

動画でみるインタビュー
実際に当院で治療を受けられた患者さんによるインタビュー動画です。
患者さまのインタビュー

膝にまつわる症例紹介
具体的な症例紹介を解説しています。
“リペア幹細胞” 右手の痛み10が1に!料理も家事も不自由なく!両変形性膝関節症・CM関節症 60代 女性
料理も階段も痛みなくこなせるようになった60代女性の多関節再生治療 「あちこちが痛くて、日常の動作がつらい」――両膝と両手のCM関節に慢性的な痛みを抱えていた60代の患者様。右手の痛みは10段階中10、左手は8と、特に手指の症状が深刻でした。"リペア幹細胞"とPRP療法の併用による4部位同時治療を経て、6ヶ月後には全部位で痛みが0〜1まで改善。「日常動作は完全に問題なし」と笑顔で語られています。 治療前の状態 両膝および両手母指CM関節に慢性的な関節痛を抱えて来院 変形性膝関節症および両手CM関節症と診断 右手の痛みは10段階中10、左手は8と、手指の痛みが特に深刻な状態 右膝は10段階中2、左膝は3の痛みがあり、日常動作に支障 患者様は両膝と両手のCM関節に慢性的な痛みを抱え、日常生活のさまざまな動作に支障をきたしていました。特に手指の痛みが深刻で、つまむ・ひねる・握るといった動作が困難な状態でした。 複数の関節に同時に痛みがある状況のなか、ご自身の細胞を使った再生医療であれば低侵襲で複数部位を同時に治療できる可能性があることから、当院を受診されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 レントゲン所見 レントゲンにて両膝関節の狭小化を認めます。両手CM関節の狭小化を認めます。 <治療内容>両膝・両手CM関節に5000万個の"リペア幹細胞"を1回投与+PRP 両膝および両手CM関節の4部位に対し、"リペア幹細胞"5000万個を1回投与しました(右膝2cc、左膝2cc、右CM関節0.6cc、左CM関節0.4cc)。また、事前にPRP療法を両膝に施行し、組織修復の活性化をサポートしました。 治療後の変化 治療開始から1ヶ月で「膝が軽く感じる」と変化を実感 2ヶ月目には正座が少しできるようになり、物をつかむときの痛みも軽減 6ヶ月後には全部位で痛みが0〜1まで改善し、日常動作に支障なし 料理や家事も不自由なくこなせるようになった 治療開始からわずか1ヶ月で「膝が軽く感じる」「日中の痛みが少ない」と変化を実感。左膝の痛みは10段階中3から2へ、右膝は2から1〜2へと改善が見られました。2ヶ月目には正座が少しできるようになり、手指では物をつかむときの痛みが軽減。6ヶ月後には右膝が0、左膝が0〜1、右手が1、左手が0〜1と、全部位で大幅に改善しました。 治療前は両膝と両手の痛みにより日常のあらゆる動作に不自由を感じていた患者様ですが、現在では階段の上り下りもスムーズにでき、料理や家事も不自由なくこなせるようになりました。「痛みはほぼ感じない」「日常動作は完全に問題なし」と、治療の成果に満足されています。
-
ひざ関節の症例
-
関節の症例
-
手・足・肘関節の症例
-
幹細胞治療の症例
“リペア幹細胞” 痛み10段階中8が2に!登山もマラソンも夢じゃない!右膝半月板損傷 60代 女性
登山やマラソン復帰へ前進した60代女性の右膝再生治療 「長く歩くたびに膝が腫れて、大好きな登山もマラソンもできなくなってしまった——」そう不安を抱えて来院されたのは、60代女性の患者様です。1年前の怪我をきっかけに右膝外側半月板損傷と初期の変形性膝関節症を発症し、痛みは10段階中8にまで達していました。"リペア幹細胞"による治療を受けたところ、初回投与からわずか1か月で痛みが10段階中2へ大幅に軽減。もう一度、山に登りたい——その夢に向かって、大きな一歩を踏み出されています。 治療前の状態 1年前、愛犬の散歩中に犬とぶつかり右足を捻ったことがきっかけで発症 MRI検査で右膝外側半月板損傷、初期の変形性膝関節症と診断 膝に水が貯まるたびに穿刺(水抜き)を繰り返すも、痛みは治まらず 痛みは10段階中8に達し、以前は難なくできていた登山やマラソンを断念 患者様はほんの少し前まで登山やマラソンを楽しまれていた、非常に活動的な方です。ところが1年前、愛犬の散歩中に犬とぶつかって右足を捻ってしまったことをきっかけに、長距離の歩行で右膝に痛みや腫れが出るようになりました。不安を感じて整形外科を受診したところ、MRI検査で右膝外側半月板損傷と初期の変形性膝関節症が見つかりました。 以後、膝に水が貯まるたびに穿刺を受けていましたが、痛みは根本的に解消されませんでした。半月板損傷の手術では、損傷した部分を切除するケースがほとんどで、一時的に痛みが和らいでもクッション機能が失われることで軟骨のすり減りが加速し、痛みが再発するリスクがあります。さらに患者様は初期とはいえ軟骨のすり減りも認められていたため、手術では軟骨の問題を改善できないという限界もありました。こうした背景から、半月板を温存しながら軟骨の再生も期待できる"リペア幹細胞"による治療を選択されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 MRI所見 MRIにて半月板の損傷を認めます。レントゲンにて関節の狭小化・軟骨の損傷を認めます。 <治療内容>右膝に2500万個の"リペア幹細胞"を計2回投与 右膝に2500万個の"リペア幹細胞"を計2回にわたり投与いたしました。手術や入院の必要はなく、半月板を温存したまま治療を進めることができました。 治療後の変化 初回投与後わずか1か月で効果を実感 痛みが10段階中8から2へ大幅に軽減 2回目の投与を残しており、痛みの完全消失にも期待 登山やマラソンへの復帰に向けて希望を取り戻す 初回投与からわずか1か月後、患者様の右膝の痛みは10段階中8から2へ大幅に軽減しました。長距離の歩行で悩まされていた痛みや腫れが大きく改善し、まだ2回目の投与を残しているため、今後さらに痛みが軽くなることも十分に期待できます。 来院時には「登山もマラソンもできなくなってしまった」と落胆されていた患者様ですが、治療後はもう一度登山やマラソンにチャレンジしたいという希望を持たれるまでに回復されました。手術を受けることなく半月板を温存できたことも、患者様にとって大きな安心材料となっています。
-
ひざ関節の症例
-
半月板の症例
-
関節の症例
-
幹細胞治療の症例
“リペア幹細胞” 股関節・膝・足関節の痛み8が2に!人工関節を回避!右下肢3関節の変形性関節症 70代 女性
人工関節を回避し、右下肢3関節の痛みを同時に改善した70代女性の再生医療 「3つの関節すべてに手術が必要と言われ、途方に暮れていました」。そう語るのは、3年前から右股関節・右膝・右足関節の痛みに悩まされてきた70代女性の患者様です。いずれの関節も変形性関節症と診断され、特に股関節と足関節は末期に近い状態。医師からは人工関節手術を勧められていました。しかし"リペア幹細胞"による治療を受けた結果、右股関節と右膝の痛みは10段階中8から2へ、右足関節は3から1へと大幅に軽減。人工関節を回避し、ご自身の関節を温存したまま歩ける生活を取り戻しつつあります。 治療前の状態 3年前から右下肢全体に痛みが出現し、整形外科を受診 右股関節・右膝・右足関節すべてが変形性関節症と診断された 股関節と足関節は末期に近い状態で、人工関節手術を勧められていた 右膝も将来的には人工関節が必要になる可能性を告げられ、不安を抱えていた 患者様は3年前から右下肢に痛みを感じるようになり、整形外科を受診しました。検査の結果、右股関節・右膝・右足関節のすべてで変形性関節症と診断されました。特に股関節と足関節は末期に近い状態にあり、医師からは人工関節手術を勧められていました。 しかし、3つの関節すべてに手術を受けることへの身体的負担は大きく、患者様は躊躇されていました。人工関節にすると耐用年数の問題からアクティブな動きが制限されるため、できれば自分の関節を温存したいというお気持ちも強くお持ちでした。そこで、一度に複数の関節を治療できる再生医療を求めて当院を受診されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 レントゲン所見 レントゲンにて関節の狭小化を認めます レントゲン検査では、右股関節・右膝関節・右足関節のいずれにおいても軟骨のすり減りが確認されました。 <治療内容>右股関節に6000万個、右膝に3000万個、右足関節に1000万個の"リペア幹細胞"を計2回投与 右股関節に6000万個、右膝に3000万個、右足関節に1000万個、1回あたり計1億個の"リペア幹細胞"を2回にわたり投与しました。手術や入院の必要はなく、3つの関節すべてをご自身の組織を温存したまま同時に治療することができました。 治療後の変化 初回投与1ヶ月後から痛みの軽減を実感し始めた 右股関節は10段階中8→4、右膝は8→3、右足関節は3→2へ改善 2回目投与3ヶ月後には右股関節2、右膝2、右足関節1まで軽減 人工関節を回避し、ご自身の関節を温存したまま治療を継続できている 初回投与から1ヶ月後、早くも痛みの変化が現れました。右股関節の痛みは10段階中8から4へ、右膝は8から3へ、右足関節は3から2へと軽減。2回目の投与後3ヶ月が経過した時点では、右股関節と右膝がともに2、右足関節が1と、3関節すべてで順調な改善が続いています。 「3つの関節すべてに手術が必要」と言われていた患者様にとって、人工関節を回避しながら痛みを軽減できたことは大きな安心につながりました。組織の再生・修復を促したことで、このような改善が実現しました。"リペア幹細胞"は投与後1年間にわたって効果を発揮し続けるため、さらなる改善も期待できます。
-
ひざ関節の症例
-
股関節の症例
-
関節の症例
-
手・足・肘関節の症例
-
幹細胞治療の症例
“リペア幹細胞” 両膝の痛みが大幅に軽減!痛みのない日常を取り戻す!両変形性ひざ関節症 40代 女性
痛みのない日常を取り戻した40代女性の膝関節再生治療 「歩くたびに膝が痛くて、階段を降りるのも怖い…」——両膝の慢性的な痛みに悩まされてきた40代の女性。歩行や階段の昇り降りのたびに感じる痛みが、日常生活に影を落としていました。"リペア幹細胞"とPRP治療を組み合わせた再生医療を開始したところ、両膝の痛みが大幅に軽減し、日常生活に支障のないレベルまで改善。さらなる改善にも期待が持てる状況です。 治療前の状態 両膝に慢性的な痛みを抱え、日々の生活に不安を感じていた 診断名は両側変形性膝関節症で、運動時には違和感も 歩行や階段の昇り降りなど、基本的な動作のたびに痛みが生じていた 「この先、もっと悪くなるのではないか」と将来への不安を抱えていた 患者様は、両膝に慢性的な痛みを抱えて来院されました。歩行や階段の昇り降りといった日常の基本動作のたびに痛みが生じ、運動時にも違和感がありました。40代という比較的若い年齢で変形性膝関節症と診断され、今後の進行への不安も大きかったといいます。 こうした状況のなかで、手術に頼らず膝の機能を保ちながら治療できる方法として、再生医療を選択されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 <治療内容>両膝に1億個の"リペア幹細胞"を計6回投与+PRP 両膝に1億個の"リペア幹細胞"を計6回、PRP治療を計8回組み合わせて投与しています。手術や入院の必要はなく、膝関節を温存したまま治療を進めることができています。 治療後の変化 "リペア幹細胞"とPRPの継続投与により、段階的に痛みが軽減 現在4回目の投与を終え、日常生活に支障のないレベルまで改善 患者様ご自身も「かなり楽になった」と実感されている 残り2回の投与を予定しており、さらなる機能改善が期待される "リペア幹細胞"とPRPの投与を段階的に重ねるなかで、両膝の痛みは大幅に軽減しました。治療前は歩行や階段の昇り降りのたびに痛みを感じていましたが、現在は日常生活に支障のないレベルまで改善し、患者様ご自身も「かなり楽になった」と話されています。 治療前に抱えていた「この先もっと悪くなるのではないか」という不安は、目に見える改善によって和らぎつつあります。組織の再生・修復を促したことで、このような改善が実現しました。"リペア幹細胞"は投与後1年間にわたって効果を発揮し続けるため、さらなる改善も期待できます。
-
ひざ関節の症例
-
関節の症例
-
幹細胞治療の症例
-
PRP治療の症例
リペア幹細胞プラス【分化誘導】痛み10段階中10が4に!靴下が履ける日常を取り戻した!変形性股関節症 50代 女性
靴下を履ける日常を取り戻した50代女性の股関節・膝関節再生治療 「靴下を履くことすら、こんなに辛いなんて」──約1年前から左股関節と左膝の強い痛みに悩まされてきた50代女性の患者様。痛みは10段階中10という最も強いレベルに達し、跛行しながらの歩行を余儀なくされていました。"リペア幹細胞プラス"(分化誘導)と"リペア幹細胞"、PRP療法を組み合わせた治療により、痛みは10段階中4まで軽減し、靴下の着脱ができる日常を取り戻すことができました。 治療前の状態 約1年前から左股関節に痛みを感じ始め、整形外科で変形性股関節症と診断された 左膝にも痛みが広がり、靴下の着脱、靴紐結び、足の爪切りといった基本動作が困難に 跛行がみられ、左下肢の筋力低下が顕著な状態 医師からは手術を10年後の目安と告げられたが、日常生活への支障が大きく当院へご相談 患者様は約1年前に左股関節の違和感を覚え、やがて痛みが強くなり整形外科を受診されました。変形性股関節症(進行期)と診断され、さらに左膝にも痛みが広がったことで日常生活に大きな支障をきたすようになりました。 整形外科では「手術は10年後が目安」と言われましたが、靴下を履くことすら困難な状態では10年も待てないというお気持ちから、手術に頼らない治療法を求めて当院へご来院されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 レントゲン所見 レントゲンにて股関節・膝関節ともに関節の狭小化を認めます。 <治療内容>左股関節・左膝に"リペア幹細胞プラス"(分化誘導)1回、"リペア幹細胞"1回、計2億個投与+PRP 左股関節と左膝に"リペア幹細胞プラス"(分化誘導)を1回、"リペア幹細胞"を1回、計2億個を投与しました。あわせてPRP療法も2回実施し、組織の修復環境を整えました。手術や入院の必要はなく、関節を温存したまま治療を進めることができました。 治療後の変化 左股関節の痛みが10段階中10から4へ大幅に軽減 左膝の痛みも10段階中10から4へ改善 靴下の着脱が可能になり、日常動作の制限が大幅に軽減 跛行も改善傾向にあり、左下肢の筋力が徐々に回復 治療を経て、左股関節・左膝ともに痛みが10段階中10から4まで軽減しました。強い痛みのために困難だった靴下の着脱や足の爪切りといった基本動作が可能になり、日常生活の質が大きく向上しています。 治療前は「手術まで10年も我慢しなければならないのか」という不安を抱えておられましたが、手術に頼らず痛みを軽減できたことで、日常を取り戻す希望が見えてきました。跛行も改善傾向にあり、今後さらなる回復が期待されます。組織の再生・修復を促したことで、このような改善が実現しました。"リペア幹細胞"は投与後1年間にわたって効果を発揮し続けるため、さらなる改善も期待できます。
-
ひざ関節の症例
-
股関節の症例
-
関節の症例
-
幹細胞治療の症例
-
PRP治療の症例
“リペア幹細胞” 痛み10段階中10が3に!高齢でも諦めなくてよかった!左変形性膝関節症 80代 女性
人工関節を回避し、痛みのない日常を取り戻した80代女性の膝関節再生治療 「この年齢で本当に効果があるのでしょうか」——そんな不安を抱えながら来院された80代女性の患者様。末期の左変形性膝関節症と診断され、痛みは10段階中10という深刻な状態でした。"リペア幹細胞"による治療後、痛みは10段階中3まで大幅に軽減。高齢であっても再生医療による改善の可能性が示された症例でさらなる改善にも期待が持てる状況です。 治療前の状態 3か月前から左膝に痛みが出現し、水も溜まって腫れてきた 近くの整形外科で末期の変形性膝関節症と診断された 水を抜いてヒアルロン酸注射や痛み止めの内服を試みたが効果を感じなかった 痛みは10段階中10で、保険診療での選択肢は人工関節のみと告げられた 患者様は3か月前から誘因なく左膝の痛みに悩まされるようになりました。近くの整形外科を受診したところ、末期の変形性膝関節症と診断されました。水を抜いてヒアルロン酸注射を行い、痛み止めの内服による保存的加療を続けましたが、効果を感じられなかったそうです。 保険診療の範囲では人工関節しか選択肢がありませんでしたが、高齢であるためリスクが高く躊躇されていました。「この年齢で幹細胞治療の効果は見込めるのだろうか」という不安を抱えながらも、再生医療に希望を託して当院を受診されました。 "リペア幹細胞"とリペアセルクリニックの特長 レントゲン所見 レントゲンにて左膝関節の狭小化を認めます <治療内容>左膝に5000万個の"リペア幹細胞"を1回投与 左膝に5000万個の"リペア幹細胞"を1回投与しました。手術や入院の必要はなく、高齢の患者様でも身体への負担を最小限に抑えながら治療を進めることができました。 治療後の変化 初回投与から3か月後に効果を実感 痛みは10段階中10から3へ大幅に軽減 高齢でも効果が得られることを実感し、不安が解消された 今後さらに2回の投与を受けることを決意された 初回投与から3か月後、左膝の痛みは10段階中10から3へと大幅に軽減しました。末期の変形性膝関節症で、かつ高齢であっても、当院の"リペア幹細胞"であれば十分な除痛効果が得られることを実感していただけました。 治療前は「この年齢で効果があるのか」と不安を抱えていらっしゃいましたが、実際に痛みの軽減を体験されたことでその不安は解消されました。患者様は効果を確信され、今後さらに2回の"リペア幹細胞"投与を受けることを決意されています。高齢のためリスクを考えて人工関節を躊躇されている方にも、再生医療という選択肢があることを示す症例となりました。"リペア幹細胞"は投与後1年間にわたって効果を発揮し続けるため、さらなる改善も期待できます。
-
ひざ関節の症例
-
関節の症例
-
幹細胞治療の症例

新着コンテンツ
-
正座ができない膝の痛み|考えられる原因と自分でできる対処法を解説
「正座をしようとすると膝がズキッと痛む」 「以前は当たり前にできていた正座が、いつの間にかできなくなってしまった」とお悩みではありませんか。 正座は膝を深く屈曲させる動作であるため、膝まわりに何らかの問題が生じている方には、痛みを感じやすい姿勢です。 本記事では、正座ができない膝の痛みの主な原因や痛む場所ごとのセルフチェック方法、自宅でできるストレッチ3選など、詳しく解説します。「年齢的に仕方ない」と諦める前に、ぜひ最後までご覧ください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療に関する情報提供と簡易オンライン診断を行っております。膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 膝が痛くて正座ができない主な原因 正座ができない背景には、さまざまな要因が関係しています。 ここでは、正座ができなくなる主な3つの原因を解説します。 膝まわりの筋膜の硬さや筋力低下 加齢や体重増加による膝への負担の蓄積 変形性膝関節症や半月板損傷などの膝の疾患 痛みの原因がわかれば、ご自身に合った対処法を見つけやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。 膝まわりの筋膜の硬さや筋力低下 正座ができない原因として、「骨の変形」や「軟骨のすり減り」を思い浮かべる方は少なくありません。しかし、骨に問題がないにもかかわらず正座ができない方に多く見られる原因の一つが、「筋膜(きんまく)」の硬さです。 筋膜とは、筋肉を包み込みながら全身に連続してつながっている薄い膜のことで、筋肉の動きを滑らかにする役割を担っています。正座の動作には、膝だけでなく太ももやふくらはぎ、足首、股関節まわりの筋膜の柔軟性が欠かせません。 そのため、各部位の筋膜が硬いだけでも膝への負担が増し、正座が困難になるケースがあるのです。 加齢や体重増加による膝への負担の蓄積 年齢を重ねると筋肉量の低下や骨の変形が起こり、正座が困難になることがあります。また、膝の痛みで体を動かす機会が減ると、より筋肉量が落ちて症状が悪化する悪循環に陥りやすい点にも注意が必要です。 さらに、体重の増加も正座に影響します。体重が増えると座っている際に足が圧迫される力が強まり、筋肉や神経への負担が増します。その結果、短時間で正座に耐えられなくなる、しびれを感じるといった問題が生じる場合があるのです。 適度に体を動かし、適正体重の維持を心がけましょう。 変形性膝関節症や半月板損傷などの膝の疾患 正座ができない原因として、膝の疾患が関与している場合もあります。代表的なものとして以下が挙げられます。 疾患名 概要 正座との関係 変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう) 膝関節の軟骨がすり減ることで骨が変形していく疾患。中高年に多い 初期は動作開始時に痛みが出る程度だが、進行すると正座や階段昇降時に強い痛みが生じる。さらに悪化すると安静時にも痛みが現れる場合がある 半月板損傷(はんげつばんそんしょう) 膝関節のクッション役を担う半月板が、スポーツや加齢によって断裂した状態 膝の引っかかり感や曲げ伸ばしのしにくさが現れ、正座が困難になる場合がある 関節内の炎症(滑膜炎など) 膝関節の内部に炎症が起き、「膝に水がたまる」状態になること 膝が腫れて屈曲が制限されるため、正座が困難になる場合がある 関節リウマチ 免疫の異常により関節に炎症が起きる疾患。両膝に腫れや熱感が生じ、朝のこわばりが特徴 炎症による腫れと痛みで膝の可動域が制限され、正座が困難になる場合がある。また、進行すると日常動作全般に支障が出ることもある これらの疾患は、早期に適切な対処を行うことで進行を抑えられる場合があります。膝に痛みや違和感が続く場合は、早めに整形外科を受診しましょう。 以下の記事では、膝が痛いときに疑われる病気を紹介しています。ぜひ参考にしてください。 正座ができない原因を痛む場所から見分けるセルフチェック 正座ができない原因を探るには、「膝のどこが痛むのか」を観察することが大切です。ここでは痛む場所ごとの特徴をまとめましたので、ご自身の症状と照らし合わせてみてください。 膝の前面あたりが痛む場合 膝の裏側が痛む・突っ張る場合 膝の内側や外側に痛みが出る場合 以下、詳しく解説します。 膝の前面あたりが痛む場合 階段の昇り降りで痛みが強まる、膝のお皿(膝蓋骨:しつがいこつ)まわりに違和感があるなど、膝の前側に痛みを感じる場合、以下の原因が考えられます。 腱の炎症:膝蓋腱炎(しつがいけんえん)・大腿四頭筋腱炎(だいたいしとうきんけんえん) 変形性膝関節症 膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう) 膝蓋骨軟化症(しつがいこつなんかしょう) なお、ジャンプやランニングなど、膝に繰り返し負担がかかるスポーツを行っている方は、膝蓋骨の上下にある腱への負担が蓄積し、膝蓋腱炎や大腿四頭筋腱炎といった腱の炎症を起こしやすい傾向にあります。 また、若い方では、膝蓋骨が正常な位置からずれる膝蓋骨脱臼や、膝蓋骨の裏側の軟骨がすり減る膝蓋骨軟化症なども考えられます。 以下の記事では、膝の皿が痛い場合の原因や対処法を解説しています。ぜひ参考にしてください。 膝の裏側が痛む・突っ張る場合 膝の裏側に痛みがあり、腫れやこわばり、曲げ伸ばしの制限を感じる場合、以下の原因が考えられます。 膝窩嚢胞(しつかのうほう) / ベーカー嚢腫 膝関節の炎症 後十字靭帯損傷(こうじゅうじじんたいそんしょう) ハムストリングスの肉離れ 膝窩囊胞(ベーカー嚢腫)は、膝の裏側に関節液が溜まって袋状のふくらみができた状態です。発症初期には痛みを伴わない特徴があるため、不自然な違和感を覚える際は、医療機関への受診を検討してみてください。 以下の記事では、あまり周知されていないベーカー嚢腫の症状などを解説しています。ぜひ一度ご覧ください。 膝の内側や外側に痛みが出る場合 膝の内側や外側に痛みが出る場合、以下の原因が考えられます。 部位 考えられる原因 特徴 内側 変形性膝関節症 内側の軟骨がすり減ることで痛みが生じる。O脚傾向がある方に出やすい 内側 内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)損傷 膝が外側に開きすぎるのを防ぐ靭帯で、スポーツや転倒など強い力が加わった際に損傷するケースがある 外側 腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)/ランナー膝 大腿外側から膝外側に伸びる靭帯で、ランニングなど膝の曲げ伸ばしを繰り返す動作で炎症が起こりやすい 外側 外側側副靭帯(がいそくそくふくじんたい)損傷 膝が内側に曲がりすぎるのを防ぐ靭帯で、強い衝撃や捻挫によって損傷する場合がある 痛む場所に関わらず、日常生活に支障が出るほどの痛みが続く場合は早めに整形外科を受診しましょう。 以下の記事では、変形性膝関節症の症状などを解説しています。ぜひ参考にしてください。 正座ができない膝の痛みを改善するストレッチ3選 正座を妨げる膝の痛みには、筋肉の柔軟性を高めるストレッチが有用なことがあります。ただし、ストレッチは必ず痛みのない範囲で行うことが大切です。強い痛みがある場合や症状が悪化する場合は、無理をせず医療機関に相談してください。 ここでは、自宅で取り組める3つのストレッチを紹介します。 大腿四頭筋ストレッチ ハムストリングスストレッチ 膝蓋骨(しつがいこつ)ストレッチ それぞれ詳しく解説します。 大腿四頭筋ストレッチ 大腿四頭筋(だいたいしとうきん)は、太ももの前側に位置する筋肉群です。この筋肉が硬くなると膝の曲げ伸ばしが制限されやすくなるため、ストレッチによる柔軟性の維持が大切です。 まっすぐ立ち、右足を背中側に曲げる(バランスが不安な場合は壁や椅子の背もたれに片手をそえて体を支える) 右足の足首を右手でつかみ、かかとをゆっくりお尻に引き寄せる 太ももの前面に心地よい伸びを感じるところで動きを止め、20~30秒キープする ゆっくり足を下ろして元の姿勢に戻り、反対側も同様に行う 1回あたりの目安は、左右各20~30秒キープ×2~3セットです。背筋をまっすぐ保ち、引き寄せた脚の膝が前に出ないよう意識しましょう。 なお、膝に痛みを感じる場合は、無理に深く引き寄せず、痛みのない範囲にとどめてください。 ハムストリングスストレッチ 正座をするには、もも裏からふくらはぎにかけての筋肉が連動してスムーズに伸縮しなければなりません。ハムストリングスストレッチは、これらの筋肉をまとめてほぐせるため、膝を深く曲げる動作をスムーズにする効果が期待できます。 具体的な手順は以下のとおりです。 椅子の前に少し間隔をあけて立ち、右足の足首を椅子の座面の上に置く(つま先は天井を向く) 右膝はなるべく伸ばしたまま、上半身をゆっくり前へ傾け、太ももの裏側に心地良い伸びを感じるところでキープする ゆっくりと上半身を起こしたら、今度は右足首を内側にひねり、ふくらはぎの外側が伸びるよう引き伸ばす 右足を下ろして左右を入れ替え、左足も同じ手順で行う 1回あたりの目安は、左右各2~3セットです。上半身を倒す際は背中が丸まらないよう意識し、もも裏やふくらはぎに伸びを感じる範囲で行いましょう。 なお、痛みを感じる場合は無理をせず、動かせる範囲にとどめてください。 膝蓋骨(しつがいこつ) ストレッチ 膝蓋骨(しつがいこつ)とは、いわゆる「膝のお皿」のことです。お皿をやさしく手で動かすケアを取り入れると、周辺組織の柔軟性を保つ効果が期待できます。 具体的な手順は以下のとおりです。 床に座り、ストレッチしたい脚をまっすぐ前に伸ばす 両手の親指と人差し指で膝のお皿をやさしくつまむ お皿を左右に、次に上下にゆっくりと動かす それぞれの方向に5~10回、無理のない範囲で繰り返す 反対側の脚も同様に行う なお、膝蓋骨を動かす際は力を入れすぎず、やさしく丁寧な操作が大切です。痛みを感じる場合は無理に動かさず、動かせる範囲にとどめてください。 セルフケアで改善しないときは何科を受診すべき? ストレッチなどのセルフケアを続けても正座の痛みが改善しない場合や、膝の痛みが日常生活に支障をきたす場合は、医療機関への受診を検討しましょう。 膝の痛みがある場合は、まず近くの病院やクリニックの整形外科を受診しましょう。整形外科では問診・触診・レントゲン検査などを通じて原因を特定し、適切な治療が受けられます。 ただし、膝の痛みとともに発熱がある場合は、内科も併設されている病院への受診が適しています。 また、子どもが膝の痛みを訴えている場合にも、まずは整形外科を受診して問題ありません。ただし、熱を伴う場合は、できれば小児科も併設されている医療機関への受診が安心です。 正座ができない膝の痛みに再生医療という選択肢 変形性膝関節症や半月板損傷などによる膝の痛みに対し、保存療法(薬物療法・運動療法・関節注射など)では十分な改善が得られない場合、手術が検討されることがあります。 しかし、手術に対して身体的・心理的な負担を感じる方や、「入院を避けたい」とお考えの方も少なくありません。 もし「手術や入院は避けたい」とお考えの方は、再生医療を選択肢の一つとして検討してみてください。 再生医療とは、人間が本来持っている自己修復力を活かす治療法です。患者様ご自身の細胞や血液成分を用いるため、拒絶反応のリスクが少ないのが特徴です。 以下の記事では、変形性膝関節症にお悩みだった患者様の症例を紹介しています。再生医療に興味のある方は、ぜひ参考にしてみてください。 まとめ | 正座ができない膝の痛みは原因の早期特定と適切な対処をしよう 正座ができない膝の痛みの背景には、筋膜の硬さや筋力低下、変形性膝関節症や半月板損傷といった関節疾患など、さまざまな原因があります。 痛みの出る場所(膝の前面・裏側・内側・外側)によって関与している原因が異なるため、セルフチェックを参考にしながら自分の状態を把握してみてください。 なお、セルフケアで改善しない場合や痛みが続く場合は、整形外科を早めに受診して原因の特定を急ぎましょう。「年齢的に仕方ない」と諦めてしまう前に、まずは専門家へ相談してみてください。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療に関する情報提供と簡易オンライン診断を行っております。膝の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 正座ができないときのよくある質問 ふくらはぎや足首が痛くて正座ができないときはどうしたらいい? 正座の際にふくらはぎや足首に痛みが出る場合、無理に正座をせず、足首を回す運動や壁を使ったふくらはぎのストレッチで柔軟性を取り戻すのが有効です。 ふくらはぎの筋肉の張りや、過去の捻挫などによる関節の硬さがあると、正座に必要な足首の伸びが制限されます。この状態で無理に曲げようとすると、周囲の組織が引っ張られたり圧迫されたりして痛みにつながるのです。 まずは入浴中などに体を温めながら、ゆっくりと足首を回すケアを取り入れてみてください。ただし、痛みが長引く場合や腫れがある場合は自己判断せず、整形外科を受診しましょう。 むくみがひどくて正座ができないときはどうしたらいい? 下肢のむくみがひどい場合、膝やふくらはぎが腫れた状態となり、膝を深く曲げる際にふくらはぎが挟まれるような感覚が生じて、正座が困難になることがあります。 むくみへの一般的な対処としては、以下のような方法が有効です。 ウォーキングや足首の屈伸運動など、下肢の筋肉を動かす習慣をつける 長時間同じ姿勢が続く場合は、こまめに立ち上がって軽く歩く 就寝時にクッションや折り畳んだタオルを足の下に置き、足を心臓より少し高くする 塩分の多い食事を控え、水分バランスを意識した食生活を心がける 入浴時に湯船につかり、血行を促す ただし、片側の脚だけが大きく腫れている、むくみとともに動悸や息切れがある、急にむくみが悪化したといった場合は、何らかの疾患が背景にある可能性があります。その際は内科や循環器内科への受診を検討しましょう。 正座ができないのは病気のサイン? 正座ができない理由がすべて病気というわけではありません。筋肉の硬さや柔軟性の低下が原因の場合は、ストレッチなどのセルフケアで改善する場合があります。 ただし、以下のような症状を伴う場合は、膝になんらかの疾患が関与している可能性があります。 膝の腫れや熱感がある 安静にしていても膝が痛む 膝に引っかかり感や急に動かなくなる感覚(ロッキング)がある 左右で症状の程度が大きく異なる 徐々に痛みや症状が悪化している 心当たりのある方は、自己判断で様子を見続けるのではなく、早めに整形外科を受診しましょう。
-
X脚を治すストレッチや筋トレを紹介|原因タイプ別の改善メニューと続けるコツ
X脚は日本人に多くみられる脚の形状の一つで、外見上のコンプレックスにとどまらず、膝痛や腰痛といった身体的な不調を引き起こす可能性があります。 「この脚の形は自分で改善できるのだろうか」「どんなストレッチを行えばいいのだろう」などの疑問を抱えている方は少なくないでしょう。 結論からお伝えすると、X脚の多くは後天的な要因が大きいため、セルフケアによって改善を目指せます。 本記事では、X脚のセルフチェック方法から、原因別のストレッチ・筋力トレーニング、さらに日常生活で意識したい姿勢や歩き方のポイントまで徹底解説します。また、今日から自宅で始められるメニューを紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。膝や股関節の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 X脚を治す簡単ストレッチ5選 X脚の改善を目指す上で、まず取り組みたいのが「硬くなった筋肉の柔軟性を回復させること」です。 X脚の傾向がある方は、太ももの内側にある内転筋群(ないてんきんぐん)や外側の大腿筋膜張筋(だいたいきんまくちょうきん)、もも裏のハムストリングスといった筋肉が過度に緊張している場合が多いとされています。 ここでは、自宅で無理なく取り組める5つのストレッチを紹介します。 内転筋(内もも)ストレッチ 大腿筋膜張筋(太ももの外側)ストレッチ ハムストリングス(もも裏)ストレッチ 股関節のねじれを整える外旋ストレッチ ふくらはぎ・足首のストレッチ それぞれのストレッチ手順を具体的に解説します。 1. 内転筋(内もも)ストレッチ X脚の傾向がある方は、太ももの内側にある「内転筋」が硬くなりやすい傾向にあります。内転筋の緊張は、膝を内側に引っ張る力として作用するため、柔軟性を保つことがX脚改善の基本です。 ここでは、開脚姿勢で行うシンプルなストレッチを紹介します。具体的な手順は、以下を参考にしてください。 床に座り、脚を大きく左右に開く 背筋をまっすぐに伸ばしたまま、体の前の床に手をつける ゆっくりと息を吐きながら、おへそを前へ突き出すようなイメージで上半身を前に傾ける 内ももに心地良い伸びを感じるところで動きを止め、30秒間その姿勢をキープする 時間が経ったら、ゆっくりと上体を起こして元の姿勢に戻る 上記ストレッチは、1回あたり30秒キープ×2〜3セットを目安に行ってください。 なお、上体を倒すときに背中が丸まらないよう、股関節から折り曲げる意識を持ちましょう。また、膝を無理に床へ押しつける必要はありません。「心地よい」と感じる範囲で行ってください。 2. 大腿筋膜張筋(太ももの外側)ストレッチ 太ももの外側に位置する大腿筋膜張筋が硬くなると、股関節の左右バランスが崩れ、X脚を助長する原因になり得ます。以下の手順で、しっかりと大腿筋膜張筋をストレッチしましょう。 仰向けに寝た状態で両膝を立てる 片方の足首を反対側の膝の上に乗せ、数字の「4」のような形を作る その姿勢のまま、乗せた脚の方向へゆっくり倒していく 心地良い伸びを感じるポイントで止め、30秒間キープする 反対側の脚も同様に行う 上記ストレッチの1回あたりの目安は、左右各30秒キープ×2セットです。 なお、脚を倒した際に、反対側の肩が床から浮いてしまわないよう意識してください。また、呼吸を止めず、体全体をリラックスさせた状態を保つことも大切です。 3. ハムストリングス(もも裏)ストレッチ もも裏の筋肉群であるハムストリングスが硬くなると、骨盤が後方に傾く「骨盤後傾(こつばんこうけい)」の状態を招きやすくなります。とくに長時間のデスクワークが多い方は、ハムストリングスが硬くなりやすい傾向にあります。意識的にストレッチしましょう。 具体的な手順は以下のとおりです。 仰向けに寝た状態で、片方の膝を両手で抱え、胸のほうへ引き寄せる 太ももとお腹をしっかり密着させたまま、膝をゆっくり天井方向へ伸ばしていく もも裏に伸びを感じたところで10~20秒間キープする ゆっくりと膝を曲げ、元の姿勢に戻す 反対側の脚も同じように繰り返す 上記ストレッチの1回あたりの目安は、左右各5回×2セットです。 なお、膝を伸ばす過程で、太ももとお腹が離れないよう意識することがポイントです。膝が完全に伸びきらなくても問題ありません。 もも裏にしっかりと伸びを感じられていれば、十分にストレッチの役割を果たしています。 4. 股関節のねじれを整える外旋ストレッチ X脚の根本的な原因の一つに、股関節が内側方向にねじれる「内旋(ないせん)」状態が挙げられます。内旋状態を解消するために、股関節を外側に開く「外旋」の動きを取り入れるストレッチが重要です。 具体的な手順は、以下を参考にしてください。 床にあぐらをかくように座り、両方の足裏を合わせる 両手を体の前の床につき、背筋をすっと伸ばす 息を吐きながら、背中を丸めずに股関節から上体をゆっくり前へ倒す お尻の奥や股関節の外側に心地良い伸びを感じるところで動きを止める その姿勢を20〜30秒キープし、ゆっくりと体を起こす 上記ストレッチの1回あたりの目安は、20〜30秒キープ×3セットです。 なお、背中を丸めて倒すのではなく、おへそを床に近づけていくイメージで股関節を起点に動かすのがコツです。膝に痛みが出る場合は無理をせず、痛みのない範囲にとどめてください。 5. ふくらはぎ・足首のストレッチ 足首の動きが硬くなると、歩行時の衝撃をうまく分散できず、膝や股関節に負担がかかることがあります。脚全体のバランスを整えるためには、足元の柔軟性にも目を向けることが大切です。 具体的なストレッチの手順は以下のとおりです。 壁の正面に立ち、両手を壁について体を支える 片足を大きく一歩後ろに引く 後ろ足のかかとを床から離さないよう注意しながら、膝を伸ばして20~30秒キープ 次に前の膝をゆっくり曲げた状態で20~30秒キープ 反対の足も同様に行う 上記ストレッチの1回あたりの目安は、左右各20〜30秒キープ×2〜3セットです。 なお、後ろ足のかかとが床から浮かないよう、常に意識しましょう。また、つま先の向きはまっすぐ正面を保つようにしてください。 X脚を治す簡単筋トレ2選 ストレッチで筋肉の柔軟性を取り戻したら、弱くなった筋肉のトレーニングも大切です。 とくに、お尻の側面にある「中殿筋(ちゅうでんきん)」は、股関節を安定させる重要な筋肉です。この筋肉が弱っていると、歩行時に膝が内側へぶれやすくなり、X脚が悪化する原因となりかねません。 ここでは、自宅で無理なく取り組める2つの筋力トレーニングを紹介します。 クラムシェル(お尻のインナーマッスル) 正しいフォームでのスクワット それぞれ詳しく解説します。 1. クラムシェル(お尻のインナーマッスル) X脚の改善には、硬くなった筋肉をほぐすストレッチと、弱った部分を強化する筋力トレーニングの両輪が欠かせません。クラムシェルは、股関節の安定に大きく関わる中殿筋をターゲットに鍛えられます。 具体的な手順は、以下を参考にしてください。 体を横向きにして寝て、下側の腕で頭を支える 両膝を軽く曲げ、左右のかかとを揃える かかとを合わせたまま、上側の膝だけをゆっくり持ち上げる お尻の横の筋肉がキュッと収縮する位置まで上げたら、2〜3秒間静止する ゆっくりと膝を下ろし、元の位置へ戻す 反対側も同様に繰り返す クラムシェルの1回あたりの目安は、左右各15回×2セットです。 また、クラムシェル中は動作中に骨盤が前後にぐらつかないよう、上半身をしっかり固定しましょう。意識をお尻の横に集中させ、膝を開く際に体が後方へ傾かないよう注意してください。 2. 正しいフォームでのスクワット スクワットは、下半身全体をバランスよく鍛えられるトレーニングの基本種目です。ただし、X脚の傾向がある方は動作中に膝が内側に入ってしまう「ニーイン(knee-in)」が起こりやすいため、正しいフォームの習得が何よりも大切になります。 具体的な手順は以下のとおりです。 両足を肩幅程度に開き、つま先をやや外側に向ける 背筋をまっすぐ保ったまま、両腕を前方に伸ばすか胸の前で組む 椅子に腰掛けるイメージで、お尻を後方へ引きながらゆっくり腰を落としていく 太ももが床と平行になる深さが理想だが、難しい場合は無理のない範囲で止める 膝が内側に入らないこと、膝がつま先より極端に前へ出ないことを確認しながら、ゆっくりと元の姿勢に戻る スクワットの1回あたりの目安は、10〜15回×2〜3セットです。 なお、スクワットで最も注意したいのが、動作を通じて「膝とつま先の向きを常に揃える」ことです。可能であれば鏡を横に置き、フォームを修正しながら取り組むと、安全かつ効率よく筋力を高められます。 X脚になる4つの原因と今日からできる予防法 X脚とは、両膝が接する一方で、内くるぶし同士が離れてしまう脚の形状を指します。見た目の問題だけでなく、膝や股関節への偏った負担が蓄積し、将来的な不調につながる可能性もあるため、原因を理解した上で早めのケアが重要です。 ここでは、X脚を引き起こす主な4つの原因と、それぞれに対する予防策を紹介いたします。 日常の姿勢(立ち方や座り方) 歩き方の癖 お尻や太ももの筋力低下 骨盤の歪みと股関節の内旋 それぞれ詳しく解説します。 日常の姿勢(立ち方や座り方) X脚の多くは先天的なものではなく、日々の生活のなかで無意識に続けている習慣が積み重なり、後天的に形成されると考えられています。 とくに注意したいのが、以下のような座り方や立ち方の癖です。 両膝を内側に倒して座る「ぺたんこ座り」 左右どちらかに脚を流す「横座り」 足を組んで座る 片足に重心を偏らせて立つ なかでも「ぺたんこ座り」は、股関節の内旋と膝のねじれを直接的に誘発するため、とくに避けたい姿勢です。 予防策としては、椅子に座るときは「深く腰掛けて両膝を揃えること」、立つときは「左右の足に均等に体重を乗せること」を意識しましょう。日々の小さな意識の積み重ねが、X脚の改善につながる可能性があります。 歩き方の癖 普段の歩き方にも、X脚を助長するさまざまな要因が潜んでいます。以下の表で、代表的な歩き方の癖とX脚への影響を確認してみてください。 歩き方の癖 X脚への影響 内股歩き 股関節の内旋が習慣化し、歩行のたびに膝が内側へ入りやすくなる 親指側に重心が偏る歩き方 足裏全体で体を支えられず、脚全体の軸が不安定になりやすい すり足・ペタペタ歩き 足指が機能しない「浮き指」を招き、扁平足(へんぺいそく)や外反母趾(がいはんぼし)を経てX脚を悪化させるリスクがある ハイヒールの常用 体重がつま先側に集中し、足裏のアーチ構造が崩れて脚全体のバランスに悪影響を及ぼす可能性がある 正しい歩行の基本は、「かかとから着地し、足の親指で地面を蹴り出す」動きです。日頃からこの意識を持つだけでも、脚への負担は軽減されます。 お尻や太ももの筋力低下 X脚の背景には、筋肉バランスの乱れが関与していることがあります。生活習慣や運動量の変化などにより、お尻や太ももの筋力が低下すると、脚のラインに影響が及ぶ可能性があるのです。 とくに、股関節の安定に欠かせない中殿筋(ちゅうでんきん)が弱くなると、歩行時に体重を十分に支えきれず、膝が内側へぶれやすくなることがあります。 改善を目指す上では、ストレッチで筋肉をゆるめるアプローチと、筋力トレーニングで支える力を高めるアプローチの両方を意識することが大切です。 本記事で紹介したクラムシェルやスクワットを日常に取り入れ、無理のない範囲で継続しましょう。 骨盤の歪みと股関節の内旋 骨盤に歪みが生じると、股関節の位置関係が崩れ、X脚につながることがあります。 骨盤の歪みは、デスクワークや長時間の運転など同じ姿勢が続く場面だけでなく、片足重心や足を組む癖といった日常の何気ない動作からも生じるものです。また、X脚だけでなく腰痛や肩こりなど、全身のさまざまな不調の原因にもなり得るため、日常的なケアが欠かせません。 予防策としては、以下を意識してみてください。 椅子に座る際は骨盤を立て、左右均等に体重を乗せる 足を組む・横座りなど、骨盤が傾く姿勢を避ける 定期的にストレッチを行い、骨盤周りの柔軟性を保つ 骨盤周りの柔軟性と安定性を維持し、X脚改善を目指しましょう。 痛みを伴うX脚には再生医療という選択肢 痛みを伴うX脚は、関節疾患が影響している場合があります。 なお、変形性股関節症(へんけいせいこかんせつしょう)や変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)の進行過程でX脚がみられる場合もあれば、もともとのX脚が関節への負担を高め、変形を助長するケースもあります。 痛みや機能障害がある場合は、脚の形だけでなく、原因となっている関節への対応が重要です。再生医療であれば、入院の必要がなく、体への負担にも配慮しながら改善を目指せるため、選択肢の一つとして検討してみてください。 具体的な治療の流れについては、以下の症例紹介ページをご覧ください。 まとめ|X脚を治すストレッチを継続して改善を目指そう X脚のセルフケアは、1日5分程度のストレッチからでも始められます。しかし、何よりも大切なのは継続です。長年の生活習慣で形成された脚の癖は、短期間で劇的に変わるものではありません。 改善へのアプローチは2つの柱で成り立っています。一つはストレッチによって硬くなった筋肉の柔軟性を取り戻すこと、もう一つは筋トレで正しい脚のラインを支える筋力を養うことです。 また、普段の立ち方や歩き方、座り方といった無意識の癖を見直すと、セルフケアの成果をより大きなものにできます。 なお、ストレッチや筋トレ中に痛みを感じた場合は、無理をせず医療機関に相談してください。痛みの原因によっては、専門的な診断や治療が必要なケースもあります。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。膝や股関節の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご登録ください。 X脚を治すストレッチに関するよくある質問 即効性のあるX脚の治し方はある? 残念ながら、X脚を短期間で劇的に改善できるような特効薬は存在しません。X脚は長年にわたる生活習慣や体の使い方の癖が積み重なって形成されたものであり、その改善にも相応の時間と継続的な取り組みが必要です。 なお、医療用インソール(靴の中敷き)の使用で、歩行時の足裏の接地バランスを整え、膝への負担を分散できる場合があります。ただし、インソールは形を根本的に変えるものではなく、あくまで補助的な手段です。 「即効性」を求めるよりも、正しい知識に基づいたケアをコツコツと積み重ねながら改善を目指しましょう。 子どものX脚は成長とともに自然に治る? 子どもの脚の形は、成長の段階に応じて変化するのが一般的です。多くの場合、3歳頃からX脚の傾向がみられ始めますが、これは「生理的X脚」と呼ばれる発達過程の自然な変化であり、7〜8歳頃までに自然とまっすぐな脚に成長していくとされています。(文献1) そのため、幼児期のX脚については過度に心配する必要はありません。 ただし、以下のようなサインがみられる場合は、小児整形外科などの医療機関に相談しましょう。 8歳を過ぎてもX脚の傾向が改善しない 左右の脚で変形の度合いに明らかな差がある 子どもが膝の痛みを頻繁に訴えている こうした場合は、生理的なものではなく「なんらかの病的要因」が隠れている可能性も考えられます。早めに医療機関を受診しましょう。 参考文献 (文献1) 「O脚・X脚」|日本整形外科学会 症状・病気をしらべる
-
前十字靱帯断裂後のサッカー選手の復帰はいつ?受傷の原因や放置するリスクを解説
「前十字靱帯を断裂したサッカー選手はいつ復帰できる?」 「放置したままにするとどうなる?」 「適切な治療方法やリハビリスケジュールを知りたい」 前十字靱帯断裂後のスポーツ復帰の目安は平均8カ月後です。ただし、ケガの程度や手術の方法などによって目安は異なります。 本記事では、前十字靱帯断裂に関する以下のことをサッカーに焦点を当てて解説します。 受傷の原因 放置するリスク 治療方法 リハビリスケジュール 復帰の目安 予防エクササイズ 再断裂のリスクを下げるための評価方法についても解説しています。サッカーにおける前十字靱帯断裂について、理解を深めるために本記事を参考にしてください。 なお、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 スポーツ外傷でお悩みの方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 サッカーは前十字靱帯断裂が多いスポーツ サッカーは以下のような特性があることから、前十字靱帯断裂が多いスポーツです。 プレイ中に900回前後の方向転換に加えて、さまざまな動作を繰り返す 急激な加速や減速、別方向への加速など緩急が激しい キックやトラップなど片足立ちになる場面が多い 受傷する男女比は女性に多い傾向です。前十字靱帯を損傷した有名なサッカー選手には、元日本代表の城彰二選手や小野伸二選手などが挙げられます。 サッカー選手によくある前十字靱帯断裂の受傷の原因 サッカーでは、以下のようなプレイにより前十字靱帯断裂を受傷することが多いです。 ディフェンス時のプレッシング動作 ボールに対するキック動作 ジャンプからの着地 受傷状況には、接触プレーと非接触プレーがあります。接触プレーでは「相手からタックルが入った」「ジャンプの着地時に相手の足が絡んだ」などの状況で受傷する場合があります。 一方、非接触プレーでは「急に方向転換をしたとき」「ジャンプの着地時に足をひねった」などの状況です。接触プレーよりも、非接触プレーのほうが受傷する割合が多いとの報告があります。(文献1) 前十字靱帯断裂後の症状と放置するリスク 前十字靱帯を断裂した直後は「ブチッ」と切れたような音や、膝が外れたような感覚が現れます。この状態は、前十字靱帯に緊張がない状態です。 この状態のままだと、スポーツの動作だけでなく日常生活の動作でも「ガクッ」と膝くずれのような現象が生じるようになります。さらに放置していると、関節の中にある半月板や軟骨を損傷してしまうおそれがあり、変形性膝関節症を引き起こしてしまうリスクがあります。 変形性膝関節症は高齢者に多い病気です。しかし、前十字靱帯の断裂や損傷により、若い人でも引き起こすことがあります。 サッカー選手における前十字靱帯断裂の治療方法 前十字靱帯断裂が自然治癒することはほぼありません。そのため、多くの場合に再建術という手術療法を行う必要があります。再建術とは、自分の体にある腱を採取して断裂部位に移植する治療方法です。とくに前十字靱帯断裂を受傷したサッカー選手は、運動能力を回復させるためにも再建術が必要です。 再建術には、以下のようにいくつか種類があります。 ハムストリング腱を用いた再建術 骨付き膝蓋腱を用いた再建術 以下では再建術の一例を解説します。 ハムストリング腱を用いた再建術 再建術の中で最も多く用いられる、膝のハムストリング腱を用いた方法です。 ハムストリング腱を用いて行われる関節鏡視下再建術では、切開は最小にでき、合併症も少ないとされています。術後の経過も安定しており、有効な手術療法として確立しています。 骨付き膝蓋腱を用いた再建術 膝の骨付きの腱を用いた再建術です。復帰を目指すアスリートや膝の安定性を重視する場合、また再建術後に再断裂した場合などに適応となることがあります。 膝の骨付きの腱を用いるメリットは、腱の移植後、骨癒合(こつゆごう:骨がくっ付くこと)までの期間が短く、腱が固定するのが早いことです。 また、正常の前十字靱帯より強い引っ張り強度があるとされています。主なデメリットとしては、傷が大きく術後早期の痛みが強いことです。加えて、腱を採取した部位の骨折や感染、断裂のリスクなどが高まってしまいます。 自身の細胞を用いた再生医療 前十字靱帯断裂の治療において、再生医療も選択肢の1つです。再生医療とは、患者様自身の細胞を用いて、体の自然治癒力を高める治療方法です。 再生医療には、主に幹細胞治療とPRP療法の二つがあります。 幹細胞治療は、自己の幹細胞を採取・培養して患部に投与する治療法です。一方、PRP療法は、自己の血液から血小板を濃縮した液体を作製し、患部に注射する治療法です。血小板に含まれる成長因子などには、組織の修復を促し、炎症を抑える働きがあります。 再生医療は前十字靱帯断裂だけなく、半月板損傷やテニス肘、ゴルフ肘など、さまざまなスポーツ外傷に活用されています。 前十字靱帯再建後のサッカー選手のリハビリスケジュール 前十字靱帯再建後のサッカー選手のリハビリスケジュールの一例は、以下の通りです。 時期 リハビリメニュー 手術翌日 足関節運動 1〜2週目〜 足上げ(股関節屈曲)、足の横上げ(股関節外転)、足の後ろ上げ(股関節伸展) 3週目〜 膝の伸展運動、静止スケーティング 5週目〜 レッグカール、ハーフスクワット 7週目〜 静止自転車、カーフレイズ、踏み台昇降 9週目〜 膝伸展運動、階段昇降、速歩 13週目〜 ハーフスクワット、片足スクワット、レッグプレス、レッグカール、水中歩行 以上のように経過に応じて徐々にリハビリの強度を上げていきます。ただし、以上のリハビリの時期はあくまでも一例です。手術の方法や状態によって異なります。 また、時期に応じて膝の可動域やかけてもよい体重などの制限があります。医師の指示通りにリハビリを進めてください。 前十字靱帯断裂を受傷したサッカー選手の復帰目安 前十字靱帯断裂後に再建術を実施したサッカー選手の競技復帰の目安は、平均8カ月後です。(文献2)個人差があり5〜12カ月と幅があります。再建術後の再断裂のリスクは、2年以内が最も高いとされています。(文献3) そのため、期間よりも以下のような機能にもとづいた復帰の判断が重要です。 片足ジャンプの左右差が10%未満 健康な方の脚と比較して筋肉の出力が90%を超える ケガをした脚に不安感がない 復帰を焦らず経過に応じたリハビリを進めていきましょう。 サッカー選手が前十字靱帯断裂を予防するエクササイズ サッカーの外傷や障害予防プログラムとして「FIFA11+」が推奨されています。 例えば、以下のようなエクササイズを動画で紹介しています。 ベンチスタティック サンドイッチスタティック スクワット+トゥレイズ ここでは、エクササイズの一例の詳細を解説します。 ベンチスタティック ベンチスタティックは体幹の筋肉を強化するエクササイズです。体幹の筋肉を強化するとあらゆる動きの安定性の向上につながります。 ベンチスタティックの手順は以下の通りです。 うつ伏せになる 脇を閉じて前腕が地面に付くようにする 肘は肩の真下にする 足先と前腕で体を持ち上げる 上体、骨盤、脚を上げて頭から脚を一直線にする この体勢を20〜30秒間維持します。頭を後ろに反らしたり、背中が丸まったりしないように注意してください。3セットを目安に行いましょう。 サンドイッチスタティック サンドイッチスタティックは、体幹の側面の筋力を強化するエクササイズです。体幹の側面の筋肉を強化すると、横方向への動きや回転動作の安定性の向上につながります。 サンドイッチスタティックの手順は以下の通りです。 横向きに寝て下側の膝を90°に曲げる 下側の前腕と脚で体を支える 肘は肩の真下にする 骨盤と上側の脚を上げる 上側の肩、骨盤、脚を一直線にする この体勢を20〜30秒間維持します。肩と骨盤を前後に傾けないようにしてください。両側を各3セットずつ行いましょう。 スクワット+トゥレイズ スクワット+トゥレイズは、ハムストリングや下腿の筋肉の強化に加えて、膝や足首の動きのコントロール能力の向上を期待できます。 両足を肩幅に合わせてまっすぐ立ち、両手を腰に当てる ゆっくりと腰を下ろし、膝が90°になるまで曲げる そこから上体、股関節、膝を伸ばして立位に戻していく 膝が完全に伸びたらつま先立ちになる 再びゆっくりと曲げていく この動作を30秒間続けます。膝を内側に入れず、頭を後ろに反らさないようにしてください。2セットを目安に行いましょう。 まとめ|前十字靱帯再建後は復帰を焦らずリハビリに取り組もう サッカーはプレイ内容の特性上、前十字靱帯断裂を受傷しやすいスポーツです。接触プレーよりも「急に方向転換をしたとき」「ジャンプの着地時に足をひねった」などの非接触プレーのほうが、受傷原因として多いと報告があります。 復帰までの期間は平均8カ月ほどです。再建術後2年以内は再断裂のリスクが高いといわれています。再断裂のリスクを下げるためには、両足の筋力や機能の左右差がほとんどなくなるまで、リハビリに取り組むことが重要です。焦らずに医師やリハビリスタッフと相談しながら、回復の時期に応じたリハビリを行いましょう。 前十字靱帯断裂などスポーツ外傷の治療方法として、再生医療という選択肢もあります。再生医療について詳しくは、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEをご確認ください。 サッカーにおける前十字靱帯断裂に関するよくある質問 前十字靱帯断裂したままスポーツは可能? 前十字靱帯を断裂したままのスポーツは困難であり危険です。 関節の安定性が損なわれており容易に膝くずれが起きてしまうためです。適切な治療を受け、医師の許可が出てからスポーツを再開しましょう。 前十字靱帯断裂したらサッカーは引退? 前十字靱帯断裂が必ずしも引退につながるわけではありません。 適切な治療とリハビリにより復帰しているサッカー選手はいます。 参考文献 (文献1) 膝前十字靱帯損傷のリハビリテーション|中外医学社 (文献2) Jリーグ選手の膝前十字靱帯再建後の復帰について~膝最大伸展位での移植腱固定による靱帯再建術~|日本臨床スポーツ医学会誌 (文献3) 前十字靱帯断裂〜スポーツ復帰までの道のり〜|佐賀大学医学部附属病院
-
前十字靭帯断裂とは|症状・原因・手術をしないリスクまで現役医師が解説
前十字靭帯は損傷率が高い靭帯で、断裂するとスポーツだけでなく日常生活にも支障をきたす可能性があります。断裂した場合、自然治癒は難しいため、違和感を覚えた際は早めの受診が大切です。 本記事では、前十字靭帯断裂の概要や原因、症状について解説します。治療法や予防策もまとめているので、前十字靭帯断裂の疑いがある方は、ぜひ参考にしてください。 また、当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 前十字靭帯断裂に関する気になる症状が見られる方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 前十字靭帯断裂とは 前十字靭帯断裂とは、大腿骨(だいたいこつ)とす脛骨(けいこつ)をつなぐ靭帯が部分的または完全に断裂する疾患です。前十字靭帯には膝を安定する役割があり、正常に機能することでジャンプや方向転換などが可能になります。 前十字靭帯が断裂すると膝関節が不安定になるため、ジャンプやひねる動作に加えて、歩行や走行にも支障をきたします。膝の外傷の中でも、前十字靭帯は損傷率が高い靭帯であり、好発年齢は15歳~45歳です。(文献1) 前十字靭帯は主にスポーツ選手に多い疾患で、断裂した場合、自然治癒は難しいため手術が必要になります。 なお、膝には前だけでなく後ろにも十字靭帯が存在しています。前と後ろ、どちらかが機能しなければ人は膝を安定して動かせません。前と後ろどちらの十字靭帯が断裂しているのか知るためには、医療機関で診断を受ける必要があります。 前十字靭帯断裂と損傷の違い 前十字靭帯の断裂と損傷では、治療法や回復期間が異なります。損傷は、前十字靭帯の一部が伸びていたり切れたりしている状態です。損傷といっても、程度は軽度から重度までさまざまで、場合によっては手術が必要になります。 対して、断裂とは前十字靭帯が部分的もしくは完全に切れてつながっていない状態です。断裂すると靭帯の機能が失われるため、膝の関節が不安定になり、運動だけでなく日常生活にも支障をきたします。前十字靭帯の断裂と損傷いずれの症状が見られた場合は、速やかに医療機関を受診しましょう。 前十字靭帯断裂の症状 前十字靭帯を断裂した場合、症状は損傷の程度によって異なります。 主な症状は、以下の通りです。 状態 主な症状 受傷直後 膝のズレ・ひねった感じがする 膝の中でプツッという音が聞こえる 膝内部に血液が溜まり、膝が腫れ上がる 立ち上がれないほど強い痛みが生じる 膝崩れが起こる 断裂した場合 強い痛みが生じる 膝が腫れ上がる 膝の曲げ伸ばしができなくなる 立ったり歩いたりできなくなる 膝崩れを繰り返す 安静時も痛む場合がある 前十字靭帯を断裂した場合、時間が経つと痛みが治まる場合もあります。しかし、時間の経過とともに、膝が不安定になり運動や生活をしている中で膝が崩れるような「膝崩れ」が起こる場合があります。 前十字靭帯断裂の原因 前十字靭帯が断裂する原因はさまざまで、スポーツ中に受傷するだけではありません。主な原因には、以下の3つが考えられます。 サッカーやバスケなどで行う動作 スポーツや交通事故による衝突 ホルモンバランスによる影響 それぞれの原因について、以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。 サッカーやバスケなどで行う動作 前十字靭帯断裂はジャンプや方向転換、着地時など、非接触によって発生します。前十字靭帯に強い力が加わることで断裂します。 前十字靭帯が断裂する原因となる具体的な動きは、以下のとおりです。 サッカーでドリブルをしている途中、急に方向転換する 相手をかわすために不安定な姿勢のまま方向転換する フェイクを入れるために急停止する リバウンドやブロック、スパイクの際にジャンプする ターンの際に膝をねじる サッカーやバスケなどのスポーツをしている場合、前十字靭帯が断裂する可能性があります。 スポーツや交通事故による衝突 前十字靭帯は、接触時に断裂する場合があります。ラグビーや柔道など、相手との接触があるコンタクトスポーツや交通事故も、前十字靭帯が断裂する原因の1つです。 前十字靭帯が断裂する原因となる具体的な動きは、以下のとおりです。 ラグビーでタックル・スクラムを行う ラグビーやアメリカンフットボールでブロックを行う 柔道で投げ技や受け身を行う 車と衝突する いずれも接触により膝に負担がかかるため、前十字靭帯が断裂する場合があります。 ホルモンバランスによる影響 前十字靭帯が断裂する原因には、女性ホルモンバランスの乱れも挙げられます。前十字靭帯の損傷は、男性に比べて女性の受傷率が2〜8倍ほど高いことが報告されています。(文献1)靭帯はコラーゲン繊維が密集して構成されているため、コラーゲン合成が欠かせません。 女性ホルモンの一つであるエストロゲンの値が高いと、コラーゲン形成や線維芽細胞増殖が減少し、靭帯や関節が不安定になります。(文献2)そのため、女性は前十字靭帯断裂のリスクが生じやすい傾向にあります。 前十字靭帯断裂で手術をしないとどうなる?放置するリスク 前十字靭帯断裂は、自然治癒が困難であり、放置すると再断裂のリスクが高くなります。また、放置により膝の関節が不安定化し、半月板損傷や変形性膝関節症になる可能性があります。 半月板損傷は膝の軟骨が損傷する疾患で、変形性関節症は膝関節が変形する疾患です。前十字靭帯を断裂した場合は、これらの二次的な障害を防ぐためにも、適切な治療の検討が重要です。 前十字靭帯断裂における全治までの期間 前十字靭帯断裂の場合、手術やリハビリが必要なため全治期間は8〜10カ月ほどかかります。手術を行う場合、4〜7日ほどの入院が必要です。 また、術後は移植した腱が負担に耐えられるようになるまでには3カ月程度かかります。それまでは激しい運動を避けなければなりません。再発を予防するためにも、医師や理学療法士などの指導を受けながら適切な治療を行いましょう。 前十字靭帯断裂の治療法 前十字靭帯を断裂した場合、適切な治療を受けることが大切です。主な治療法には、以下の3つが挙げられます。 保存療法 手術療法 再生医療 ここでは、各治療法について紹介するので、ぜひ参考にしてください。 保存療法 前十字靭帯断裂の場合、手術しなければ症状回復は困難です。しかし、年齢によっては手術の負担を考慮し、保存療法で症状のコントロールを目指す場合があります。 前十字靭帯断裂時の保存療法は、以下のとおりです。 可動域訓練・大腿四頭筋訓練などの運動療法 電気療法や温熱療法などの物理療法 サポーター・支柱付き装具を使用した装具療法 内服薬や外用薬などの薬物療法 保存療法で十分な効果が得られない場合や、競技復帰を目指す場合は、手術治療を検討します。 手術療法 手術は、患者自身の身体の他部分から腱を採取し、前十字靭帯の代わりとして移植する再建術が行われます。基本的には、膝に小さな穴を数か所開けて、そこから膝関節鏡や手術器具を挿入します。 手術後は手術した部分がしびれたり、感覚が鈍くなったりする場合があるほか、可動域制限が起こる可能性があるため、決められた範囲内のリハビリが大切です。なお、状態にもよりますが、一般的には術後2日目から本格的にリハビリが開始されます。 再生医療 再生医療は、前十字靭帯断裂の治療法の1つです。当院リペアセルクリニックでは、自己脂肪由来の幹細胞を用いた治療が行われます。 幹細胞治療とは、自身の身体から採取した幹細胞を外部で増殖させ、所定の量に達したら再び身体に戻す治療法です。幹細胞を採取する際は、おへその横からごくわずかな脂肪を採取するため、身体への負担を最小限に抑えられます。 幹細胞治療は入院・手術を必要とせず日帰りの施術が可能なため、治療期間の短縮が期待できます。手術せず治療を受けたい場合に、再生医療はおすすめです。 前十字靭帯断裂の予防策 前十字靭帯断裂をした場合、治療に時間がかかるため引き起こさないよう予防が大切です。予防法には、膝関節の安定性を高めるトレーニングが必要になります。 大腿四頭筋(だいたいしとうきん)や太ももの裏側の筋肉となるハムストリングス、ふくらはぎの筋肉が膝関節を支えているため、トレーニングで鍛えましょう。 前十字靭帯断裂の予防策としては、以下のトレーニングが効果的です。 スクワット ランジ ストレッチ バランストレーニング トレーニングは無理のない範囲で行うことが重要です。前十字靭帯断裂のリスクを軽減するためにも、膝関節の安定性を高めるトレーニングを実施しましょう。 前十字靭帯断裂の悪化を防ぐためには早めの受診が重要 前十字靭帯断裂は主にスポーツ選手が引き起こす疾患で、自然治癒するのは難しいため治療が必要になります。主な原因にはスポーツのほか、交通事故やホルモンバランスも挙げられます。 手術をしないで放置すると、スポーツ活動だけでなく、日常生活に支障をきたすため、疑いがある場合は早めの受診が重要です。 治療法には手術のほか、再生医療もあるため、自分にあった方法で前十字靭帯断裂の症状回復を目指しましょう。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。前十字靭帯断裂について気になる症状が見られる方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 前十字靭帯断裂に関するよくある質問 前十字靭帯断裂でスポーツ・立ち仕事復帰までの期間はどのくらいですか? 前十字靭帯断裂の場合、スポーツ復帰は術後6カ月〜1年が目安です。無理をすると、再断裂や半月板損傷のリスクが高まるため注意しなければなりません。 復帰までの期間には個人差があるため、医師と相談しつつリハビリを行い、早期復帰を目指しましょう。 また、仕事復帰はデスクワークや軽作業の場合で1カ月ほどが目安です。立ち仕事や重いものを運ぶ場合、復帰までには3カ月ほどかかるケースもあります。 前十字靭帯断裂で歩けるまでの期間はどのくらいですか? 前十字靭帯断裂の手術をした場合、松葉杖を使用すれば手術翌日から歩けます。松葉杖なしで歩けるようになるまでには、2週間〜1カ月ほどが目安です。 また、膝の不安定さに懸念がある場合は、サポーターを使用するケースもあります。したがって、日常生活に戻るまでには、早くても2週間ほど時間を要する点を理解しておきましょう。 前十字靭帯断裂は術後に再断裂の可能性がありますか? 前十字靭帯断裂の手術をしたからといって、必ずしも再断裂しないとは言い切れません。前十字靭帯は一度断裂すると膝の不安定感が強いため、手術後も再断裂の可能性があります。 とくに、術後6カ月〜1年は再断裂に注意が必要です。再断裂しないためにも、膝関節を安定させるトレーニングを無理のない範囲で行うことが大切です。 参考文献 文献1 日本臨床スポーツ医学会誌|当院の膝前十字靱帯損傷症例における受傷状況の調査 文献2 J-STAGE|A Greater Reduction of Anterior Cruciate Ligament Elasticity in Women Compared to Men as a Result of Delayed Onset Muscle Soreness

膝の痛みにまつわるQ&A
<骨切り術のメリット>
骨入り術という手術のメリットは、何より自分本来の関節を残すことができることです。骨が癒合(接着、固着に至る)すれば活動制限もなくなり、QOL(日常生活の質)の向上はもちろん、スポーツなどを行うことも可能になります。
また、人工関節への置換術と違い、金属を体内に残すことがありません。そのため脱臼や、将来訪れる人工関節の寿命に際する再手術という心配がありません。
<骨切り術のデメリット>
手術後、入院とリハビリを合わせて長期にわたる療養期間が必要になります。(個人差はありますが、約6ヶ月程)その間、骨が癒合するまでの間は、激しい動きや負荷のかかる動作は控えていただく事となります。
また手術という性格上、身体にメスを入れることとなり、合併症を含めた手術上のリスクが発生します。もちろん身体に負担をかけることは否めません。何より治療においては、仕事や家庭生活を長期間、離れる必要があり、その点が大きなデメリットになるでしょう。
ジャンプ動作の多い競技によく見られる症状です。
膝蓋骨の内側に引っ張られる感覚があり、膝関節を動かすと痛みが出ることがあります。
膝関節の内側と大腿骨の間にある滑膜ヒダの張り出している部分が膝蓋骨と大腿骨の間に挟み込まれ、膝関節を動かしたときに膝蓋骨の内側に引っかかりを感じ痛みが生じます。
これをタナ障害と言い、膝関節に慢性的に負担をかけることで、タナが厚くなったり硬くなったりすることで挟み込まれて症状を引き起こします。
主に太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)がストレッチ不足になっていることが主因と言えますが、先天的に膝蓋骨の形の悪い人や膝蓋腱が長い方も症状を引き起こす可能性が高いと言えます。引っかかりや痛みが生じた状態を長期間放置していると、安静時や起立時でさえも重苦しさが残り疼痛が持続します。そこまで放っておくと、運動パフォーマンスにも支障を来します。
ただ、膝の内側が痛むときは必ずしもタナ障害だとは言い切れません。痛みの原因がタナではなく膝蓋骨や軟骨などに見られることもあります。訴える症状とタナとの関連性を十分に精査する事が必要となります。
その点からも診断では必ずMRI検査を受けましょう。
但し、ほとんどの患者様が、タナ障害で手術に至る人は少ないようですが、まずは疼痛になる運動を回避し、大腿四頭筋の強化やストレッチをすること。
また、痛み止めの服用や温熱療法(熱感があるときは冷却療法)を施し、それでも痛みが引かないときには関節内にステロイド注射を打ち様子を見ます。これらの対処でも改善されない場合や物理的にタナが大きくて引っかかりが強く膝が伸びない場合は他の部位に影響を及ぼすこともあるので手術療法を選択します。
当院では、再生医療のP R P療法を用いて痛みのある膝関節に投与する事で患部の症状を改善する事が可能です。
整形外科で行われている治療方法は、投薬・注射・リハビリ等が一般的では有りますが。どちらの治療方法も一時的に症状の緩和や関節の変形・組織の修復を完全に行う事は難しいです。
結果的には、症状の軽快が、見られない場合は手術の提案になる事が多く見られます。
その為、手術を避けたい患者様の治療法が対処療法になってしまい、根本的な治療の提案と選択肢を広げていく為には、再生医療が非常に有用であると言えます。
手術以外の選択をお考えであれば、一度ご相談頂ければと思います。
変形性膝関節症には、重症度や進行度を示すグレード(ステージ)分類(Ⅰ~Ⅳ)が主にレントゲン画像を見ることで分類することができます。
グレードⅠ:
大きな変化はないが、変形性膝関節症が疑われる状態
グレードⅡ:
膝関節の隙間に僅かな狭小が見られる状態。(25%以下)骨の変化は無いが、僅かに骨の棘(骨棘)が見られる事がある。
グレードⅢ:
膝関節の隙間が半分以上に狭小した状態。(50~70%)骨棘の形成や骨硬化がはっきりと見られる。
グレードⅣ:
膝関節の隙間が75%以上狭小した状態となり、消失の場合もある。大きな骨棘と骨の変化が大きく見られる。
通常の診察では、レントゲンやM R Iで確定診断を行なっていきますが、一定期間、ヒアルロン酸注射など、同じ治療方法を継続して経過を診ていき、変化が見られない場合は定期的なチェックを行った後、手術の治療を選択される場合がほとんどです。
痛みが変わらないのであれば、現在治療されている方法の見直しを行う為にも主治医にご相談されると良いと考えます。
一方、再生医療での幹細胞治療では、すり減った軟骨を再生させる効果を期待できる事から、膝関節のクッション性を高める事により痛みの原因を緩和させる事が出来る治療となっており手術以外の可能性を秘めた治療となっています。
一度ご相談頂ければと思います。
歩行で痛いのであれば膝関節に何らかの原因が考えられます。
再生医療は様々な膝痛にも対応でき、痛みをとる可能性が高い治療法となっております。
ただし、今悩んでおられる膝関節の症状がどのようなもので、どういう状態か診断する必要があります。
一度ご相談を承りますのでお気軽にお問い合わせください。
少しずつ症状が進行しているように思います。
膝の痛みの原因の多くは変形性膝関節症と診断される事が多いです。
軟骨が徐々に減ってしまう事で、膝関節のクッション性が減少し、変形が進んでしまいます。その様な状態が進むと、手術も視野に入れなければなりません。
今気になっておられるのであれば、関節が痛みとしてSOSを出しているのかも知れません。一度受診されてはいかがでしょうか。
問診にて詳しく情報をまとめ、治療法を提案させていただきます。
再生医療が可能であるか判断するためにも、受診をお勧めいたします。







