半月板・糖尿病・美容など種類別に「再生医療で治療」する流れを解説！
半月板・糖尿病・美容など種類別に「再生医療で治療」する流れを解説！
動画解説／医師：坂本貞範
はい、みなさんこんにちは。Dr.サカモトです。
本日は再生医療の流れについてお話ししたいと思います。
では、再生医療はそもそもどんな人が受けられるかということについてお話ししたいと思います。再生医療を受けるにあたってまず、採血で感染症があるかないかをチェックします。
例えばB型肝炎、C型肝炎、HIVなどそういった検査をします。その感染症の検査をして、全て陰性であれば幹細胞の治療を行うことができます。
再生医療を受けられる方についてお話しします。
例えばスポーツで怪我をされた方、変形性膝関節症や変形性股関節症などの関節の痛い方、脳卒中・糖尿病・パーキンソン病・認知症などいろんな全身の疾患の方にももちろん適用はあります。
その他、美容についても幹細胞の適用になります。スポーツや外傷による幹細胞の治療ですけれども、やはりプロのスポーツ選手などは早く試合に復帰しなければいけません。
再生医療のメリットは普通の保険診療よりも治療期間が短くてすみます。その他、再生能力によって壊れた組織をきれいに修復することもできます。
例えばスポーツの損傷で膝の半月板損傷や靭帯を伸ばしてしまったり、断裂してしまったりした場合、まず感染症の有無をチェックして、そのあとに自分の脂肪細胞を少し取り出して、幹細胞を培養します。
4週間から6週間くらいかけて培養した後、損傷した部位に注射をします。
そうすることによって壊れた組織・軟骨・半月板などが修復されるのですね。これは従来の治療よりもかなりの速いスピードで回復することができます。
次に糖尿病の再生医療についてですが、これもまず採血によって感染症のチェックをして、すべてが陰性であれば脂肪を取り出し、その中の幹細胞を取った後、それをまた4週間から6週間培養して、約1億以上の幹細胞に培養します。
その後、点滴の静脈注射で全身に流すんですけれども、この点滴の幹細胞の治療を1回から約3回くらい行いますと、今まで保険診療などで薬やインシュリンなどを注射していた方、それでHb A1cがある程度横ばいであった方でも、幹細胞を点滴することによって膵臓の再生能力が見込まれ、インシュリンの量がたくさん出ることになります。もちろん個人差はあります。
糖尿病の保険診療で従来のインシュリン注射や内服の方でコントロールされている方でも、数値が横ばいであった方が再生医療することによってその数値はだんだんと下がっていって、インシュリンの注射をしなくてもよくなったり、薬の数が減ったりすることが多く見られるようになります。
そして、美容の再生医療なんですけれども、これも採血により感染症の有無をチェックした後、全て陰性であればお腹の方から少しだけ脂肪を取り出し、その中の幹細胞を4週間から6週間培養します。
そしてその培養した幹細胞を直接顔の皺や皮膚に注入します。そうすることによって皮膚の中に細胞が入っていき、その細胞から出る成長因子によってその皺を修復することができます。
ではPRPの再生医療についての効果なんですけども、スポーツ外傷や怪我などで修復を早めるという効果があり、治療期間を短くすることによって社会復帰やスポーツの復帰も早めることができます。
顔のPRPについても、顔全体にPRPを注射することによって皺や皮膚の若返りを期待することができます。
再生医療の2種の幹細胞と、再生医療の3種のPRPとの違いなんですけれども、2種の幹細胞については組織の修復ができるということ。そしてもうひとつは幹細胞を点滴に静脈に注射することによって、全身に幹細胞を張り巡らせて、脳の方や臓器の方に幹細胞を提供することができる。
もう一方のPRPについては幹細胞が入っていませんので、組織を再生させることができません。
ただ本来人間が持っている修復能力を早めるというのは可能です。このように再生医療の2種の幹細胞と3種の PRP、それぞれ働きが違うので、疾患に分けて使い分けをします。
この再生医療の治療がどこで受けられるかということなんですけれども、まず厚生労働省の認可の下りたクリニック、病院でしか治療ができません。その詳細については厚生労働省のホームページに記載がありますので、またそちらの方も参考にしてください。当院もそちらのホームページに記載されております。
本日は再生医療の流れについてお話をしました。ありがとうございました。
———————————————————-
治療やカウンセリングには、 日本全国、北は北海道から、南は九州、沖縄まで多くの患者様がご来院されています
▼半月板損傷・糖尿病を「再生医療（幹細胞）」で治療したい！
治療できるか？など、 ご質問や疑問などは、今すぐお問い合わせください。
こんな些細な事を聞いていいのかな？・・・などと考えず、
お気軽にご相談いただければ嬉しく思います。不安を軽くし、安心して治療に入っていただけるよう心がけています。
▼お問い合わせ、ご来院予約
□ リペアセルクリニック
□ お電話でのご相談： 0120-706-313 （全国10:00～18:00）
□ メールでのご相談： https://fuelcells.org/mail/
□ ご来院予約： https://fuelcells.org/reservation/
