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- 幹細胞治療の症例
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筋トレが再開できて嬉しい! こちらの患者様は、数年前から筋トレ時に右肩痛が出現している、過去に受けた左肩腱板損傷の手術後の痛みが悪化していると当院を受診していただきました。 最近は健康増進のためジムで筋トレを行う方が増えています。男性に人気の種目は分厚い胸板を目指しての大胸筋のトレーニングです。しかし大胸筋トレーニングは正しいフォームで行わないと肩を傷めるリスクが高いです。特に腕の軌道がバーによって制限されるベンチプレスや、大胸筋上部や三角筋に負荷がかかるインクラインベンチプレスなどは注意が必要です。せっかくジム通いをはじめたのに肩の痛みのため思うようにトレーニングが出来ない、しかし筋トレのためだけに大がかりな関節鏡手術までは受けられないといった患者様の当院への受診が増えています。 こちらの患者様も数年前からの右肩痛のため、思うように筋トレが出来ないとフラストレーションを抱えておられました。また以前受けた左肩腱板損傷の手術後の痛みが悪化しているとのことでした。 左肩の手術の際、関節鏡を使用したので傷は小さく体への負担は少なかったそうですが、術後の外固定が3か月、その後の手術と外固定で固まってしまった肩の激痛をともなうリハビリは6か月にもおよび、大変辛かったと話して頂きました。おかげで痛みは軽減し執刀医の先生やリハビリの先生には大変感謝してるものの、もう一度あの辛い思いはしたくないと、入院や外固定が必要のない幹細胞治療に興味をもたれ当院を受診していただきました。残念なことにあんなに苦労して治療した左肩のほうも最近また痛みが強くなってきているとのことでした。受診時のMRIは、右肩は腱板部分断裂、左肩は腱板の再断裂を認めていました。 当院では独自の冷凍せず培養する方法や、独自の培養シートを使用することで生き生きとした幹細胞を投与することができます。その結果、腱板損傷の治療成績は関節鏡と同等かそれ以上を誇っています。 また、擦り切れて短くなった腱板を強い張力でアンカーで元の位置に縫着する手術とは違い、幹細胞治療は擦り切れて薄くなったり短くなった腱板自体を再生させるので再断裂の心配はありません。細胞採取の際は局所麻酔下で下腹部から1cmほどの傷を用いて米粒2〜3粒ほどの脂肪を採取するのみで、体への負担が手術に比べてはるかに少ないです。そのことをお話しして、是非当院の幹細胞地治療を両肩とも受けたいと言ってくれました。 投与一年後のMRIで腱板の再生を確認 <治療効果>右肩に5000万個細胞を3回、左肩に5000万個細胞を2回投与+PRP 右肩には5000万個細胞を3回、左肩には5000万個細胞を2回投与しました。 投与後4か月で、両肩とも痛みは消失しました。 その時から肩への負担が少ないダンベルプレス、ペクトラルフライなどの種目はやっていただくこととしました。投与後1年のMRIでは、両肩ともに薄かった腱板が分厚くなっていることが確認できました。 最終診察時に患者様には分厚くなった胸板によってトレーニングの成果を見せていただくとともに、投与前には全く出来なかった腕立て伏せが30回できるようになったと嬉しそうに話していただきました。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数 (1回~3回)132~418万円(税込) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000548 再生医療医師監修:坂本貞範
2023.09.28 -
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右肩腱板損傷に対する幹細胞治療で腱板が再生! こちらの患者様は2か月前から急に出現した右肩の痛みで、当院を受診していただきました。 近くの整形外科の肩専門医を受診し、MRI撮影で腱板断裂と診断されました。関節注射、投薬やリハビリでの改善は見込めないということで、すぐに関節鏡手術を予定されたそうです。 腱板損傷は最初は小さな断裂からはじまりますが、それを放置しておくと徐々に断裂部位は大きくなり、最後には縫合が不可能になってしまいます。縫合が不可能な大断裂・広範囲断裂の場合には大腿部から筋膜を採取して橋渡しをしたり、人工関節が必要になってしまう場合があります。特に50代の若い患者様の場合には、今後の長い人生の中で大断裂に進行してしまう可能性が高いので、肩専門医は手術を勧めたのだと思います。 しかし以前に患者様は当院のYouTubeを見ていただいており、再生医療を思い出し当院を受診していただきました。 関節鏡による手術は傷口は1㎝ほどのものが数か所だけですみ、体への負担は少ないです。しかし手術後は数週間の装具による患部の固定、装具を外した後は数か月のリハビリ、入院も必要になります。また手術の際には感染のリスクや全身麻酔の合併症もあり、術後の装具固定により肩関節の拘縮という合併症や、縫合した腱板の再断裂のリスクもあります。せっかく腱板が縫合されて繋がっても拘縮の痛みが出てしまい、以前よりも痛くなることもよく見られます。 一方、当院の腱板損傷に対する幹細胞治療の効果は手術と同等かそれ以上であり、さらに治療のための入院は必要なく日帰りで大丈夫です。何よりも縫合せず腱板を再生させるため、再断裂という心配はなくなります。 具体的な方法は、下腹部から1㎝程の創で米粒大の脂肪組織を2粒から3粒ほど局所麻酔下に採取し、その中にある脂肪幹細胞を分離及び培養し、エコーガイド下に損傷下腱板に注射します。入院、外固定、リハビリはもちろん不要です。関節鏡と比べ多くの利点があることから、幹細胞治療を選択していただきました。 当院では数多くの腱板損傷の幹細胞治療を行っていますが、明らかに手術するよりも好成績となっており、一人でも多くの方にこの治療を知っていただきたく日々努力をしております。 MRI MRIでは棘上筋腱の上腕骨付着部での部分断裂を認めました。白くなっているところが損傷部位です。肩峰下滑液包に液体貯留を認め炎症が強いことが示唆されました。 Before MRIで腱板が白くなっており形も不整となっている After MRIで白いところが縮小し腱板の形も整っている <治療効果>2500万個の幹細胞投与を計3回+PRP 2500万個の幹細胞投与を計3回を行いました。 初回投与後3か月で痛みは10段階で投与前10点であったのが5点に軽減しました。初回投与から1年後にはすっかり痛みが取れて0点になっていました。 幹細胞治療で満足いく治療効果が得られた患者様にはお知り合いやご家族にも幹細胞治療をお勧めしたいと言っていただけます。しかし幹細胞治療の効果は100%ではありません。幹細胞治療の不確実性を理解いただいている誠実な患者様は、手放しで他の人にはお勧めできないともおっしゃられます。 こちらの患者様には幹細胞治療の不確実性を踏まえた上で旦那様に幹細胞治療をお勧めしていただき、旦那様も治療を受けてもらうことになりました。初回投与後1年に旦那様の幹細胞治療で付き添いに来ていただいた際、お話を聞くと肩の痛みはすっかり良くなったと言っていただけました。さらに他院で撮影したMRIを持参していただき再生した腱板を確認することができました。 旦那様も奥様同様に満足いただける治療効果が得られることを願っています。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数 (1回~3回)132~418万円(税込) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000624 再生医療医師監修:坂本貞範
2023.09.11 -
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サーブの時やバックハンドの時が特に痛い こちらの患者様はプロテニスプレイヤーを目指す20代男性です。高校時代からすでにテニスのサーブの時に右肩痛が出現していたそうです。努力家の患者様はそれでも痛みに耐えながら現在までプレーを続け、今では安静時にも痛みが出現するようになってしまいました。インナーマッスルの強化、フォームの改善、柔軟性の向上などありとあらゆることを試しましたが疼痛の改善は乏しかったそうです。肩のスポーツ障害専門のドクターには最終手段として手術による腱板縫合を提案されましたが、術後のスポーツ復帰には半年はかかると言われたそうです。あまりにも早い復帰は再断裂の危険が高くなってしまうからです。また関節鏡を使用するとはいえ肩の筋肉にメスを入れることによる筋力低下、術後の装具固定による肩関節の可動域制限によりパフォーマンスが落ちてしまうことを懸念されていました。何よりもこの年齢での長期間のブランクはプロテニスプレイヤーの夢を諦めることを意味してしまうと大変落ち込んだそうです。そんな中、最先端医療である幹細胞治療に希望を見出し当院を受診していただきました。 MRI MRIでは3本の腱板のうち、棘上筋腱と棘下筋腱の2本もの腱板の部分断裂を認めていました。我々はこの状態でよくプレーしていたものだと驚くとともに、患者様のプロテニスプレイヤーへの熱い思いを感じとりました。 <治療効果>関節に幹細胞2500万個を2回投与+PRP 当院では独自の冷凍保存しない生き生きした生存率の高い幹細胞を用いているため腱板損傷に対する治療成績は手術と同等かそれ以上の結果となっております。患者様の夢の手助けをさせていただきたいとの思いで、我々は2500万の幹細胞投与を2回行い、投与後6週間での徐々にではありますがスポーツ復帰を提案させていただきました。患者様はスポーツ復帰が思いのほか早くできること、手術と違い投与後の筋力低下や可動域制限の心配がない点から当院での幹細胞治療を選択していただきました。 投与後半年の時にはテニス時の肩の痛みは10段階で1に軽減しました。今後筋力強化と幹細胞の修復により痛みが完全に取れるようにフォローしていく予定です。最終診察時の患者様の熱いまなざしをみた我々は、まだプロテニスプレイヤーの夢を諦めていないのだなと確信するとともに、患者様の夢を応援することができたと大変うれしく思いました。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数 (1回~3回)132~418万円(税込) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000015 再生医療医師監修:坂本貞範
2023.06.07 -
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腱板が再生する 幹細胞を投与して約4ヶ月で痛みがなくなり、腕の動きも正常に戻りました。MRIを治療して1年後に撮影して治療前と比較すると、腱板の損傷部(MRIで白くなっているところ)が治療後には腱板が再生および修復することでほぼ正常のMRI画像となっています。関節内の炎症によって水が溜まっていたのもすっかり消失しておりました。 肩の腱板断裂や損傷に対しては、従来の関節鏡による手術では断裂部を糸で縫合するためにそれが干渉して、どうしても再断裂という合併症のリスクが高くなります。幹細胞による治療では、縫合せずに腱板を再生させることで再断裂のリスクはほとんどなくなります。そして入院やその後の大変なリハビリの必要もなく、仕事などを継続しながら治療ができというメリットがあります。過去の多くの症例から、当院独自の冷凍せず培養した幹細胞を投与することで、肩の腱板損傷の改善率は手術するよりも成績は良くなっています。 従来の治療ではこのように腱板の断裂部が再生するということは考えられませんでした。しかし、幹細胞の治療で痛みは消失し、MRIでも腱板が再生されているという所見も見られることで実証されました。多くの腱板損傷の患者さんが笑顔で喜んでくれることで、私としては再生医療という治療にとてもやりがいを感じております。 MRI所見 この方の治療経過はこちらへ <治療効果>関節に幹細胞2500万個を3回投与+PRP <治療費> 肩腱板損傷に対する幹細胞治療 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数 (1回~3回)132~418万円(税込) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000051 監修:院長 坂本貞範
2023.03.08 -
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肩腱板損傷に対する再生医療 約1年前から左肩の痛みが出現し、近くの病院で肩腱板損傷と診断とされました。以前から荷物の上げ下ろしをする機会が多かったことからそれが原因の一つと考えられました。特に上の棚のものを取る動作で、腕を90度あげてからの荷物の上げ下げすると腱板のインピンジメントが起こります。インピンジメントとはどういうものか説明すると、もともと腱板は骨と骨の隙間のなかで動いており、その隙間が狭くなった状態で腱板が骨と擦れることを言います。その擦れる状態が継続することで、腱板が徐々に損傷していきあるところまで来ると炎症を起こして痛みが発生します。 この方の症状として、腕の上げ下げの際の痛みとその際にゴリッと少し音が鳴っていました。腱板が損傷すると、このように音が鳴ることがよくあります。幹細胞の治療によってこの音も小さくなったり消失することはよくあります。肩の腱板損傷の一般的な治療としては関節鏡での手術となりますが、腱板損傷部を縫合しても数年すると再断裂する可能性もあります。しかしそのまま損傷を放っておくとどんどん損傷部は拡大していき、完全に断裂すると手術も困難になります。ただ、手術となると入院やその後の長期のリハビリも必要となりどうしても億劫になってしまいます。 そんな時にこの幹細胞による肩腱板損傷治療は良い適応となるでしょう。当院の独自の細胞培養技術により肩の腱板損傷の治療成績はとても良好な結果が出ております。大抵の腱板損傷は、関節鏡の手術をしなくても幹細胞による再生医療で治療は可能となりました。 MRI所見 この方の1年後の経過はこちらへ <治療効果>関節に幹細胞2500万個を3回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を肩に投与して,約4ヶ月目でほぼ痛みは消失しました。手術することなく治療できたので、職場も休むことなく仕事の継続ができて喜んでおられました。今後は肩まわりの筋肉のトレーニングをしっかり継続していただくことを説明しました。 <治療費> 肩腱板損傷に対する幹細胞治療 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 投与回数 (1回~3回)132~418万円(税込) PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000051 監修:院長 坂本貞範
2022.02.14 -
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肩腱板損傷|ウエイトトレーニングで痛み出現 以前から肩の痛みはあったそうですが、ウエイトトレーニングしているとき肩の痛みが出現しました。次の日には肩の痛みが強く挙上困難となりました。よくウエイトトレーニングで肩を痛める方が多くおられますが、ウエイトトレーニングのフォームがしっかりしていないと逆に関節などを痛めることとなります。 また、肩に関しては肩甲骨の周りの筋肉をストレッチで柔らかくしておかないと、重量挙げする際に肩関節に直接負荷がかかるのでよく腱板損傷を起こす原因となります。肩甲骨の動きが悪いと、肩峰と上腕骨頭の間が狭くなり、そこの間を通っている腱板が損傷しやすくなります。 たとえ肩の痛みがなくても、MRIを撮ってみると腱板損傷を起こしているというのも少なくありません。しかし、何かの拍子に損傷が大きくなって痛みが出現します。一般的な治療としては関節鏡での手術となりますが、腱板損傷部を縫合しても数年すると再断裂する可能性もあります。 しかし損傷を放っておくとどんどん損傷部は拡大していき、完全に断裂すると手術も困難になります。 当院では数多くの腱板損傷に対する幹細胞治療をしていますが、かなりの高確率で手術と同等かそれ以上の好成績の結果となっています。入院や手術などをせずに簡単な注射だけでここまで直すことができる幹細胞治療には大きな期待が持てる最先端治療と思われます。 MRI所見 <治療効果> 関節に幹細胞5000万個を1回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を膝に投与して、約2ヶ月目で幹細胞治療をする前の10分の1ほどの痛みの軽減を認めました。当院では多くの腱板断裂の幹細胞治療を行っていますが、ほとんどの方は痛みが激減し消失される方も多くおられます。 この方も、幹細胞投与して痛みが取れて再びウエイトトレーニングを再開されました。今では怪我をする前よりも重い重量のトレーニングが可能となり喜ばれていました。 <治療費> 幹細胞治療 ・関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回)132~418万円(税込) PRP治療 ・1回 16万5000円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID0000246 監修:院長 坂本貞範 ▼ 再生医療で腱板損傷を治療する 腱板損傷は、再生医療により手術せずに症状を改善することができます
2021.10.03 -
- 膝関節の症例
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腱板損傷・変形性膝関節症|2年前から右肩が痛く、膝も痛くて歩きにくい この方は、仕事上よく身体を使うことから右肩が約2年前から痛み始め、最近は腕を上げる時に肩に音がなり痛みが増強してきました。右膝に関しては、20年前に右膝の前十字靭帯を断裂し手術をしました。 膝の靭帯の損傷を起こし手術をした場合は、必ず数年から十数年後には関節の変形が起こります。この方は、靭帯損傷の後遺症として膝の変形が強く見られました。 肩に関しては、MRIでは腱板損傷が見られ損傷範囲は中程度以上でありました。近くの整形外科で関節鏡の手術を勧められましたが、手術をしてリハビリとなると約3ヶ月以上は仕事ができなくなるとのことで、当院の再生医療を受けることになりました。 肩の腱板損傷に対しては、幹細胞による再生医療は有効で関節鏡手術なしでもかなりの改善が見込めます。この方の場合は、関節の可動域制限はなかったので筋力トレーニングのみを行いました。 レントゲンとMRI所見 右肩関節と右膝関節に幹細胞2500万個ずつ1回投与 冷凍せず培養した幹細胞を右肩と右膝に投与しました。冷凍しないことによって生き生きした細胞が作れ、治療効果を高めます。幹細胞を投与してから徐々に痛みが和らぎ、約6ヶ月の時点で10分の3程まで軽快しました。 まだこれから半年の間も再生されるため痛みの軽快は期待できます。さらに肩を動かすときの音もほどんど消えていました。音がなる原因は、損傷した腱板が骨と骨の間を通るとき擦れるためです。 腱板の損傷が修復されると腱板と骨が擦れにくくなりほとんどの場合は音はならなくなりますが個人差はあります。今後も筋力トレーニングを継続して経過を見ていきたいと思います。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回) PRP治療含む 132~418万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 >肩腱板損傷の動画 ID000185 監修:院長 坂本貞範
2021.03.06 -
- 肩関節の症例
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腱板損傷(両肩)の幹細胞治療 この方は、約5年前から両肩の痛みが出現。日常生活が困難となり近くの病院で肩腱板損傷と診断される。手術以外の方法を探していたところ当院のサイトを見て来院されました。 肩関節の動きは正常と比べ90%ほどの関節の可動域はありました。腱板損傷して5年経っていますが、肩の動きは良い方でした。これならマニピュレーションしなくてもリハビリのみでも可動域改善は見込めるでしょう。 MRIでは、左よりも右肩の腱板損傷が強く見られました。 MRI所見 両肩に2500万個ずつ幹細胞を投与する 両肩にエコー を見ながら2500万個ずつ幹細胞を投与しました。同時に高濃度PRPも投与しました。幹細胞とPRPを投与することで、さらに幹細胞の力を高めることができます。 そして、当院独自の冷凍しない方法で幹細胞の質を落とさず高い生存率の状態で投与します。 投与して1ヶ月目で急に肩の痛みが軽くなって動かしやすくなりました。その後の経過は1ヶ月おきに2割ずつ痛みが軽減し、幹細胞投与して4ヶ月目には、治療前の痛みを10とすると左肩1右肩1となりました。日常生活にも支障はなくなりました。 今後もリハビリ継続し痛み0を目指していきます。 https://youtu.be/CFNAS_lUZKM https://youtu.be/A9QjEoc9kSg その他の動画はこちらへ <治療費> 関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回) PRP治療含む 132~418万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000201 監修:院長 坂本貞範
2021.01.05 -
- 幹細胞治療の症例
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肩腱板損傷|肩が痛くて上がらない!関節鏡の手術が必要と宣告された この方は飲食を経営されていましたが、肩の痛みで仕事ができなくなり、さらにかかりつけの整形外科の先生に肩の手術をしないといけないと言われたため一度店を閉めて、入院手術の方向で考えられていました。 その時、当院のことを知り手術をせず治るならぜひということで来院されました。 来院時は肩の動ける範囲として、腕を90度ぐらいまでしか上がらない状態でした。関節が固まる強い拘縮がみられ、ハイブリッドマニュプレーションも幹細胞と同時に行う方向となりました。 まずは、拘縮を取る 関節の拘縮をとるため幹細胞治療の前にハイブリッドマニュプレーションを行いました。まずエコーを見ながら、肩や腕につながる神経を部分麻酔します。そして肩の周りに麻酔が効いた後、他動的に腕を動かして拘縮をはがします。 その後に早く損傷した組織が回復するように高濃度PRPを注射します。このように当院独自のハイブリッドマニュプレーションとは、マニュプレーションと再生医療を組み合わせた治療を言います。 一般的なマニュプレーションは入院が必要ですが当院では日帰りで可能で、再生医療も加えることで治療効果をグンと高めます。 MRIで腱板部分断裂 MRIで肩腱板の部分断裂を認めます。 幹細胞5000万個投与し3ヶ月で軽快する ハイブリッドマニュプレーションしたあと、培養された幹細胞を投与しました。投与の時はエコーを見て部分断裂したところにピンポイントで投与しました。当院の幹細胞は冷凍せず投与できるので高い治療効果が期待できます。 投与して数日すると徐々に痛みが取れ始め、腕も動かしやすくなり約3ヶ月後にはほぼ正常に動くようになりました。その間当院のリハビリへ通院していただきしっかり可動域訓練を行いました。関節の治療全てに言えることですが、やはりリハビリはとても大事となります。 もともと、肩の手術を予定していたので一旦お店は休業としましたが、今回の幹細胞治療により結果的に店は休業しなくてもよかったことになります。しかし、これだけ早く回復したので店の再開が早まったのでよかったと思われます。 https://youtu.be/dgiMdMh5eo8 https://youtu.be/SwhgKEJ_oUw そのほかの動画はこちらへ <治療費> 関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回) PRP治療含む 132~418万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000188 監修:院長 坂本貞範
2020.12.23 -
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腱板の完全断裂は一般的には手術必要 半年前にゴルフ場で転倒しその際に左手をついたときに左肩を痛めてしまい、それ以降腕が挙がらなくなりました。近くの病院で腱板の断裂なので手術を勧められたが、どうしても踏ん切りがつかず様子を見ていたところ当院のことを知って来院されました。 関節内には水が溜まり痛みで寝られない 怪我をして様子見ていると、関節が腫れたため近くの病院に行くと水を注射器で抜かれましたが、すぐまた水が溜まり肩が腫れてしまい痛みで寝れない状態でした。 腱板の部分断裂であれば幹細胞の適応となりますが、完全断裂であれば本来なら手術を勧めます。ただ、完全断裂していても肩の他の筋肉の作用で腕を下ろした状態から50度付近まで上がる事があります。 そこまで上がれば頭を洗えることも出来ます。この状態で痛みがなければ、手術をせずそのまま生活をする方もおられます。 完全に腱は戻らない可能性があることを了解した上で幹細胞治療をする 腱板の完全断裂はやはり幹細胞治療よりも手術を勧めます。しかし、この方の場合はまず肩の関節に水が溜まって痛くて寝られない事が一番の悩みです。幹細胞治療をする事で、関節の中の軟骨の損傷や腱板の損傷による炎症をまず抑えることを目標としました。 まず、幹細胞の効果を高めるために先にPRPを注射しました。その間に幹細胞を1億個まで培養します。当院では関節の治療の際に最大1億個まで培養することが出来ます。治療効果を高めるには数が必要です。 さらに大事なことは、幹細胞を冷凍せず投与することです。当院の提携している細胞加工室は国内でも珍しく冷凍せず幹細胞を投与できるため一般の幹細胞と比べ数倍以上の効果が見られます。 半年後には痛みがほとんどなくなり、腕も以前より上がるようになる。 幹細胞投与して、半年後には関節の水も溜まらず痛みもほとんど軽くなり、ゴルフも出来るようになりました。肩関節の動きも、腱板の完全断裂ということで回復は期待していませんでしたが、腕を前に上げる動作は10度ぐらいでぐらいでしたが、50度ぐらいまで上がるようになり自分で頭を触れるぐらいまで回復されました。 日常生活に痛みがなく支障がなければ本人も手術をしないと決めておられるため、このまま様子を見ていくこととなりました。このように、完全断裂であっても痛みがなく日常生活に問題がなければ手術を選択しない方もおられます。 もちろん、完全に腕が上がるところまで求めるのであれば手術を勧めます。 もちろん、手術も完璧ではなく今度は再断裂というリスクもあります。そのリスクを減らすためにも手術と再生医療の両方を行うことが一番ベストな治療方法と思われます。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回) PRP治療含む 132~418万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000152 監修:院長 坂本貞範
2020.11.03 -
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肩腱板損傷|長年、空手をしており膝と肩の痛みで悩んでいた この方は、長年空手をしておりそのせいで膝の痛みと肩の痛みで悩まれ、四国地方からわざわざ訪ねて来られました。格闘技の方で多いのは、膝の半月板損傷、靭帯損傷、肩の腱板損傷などがよく見られます。この方の場合、膝関節の変形もかなり進行していました。 過去に何度か、膝の靭帯の損傷をされていたと思われます。そのため、膝の関節が緩くなり、次に半月板がやられて、いよいよ軟骨にも損傷が及び数年かけてこのように変形したのでしょう。 年齢を重ねて生じる変形性膝関節症というのは、膝の内側の軟骨がすり減るのがほとんどです。今回の軟骨は外側がすり減っています。やはり靭帯の損傷が原因でこのように膝関節の外側が変形してしまったのでしょう。 肩の腱板損傷は、空手の突きで痛めたということです。そのうち治ると思って稽古を継続していたら、だんだんと肩の関節の動きが悪くなり、肩から腕にかけて痛くなったとのことです。 肩の腱板損傷や五十肩などで肩を痛めてしまうと、ほとんどの場合に肩関節の拘縮が起こります。拘縮というのは肩関節が固まって動きにくくなることです。肩の怪我をして放っておくと必ず拘縮が起きます。 この拘縮が痛みを助長し、治療期間を長くします。なので、肩が痛くなれば早く原因を見つけて、早期に治療、リハビリを開始しないといけません。 レントゲン、MRI の所見で明らかな損傷 幹細胞投与して痛み激減する 幹細胞投与してから数日で、夜間の肩の痛みが軽減し、歩行時の膝の痛みも大分軽くなりました。2ヶ月目からは、空手でも突きをしても肩は全然痛くないとのことで大変喜ばれていました。 幹細胞は3ヶ月から半年ほどかけてどんどん損傷部位の再生が行われます。幹細胞が損傷しているところに作用するというのはとても不思議な感じがしますが、本来人間の備わったいる機能で、怪我した場所、組織が特定されそこを自動的に修復するのです。不思議ですね。 <治療費> 関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個) 投与回数(1回~3回) PRP治療含む 132~418万円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000055 監修:院長 坂本貞範
2020.07.17 -
- 肩関節の症例
- PRP治療の症例
肩関節痛|長年右肩の痛みに苦しんでいた 今回の症例紹介は、30歳の男性です。 この男性は、数年前にパーソナルトレーニングをしてから右肩が痛くなるも、そのまま我慢して筋力トレーニングを続けた為に、さらに痛みが増強するという悪い循環に陥って苦しんでいました。 「いつか治るだろう・・・」と放置していたようですが、数年経っても右肩に同じ痛みがあり、その右肩が痛いせいで肩こりも強くなってしまい、日々が辛い、ということで来院されました。 この方のように、肩という関節はなかなか厄介で、一度痛めるとその後、拘縮と言って関節が固まる症状になり、それにより痛みが継続してしまうということが多々見られます。 しかし、この症状で普通の病院に行っても注射とリハビリで約半年から1~2年は治療期間としてかかることが多いです。しかも、それだけの期間をかけてリハビリをしたとしても、拘縮が残り、結果として痛みも残るということが多いのが事実です。 そのまま一生、肩の痛みと付き合わなければいけないのか、、、と悩まれている方はきっと沢山おられるのではないでしょうか。 ハイブリッド・マニプレーションなら日帰りで可能 ハイブリッド・マニプレーションをご存知でしょうか? これは当院独自の治療方法で、この男性がお悩みであった長年の肩の痛みを再生医療の面から治療する最新療法です。マニプレーションとは、痛みのある関節に対して、麻酔等の痛みを排除した状態で徒手を用い、他動的に伸張運動を行う治療行為です。 今回の場合は、痛みにより拘縮、固まってしまった状態の肩回から腕の神経に対して部分麻酔を用いて痛みを消した状態でエコーを見ながら他動的に固まっていた腕、肩を動かすことで固まっていた筋肉をはがしました。 その上で、損傷した肩回りの筋肉組織に対して高濃度PRPを注射します。 このように当院独自のハイブリッドマニプレーションとは、マニプレーションとPRP注射という再生医療を組み合わせた治療を言います。一般的なマニプレーションは入院が必要ですが当院では日帰りで可能で、再生医療を加えたことで治療効果をグンと高めます。 肩の拘縮があると、従来では病院に入院して全身麻酔して関節を動かしたり、酷い場合には関節鏡という手術を行うこともあります。 当院では部分麻酔で肩関節を動かし、その後損傷した部位を幹細胞やPRPで再生医療で治療する、この方法を行なっています。麻酔するので痛みはない為ご安心ください。 現時点ではおそらく国内では当院が唯一の日帰り治療のできる施設だと思われます。 次の日には、痛みが消えて肩も正常に動くようになる この患者さんは、治療を受けた翌日にはすっかり痛みが取れて、動きも以前のように正常に動かせると喜ばれておられました。長年苦しんだ肩の痛みが、1日でほぼ完治し、数ヶ月後にも診察しましたが、すっかり痛みがとれて動きの制限もない状態で当方も本当にうれしく思いました。 <治療費> PRP治療 16万5千円(税込) <起こりうる副作用> ・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状のよりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000108 監修:院長 坂本貞範
2020.01.28