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PRP(多血小板血漿)療法ってどんな治療?再生医療医が解説

2019.06.15

 

PRP(多血小板血漿)療法ってどんな治療?再生医療医が解説

動画解説/医師:坂本貞範

 

はい!みなさんこんにちは!Dr.サカモトです。

今日は、「PRP治療について」お話をしたいと思います。

PRP治療といえば、最近テレビや雑誌などで少しは耳にしたことのある人がいらっしゃるかと思いますけど、「実際 PRPってなんだろう」そういった疑問を持っておられる方がたくさんいると思うので、そのPRPの治療について今日は詳しくお話をしたいと思います。

再生医療とは

PRP治療についてお話ししたいと思います。

PRP治療というのは自分の血液の血小板を利用した治療方法です。例えば、自分の体に傷が付いた時に自然にカサブタができて治っていきますよね。この自分の「自然治癒力を生かした治療方法が、PRP」です。

その血液の中の血小板成分だけをたくさん凝縮して集めて、それを体内に戻すことによって自分の傷を治す。その力を高める、修復する能力を促進する、という治療方法がこのPRP治療です。

PRP治療は膝や肩などの関節の痛みで今、治療していても、なかなか痛みが取れない方痛みが慢性化して、他に治療法がない方、またはスポーツをしていて怪我をして早く復帰したいが他に良い治療法がないのか、という方にオススメです。

PRP治療というものは他の動画でも説明した通り、厚生労働省の第3種という認可が必要となります。なのでクリニックで安全性を確立されたところでしか行うことができません。

また自分の血液を使うことによってアレルギーなどといった副作用のリスクが少ないというのが特徴です。

PRP治療は最新医療なので不安に思われる方がたくさんおられると思いますけれども、先ほど言ったように安全性が確立されておりますので皆さん安心して治療を受けることができます。

 

それでは治療の流れを3ステップで説明したいと思います。

まず1つ目、必要な分だけの採血をします。

2つ目、取り出した採血を遠心分離機にかけて血小板成分だけを集めて抽出します。

遠心分離機によって血液はいくつかの層に分かれます。

 

イラストのあるように、ここの部分をPRPと呼びます。

そして3つ目、血小板成分を多く含んだものを抽出したPRPを患部に注射します。

 

この治療の流れの3ステップは、実は30分で治療を終えることができます。

PRP治療をしてから2、3日は少し炎症を生じて痛みを伴うことがありますけれども、その後は痛みが消えていくので心配することはありません。

PRP治療は損傷した部位を早く治癒する機能がありますので、プロアスリートなどにもこの治療はたくさんされております

例えばタイガーウッズや大リーガーのマー君などもこの治療を受けております。当院でも現役のプロのサッカー選手が膝の治療で来られました。

PRPをすることによって現在は怪我から復帰されて試合もされています。このようにPRP治療はたくさんのプロアスリート選手にも行われており、とても身近な治療になっております。

 

本日のPRP治療のお話はどうだったでしょうか。

ご質問のある方は、こちらのコメント欄まで記入をお願いします。

次回もお楽しみに!Dr.サカモトでした。

 

 

 

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