幹細胞を使った肌再生は
一般的な治療とどう違うの?
脂肪由来幹細胞による
肌の再生医療
最近注目を浴びている肌の再生医療。一般的に利用されているのは、「線維芽細胞」「幹細胞由来の培養上清」「PRP」です。
「線維芽細胞」は、エラスチン、真皮のコラーゲン、ヒアルロン酸など皮膚を新生させる成分を作り出しますが、「幹細胞由来の培養上清」では皮膚組織の細胞自体を作ることができないのです。
当院の「脂肪由来幹細胞」による肌の再生医療では、新しい肌に変化する幹細胞そのものを注入します。これにより肌に必要な成分を作る線維芽細胞の再生に留まらず、幹細胞が血管や神経にも分化するため、生まれ変わったような若々しい肌を作り出します。
また美肌を保つために必要不可欠な「皮膚バリアゾーン」を修復、再生させます。これが当院の目指す「真の肌再生」です。
脂肪由来幹細胞による
真の肌再生
-
トラブルのあるお肌
紫外線や年齢によりコラーゲンやエラスチン等の美肌成分が減少し、肌の潤いやハリが低下した状態。
-
健康なお肌への再生
ご自身の培養した幹細胞をダイレクトに注入することで肌に必要な成分だけでなくバリア機能や血管にも作用。
幹細胞の肌再生医療で
期待できる効果
- 1.バリア機能再生
- 2.線維芽細胞の再生によるコラーゲン生成
- 3.皮膚の神経や血管の再生
他の治療との比較
療法 | 人工物によるシワの治療 | 線維芽細胞による皮膚再生 | 脂肪幹細胞による皮膚再生 |
---|---|---|---|
材料 | – | 自身の線維芽細胞 | 自身の脂肪幹細胞 |
効果 (個人差があります) |
3~10ヶ月 |
1〜2年
線維芽細胞再生によるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成 |
2年以上
① 線維芽細胞再生によるコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の生成 |
安全性 | アレルギー反応の可能性あり | 自身の細胞を使うので高い安全性 | 自身の細胞を使うので高い安全性 |
当院の幹細胞による
肌再生医療の特徴
国内でも数少ない脂肪由来幹細胞を使用した肌の再生医療です。
ご自身の培養した幹細胞を使うため副作用の心配はほとんどありません。
麻酔クリームを使用しますので施術中はほとんど痛みも感じません。
※ダウンタイムは1日~数日続くことがあります。
脂肪由来幹細胞治療の流れ
-
カウンセリング
カウンセリング・診察により患者様のお悩みやご要望を伺い、お肌のコンディションや、ご希望に沿ったプランをご提供させていただきます。
当院では患者様にご納得いただいたうえで、施術をお受けいただくことを大切にしておりますので、心ゆくまでごゆっくりとご検討ください。 -
血液検査
プランをお決めいただきましたら、まず最初に患者様の血液検査をさせていただきます。血液検査では、感染症の有無をチェックをいたします。血液検査の結果により治療が可能かをご判断いたします。
-
脂肪採取
採取する脂肪は米粒2~3粒程度のわずかな量です。傷口は1センチほどと小さく、麻酔をかけた状態で行いますので、殆ど痛みを感じることがなく、痛みに関して敏感な方でも安心してお受けいただけます。また、培養をする際に使用する血液も採取いたします。
脂肪組織から幹細胞を抽出して培養をします。細胞が増殖するスピードには個人差がありますので、約1~3ヶ月ほどの培養期間を頂戴します。 -
培養した幹細胞を肌に注入
お肌に麻酔クリームを塗った後に幹細胞を注入しますので、殆ど痛みを感じることはありません。当院では幹細胞をまんべんなく注入するために水光注射を使用し、また注入後の腫れや内出血を軽減させるためにマイクロカニューレを採用しています。
-
アフターフォロー
数日間のダウンタイムでは針の跡が残りますが、当日からも軽いお化粧や洗顔が可能です。治療後の経過で気になる点がございましたら、お気軽にご相談ください。
幹細胞による肌再生医療が
適応となる箇所
-
副作用、リスク
まれに腫脹、発赤、乾燥、内出血、痒み、色素沈着が起こることがありますが、一過性のものであり数日で消失します。
-
治療を受けられない方
- 感染症検査で陽性の方(B型肝炎、C型肝炎、HIV(エイズ)、HTLV-1(成人T細胞 白血病)、梅毒)
- 抗生物質に対して過敏症である方
- 妊娠中、妊娠している可能性がある方、小児
- そのほか、担当医が不適当と判断した場合
※本資料に記載されている表現は日本国の医薬品医療機器等法(旧薬事法・化粧品表示公正競争既約等に基づく化粧品・医薬部外品として認められた効能・効果を示すものではありません。