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糖尿病治療に再生医療は効果ある?血糖値を下げ合併症も予防できるって本当?

糖尿病治療に再生医療は効果ある?血糖値を下げ合併症も予防できるって本当?

皆さんこんにちは、Dr.サカモトです。本日は糖尿病の再生医療についてお話ししたいと思います。

糖尿病には1型と2型が存在します。1型糖尿病はなんらかの原因で膵臓のインスリンを作る細胞が破壊され、インスリンが殆ど出なくなった状態です。2型糖尿病は生活習慣によるものです。インスリンの分泌が不足したり、インスリンが身体の中で作用しづらくなった状態を言います。

一般的には糖尿病の治療について、採血による空腹時血糖値やヘモグロビンA1cの数値で判断します。数値が高い場合は食事療法や運動療法などの指導をする場合があります。それでも血糖値、ヘモグロビンA1cが高い場合は内服薬を投与します。 内服薬投与しても血糖値、ヘモグロビンA1cが高い状態が続く場合は、インスリンの注射を投与します。

糖尿病の治療で内服薬やインスリンの注射でうまくコントロール出来れば、それほど合併症の心配は必要ありません。しかし内服薬を飲んだり注射を打っても、ヘモグロビンA1cや血糖値が高いままですと、合併症のリスクがあります。

主な合併症のひとつとして

⚪️癌(がん)の発生率が20〜30%高くなります。

⚪️全身の血管が損傷を受けて、目の網膜の動脈、静脈にもダメージを及ぼし、視力が低下します。

⚪️手足の血管がダメージをうけて痺れたり、酷い場合は壊死に至ることもあります。

⚪️免疫力の低下により風邪やその他の病気にかかりやすくなります。

糖尿病の一般的な治療で困るのは、薬や注射を行なっても血糖値やヘモグロビンA1cが高い状態が続くことです。こういった方は合併症のリスクが高くなります。そこで再生医療を行い、血糖値やヘモグロビンA1cの数値を1段階、2段階下げることが可能になります。そうすることで、糖尿病の合併症の発生リスクを回避することができます。

 

糖尿病の再生医療の効果についてお話ししたいと思います。糖尿病には1型と2型がありますが、幹細胞による再生医療は2型糖尿病のみ適応となります。現在のところ1型糖尿病は適用にはなっておりません。 糖尿病の幹細胞による治療は、培養した幹細胞を静脈に投与することによって膵臓の機能を回復させ、インスリンが良く分泌するようになります。

その他にも、幹細胞が全身の血管を巡ることによって血管を修復し、それによってインスリンの吸収率が上がります。この作用によって内服薬やインスリン注射でも下がらなかった血糖値、ヘモグロビンA1cの数値を下げることが可能となりました。

 

糖尿病の再生医療についての質問

幹細胞を何回投与すればいいか?という質問が良くあります。もちろん1回でも全身の血管を巡って膵臓の機能を回復させることが可能になります。但し、当院では長年糖尿病を患っている方には、3回以上の点滴投与を推奨しております。

糖尿病の再生医療の効果について、個人差はありますが幹細胞を静脈に点滴で投与してから約1カ月で血糖値が下がってくる方もおられます。3回点滴による投与をして、1年かかって効果が出る方もいらっしゃいます。 中には20年間インスリン注射を投与されていた患者様が、3回の幹細胞の点滴によって約1年後に200以上あった血糖値が2桁になることが多くなり、ヘモグロビンA1cも下がることでインスリン注射ではなく、内服薬でコントロールができるようになった症例があります。

このように従来の内服薬やインスリンによるコントロールがうまくいかない方、また合併症の危険性が高くなる方については糖尿病の再生医療をお勧めします。

 

糖尿病の再生医療のデメリットについて

⚪️個人差があります。幹細胞の点滴をしたからといって、全ての人が100%満足できる結果とはなりません。

⚪️3回以上の点滴で、60%以上の患者様が満足した数値まで下がったという報告があります。

⚪️幹細胞の点滴投与はとても高額です。 1回あたり200万円以上を3回以上投与するとなると、600万円を超えてしまいます。ここが大きなデメリットとなります。

但しインスリン注射を投与されている方が内服薬のみで血糖値をコントロールできる可能性はとても高くなります。 また薬を飲んでいても下がらなかった血糖値、ヘモグロビンA1cが1段階も2段階も数値が下がるという結果がありますので、糖尿病の再生医療は今後とても期待されるものと思われます。

当院では糖尿病の再生医療を行なっております。 現在、糖尿病でお困りの方は是非お問い合わせください。

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