自己脂肪由来幹細胞と自己前骨芽細胞分化誘導上清液を用いた変形性関節症の治療




















当クリニックでは、国内では数少ない自己の幹細胞を用いた「変形性関節症」「脳卒中」「糖尿病」「肝障害」「肌の再生」などの最先端の再生医療および、PRP(多血小板血漿)の関節内投与を再生医療安全確保法のもと、自由診療にて提供しています。再生医療とは、厚生労働省によって受理されることで行うことのできる治療となります。
坂本理事長のブログ
藤間院長のブログ
スタッフブログ
トピックス
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- ヘバーデン結節
- 手部
指の変形や痛みに悩み、「エクオールは本当に効くのか」「飲んでも意味がないのではないか」と不安を感じていませんか。 ヘバーデン結節に対するエクオールの効果については、さまざまな情報があり、判断に迷う方も多いはずです。 結論からいうと、エクオールはヘバーデン結節を根本的に治す治療ではありません。ただ、症状緩和の観点から研究が行われている成分の一つです。 本記事では、ヘバーデン結節とエクオールの関係について、医学的な根拠をもとに整理し、保険適用の可否や市販サプリメントの選び方、十分な変化を感じられなかった場合の選択肢までをわかりやすく解説します。 ご自身に合った治療法を検討する際の参考にしてください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 ヘバーデン結節について気になることがある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 ヘバーデン結節へのエクオール摂取は緩和と予防目的 ヘバーデン結節の治療において、エクオールは補助的な選択肢に位置づけられています。軟骨のすり減りや関節変形そのものを元に戻す作用はないため、注意が必要です。 ヘバーデン結節におけるエクオールの主な目的は、以下のとおりです。 痛みや違和感の緩和 炎症が起こりやすい状態の調整 進行スピードの抑制を期待する補助ケア それぞれ詳しく解説します。 ヘバーデン結節とエクオールの関係性 ヘバーデン結節の発症には、更年期における女性ホルモン(エストロゲン)の急激な減少が関与していると考えられています。エストロゲンは、関節や腱の健康維持に関わるホルモンであり、分泌量が低下すると、手指の関節に負担がかかりやすくなります。 一方でエクオールは、エストロゲンと似た構造を持つ成分です。関節や腱に存在するエストロゲン受容体に結合すると、ホルモン不足による影響を補う働きがあるとされています。 そのため、更年期に発症しやすいヘバーデン結節において、痛みなどの症状を和らげる目的で補助的に用いられることがあります。(文献1) エクオールで期待されるのは「痛みの緩和」と「進行抑制」 エクオールは、ヘバーデン結節そのものを治すものではありませんが、痛みの緩和や症状の進行を穏やかにする目的で補助的に用いられます。 ヘバーデン結節に関する臨床試験では、エクオールを摂取した人で「痛みの軽減がみられた」と報告されており、科学的根拠に基づいたケアといえます。(文献2) また、ヘバーデン結節と併発しやすい手指腱鞘炎でも、エクオール摂取のみで痛みの軽減が確認されました。 こうした知見から、手指の痛みや炎症が関与する疾患に対し、症状の悪化を抑える目的でエクオールは活用されています。 日本人の2人に1人はエクオールを作れない点に注意 エクオールは、大豆に含まれるイソフラボンが体の中で変化してできる物質です。大豆食品を食べると、体内でエクオールが作られる場合がありますが、そのためには腸内細菌の働きが必要になります。 ただ、腸内細菌の状態により日本人の約50%は、体の中でエクオールを十分に作り出せない体質であるとされています。必要な腸内細菌を持たない場合、大豆食品を摂取してもエクオールは体内で作られません。 エクオールを摂取しても「効かない」と感じる場合には、こうした体質が関係している可能性があるのです。 自分がエクオールを体内で作れる体質かどうかは、ソイチェック(尿検査)などで確認できます。エクオールを含むサプリメントの利用を検討する際には、事前に自身の体質を把握する方法の一つとして参考にしてみてください。 エクオールは保険適用になる?病院処方と市販品の違い 結論からいうと、エクオールは医薬品として認可されていません。ただし、医療機関で取り扱われる製品と市販品とでは、位置づけや考え方が異なります。 ここでは、以下のポイントに分けて整理します。 現在は「食品(サプリメント)」扱いのため保険適用外 整形外科で販売されるエクオールの特徴 エクオール利用を検討する際の参考にしてください。 現在は「食品(サプリメント)」扱いのため保険適用外 エクオールは、医薬品として認可されておらず、サプリメントを含む「食品」として扱われています。 そのため、医療機関で推奨や販売が行われた場合でも、健康保険は適用されません。 また、エクオールは一定期間の継続摂取が前提となることが多いです。そのため、製品ごとの特徴だけでなく、継続した場合の金額負担も含めて、利用を検討しましょう。 整形外科で販売されるエクオールの特徴 エクオールを含むサプリメントの中には、医療機関でのみ取り扱われる「医療機関専売品」があります。医療機関専売品は、医師の管理や説明のもとでの使用を想定しており、流通経路が限定されている点が特徴です。 整形外科などで取り扱われる製品は、臨床研究で使用された成分設計や品質管理基準に準じて製造されているものもあります。 成分や製造体制を重視する方は、選択肢の1つとして参考にしてください。 エクオール市販品の失敗しない選び方 エクオールサプリメントは医薬品ではないため、製品によって品質にばらつきがあります。エクオールサプリメント選びに失敗しないための基準として、以下のポイントを確認してください。 確認項目 確認時のポイント エクオール含有量 ・臨床研究で用いられている目安は1日10mg ・1日あたり10mgを摂取できる設計かを確認 ・含有量が少ない場合、十分な作用が得られない可能性がある メーカーの信頼性 ・医療機関で取り扱われている実績があるか ・製造過程や原材料の管理体制が明示されているか ・品質管理に関する情報が確認できるか これらのポイントを整理しながら比較すると、自身の目的や継続のしやすさに合った製品を選びやすくなります。 エクオールが効かない場合のヘバーデン結節の治療法は? エクオールを取り入れても痛みや症状の変化が見られない場合、症状の程度や日常生活への影響に応じて、医療機関で以下の治療法が検討されます。 保存療法 薬物療法 手術療法 また、以下の記事では治療法の他にも予防法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。 保存療法 ヘバーデン結節の基本となる治療法は、局所の安静です。第1関節をできるだけ動かさないようにし、テーピング固定や指用サポーター(装具)を用いて関節への負担を軽減します。 また、温熱療法(パラフィン浴など)を行うことで、関節周囲の血行を促し、痛みの緩和を図る方法もあります。(文献3) 薬物療法 痛みが強い場合には、ロキソニンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)の内服や、湿布などの外用薬が用いられます。これらは炎症を抑え、痛みを和らげる目的で処方されるものです。 また、急性期で痛みが強い場合には、少量の関節内ステロイド注射(トリアムシノロンなど)が実施されることもあります。 ただし、ステロイド注射は繰り返し行うことで軟骨や腱への悪影響が懸念されるため、使用については医師が慎重に判断します。 手術療法 保存療法や薬物療法でも十分な効果が得られず、変形や痛みにより日常生活に支障をきたす場合には、手術療法が検討されます。 手術法には、関節を固定する関節固定術や、関節形成術などがあり、稀に人工指関節置換術が行われることもあります。 ただし、手術後に関節の可動域が制限される場合もあるため、治療の目的や生活への影響について、医師と十分に話し合っておくことが大切です。(文献3) ヘバーデン結節の新しい治療法「再生医療」 保存療法や薬物療法では十分な効果が得られないものの、手術は避けたい方には、再生医療も選択肢の一つです。 再生医療には、主に幹細胞治療とPRP療法の2つの治療法があります。 幹細胞治療では、患者様自身から採取した幹細胞を培養し、患部に投与します。幹細胞が他の細胞に変化する能力「分化能」を活用する治療法です。 一方、PRP療法(多血小板血漿注入)では、患者様の血液から血小板を多く含む成分を抽出し、患部に注入します。血小板には、成長因子と呼ばれる組織の修復を促す成分や、炎症を抑える成分が含まれています。ただし、PRP療法は軟骨を新たに作り出す治療ではなく、炎症を抑えて症状の緩和を目指すものです。 再生医療について詳しく知りたい方は、以下のページも参考にしてください。 まとめ|ヘバーデン結節のケアにはエクオールを補助的に取り入れよう ヘバーデン結節は完治が難しい疾患ですが、適切なケアにより症状のコントロールは可能です。 エクオールは副作用の少ない「緩和・予防」の補助ツールとして有用であり、科学的根拠に基づいたアプローチとして活用できます。まずは3カ月を目安に試してみてください。 それでも効果が実感できない場合は、医療機関での専門的な治療を検討しましょう。薬物療法や再生医療など、手術以外の選択肢もあります。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療に関する情報の提供や簡易オンライン診断を行っております。ヘバーデン結節による痛みでお悩みの方は、ぜひご登録ください。 ヘバーデン結節とエクオールに関するよくある質問 男性のヘバーデン結節にもエクオールは使える? 男性でもエクオールは使用可能です。ただし、ヘバーデン結節に対するエクオールの効果は、主に女性ホルモンの減少を補うことにあるため、男性ではホルモン作用への期待は薄いといえます。 一方で、エクオールには抗炎症作用や抗酸化作用もあるため、健康維持目的での摂取は問題ありません。ただし、女性ほどの劇的な緩和効果は保証されていない点に注意してください。 エクオールはどれくらい飲み続ければ良いの? エクオールの効果を実感するためには、細胞の代謝サイクルを考慮して最低3カ月の継続をおすすめします。 3カ月経過しても変化が感じられない場合は、体質的な問題や他の原因が考えられるため、医師への相談を検討してください。 痛みが落ち着く「静止期(変形完了後)」になれば減量・中止しても良いですが、骨粗鬆症予防なども兼ねて継続する方も多くいらっしゃいます。 参考文献 (文献1) Hand osteoarthritis, menopause and menopausal hormone therapy|Maturitas (文献2) 手指腱鞘炎に対するエクオール摂取,ステロイド腱鞘内注射の治療成績|日本手外科学会雑誌 (文献3) ヘバーデン結節|日本整形外科学会
2025.12.31 -
- CM関節症
- 手部
親指の付け根あたりが痛む母指CM関節症を発症し、「ペットボトルの蓋が開けられない」「洗濯バサミがつまめない」など、当たり前だった日常動作がつらくなっていませんか。 「このまま痛みと付き合い続けるしかないのか」「手術しかないのか」と不安を抱える方も多いはずです。 しかし、母指CM関節症は自宅でできるリハビリ(運動療法)によって、症状を緩和し、関節の機能を維持・改善できる可能性があります。 本記事では、効果的で正しいリハビリの方法と、リハビリでも改善しない場合に検討したい治療法について詳しく解説します。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 母指CM関節症について気になることがある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 母指CM関節症はリハビリで改善を目指せる 母指CM関節症は、靭帯の緩みや構造的な不安定性により、CM関節に過剰な負担がかかることで発症します。この状態が続くと、骨同士の接触が増え、軟骨の摩耗や痛み、変形が進行していきます。(文献1) リハビリでは、CM関節周囲筋を鍛えながら関節の支持性を補い、負担の軽減を図ります。 すり減った軟骨を元に戻すことはできませんが、関節の不安定性を抑え、症状をコントロールしやすくすることが目的です。 ただし、変形が進行している場合や安静時にも痛みが続く場合は、リハビリのみでは改善が難しいです。 その際は、治療方針を検討するために医療機関を受診しましょう。 自宅でできる母指CM関節症のリハビリ5選 母指CM関節症の痛みを緩和し、関節の安定化を目指すために、以下のリハビリ・エクササイズを無理のない範囲で試してみましょう。 母指内転筋ストレッチ 親指の外転・伸展ストレッチ 母指球(親指の付け根)のマッサージ 第一背側骨間筋のエクササイズ 母指対立筋のエクササイズ それぞれ具体的な手順を紹介します。 1.母指内転筋ストレッチ 母指内転筋は、親指を内側に引き寄せる働きをする筋肉です。この筋肉が硬くなると、CM関節への負担が増えやすくなります。 ストレッチの手順は、以下を参考にしてください。 痛みのある手のひらを上に向け、リラックスした状態で開く 反対の手を手の甲側から回し、親指の付け根(母指球)を軽く支えながら親指が閉じないように固定する 人差し指〜小指を、付け根から伸ばす 心地良い伸びを感じる位置で、10〜20秒キープ 力を抜いて元に戻す なお、痛みが強い場合は無理に伸ばさず、「心地よく伸びている」と感じる程度にストレッチしましょう。 2.親指の外転・伸展ストレッチ 親指を手の外側へ軽く引っ張る動作により、CM関節周辺の柔軟性を高めるストレッチです。 ストレッチの手順は、以下を参考にしてください。 手を机の上に置き、手のひらを横向きにする 親指を外側(手の甲側)へゆっくりと伸ばす 10秒ほど保持し、ゆっくり戻す 上記ストレッチは、朝起きたときや、手を使う作業の前後に行うと効果的です。 3.母指球(親指の付け根)のマッサージ 親指の付け根にある膨らみ(母指球)をほぐすと、周囲の筋肉の緊張が和らぎ、血流を促進します。 マッサージの手順は、以下を参考にしてください。 テニスボールや野球ボールをテーブルに置く 親指の付け根の膨らみ(母指球)をボールに当てる 手の力を抜いて、体重をかけずに優しく圧をかける 小さな円を描くように、ゆっくりとボールを転がす 1〜2分程度、心地良いと感じる範囲で続ける なお、マッサージを実施する際に痛みが強い場合は、深い圧をかけないでください。強く押しすぎると炎症を悪化させる恐れがあります。 4.第一背側骨間筋のエクササイズ 第一背側骨間筋は、人差し指を左右に動かす筋肉です。第一背側骨間筋のエクササイズは、親指のCM関節を直接動かす必要がないため、痛みが出にくく取り組みやすいのが特徴です。 エクササイズの手順は、以下を参考にしてください。 手を机の上に置き、手のひらを横向きにする 親指は動かさず、人差し指だけを天井方向へ持ち上げる ゆっくり下ろす 10〜15回繰り返す 上記エクササイズは、人差し指に輪ゴムをかけて軽い抵抗を加える方法も効果的です。 5.母指対立筋のエクササイズ 親指と他の指を合わせる動作で母指対立筋を鍛えると、CM関節の安定性が高まり、日常動作での負担軽減につながります。 エクササイズの手順は、以下を参考にしてください。 手を軽く開いた状態からスタートする 親指の先端と人差し指の先端を合わせ、軽く押し合う 2〜3秒キープし、離す 同様に、中指~小指と順番に合わせていく 各指3〜5回ずつ行う 上記エクササイズを行う際は、痛みを感じたら無理をせず、押し合う力を弱めてください。痛みと相談しながら、できる範囲で行いましょう。 母指CM関節症のリハビリを行う際の注意点 母指CM関節症のリハビリを行う際は、痛みを我慢しながら実施しないでください。 「痛いほど効いている」という考え方は適切ではありません。リハビリ中に強い痛みを感じたり、翌日まで痛みが残ったりする場合は、負荷が過剰になっている可能性があります。 そのようなときは無理をせず、一度中止して休息を取り、痛みが落ち着いてから負荷を下げて再開しましょう。 また、母指CM関節症のリハビリは、短期間で効果を実感できるものではありません。 1回に長時間行う必要はなく、毎日数分程度でも良いので、無理のない範囲で継続しましょう。歯磨きのように日常生活の中に組み込むと、負担なく続けやすくなります。 母指CM関節症がリハビリで改善しない場合の治療法 母指CM関節症は、リハビリを一定期間続けても十分な変化を感じられない場合があります。そのようなケースでは、病状の進行度に応じて、次の治療段階を検討する必要があるため、医療機関への受診が必要です。 リハビリ以降に検討される主な治療法は、以下を参考にしてください。 治療法 内容・特徴 注意点 保存療法(対症療法) ・ステロイド注射による炎症の抑制 ・サポーターやスプリントによる関節の固定 ・関節への負担軽減を目的とした治療 ・痛みの緩和が主な目的 ・関節の変形そのものを改善する治療ではない 手術療法 ・変形が進行した場合に検討される治療法 ・関節固定術、関節形成術などがある ・入院が必要になることが多い ・術後は手を使いにくい期間が生じる ・ダウンタイムが数週間〜数カ月に及ぶ場合がある (文献1) なお、リハビリで十分な改善がみられない場合でも、すぐに手術が必要になるとは限りません。 症状の程度や生活への影響、治療に対する希望を踏まえながら、医師と相談しつつ治療方針を検討しましょう。 以下の記事では、母指CM関節症の治療法について詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。 手術を伴わない治療法「再生医療」という選択肢 「保存療法では十分な変化を感じにくい一方で、手術については慎重に検討したい」と考える方は、手術をしない治療法として再生医療も選択肢の一つです。 母指CM関節症における再生医療では、主に以下のような治療法が実施されます。 幹細胞治療:患者様から採取した幹細胞を用いる治療法 PRP療法:患者様の血液から抽出した多血小板血漿(PRP)を用いる治療法 ※軟骨を新たに生成する治療ではありません これらの治療法は、幹細胞が持つ「他の細胞に変化する能力(分化能)」や、血小板に含まれる成長因子による「組織の修復・炎症を抑える働き」を活かしたものです。 患者様自身の細胞や血液を用いるため、拒否反応のリスクが少ないのが再生医療のメリットです。 当院「リペアセルクリニック」のCM関節症に対する再生医療については、以下の症例をご覧ください。 まとめ|軽度な母指CM関節症はリハビリで改善を目指そう 母指CM関節症は、早期に正しいリハビリを行えば、痛みをコントロールできる可能性があります。本記事で紹介したストレッチやエクササイズを、無理のない範囲で毎日続けてみてください。 ただし、2〜3カ月リハビリを続けても痛みが取れない場合は、医療機関への受診をおすすめします。 専門医に相談し、再生医療などの選択肢も含めて、ご自身に合った治療法を検討しましょう。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療に関する情報の提供や簡易オンライン診断を行っております。母指CM関節症による痛みでお悩みの方は、ぜひご登録ください。 母指CM関節症のリハビリに関するよくある質問 母指CM関節症は自分で治せる? 初期(ステージ1〜2)であれば、セルフケア(リハビリ・安静・装具)によって改善が期待できます。 ただし、一度すり減った軟骨が完全に元通りになる(完治する)わけではありません。 症状が落ち着いた後も、継続的なケアを行い、関節への負担を減らす生活習慣を心がけましょう。 リハビリを続けても治らない場合はどうすれば良い? 自己判断で漫然とリハビリを続けると、逆に関節を傷め、変形を進行させてしまうリスクがあります。 2〜3カ月続けても改善しない、あるいは痛みが増している場合は、リハビリの適応範囲を超えている可能性が高いです。 そのような場合は、早急に医療機関を受診しましょう。 参考文献 (文献1) 母指CM関節症(親指の付け根の関節の変形性関節症)|日本整形外科学会
2025.12.31 -
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「痛みでペットボトルの蓋が開けられない」「親指の付け根がズキズキ痛む」このような症状に悩んでいませんか。 CM関節症は、「手の使いすぎ」だけが原因ではありません。親指特有の構造や、加齢に伴うホルモンバランスの変化が深く関係しています。 本記事では、CM関節症の発症原因や、なりやすい人の特徴から治療法までをわかりやすく解説します。 ご自身の症状レベルを把握し、痛みのない生活を取り戻すためのヒントとしてお役立てください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 CM関節症について気になることがある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 CM関節症が発症する3つの主な原因 CM関節症は、一つの要因だけで発症するわけではありません。以下3つの要素が複合的に重なることで症状が現れます。 関節軟骨の摩耗 親指特有の構造的弱点 加齢と女性ホルモンの減少による関節の緩み ここでは、それぞれ詳しく解説します。 1.関節軟骨の摩耗 CM関節症の痛みは、骨から生じるトゲのような突起(骨棘:こつきょく)が神経を刺激することで起こります。 人間の関節には、クッションの役割を果たす「軟骨」が存在しますが、長年の使用による摩擦で徐々にすり減っていきます。 加齢などで軟骨がすり減ると、骨同士が接触しやすくなります。体はこの負荷に対応しようとして骨の端に骨棘を形成します。(文献1) 結果的に骨棘が神経を刺激し、CM関節症を発症してしまいます。 2.親指特有の構造的弱点 CM関節は「鞍状関節(あんじょうかんせつ)」と呼ばれる、馬の鞍のような形状をしています。この構造により、親指は広い可動域を持ち、物をつまむ・握るといった繊細な動作が可能になっているのです。 しかし、よく動く反面、構造的には不安定で脱臼しやすい弱点があります。 また、指先にかかる力の約10倍もの負荷が鞍状関節に集中するため、日常的な動作の繰り返しによって損傷しやすく、CM関節症を発症しやすいのです。 3.加齢と女性ホルモンの減少による関節の緩み CM関節症は、40代以降の女性に多く発症する傾向にあります。その最大の要因は、エストロゲン(女性ホルモン)の減少です。 エストロゲンには、関節内の滑膜(かつまく)の炎症を抑えたり、軟骨を保護したりする働きがあります。 更年期を迎えてエストロゲンが急激に減少すると、関節を守るバリア機能が低下してしまいます。その結果、滑膜に炎症が起きやすくなり、CM関節症を発症しやすくなるのです。(文献2) CM関節症になりやすい人の特徴 CM関節症は、年齢や生活習慣、過去の怪我などが関係し、特定の条件を持つ方に発症しやすい傾向があります。 具体的な特徴は、以下のとおりです。 特徴 理由・背景 50代以上の女性 更年期に伴うエストロゲン(女性ホルモン)の分泌低下により、関節を保護する働きが弱まり、関節の炎症や軟骨の摩耗が進みやすくなると考えられている 手を酷使する職業・趣味を持つ人 調理師や美容師、マッサージ師など、日常的に親指を使う動作が多い職業や、園芸・手芸・楽器演奏などの趣味では、CM関節への負担が蓄積しやすい 過去に親指周辺を怪我したことがある人 骨折や脱臼、靱帯損傷など、過去に親指周辺を怪我した経験がある人は、関節の安定性が低下し、軟骨や靱帯への負担が残ることで関節の変性が進みやすくなる可能性がある なお、これらの特徴に当てはまる場合でも、必ずしもCM関節症を発症するわけではありません。ただし、親指の付け根に違和感や痛みを感じた際は、早めに医療機関を受診しましょう。 CM関節症の具体的な症状 CM関節症の症状は、進行度によってステージが分かれています。 ステージ1~2(初期~中期) ステージ3~4(進行期~末期) ここでは、各ステージの特徴を解説します。 ステージ1~2(初期~中期) CM関節症のステージ1~2は、発症初期から中期にあたる段階で、関節の変形がまだ目立たない状態を指します。 初期から中期にかけての主な症状は、以下のとおりです。 ビンの蓋を開ける、ドアノブを回すなどの「動作時痛」が中心 つまむ動作で親指の付け根に違和感や痛みを感じる 朝起きたときに手がこわばる 発症初期から中期の段階では、レントゲン上で関節の隙間が残っているか、わずかに狭くなっている程度です。そのため「腱鞘炎だろう」と自己判断して放置する方も少なくありません。 しかし、初期の段階で適切な治療を開始すれば、変形の進行を食い止めやすくなります。親指の付け根に違和感を覚えたら、早めに医療機関を受診しましょう。 ステージ3~4(進行期~末期) CM関節症のステージ3~4は、進行期から末期にあたる段階で、関節の変形がはっきりと現れてくる状態を指します。 この段階では、関節の構造そのものに変化が生じ、痛みや動作の制限が強くなる傾向があります。 進行期から末期にかけて見られる主な症状は、以下のとおりです。 親指の付け根が外側に出っ張るように変形し(亜脱臼)、親指を開きにくくなる 動かしていないときでも痛みを感じる「安静時痛」や、夜間に痛みが強くなる「夜間痛」が現れる 親指に力が入りにくくなり、握力が低下する 進行期から末期になると、軟骨がほぼ消失して骨同士が直接ぶつかり、関節の変形が進行した状態となります。 症状が進行する前に、医療機関を受診しましょう。 CM関節症の3つの治療法 CM関節症の治療法には、症状の程度や患者様の希望に応じて、以下のような選択肢があります。 保存療法(対症療法) 手術療法 再生医療 それぞれ詳しく解説します。 保存療法(対症療法) 保存療法は、症状を緩和するための治療です。具体的には以下の治療法が実施されます。 サポーターや装具による関節の固定 痛み止め(内服薬・湿布)の使用 ステロイド注射による炎症の抑制 なお、これらはあくまで症状を和らげるための対症療法です。すり減った軟骨そのものを元の状態に戻したり、ホルモンバランスの変化に直接働きかけたりするものではありません。 一時的に痛みが軽減しても、原因そのものが解消されるわけではない点を理解しておきましょう。(文献1) 以下の記事では、CM関節症のリハビリ方法を詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。 手術療法 保存療法で改善が見られない場合や、変形が進行している場合には、手術が検討されます。 代表的な手術療法は以下のとおりです。 関節固定術:関節を固定して安定させる手術 切除関節形成術:大菱形骨の一部を切除し、靱帯を再建する手術 (文献1) 手術療法には入院が必要となり、術後の固定期間やリハビリ期間(ダウンタイム)が長くなる傾向にあります。 仕事や家事への復帰に時間がかかる点は、事前に考慮しておきましょう。 再生医療 CM関節症は、手術療法以外の選択肢の一つとして、再生医療が検討されることがあります。 CM関節症における再生医療では、主に以下のような治療法が実施されます。 幹細胞治療:患者様から採取した幹細胞を用いる治療法 PRP療法:患者様の血液から抽出した多血小板血漿(PRP)を用いる治療法 ※軟骨を新たに生成する治療ではありません これらの治療法は、幹細胞が持つ「他の細胞に変化する能力(分化能)」や、血小板に含まれる成長因子による「組織の修復・炎症を抑える働き」を活かしたものです。 再生医療は入院・手術を必要としないのも特徴です。 当院「リペアセルクリニック」のCM関節症に対する再生医療については、以下の症例をご覧ください。 まとめ|CM関節症の原因や症状を把握して適切な治療法を選ぼう CM関節症は「ホルモンの減少」や「構造的弱点」が原因であり、放置して自然に治る疾患ではありません。 ステージが進行し、骨が変形してしまう前に、適切な治療を行いましょう。 また、万が一症状が悪化した際は、手術以外の治療法として再生医療も選択肢の一つです。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療に関する情報の提供や簡易オンライン診断を行っております。CM関節症による痛みでお悩みの方は、ぜひご登録ください。 CM関節症の原因や症状に関するよくある質問 CM関節症に効果的なストレッチ方法はある? CM関節症に対しては、母指内転筋のストレッチなどが役立つとされています。 ただし、ストレッチをやりすぎるとかえって負担になる場合があるため、痛みの出ない範囲で無理なく行いましょう。 具体的なストレッチ方法や実施時の注意点については、以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。 CM関節症はどれくらいで治る? CM関節症を発症した場合、すり減った軟骨が自然に再生することはなく、放置していても治ることはありません。 ただし、適切な治療を行えば、数カ月で炎症が沈静化し、痛みのない生活を取り戻すことは十分に可能です。 症状が軽いうちに治療を開始すると、良好な経過が見込めます。 参考文献 (文献1) 母指CM関節症(親指の付け根の関節の変形性関節症)|日本整形外科学会 (文献2) Hand osteoarthritis, menopause and menopausal hormone therapy.|Maturitas
2025.12.31 -
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「親指の付け根がズキッと痛む」「ビンのふたが開けづらい」といった違和感を感じていませんか? それは、母指CM関節症の初期症状かもしれません。 更年期以降の女性に多く見られ、放置すると関節の変形や日常生活への支障につながる恐れがあるため注意が必要です。 本記事では、母指CM関節症の症状や原因、治療法、セルフケアを詳しく解説するので参考にしてみてください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、さまざまな関節痛の治療にも用いられている再生医療に関する情報の提供と簡易オンライン診断を実施しています。気になる症状があれば、ぜひご活用ください。 母指CM関節症は何もしない自然治癒は期待できない 母指CM関節症は、親指の付け根にある関節がすり減ってしまう「変形性関節症」の一種です。 関節の軟骨が少しずつ摩耗していく状態であり、放っておいても自然に回復することは期待できません。 逆に、何もしないまま放置しておくと、関節の変形や痛みが進んでしまうリスクがあるため要注意です。 ただし、症状がまだ軽いうちであれば、関節を安静に保つことで痛みを軽減できる可能性があります。 早めに負担を減らすことができれば、日常生活への影響を小さく抑えることも可能です。 母指CM関節症の治療法 ここでは、治療法の特徴や効果が出るまでの期間、放置による悪化のリスクについて解説します。 保存的治療 母指CM関節症の治療の基本は、関節への負担を軽くする「保存的治療」です。 親指の付け根をできるだけ動かさずに、休ませます。 親指を支えるサポーターや専用器具で関節を固定し、1日中着けたままの状態で2〜3か月続ける処置が一般的です。 症状が軽い段階であれば、湿布や塗り薬といった外用薬や消炎鎮痛剤の内服を併用する場合もあります。 また、患部を温めて血行を良くすることも、補助的な治療として有効です。 ステロイド注射 痛みや腫れが強く、仕事や家事に大きな支障が出ている場合には「ステロイド注射」が治療の選択肢になります。 関節内にステロイド薬を直接注入し、炎症や腫れ、強い痛みを一時的に抑えることが目的です。 通常、数日から1〜2週間ほどで痛みを和らげる効果が現れます。 ただし、効果は永続的ではなく、時間とともに薄れていく点に留意しておきましょう。 また、短期間に繰り返し注射を行うと、関節軟骨にダメージを与える可能性があり、合併症を引き起こすリスクもあります。 あくまでも痛みを一時的に和らげる補助的な治療であり、基本となる保存療法と組み合わせて行うことが重要です。 外科手術 保存療法やステロイド注射を続けても痛みが改善せず、関節に亜脱臼や「白鳥の首変形(スワンネック変形)」と呼ばれる高度な変形が現れている場合には、手術が選択肢になります。 手術には、大きく分けて以下の2つの方法があります。 切除関節形成術:親指の関節を構成する大菱形骨(だいりょうけいこつ)の一部またはすべてを取り除き、周囲の靱帯を再建する方法 関節固定術:関節の表面を削って固定し、動かないようにする方法。 手術後は数週間のギプス固定を行い、その後リハビリをスタートし、術後およそ3か月を目安に握力を必要とする動作の回復を目指します。 母指CM関節症はどれくらいで治るのか 母指CM関節症の治療期間は、症状の進み具合や選択する治療方法によって大きく異なります。 保存的治療の場合、一般的に数週間から数か月ほどで痛みや腫れが落ち着くケースが多いとされています。 一方、関節内へのステロイド注射は数日から1〜2週間ほどで痛みが和らぐことが多いですが、効果が長期間持続するわけではない点に注意が必要です。 手術を受けた場合は数週間のギプス固定後、さらに数週間から数か月のリハビリが必要になります。 日常生活で手を問題なく使えるようになるまでには、手術後おおよそ3か月が目安です。 ただし、関節がしっかりと安定した状態まで回復するには、半年以上かかるケースもあります。 放置するとどうなるのか 母指CM関節症を「そのうち自然に良くなるだろう」と放置してしまうと、症状が徐々に悪化していくリスクがあります。 はじめは、親指の付け根にだるさや鈍い痛みを感じる程度です。 しかし、軟骨のすり減りが進行すると、ズキッとするような鋭い痛みに変わり、関節の周囲が腫れて膨らんでくるケースがあるのです。 さらに進行すると、親指の第1関節が曲がり、第2関節が過度に反る「白鳥の首変形(スワンネック変形)」や、関節がずれてしまう「亜脱臼」が起こる場合があります。 物をつまむ・握るといった動作が困難になるなど、日常生活にも大きな支障が出てしまう恐れがあるため、早い段階で治療を始めることが進行を防ぐ上で重要です。 母指CM関節症のステージ別症状 母指CM関節症の初期の症状としては、ビンやペットボトルのふたを開ける、タオルを絞るといった動作で、親指の付け根に痛みを感じることから始まります。 とくに、更年期の女性に多いのが特徴です。 病気が進行すると、次のような症状が現れます。 関節の腫れや熱っぽさ 指の不安定な感覚 「くの字」に曲がるような変形 動かせる範囲が狭くなる可動域の制限 握力やつまみ力の低下 以下のように、進行の程度を表すステージによって、症状の現れ方が異なります。 ステージ1 ステージ1は、レントゲン検査をしても大きな異常は見られない初期の段階です。 フタを開ける・タオルを絞るなど、強くつまむ・握る動作をしたときに痛みが出やすく、親指の付け根に違和感や痛みが現れはじめます。 痛みは一時的で、手を休めると自然におさまることが多く、関節の腫れや変形もほとんど見られません。 まだ外見には大きな変化がないため、見過ごされやすい時期でもあります。 ステージ2 ステージ2になると、レントゲン上で関節のすき間が狭くなり、軟骨のすり減りが明確に確認できるようになるのが特徴です。 つまむ・握るといった動作をした際の痛みが強まり、関節のまわりに軽い腫れや熱っぽさを感じることもあります。 痛みの頻度が増えてきますが、外から見てわかるような大きな変形はまだ見られません。 症状は徐々に進行しますが、適切な対処を行えば、日常生活を大きく妨げる前に痛みをコントロールすることも可能です。 ステージ3 ステージ3に進行すると、親指の付け根の関節に明らかな変形が現れ、「くの字変形」と呼ばれる独特の外見が目立つようになります。 関節の安定性が失われて不安定感が強くなるほか、腫れや熱感に加えて、動かせる範囲が狭まり、握力やつまみ力の低下がはっきりしてくるのが特徴です。 ビンのふたを開ける、硬いものをつまむといった動作が難しくなり、日常生活にも大きな支障をきたします。 レントゲン検査では、関節がずれかかっている「亜脱臼」に近い状態が確認される場合もあります。 ステージ4 ステージ4に進行すると母指CM関節だけでなく、その周囲の関節にも変化が広がるのが特徴です。 関節の変形や不安定性はさらに深刻になり、強い痛みに加えて、物をつまむ・握るといった基本的な動作が大きく制限されるようになります。 握力やつまみ力の低下も顕著で、ボタンを留める、袋を開けるといった日常の動作すら困難になる場合も少なくありません。 保存的治療だけで症状を改善することは難しく、多くのケースで手術による治療が選択肢になります。 母指CM関節症の主な原因 母指CM関節症は、ひとつの原因だけではなく、いくつかの要因が重なって発症すると考えられています。 主な原因の背景を知り、発症や進行を予防するための工夫につなげていきましょう。 加齢による関節軟骨の摩耗 母指CM関節症の根本的な原因のひとつに、加齢による関節軟骨のすり減りがあります。 親指の付け根の関節は、物をつまむ・ひねるといった動作で日常的に大きな負担がかかりやすく、年齢を重ねるとともに軟骨が摩耗しやすくなるのです。 軟骨が薄くなると骨同士のすき間が狭くなり、動かすたびに関節にかかる圧力が集中し、炎症や痛み、関節の変形が進行しやすくなります。 親指への過剰な負担 親指の使い過ぎは、母指CM関節症の大きな原因のひとつです。 たとえば、ペットボトルのふたを開ける、タオルを絞る、細かい作業を繰り返す仕事をしているといった日常動作は、親指の付け根に常に負担がかかっています。 手を頻繁に使う方ほど発症リスクが高くなるため、日常の負担を意識的に軽減することが重要です。 更年期の女性ホルモンの変化 母指CM関節症は、女性ホルモンの変化が関係しているとされており、更年期以降の女性に多く見られます。 女性ホルモンのひとつであるエストロゲンには、関節や軟骨の健康を保つ役割がありますが、閉経の前後に分泌が減少すると関節の変性(軟骨のすり減りや変形)が進みやすくなると考えられています。 さらに、更年期の時期は家事や育児、仕事などで手を使う機会が多く、親指の関節にかかる負担が重なりやすい点も見逃せません。 母指CM関節症の予防法 母指CM関節症は、早い段階で負担を減らし、関節を守るセルフケアを続けることが大切です。 ここでは、日常生活の中で取り入れやすい予防・悪化防止のポイントをご紹介します。 自覚症状が出たらサポーターなどで保護・固定する 親指の付け根に痛みや違和感を感じ始めたら、できるだけ早い段階でサポーターやテーピングを使って母指CM関節を保護・固定しましょう。 関節を固定すると余計な動きを抑えられ、関節を安静に保てます。 長期的に症状をコントロールするには、初期の段階での適切な対処が重要です。 大豆製品をバランスよく食べる 母指CM関節症の予防には、日々の食事に大豆製品を取り入れると良いとされています。 豆腐、納豆、煮豆、みそなどに含まれる「大豆イソフラボン」は、女性ホルモンの一種である「エストロゲン」に似た働きを持っているのです。 エストロゲンは、関節や軟骨の健康を保つうえで重要な役割を果たしており、大豆イソフラボンをバランスよく摂取することで、関節の炎症を抑える効果が期待できます。 ただし、大豆イソフラボンの効果には個人差があります。サプリメントでの過剰摂取は避け、食品から摂取しましょう。 母指内転筋のストレッチ 母指CM関節症の予防には、親指を閉じる筋肉(母指内転筋)のストレッチが有効です。 1.両手のひらを上に向け、手首を体の前で交差させる 2.症状の出ている親指の付け根の筋肉に、反対側の手の指を添える 3.親指の付け根を外側へと開くように伸ばす 親指の付け根の筋肉が伸びていることを意識しながら行うのがポイントです。 母指対立筋のエクササイズ 母指CM関節症の予防には、母指の対立運動を行う筋肉(母指対立筋)のエクササイズも効果的です。 1.手を開いて、親指と人差し指の先端同士を触れ合わせる 2.小さな粒を摘まむくらいの力を入れながら、10秒そのまま保持する 3.親指と中指、親指と薬指、親指と小指も同様に行う 4.反対側の手も同様に行う ただし、痛みが強いという場合には無理をせず、安静を保ってください。 まとめ|母指CM関節症は早期に対処すれば改善できる 母指CM関節症は、早期に発見して適切な治療や生活上の工夫を行えば、進行を防ぎながら症状の改善を目指せます。 違和感や痛みを放置せず、早めに整形外科を受診して診断を受けましょう。 正しい知識と予防対策を実践し、無理のない範囲で親指をいたわることが、健康な手の機能を長く保つ鍵となります。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、さまざまな関節痛の治療に用いられている再生医療に関する情報の提供と簡易オンライン診断を実施しておりますので、ぜひご利用ください。 母指CM関節症に関するよくある質問 仕事を休んだり、辞めたりする必要はある? 母指CM関節症を発症しても、仕事を完全に休んだり辞めたりする必要はありません。 職種や日々の作業内容によって対応は異なりますが、作業時間を調整したり、道具の持ち方や使い方を工夫したりなどにより、関節への負担を減らしながら仕事を続けられるケースが多くあります。 無理をせず、適切なケアを取り入れることで、治療と仕事の両立は十分に可能です。 母指CM関節症のセルフケアチェック方法を知りたい 母指CM関節症かどうかは、以下のセルフチェックで確認できます。 ペットボトルやビンのふたを開けるときに親指の付け根が痛む ドアノブを回すときに痛みが出る タオルを絞るときに痛みを感じる 親指の付け根が腫れている 字を書くときに親指に痛みがある 親指が動かしにくい、または変形している これらの症状が続いている場合、母指CM関節症の可能性があります。 母指CM関節症でやってはいけないことは? 母指CM関節症は、親指に過度な負担がかかる動作を続けると、症状が悪化しやすくなります。 痛みや変形を防ぐためには、以下のような行動を避けましょう。 重い物を片手だけで持ち上げる 親指を使って強くひねる、つまむ動作を繰り返す 痛みを我慢して同じ作業を続ける これらの動作を無理に続けると、関節の炎症や変形が進行するリスクが高まります。 親指に違和感や痛みを感じた段階で、早めに作業内容を見直すことが重要です。
2025.12.31














