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腱板の完全断裂は一般的には手術必要 半年前にゴルフ場で転倒しその際に左手をついたときに左肩を痛めてしまい、それ以降腕が挙がらなくなりました。近くの病院で腱板の断裂なので手術を勧められたが、どうしても踏ん切りがつかず様子を見ていたところ当院のことを知って来院されました。 関節内には水が溜まり痛みで寝られない 怪我をして様子見ていると、関節が腫れたため近くの病院に行くと水を注射器で抜かれましたが、すぐまた水が溜まり肩が腫れてしまい痛みで寝れない状態でした。 腱板の部分断裂であれば幹細胞の適応となりますが、完全断裂であれば本来なら手術を勧めます。ただ、完全断裂していても肩の他の筋肉の作用で腕を下ろした状態から50度付近まで上がる事があります。 そこまで上がれば頭を洗えることも出来ます。この状態で痛みがなければ、手術をせずそのまま生活をする方もおられます。 完全に腱は戻らない可能性があることを了解した上で幹細胞治療をする 腱板の完全断裂はやはり幹細胞治療よりも手術を勧めます。しかし、この方の場合はまず肩の関節に水が溜まって痛くて寝られない事が一番の悩みです。幹細胞治療をする事で、関節の中の軟骨の損傷や腱板の損傷による炎症をまず抑えることを目標としました。 まず、幹細胞の効果を高めるために先にPRPを注射しました。その間に幹細胞を1億個まで培養します。当院では関節の治療の際に最大1億個まで培養することが出来ます。治療効果を高めるには数が必要です。 さらに大事なことは、幹細胞を冷凍せず投与することです。当院の提携している細胞加工室は国内でも珍しく冷凍せず幹細胞を投与できるため一般の幹細胞と比べ数倍以上の効果が見られます。 半年後には痛みがほとんどなくなり、腕も以前より上がるようになる。 幹細胞投与して、半年後には関節の水も溜まらず痛みもほとんど軽くなり、ゴルフも出来るようになりました。肩関節の動きも、腱板の完全断裂ということで回復は期待していませんでしたが、腕を前に上げる動作は10度ぐらいでぐらいでしたが、50度ぐらいまで上がるようになり自分で頭を触れるぐらいまで回復されました。 日常生活に痛みがなく支障がなければ本人も手術をしないと決めておられるため、このまま様子を見ていくこととなりました。このように、完全断裂であっても痛みがなく日常生活に問題がなければ手術を選択しない方もおられます。 もちろん、完全に腕が上がるところまで求めるのであれば手術を勧めます。 もちろん、手術も完璧ではなく今度は再断裂というリスクもあります。そのリスクを減らすためにも手術と再生医療の両方を行うことが一番ベストな治療方法と思われます。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000152 監修:院長 坂本貞範
公開日:2020.11.03 -
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肩腱板損傷|長年、空手をしており膝と肩の痛みで悩んでいた この方は、長年空手をしておりそのせいで膝の痛みと肩の痛みで悩まれ、四国地方からわざわざ訪ねて来られました。格闘技の方で多いのは、膝の半月板損傷、靭帯損傷、肩の腱板損傷などがよく見られます。この方の場合、膝関節の変形もかなり進行していました。 過去に何度か、膝の靭帯の損傷をされていたと思われます。そのため、膝の関節が緩くなり、次に半月板がやられて、いよいよ軟骨にも損傷が及び数年かけてこのように変形したのでしょう。 年齢を重ねて生じる変形性膝関節症というのは、膝の内側の軟骨がすり減るのがほとんどです。今回の軟骨は外側がすり減っています。やはり靭帯の損傷が原因でこのように膝関節の外側が変形してしまったのでしょう。 肩の腱板損傷は、空手の突きで痛めたということです。そのうち治ると思って稽古を継続していたら、だんだんと肩の関節の動きが悪くなり、肩から腕にかけて痛くなったとのことです。 肩の腱板損傷や五十肩などで肩を痛めてしまうと、ほとんどの場合に肩関節の拘縮が起こります。拘縮というのは肩関節が固まって動きにくくなることです。肩の怪我をして放っておくと必ず拘縮が起きます。 この拘縮が痛みを助長し、治療期間を長くします。なので、肩が痛くなれば早く原因を見つけて、早期に治療、リハビリを開始しないといけません。 レントゲン、MRI の所見で明らかな損傷 幹細胞投与して痛み激減する 幹細胞投与してから数日で、夜間の肩の痛みが軽減し、歩行時の膝の痛みも大分軽くなりました。2ヶ月目からは、空手でも突きをしても肩は全然痛くないとのことで大変喜ばれていました。 幹細胞は3ヶ月から半年ほどかけてどんどん損傷部位の再生が行われます。幹細胞が損傷しているところに作用するというのはとても不思議な感じがしますが、本来人間の備わっている機能で、怪我した場所、組織が特定されそこを自動的に修復するのです。不思議ですね。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000055 監修:院長 坂本貞範
公開日:2020.07.17 -
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肩関節痛|長年右肩の痛みに苦しんでいた 今回の症例紹介は、30歳の男性です。 この男性は、数年前にパーソナルトレーニングをしてから右肩が痛くなるも、そのまま我慢して筋力トレーニングを続けた為に、さらに痛みが増強するという悪い循環に陥って苦しんでいました。 「いつか治るだろう・・・」と放置していたようですが、数年経っても右肩に同じ痛みがあり、その右肩が痛いせいで肩こりも強くなってしまい、日々が辛い、ということで来院されました。 この方のように、肩という関節はなかなか厄介で、一度痛めるとその後、拘縮と言って関節が固まる症状になり、それにより痛みが継続してしまうということが多々見られます。 しかし、この症状で普通の病院に行っても注射とリハビリで約半年から1~2年は治療期間としてかかることが多いです。しかも、それだけの期間をかけてリハビリをしたとしても、拘縮が残り、結果として痛みも残るということが多いのが事実です。 そのまま一生、肩の痛みと付き合わなければいけないのか、、、と悩まれている方はきっと沢山おられるのではないでしょうか。 ハイブリッド・マニプレーションなら日帰りで可能 ハイブリッド・マニプレーションをご存知でしょうか? これは当院独自の治療方法で、この男性がお悩みであった長年の肩の痛みを再生医療の面から治療する最新療法です。マニプレーションとは、痛みのある関節に対して、麻酔等の痛みを排除した状態で徒手を用い、他動的に伸張運動を行う治療行為です。 今回の場合は、痛みにより拘縮、固まってしまった状態の肩回から腕の神経に対して部分麻酔を用いて痛みを消した状態でエコーを見ながら他動的に固まっていた腕、肩を動かすことで固まっていた筋肉をはがしました。 その上で、損傷した肩回りの筋肉組織に対して高濃度PRPを注射します。 このように当院独自のハイブリッドマニプレーションとは、マニプレーションとPRP注射という再生医療を組み合わせた治療を言います。一般的なマニプレーションは入院が必要ですが当院では日帰りで可能で、再生医療を加えたことで治療効果をグンと高めます。 肩の拘縮があると、従来では病院に入院して全身麻酔して関節を動かしたり、酷い場合には関節鏡という手術を行うこともあります。 当院では部分麻酔で肩関節を動かし、その後損傷した部位を幹細胞やPRPで再生医療で治療する、この方法を行なっています。麻酔するので痛みはない為ご安心ください。 現時点ではおそらく国内では当院が唯一の日帰り治療のできる施設だと思われます。 次の日には、痛みが消えて肩も正常に動くようになる この患者さんは、治療を受けた翌日にはすっかり痛みが取れて、動きも以前のように正常に動かせると喜ばれておられました。長年苦しんだ肩の痛みが、1日でほぼ完治し、数ヶ月後にも診察しましたが、すっかり痛みがとれて動きの制限もない状態で当方も本当にうれしく思いました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000108 監修:院長 坂本貞範
公開日:2020.01.28 -
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肩の痛みと肩の動きの制限に20年以上悩まされていた 学生の頃に野球のピッチャーをしていて右肩を痛めてしまってからその後も数年痛みが続く。27歳の時に病院で肩の腱が傷んでいるため関節鏡という手術を受けるも痛みが軽快せず。本人はもう肩の痛みは治らないんだと諦め、そのまま20年以上も痛い状態で我慢していたとのことです。 今回はたまたま当院のホームページを見てくださり来院されました。カウンセリングでの診察ではやはり肩の関節の動きに制限があり、MRIでは軽度の腱損傷を認めました。 一般的な治療だと1年以上かかる 今の状態で保険診療の枠での治療となると、定期的にヒアルロン酸などの注射をして、週に3日以上のリハビリをしたとしても約1年以上はかかります。しかし、現時点で日本ではおそらく当院しかされていないハイブリッドマニピュレーションを行うことで、1日でほぼ9割以上は改善するのです。 ハイブリッドマニピュレーションとは? ハイブリッドマニピュレーションとは再生医療➕マニピュレーションのことを言います。では、マニピュレーションの説明からしますね。 四十肩や五十肩、肩の怪我の後の関節の固まり、肩の手術後の関節の固まりや痛みに対して、既存の治療として、マニピュレーションという治療方法があります。 どういうものか具体的に言うと、まず病院に行って、診断を受け手術して全身麻酔をかけて眠りに入ってから肩関節をグッと動かして固まりを剥がすのです。要するに麻酔をかけて肩をグッと動かすことをマニピュレーションと言います。そして、全身麻酔していることから約1日は入院しなければなりません。こう聞くととても大変そうですね。 当院では日本でも数件しか行われていない方法で麻酔をします。まずエコーを使いながら、肩につながる頚椎の神経だけを麻酔します。そうすることで肩から腕にかけての麻酔をします。 その後腕を動かして関節の固まりを取り除きます。入院の必要も全身麻酔の必要もありませんので、体への負担は少ないです。約2時間ほどで全て治療終了となります。 そして、既存の治療と大きく違うところは再生医療を行うというところです。つまり、マニピュレーションを行なって肩の固まりを取った後に、肩の腱の損傷具合をみて幹細胞や高濃度ACti-PRPを注射するのです。 既存のマニピュレーションだけでは、一度関節の固まりがとれても、関節がくっついていた組織が剥がれた後、それが治癒するまで時間がかかるわけですから再び痛みが出たり、それによって肩が動かせなくなる時間が長いためせっかくマニピュレーションしても再び関節が固まることがよくあるのです。 そこに再生医療を組み合わせることで、剥がれた組織の回復を早め、また損傷していた腱なども修復されるため治療の効果はとても高くなります。もちろん、この治療に痛みはほとんど無いないので安心してください。 一回のハイブリッドマニピュレーションでほぼ完治 この患者さんはマニピュレーションした後、ActiーPRPを注射を行いました。治療した次の日には20年以上の痛みがすっかり取れて肩関節の動きもほぼ正常になったと大変喜ばれました。 反対の左肩も五十肩で痛みがあるので、次回治療の予約もしてくださいました。この再生医療という素晴らしい治療法によって今まで私の外来の経験から約1年以上もかかる肩の関節の治療が、たった1日でほぼ完治するのを目の当たりにして、改めてこの再生医療に出会えたことに感謝しております。 この再生医療で糖尿病や肝臓疾患、脳卒中そして変形性ひざ関節症など多岐にわたり、今までの治療ではあり得ないほどの効果が多く見られています。もし、気になるようであれば一度お気軽にお越しください。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID000067 監修:院長 坂本貞範
公開日:2019.11.20 -
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肩腱板損傷に対して高濃度PRPで劇的に軽快 数年前から左肩が痛くて思うように挙がらず当院に来院する。初めは、ヒアルロン酸とリハビリ加療にて少しはマシになっていましたが、やはり肩の痛みで腕が思うように挙がらず。これでは日常生活も困難ということでPRPを4回行う。 日本で唯一の抗凝固剤の入っていない高濃度PRP PRP4回でかなり回復するも、まだ、上の物を取ったり服を着たりするときに左肩の痛みが残る。 そこで、厚生労働省へ届出し受理された日本初「抗凝固剤が入っていない当院独自の高濃度PRP」を注射することにしました。 普通、PRPというものは必ず抗凝固剤が入っています。当院の使用しているPRPにはそれが入っておらず、ご自身の血液だけを純粋に使用したもので、高濃度のPRPであることから、普通のPRPの10倍以上の効果があります。 この方も、一般のPRPを4回しても治らなかった痛みが、なんとこの高濃度PRPを1回注射するだけで劇的に改善されました。私もこの高濃度PRPの威力には驚きました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000012 監修:院長 坂本貞範
公開日:2019.10.21 -
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五十肩のPRP治療|左肩が痛くて上げることができない 特に原因がなく左肩を上げることができなくなり、寝るときも左の腕の痛みや痺れがある。ヒアルロン酸やステロイドの注射ではなかなか痛みが取れないということで、PRPの注射を行う。 痛めている場所にエコー装置を使いピンポイントに注射 今後は必要ならPRP注射を追加をしながら様子を見る予定です。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:リペアセルクリニック理事長 坂本貞範 PRP療法を詳しく
公開日:2019.10.12 -
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腱板損傷・PRP治療|肩関節はなかなか治らない! 長い間、腕が上がりにくく、いままでの治療では良くならなかった70代女性 長年、ヒアルロン酸 ステロイドの注射 リハビリ 鍼灸とできる限りの治療をしてきたが、いまだに腕を上げると肩が痛くて日常生活が困難ということで当院でPRP治療を行うこととなる。 PRPの注射で嘘みたいに腕が上がる 私も長い間、外来で肩の患者さんを沢山診てきて、一番思うことは肩はなかなかよくなりにくいということです。 膝と違い、ヒアルロン酸で痛みが急に良くなることが少なく、また肩は拘縮と言って、肩の関節が鉄がサビて固まるように、関節が動きにくくなってしまうのです。 このサビをとるために、毎日リハビリしても半年以上または一年以上もかかる方は沢山いました。 五十肩と、肩の腱を痛めた肩腱板損傷の原因は違いますが、症状は良く似ており、この肩腱板損傷は外来で見逃されることが多く見られます。 MRIを撮るとよく判別がしやすいです。 この方もMRIで調べると肩の腱板という大事な腱が損傷していました。 この腱は腕を上げる時の初動動作で働く大事な筋肉です。よく五十肩と間違えられ、それに対する治療をしていても全然良くならない時、MRIを撮ってみると腱板損傷だった、ということはよくあります。 腱板損傷であれば、腱の損傷が治らないといつまでも痛みは治まりません。従来の治療では、痛みが治らなければ関節鏡を使った手術が必要です。 傷が小さくてすむのでいいのですが、後のリハビリと固定が大変です。最低2ヶ月は日常生活は困難となり、仕事復帰もかなりの期間がいるでしょう。 PRPなら術後のつらいリハビリがいらない! PRPなら注射だけでの治療となります。もちろんリハビリは必要ですが、仕事しながら通院可能です。 PRPでも治らなければ幹細胞で腱の再生を! やはり幹細胞治療が一番効果があります。PRPとは根本的に治療法が違います。 PRPには炎症を抑える効果はありますが、腱の再生はできません。 一方、幹細胞はいろんな組織に変化できるため、腱そのものに生まれ変わり、損傷した腱を再生できるのです。 この治療を行うには、厚生労働省への届出が必要です。当院でも多くの肩関節の治療で幹細胞を行ってきましたが、これにより手術しなくて良くなった方が沢山おられました。 今後、幹細胞治療やPRP治療は、肩腱板損傷に対する治療に大きな進歩となるでしょう。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
公開日:2019.09.23 -
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肩の腱板損傷に対して脂肪幹細胞治療を行なったその後 前回紹介した肩の腱板損傷に対しての幹細胞治療をしたその後の経過を報告します。 PRPを2回行なったのですが、まだ腕を上げるときに痛みが残るとのことで、幹細胞治療を追加されました。 幹細胞の投与をしたあと1週間後から徐々に痛みが和らぎ、1ヶ月後には、腕を上げるときの引っかかった感じの痛みも消失しました。 幹細胞投与前と投与後の写真でもわかるように、投与2ヶ月後はほぼ正常の関節の動きを得ています。 このように、肩の腱板損傷があるからといって必ずしも関節鏡をしなくても良いのです。なんと70歳以上になると7割の方が肩の腱板が切れているのです。そして、完全に腱板が切れている方の50−70%は症状がなく腕も上げることができるのです。 要するに、痛みがなければ、そして腕が上がれば手術の必要がないのです。そして、痛みがある方は再生医療により腱の修復と痛みの改善ができる可能性が高いので、わざわざ手術をする必要はないのです。 中には、ほとんど痛みがなく、腕が上がるのにも関わらずMRIで腱板が損傷しているからといってすぐに手術を勧める先生もよくおられますが、痛みがなければ手術を急ぐ必要はないと思われます。 ただ、40歳以下でスポーツや外傷などで腱が損傷した場合は、将来的に腱の損傷が拡大してくる可能性が高いため、予防として手術をする場合はあります。 今後、再生医療で痛みが軽快したこの方は、当院でのリハビリと指導した筋力トレーニングでさらなる改善を目指していきたいと思います。 投与したときの前回の症例紹介 https://www.youtube.com/watch?v=NocAz15I3Sc&t=91s その他の動画はこちら <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
公開日:2019.07.20 -
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肩腱板部分断裂/肩の痛み強くて挙がらない 以前から右肩の痛みと腕の挙上が困難で、当クリニックに来院されました。 その前までは、ヒアルロン酸の注射やリハビリを行っていましたが一向に良くならず日常生活も困難であった。 本来なら関節鏡による手術を勧められるのが普通ですが、PRPを行うことにしました。 まずはPRPを3回行い、かなり痛みが軽減するもまだ腕のグッとあげるときに痛みが 生じるため、今回、脂肪幹細胞の注射をされました。 エコーで見ながら注射 腱の痛んでいるところをエコーで確認しながらピンポイントで注入しました。 幹細胞は注射してから約1年間は細胞が新しい組織に変化適応していくと言われています。 本人もさらなる肩の痛みの軽減に向けて期待されていました。 今後、当院にてリハビリをしながら経過を診ていきたいと思います。 投与後の症例報告 エコーを見ながら肩の痛んだ腱板にピンポイントで注射 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 ) ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 監修:院長 坂本貞範
公開日:2019.03.31