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「変形性膝関節症とよく間違われる疾患5つについて」膝関節の痛みでお悩みの方、一度ご覧ください!!Dr.サカモトが詳しく解説します。

2024.01.31

今回の動画では、「変形性膝関節症とよく間違われる疾患5つについて」という内容で膝関節周辺の疾患についてDr.サカモトが詳しく解説します。
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一般的に変形性膝関節症の治療方法は、『ヒアルロン酸注射』・『薬』・『リハビリ』を行なっていても、
一向に良くならないことはありませんか?

そんな状態になられている方は、変形性膝関節症ではないかもしれません。
本来の原因を見つけるための、ヒントやアドバイスを紹介いたします。

変形性膝関節症と間違われやすい膝関節周辺の疾患5選をお伝えします。

1.鵞足炎

膝下5cmの脛骨内側部を『鵞足部』と言います。
鵞足部は『縫工筋』『薄筋』『半腱様筋』の3つの筋肉で構成されています。
鵞足炎は、膝の屈曲(曲げる動き)や股関節の内転(足を内側に閉じる動き)に、慢性的な痛みが出ます。

2.半月板損傷

スポーツなどでよく損傷されるのが、この半月板です。
膝関節内には、クッションの役割を持つ『半月板』があります。
実は、変形性膝関節症と診断されたすべての方は『半月板損傷を伴っている』ことが多いと言われています。

変形性膝関節症の過程

半月板が損傷、膝のクッションが壊れる
→軟骨がすり減る
→変形性膝関節症になるスピードが早まる
半月板損傷の一般的な治療法は、手術で半月板を切り取ります。
しかし、痛みが取れても、数年後に変形性膝関節症になると言われています!

3.骨壊死

骨壊死は、よく見逃される疾患の1つです。
レントゲンでは映らないことが多く、MRIで判別します。
痛みの特徴としては、歩行時に『針で刺された』ような鋭い痛みが挙げられます。
骨壊死の一般的な治療法は、自然に痛みが治るまで『リハビリ』や『薬』での対症療法となります。
それでも痛みが治らない場合は、『人工関節手術』となります!
軟骨が残っているのに『人工関節』になる症例が多くみられます!!

4.関節リウマチ

変形性膝関節症とし治療しても、なかなか痛みが治らない、安静時にも痛みが出る。などの症状で、採血すると実は関節リウマチと診断されることがあります!
脚の変形にも特徴があります。
関節リウマチ:X脚に変形しやすい
変形性膝関節症:O脚に変形しやすい

5.膝蓋腱炎、大腿四頭筋腱炎

筋肉が硬くなる、スポーツで疲労し腱鞘炎になることがあります。
膝蓋骨を基準として、
膝蓋骨の上の症状:大腿四頭筋腱炎 
膝蓋骨の下の症状:膝蓋腱炎
と見分けられます。
特徴として、腱を指で押すと痛みが出ます。
→硬い筋肉をストレッチでほぐすのが一番の治療法となっています。

変形性膝関節症の治療をしていて治らない場合は、5つの疾患を思い出していただければと思います。

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