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【頚椎症性脊髄症】Dr.サカモトの症例紹介と患者様、喜びの治療後インタビューをご覧ください!!

2024.02.08

頸椎症性脊髄症の症状で上肢や下肢に痺れや痛みといった症状と歩行の不安定感が強く出ておられた患者様の治療例をご紹介します。症状の改善を目指して手術を受けたものの、結果として効果が見られず、他に良い治療方法はないかと探されておられました。そんな中、見つけていただのが当院でした。

頸椎症性脊髄症の患者様の治療例

頸椎症性脊髄症の症状でお困りになられていた患者様。
趣味のスノーボードでの転倒や、ボルダリングの最中に落下されるなどの事が重なり脊髄を損傷されました。

手術も行い、様々な治療方法を試されましたが効果が見られず困られていました。
運動が大好きな患者様にとっては、動きを制限されることは非常にストレスであったと思われます。
そして当院にて再生医療(幹細胞治療)を受けて頂きました。

  • 〈治療前〉
  • ・上肢・下肢の痺れや痛み
  • ・歩行の不安定化
  • ・巧緻運動障害の出現
  • 〈治療後〉
  • ・症状が緩和され、日常生活に問題が見られなくなりました。
  • ・しかも、軽くならランニングや筋トレも可能になりました。

運動愛好家の患者様としては本当に嬉しいと、お喜びになられていて、また『趣味のスノーボードをまたやりたい!!』と前向きな発言をされていたのが印象的でした。

当院もしっかり応援してまいります。

このような嬉しい結果に触れるたびに、今後も治療を通して、多くの方々に笑顔をお届けしたいと身の引き締まる思いがいたしました。

今回の患者様の頚椎症性脊髄症、MRIを用いて説明

Dr:これは首のMRIですけども、こちらに頭があって、こちらに胸があって、悪い所はこちらの骨棘と言うんですけども、くちばしのように飛び出たところとか、あとこちらの方の黒いとこ、突出したヘルニアが出ていたり、あと後ろから黒いところ、これも黄色靭帯と言うんですけれども、こうゆうところも出ていると。これは手術前のMRIですけども、多分これを撮られた10年前以上からも、徐々にこうゆうものはあったと思われますね。

今回、約6年前にスノボーで転倒したり、5年前にボルダリングでまた転倒したりして、その際に飛び出ていた元々何も症状がなかった脊髄に飛び出たものと、脊髄が首を動かすことによって受傷することによって当たってしまって脊髄が損傷したという風に考えられます。

こちらのように、少し白くなっているところ、こちらが脊髄に損傷を起こしている状況になります。その後手の痺れや足の痺れだったり、力も落ちてきた。特に3年前から徐々に足の力とか手の力が落ちてきました。その後、1年後に手の巧緻障害と言うんですけども、手の動きの方が使いづらいとか、お箸が持ちにくいとか、そういうことが見られるようになりました。

この方は、その力が落ちて痺れが出た時に手術はされているんですよね。こちらが手術をした後のMRIですけども、確かにこの狭いところが広がって脊髄の通り道は広がっているんです。ただ、神経の麻痺が取れなかったり、痺れが取れなかったり、一度傷ついた神経は手術しても戻らなかったり、もしくは徐々に悪くなったりすることもよくあります。それで2度目の手術、3度目の手術をしてもこれは治らないよと言われたので、当院の方に再生医療を尋ねられて受診となりました。

頚椎症性脊髄症の再生医療(幹細胞治療)

Dr:従来は、点滴に入れることによって体中に幹細胞を巡らせていくんですけども、もちろん神経だったり、脊髄にも血管があります。なので、点滴であっても少しは幹細胞が届くわけですね。ただ、届く数は明らかに少ないので、当院では直接腰の方から、腰の脊髄からアプローチして脊髄内に幹細胞を入れて、その脊髄の中に入った幹細胞は脊髄の中に満たされている髄液がありますけども、そちらが還流してぐるぐる回っているので、腰から入った幹細胞がずーっと上に首の方まで行って、首の神経の悪いところを再生して修復するという作用になります。

PRPというものは、自分の血液を採取して遠心分離器で30分40分回すと出来上がるんですけれども、その中にはですね、幹細胞というものが入ってないんですね。実際脊髄損傷を治そうと思えば、やっぱり幹細胞が入っている脂肪からとる幹細胞の治療の方が適していると思われます。

脊髄損傷の再生医療(幹細胞治療)にデメリットはありますか?

Dr:腰の注射をするんですけども、いわゆる一般的によく行われている腰椎麻酔と同じ手法で行います。それと同じ合併症なんですけども、針を刺すことによって多少少しは出血しますよね。一般の人だったら、自然に止まったり消えたりするんですけども、血が止まりにくい人に関しては中にちょっと血が溜まって、ちょっと手足が動きにくくなったよってなる恐れもあります。その他、よく注射では見られる感染症ですね。これはどのような体の注射でも感染症というものがあるんですけども、こちらに対しても同じようにそのリスクはほんの僅かだけはありますけども、それほど大した大きな確率ではないので安全性は高いと思われます。

今回の患者様の幹細胞治療後の経過は?

Dr:この方は来られた時に、左の足が弱かったので、歩く時にちょっと体揺れたり、スピードが遅かったり、あと階段を手すりがないと降りられないというのがありました。

その他、先ほど言った巧緻障害という手の使い方が不自由なところがあったので、それをちょっとどうにかしてほしいということで、腰に1回目の幹細胞を入れました。入れて、15分後に測ってみると左の足もほぼ正常に戻ったっていうのと、手の動きもスムーズになったと仰っていました。

元々は、蹲踞という姿勢で床の方に座る姿勢が最後までできなかったんですけども、途中で倒れてしまうような。それが1回目注射して15分後ぐらいにはもうできるようになっております。それは私もちょっと驚きました。神経がある程度修復されて神経と筋肉が繋がって、もっともっと筋肉を鍛えてリハビリをすると、安定した筋力は得られると思うんですね。今日は2回目の幹細胞を投与しました。その後1ヶ月後に3回目の幹細胞も投与します。それによって、もう少し左の力を足の力を強化して頂いたらいいかなと思っております。

今後の再生医療(幹細胞治療)について教えてください

Dr:まず幹細胞はやはり以前から言われているように保険適応にはならないのかなというね、お声がすごく多いですけども、今のところそういった動きは全く見られないという感じです。それとあと幹細胞も今後どんどん進化していくでしょうけども、培養の仕方で。その幹細胞という赤ちゃんみたいな細胞が分化誘導と言いまして、例えば軟骨を作りたい時は、幹細胞から軟骨になりやすいように分化誘導したり、神経の場合は神経になりやすいように、変化しやすいように分化誘導を少し手を加えて投与するということが近い将来には起こるかもしれません。やはり、保険診療かからないので高価なものになります。ただ、安全性はすごく高いと言われてますし、厚生労働省に届出し、受理されているものなので、今までの保険診療では全く効かなかったとかそれ以上効果は認められないという方が多かったですけども、幹細胞をすることによって、その壁を取っ払ってかなりの回復が見られる方が多く見られたので、一度カウンセリングに来られてもいいかと思います。

頚椎症性脊髄症になるまでの経緯

患者様:スノーボードで、岐阜の方のスキー場でハーフパイプをやって失敗しまして、2回ほど脳震盪をやったんです。帰ってきてすぐ翌日病院行ったんです。当時はなんともなかったんですよね。2018年にその当時ボルタリングもやっていたんです。そこで11月に2回、12月に1回落ちたんです。でもマットを敷いていたので、そのときはもうなんともなかったんですよ。3月入ってから、歩くのがちょっとおかしくなってきたんですよね。

それからだんだんちょっと足の力がなくなって、これはおかしいおかしいということで、近くの病院いったら、頸椎症性脊髄症ということ言われまして、手術してくださいということでお願いしたんですが、ちょっとリスクもあるしいうことで当時は手術なくして、薬とりあえず処方しましょういうことで飲んだんですけど、一向に良くならないんですよ。友達に聞いたらちょっとそれやったらいっぺん鍼灸やったらどうですかいうて、鍼灸もマッサージもあっちこっち十何件行ったんですけど、全然効果なくて僕の友達から紹介されて手術を受けたんです。

その後手術を受けたんですけど、もうひとつあんまり芳しくなくて、たまたまそれもまた友達から「うちの親父が車椅子の生活だったんですけど、再生治療を受けたらゴルフできるようになった」と言われて、たまたまここの再生医療の新聞広告で見たんです。それですぐここへ電話して、予約して。今年ですかね、診察を受けたら、「治療をいっぺんやってみたらどうですか」いうことで勧められて、ここに来たんです。

再生医療(幹細胞治療)を行なった後の回復経過

患者様:1回目の再生医療をやったとき、以前と違って歩くのがものすごく楽になりましてね。軽くランニングも出来るようになったんです。時々筋トレもやったりしてるんですけどね、姿勢も良くなったねと言われて、たとえばそのいわゆる握力なくなる、足裏から痺れがある、ふらつきがひどかったんですよね。それがまあだいぶと良くはなってきています。ご飯食べるのに箸を握ったらそのまま動かなくなるんです。こうやって戻してたんですけどね、それもだいぶなくなりました。やった当時はものすごく軽くなったんですよ。だから一応日常生活にはほとんど支障今の所ないですよね。

だからあと残りまだ3回ありますので、今日を含めてね。だいぶ良くなるんじゃないかなと、自分なりには期待してます。打った当日でもすぐ良くなりましたね。それと握力がかなり戻ってきました。元の状態に戻って、僕としてはスノーボードが趣味なので、スノーボードでどんどん滑って行きたいですよね。

頚椎症性脊髄症の治療前の実際の診察

患者様:治療を受けたらちょっと

Dr:そうですね。

患者様:ランニングしようかなと思ってるんですけど、無理したら出来ないことはないんですけどね、ランニングもね。ゆっくりやったら。

Dr:ゆっくりやったらね。手の動きもスムーズになってきました?

患者様:時々まだ硬直したりしますけども、ほとんどないです。

Dr:前の気持ち悪い変な硬直は取れてきた?

患者様:ないです、ないですね。

Dr:じゃあよく効いてますね。もう一回ちょっと画像の方で説明だけさせてもらいますね。

患者様:はい。

MRIを見ながらの説明

Dr:これが手術する前ね、こうあったら神経がこうあって、ところどころこうね、骨が出っ張ってたりするとこあったんですけどね。

ここなんか特に狭いとこあるんだけど、これは手術した後ですね、固定術した後ですね。ここにちょっと釘が少しあるんですけどね。ちょっと見にくいけどね、この黒いのが釘がキュッとなってるところね。ただここら辺が、白いところがちょっとまだ残ってるので、これが神経が傷ついてずっと後遺症に残っているのかなと思うんですね。

だから今回、前回1回打たれて結構回復はしてると思うんですね。また半年とか1年後にMRIを撮ってこの白さがどうなるかまた比べたいなと思いますね。

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当院では、このような「頚椎症性脊髄症」に対して「幹細胞」を用いた再生医療を行っています。再生医療は、変形性膝関節症の治療で手術に頼らない新しい治療方法です。

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