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変形性股関節症で起こる骨嚢胞の危険性と再生医療(幹細胞治療)で小さくなった症例をご紹介

変形性股関節症で起こる骨嚢胞の危険性と再生医療(幹細胞治療)で小さくなった症例をご紹介

解説:リペアセルクリニック 坂本貞範医師

 

皆さんこんにちは。Drサカモトです。

今回は、変形性股関節症の幹細胞によって、もちろん軟骨は増えるんですけども、更に骨嚢胞というものが小さくなった例をご紹介したいと思います。

変形性股関節症の治療

変形性膝関節症について

まず、その前に骨嚢胞とは何かというところから説明していきたいと思います。こちらは、正常な股関節のレントゲンとなります。そして、こちらが変形性股関節症のレントゲンとなります。

まず、正常なレントゲンと変形性膝関節症のレントゲンを比べてみますと、こちらのように、関節の間の隙間が狭い。これは軟骨が減って、隙間が狭くなるという現象です。そしてこちらが、骨嚢胞というものができている所見になります。そしもうひとつ、こちらのように変形が進めば進むほど、このように骨棘といって棘が出てくるようになってきます。

 

骨嚢胞とは

まず、この骨嚢胞なんですけども、骨嚢胞のできる場所は大腿骨の骨頭と、あと、よくあるのが臼蓋のほうの骨嚢胞です。このできる場所や大きさというものは、人それぞれによって異なってきます。

たとえば、骨嚢胞が大腿骨のほうと臼蓋側と療法できる方、もしくは、その一方しかできない方、あとは数がたくさんできる方、数の少ない方、そして、骨嚢胞の大きさがとても大きい方、そして、小さい方、これも人によって様々種類があります。この骨嚢胞の原因というものは、まだ知られていないんですけども、骨の中に空洞ができてその中に、水が溜まってしまう症状を言います。この骨嚢胞は、できる場所によっては、とても厄介なことになることもあるんですね。

 

危険な骨嚢胞の例

それは、こちらのように、骨頭の荷重面です。力がよく加わるとこらへんに大きなものができると、これが体重をかけた時に崩れてしまうことがよくあります。一度、この骨嚢胞が潰れてしまうと、痛みがかなり強くなってしまい歩くこともできなくなってしまいます。その場合は、人工関節という手術をしなければいけません。それでは実際に、幹細胞治療をしてこの骨嚢胞が小さくなった症例を紹介したいと思います。

 

実際の骨嚢胞の症例

この方は70代女性で、以前から股関節が痛くて、どうしても長距離を歩くことが困難になり、当院を見つけてくださって来院されました。こちらが来院時のレントゲンとMRIなんですけども、大腿骨と臼蓋側にこのような骨嚢胞がありました。それが、幹細胞を投与して約1年後くらいにもう一度レントゲンとMRIを比べてみますと、こちらのように、なんと骨嚢胞が小さくなっております。それと、右の股関節も、幹細胞を投与して約3ヶ月目ぐらいから痛みがすっかり取れて、今でも歩く時に、痛みがなく長距離を歩けるようになって喜んでおられました。

まとめ・変形性股関節症で起こる骨嚢胞の危険性と再生医療(幹細胞治療)で小さくなった症例

このように、変形性膝関節症の骨嚢胞というものは、進行が進めば進むほど少しずつ大きくなったりとか、数が増えたりするんですね。このように、幹細胞治療によって全てではないんですけども、骨嚢胞の大きさが小さくなって縮小していくっていう現象がみられるケースをご紹介させていただきました。

この動画をみてとても参考になったなと思う方は、高評価とチャンネル登録をよろしくお願いします。ありがとうございました。

 

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