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【首や腰のヘルニア、脊柱管狭窄症、脊髄症】脊髄の神経を損傷した疾患に対する幹細胞治療について医師が解説

【首や腰のヘルニア、脊柱管狭窄症、脊髄症】脊髄の神経を損傷した疾患に対する幹細胞治療について医師が解説

解説/リペアセルクリニック医師:坂本貞範

 

みなさんこんにちは。ドクター坂本です。

今回は頸のヘルニア、そして腰のヘルニア、所謂頸部椎間板ヘルニアや腰椎椎間板ヘルニア、そして腰部脊柱管狭窄症そして頚椎症性脊髄症などの脊髄の神経を痛めた疾患についての幹細胞治療についてお話をしたいと思います。

 

「今までの首・腰のヘルニアの治療について」

整形外科の疾患の中でですね、肩こりとか腰痛というものはかなり多くの方がいらっしゃるんですね。その中で、腰のヘルニアだったり、首のヘルニアだったりすると、腰痛や肩こりだけでなくて手の痺れだったりとか、足の痺れ、手の力が落ちたり、脚の筋力が落ちたり、あとお箸を使いにくくなったりとかいろんな症状が出るこの頚椎ヘルニア・腰椎ヘルニア。これに対してですね、今までの保険診療はですね、やはりひどくなると手術をするしかない。私も以前ですね、保険診療で手術などをしていましたが、手術をしてもですね、その後も手の痺れが残ったり、脚の力が思うように戻らないという方は、今の現代の医療においてもなかなかそれを治療することは難しいんですね。特にですね、神経の痺れというものは治すことが難しいです。最近はですね、痺れに対する薬がですね出てきてるのはあるんですけども、それでも全ての痺れがとれるわけではありません。

 

「首・腰のヘルニアの幹細胞治療について」

そんな中で、お医者さんもこれ以上手の施しようがないといった痺れだったりとか、筋力の低下に対してなんとですね、幹細胞治療で結構の割合で治る方がいらっしゃいます。詳しくはですね、こちらの動画を見ていただければと思いますが、脊髄内に直接幹細胞を入れることによって、手術で取り切れなかった痺れや筋力の低下の回復、こういうのが回復するものをたくさん目の当たりにしてきました。今までの治療であればですね、手術をしてそれが治らなければ後遺症としてそのまま様子を見るしかなかったんですけども、このようにですね、幹細胞による治療でですね、つらい痺れで眠れなかったりですね、脚の力が落ちてどうしても長く歩けなかったりとか、階段を下りたりするのもしんどいといった方がですね、幹細胞の脊髄内投与の治療によってですね、かなり回復されて喜んでる姿みるとですね、この最先端の再生医療はとてもすごいなあといつも思っております。

 

「実際の症例の紹介」

それではですね、実際のヘルニアに対する幹細胞の治療を説明したいと思います。この方はですね、50歳の男性なんですけども、特に大きな原因となるものはなかったんですけども、急に背中が痛くなりまして、その後ですね、足の筋力が弱まってきて歩くことが困難になって、病院で詳しい検査をしたところ、胸椎の方のヘルニアを認めまして、その後すぐに手術をされました。

椎間板ヘルニアの場合はですね、脚の筋力とか手の筋力が落ちてきた場合には、すぐに手術をしないと戻らなくなるので、その場合は緊急で手術をすることがよくあります。この方はですね、胸椎椎間板ヘルニアを

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