再生医療の選び方Part2|知っておくべき幹細胞の効果的な培養方法
2021.06.17再生医療の選び方Part2|知っておくべき幹細胞の効果的な培養方法
動画解説/医師:坂本貞範
はい、みなさんこんにちは。Dr.サカモトです。
前回お話した再生医療を選ぶポイントというお話をしましたが、今日はその第2弾をお話したいと思います。前回の動画では幹細胞の数と質というものが、幹細胞の再生医療においてとても大切なことをお話ししました。
今回は、幹細胞を2回以上つまり複数回投与する時のポイントをお話したいと思います。幹細胞は、1回の投与でもかなりの効果は得られます。
ただ症状によっては、1回だけでなく2回目や3回目といったように回数を重ねて幹細胞の投与することもあります。幹細胞を複数回投与する際に、幹細胞の作り方によってどれだけの差が出るかを説明したいと思います。
国内の一般的な細胞加工室での細胞の作り方ですけれども、まず始めに1回の脂肪採取で3回分の幹細胞を作ります。つまり1回の培養でたくさんの幹細胞を作り出して、3つに分けて保存をします。このように作られた3回分の幹細胞はまず冷凍保存されます。
そして1回目の投与の際には、病院やクリニックに運ばれた幹細胞を解凍します。前回でもお話ししたように、解凍した際にはやはり幹細胞の力は半減してしまいます。
そして、2回目3回目幹細胞を投与する時には、この1回目と2回目の間、この間に2回目の幹細胞はずっと冷凍保存されているので、それによってさらに幹細胞の力も弱まってしまいます。3回目の幹細胞も同様に冷凍している時間が長ければ長いほど幹細胞の力は弱まっていきます。
そしてもうひとつは当院の提携している細胞加工室での作り方ですけれども、このような幹細胞の培養の仕方は国内ではほとんど行われていません。
どういうことかと言いますと、まず脂肪採取してから幹細胞を培養します。この幹細胞は冷凍保存することなくクリニックに運ばれます。そうすることによって95%以上の生存率のある幹細胞が運ばれてきます。
そして2回目に投与するときは1回目と同じく幹細胞を一から培養します。そして冷凍することがなくて当院に運ばれていきます。3回目も同じように一から培養され当院に運ばれます。
そうすることによって、1回目の95%以上の生存率を持った元気な幹細胞が同じく、2回目も3回目も投与することができます。このように当院の提携している細胞加工室の培養の仕方には、とても手間がかかります。
しかし、一般的な細胞加工室の培養と違って1回目も2回目も3回目も同じような生き生きとしている幹細胞を投与することができ、そのことで高い治療成績が得ることができます。
膝や股関節や肩の幹細胞による再生医療の治療においては、まず幹細胞の数が1つ、2つ目に冷凍しないで生き生きとした細胞を作る細胞の質が2つ、そして2回目を投与する時に1回目と同じようにどれだけ生き生きとした幹細胞が作れるかというのが治療の鍵となります。
当院では幹細胞を培養する際に自分の脂肪からの幹細胞を自分の血液で培養します。
国内で一般的によく行われているのは、牛や動物などの血液を使って培養することがよくあります。もちろん自分の血液を使った方がアレルギーの心配などなく安心して治療が行えます。
今回は再生医療を選ぶポイントとして前回の幹細胞の数と質そして、2回目以上幹細胞を投与する時の、幹細胞の培養の違いを説明させていただきました。
ありがとうございました。
再生医療の選び方Part2|知っておくべき幹細胞の効果的な培養方法
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