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- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
痛みや熱さを感じすぎる日常から解放 - 脳梗塞後遺症改善の軌跡 - 4年前に、脳梗塞により救急搬送された患者様は、治療後に左半身の痺れと、知覚過敏が残ってしまいました。 左半身に触れるだけで痛みを感じたり、お湯や水の温度を実際とは異なった熱さ・冷たさで感じておられた患者様が、当院で幹細胞治療を受け、痺れや痛みが軽減し、温度感覚の異常もなくなりました。 この驚くべき変化について、ご紹介します。 治療前の状態 4年前の脳梗塞による左半身の痺れと知覚過敏 触れるだけで痛みを感じる過敏症状 お湯が実際より熱く、水が極端に冷たく感じる温度感覚異常 やけどなどの危険が伴う日常生活 この患者様は、4年前に突然口元の痺れが出現し、翌朝には左手、左足にも痺れが広がったため、救急搬送されました。病院での診断は脳梗塞で、即座に点滴と内服治療が行われました。幸いにも、筋力低下や歩行障害などの運動機能の後遺症は残りませんでしたが、左半身の痺れと、知覚過敏が残存していました。 左半身に触れるだけで痛みを感じたり、お風呂のお湯が実際の温度よりも熱く感じたり、水がとても冷たく感じたりと、日常生活で不快に感じる場面が多々ありました。そのため、やけどなどの危険が、常に付きまとう生活を余儀なくされていました。こうした不快な痺れや、知覚過敏が少しでも軽減されることを願い、再生医療を希望して、当院を受診されました。 リペアセルクリニックの特徴 詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。 脳梗塞後の残存する痺れや、痛みに対しては、一般的に、内服薬の服用などの対処療法が行われますが、その効果は、限定的な場合が多いのが現状です。知覚障害は、運動麻痺と比べると、些細な問題と捉えられがちですが、知覚障害を抱えている患者様にとっては、非常に深刻な問題となります。 近年、研究が進み、幹細胞を使った再生医療により、知覚障害などの脳梗塞の後遺症が回復した症例が数多く報告されています。当院も、脳卒中の幹細胞治療の黎明期から、積極的に取り組んできました。 当院では厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果がさらに向上することがわかっています。 リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRIにて脳梗塞がみられました。 <治療内容>1億個細胞を計3回投与 この患者様には、1億個の幹細胞点滴を計3回投与しました。 治療後の変化 痺れや痛みの軽減 温度感覚の正常化(過度に熱さや冷たさを感じることが解消) 糖尿病の数値(HbA1c)が低下 血管内皮細胞の修復による血管年齢の若返り 投与するたびに、痺れや痛みは軽減していき、3回目投与後には、過度に熱さや冷たさを感じるという、温度感覚の異常もなくなりました。そして、糖尿病の数値(HbA1c)が改善するという、脳梗塞の再発予防にもつながる、喜ばしい副次的効果も現れました。 また、体内に入った幹細胞は、全身の血管を巡り、血管の内皮細胞も修復してくれるため、血管年齢も若返り、脳梗塞の再発予防にも寄与するという目には見えない効果も期待できます。 まとめ 脳卒中の後遺症、特に知覚障害は、日常生活の質を大きく損なうことがあります。通常の治療では、改善が難しい知覚過敏や、異常感覚に対して、幹細胞治療は、新たな選択肢となる可能性を秘めています。 この患者様のように、適切な幹細胞治療により、症状の改善が見られるだけでなく、血管の若返りやHbA1cの数値の改善といった、副次的な効果も期待できます。これらは、将来の脳梗塞再発リスクの低減にもつながる、重要な効果です。 こちらは、患者様に投与後の症状の変化を記録していただいたものです。「治療の効果はいつまで継続するか」とのご質問をいただきました。 脳卒中・脊髄神経の再生医療において、神経は一度再生されると、再び損傷しない限り、一生効果は継続されます。 脳卒中の後遺症や、再発の不安を抱えておられる方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。 リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.06.23 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
言葉を取り戻した奇跡 - 高次脳機能障害からの驚異的回復! 「単語さえ出なかった状態から、長文が話せるようになり、友人との会話でも病気に気づかれないほどに回復しました」 明るい表情で、幹細胞治療後の変化について語ってくださった患者様とご家族。 ある日突然言葉を失い、その後、高次脳機能障害に悩まされていた患者様が、幹細胞治療により、日常生活を取り戻されました。ひらがなやカタカナの理解、記憶障害、文字変換の困難など、多くの高次脳機能障害から解放され、さらには、糖尿病の数値も改善しました。 脳の可塑性と再生医療の力が生み出した、奇跡的な回復の過程をご紹介します。 治療前の状態 脳梗塞発症による高次脳機能障害 ひらがなやカタカナが理解できない 過去に覚えていた単語を忘れてしまう 新聞を読むと疲れる パソコンでの文字変換ができない 糖尿病値(HbA1c 7.7)の高値 この患者様は、家族との会話中に突然話せなくなり、脳梗塞を発症されました。手足の麻痺は現れなかったものの、高次脳機能障害という、より複雑な脳の機能障害が出現してしまいました。高次脳機能障害とは、言語理解や表現、記憶、認知、注意力などの、脳の高度な機能に障害が生じる状態です。 発症から1カ月後、当院を受診された時点では、ひらがなやカタカナが理解できない、以前知っていた単語を忘れてしまう、新聞を読むと極度に疲れる、パソコンで文字変換ができないなど、日常生活や社会活動に、大きな支障をきたしていました。また、糖尿病の指標であるHbA1cも7.7と高値でした。 脳梗塞発症後間もなく、まだ自然回復の可能性がある時期でしたが、どこまで回復できるか分からない不安や、早く回復したいという焦りから、再生医療による治療を希望して、当院を受診されました。 一般的に、脳梗塞で血栓溶解などの急性期治療が終わった後は、リハビリテーションや、内服薬などの対処療法が中心となります。回復を促進したり、後遺症なく回復させる根本的な治療法は、従来の医療では限られていました。 近年、幹細胞を使った再生医療により、脳卒中の後遺症が改善した症例が、数多く報告されています。当院でも、いち早くこの治療に取り組んできました。 リペアセルクリニックの特徴 詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。 脳の神経細胞の修復・再生には、幹細胞の量も重要な要素です。当院では、わずか米粒2〜3粒程度の脂肪組織から2億個以上の幹細胞を培養することが可能です。これにより、脳梗塞発症後間もない時期でも、体への負担を最小限に抑えながら効果的な治療を実現しています。 当院では厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果がさらに向上することがわかっています。 リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRIにて脳梗塞がみられました。 <治療内容>2億個細胞を計3回投与 この患者様には、神経細胞と糖尿病によりダメージを受けた膵臓のβ細胞を修復する目的で、2億個の幹細胞点滴を計3回投与しました。 治療後の変化 【1回目投与後】 パソコンでの文字変換が可能に 小説が読めるようになり理解力が向上 畑仕事が1日できるほど体力が回復 【2回目投与後】 3桁の掛け算ができるようになる 新聞が以前通り読めるように 体幹がしっかりし、体力が向上 【3回目投与後】 長文が話せるようになる 割り算もできるようになる 英単語も自然に出てくるように 友人と普通に会話ができ、病気に気づかれない 糖尿病値HbA1cが6.3に改善 治療後に起きた様々な変化について、患者様とご家族が詳しくお話してくださいました。 1回目の投与後から、目覚ましい変化が現れ始めました。パソコンでの文字変換ができるようになり、小説を読んで理解することも可能になりました。さらに、体力も回復し、畑仕事を1日続けられるようになったと、ご報告されています。 2回目の投与後には、さらに認知機能が向上し、3桁の掛け算ができるようになりました。新聞も以前のように読めるようになり、体幹も安定して全体的な体力の向上が見られました。 そして、3回目の投与完了後には、発症当初は単語さえ出なかった状態から、長文が話せるようになるという、驚異的な回復を遂げられました。さらに、割り算もできるようになり、英単語も自然に出てくるようになりました。最も印象的なのは、病気のことを知らない友人と話しても、全く気づかれないほど、通常の会話ができるようになったという点です。 また、もう一つの大きな成果として、糖尿病の指標であるHbA1cが7.7から6.3へと大幅に改善しました。これは、幹細胞が膵臓のβ細胞にもアプローチし、インスリン産生能力を回復させた可能性を示唆しています。 新たな希望 脳梗塞後の高次脳機能障害は、従来の医療では、改善が難しいとされてきた領域です。しかし、この患者様の症例は、適切な時期に、適切な再生医療を受けることで、驚くべき回復が可能であることを示しています。特に、言語機能や認知機能の回復は、患者様の生活の質を大きく向上させ、社会への再統合を可能にします。 脳卒中後に後遺症を抱え、不安な日々を過ごされている方、回復の可能性をあきらめないでください。あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。 リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。 患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。 https://www.youtube.com/watch?v=t_8TyxDNrOY&list=PLQULGKT43nrFp1cqjOqxoCT6ZxQgvBRCK&index=46&t=18s https://www.youtube.com/watch?v=BiqlQMIoaNs <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.06.07 -
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めまいと姿勢の傾きが改善 - 10年来の後遺症から解放! 「まるで魔法のようです。10年間悩まされてきた症状が次々と良くなっていくなんて」 そんな驚きの表情を浮かべながら、当院で幹細胞治療を受けられた患者様は、診察室を後にされました。 3回の治療で、長年の左への体の傾き、めまい、そして予想外の関節痛まで改善。10年間あきらめていた症状が、治療後わずか数ヶ月で、変化したのです。 このような改善は、どのようにして実現したのでしょうか? 治療前の状態 左側に体が傾いてしまう(バランス障害) 慢性的なめまい 日常生活の不自由さ 10年間改善しない後遺症 この患者様は、10年前、料理中に突然、後頭部を殴られたような衝撃を感じて倒れ、救急搬送されました。頭部CTの結果、くも膜下出血と診断され、ご家族には、命の危険があることを告げられたそうです。すぐにクリッピング術を受け、一命は取り留めることができました。リハビリによって、社会復帰は果たせたものの、めまいや、左に体が傾いてしまうという後遺症が残り、日常生活に不便を感じる状態が続いていました。 くも膜下出血とは、脳を覆う膜の一つである、くも膜の下の空間に、出血が生じる重篤な疾患です。主な原因は、脳動脈瘤で、この患者様のように、突然の激しい頭痛で発症します。致死率は、15%と高く、救命できても、約30%の方に、何らかの後遺症が残ってしまいます。通常、後遺症の回復は、発症後1年程度で止まってしまい、それ以降の回復を促す治療法は、保険診療の範囲では、残念ながら存在しませんでした。 リペアセルクリニックの特徴 冷凍せずに培養した幹細胞の使用(生存率96%以上) 10,000例以上の豊富な実績 独自の分離シート技術と無添加培養 一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療 厚生労働省への届出・受理に基づく投与数の最適化(1億個から2億個へ進化) 当院では、国内でもいち早く、脳卒中後の幹細胞治療に取り組んできました。使用する幹細胞は、脂肪由来のものを選択しています。一般的に、神経細胞に分化しやすいのは、骨髄由来の幹細胞と言われていますが、当院では、あえて脂肪由来の幹細胞を使用しています。その理由は、骨髄由来の幹細胞を大量に培養することが、技術的に難しい一方、多くの神経細胞を再生するためには、大量の幹細胞投与が効果的だからです。また、脂肪採取は骨髄採取に比べて、患者様への負担が少ないという利点もあります。 当院の幹細胞治療の大きな特徴は、冷凍保存せずに培養した「生きた」幹細胞を使用している点です。幹細胞には「ホーミング効果」という素晴らしい能力があります。これは、体内に入った幹細胞が、再生を必要としている部位・組織から放出されるシグナルを見つけ出し、その場所に自動的に集まって、修復する働きのことです。この効果を発揮するためには、幹細胞が「生きている」ことが不可欠です。当院で使用する幹細胞は、冷凍せずに、投与するたびに新たに培養しているため、2回目、3回目に投与する細胞も、生存率96%以上の、生き生きとした状態を維持しています。 また、当院では厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果がさらに向上することがわかっています。 リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 <治療内容>2億個細胞を計3回投与 この患者様には、2億個の細胞を計3回点滴投与しました。 治療後の変化 めまいの完全消失 左側への体の傾きが改善 左腕の筋力回復 予想外の効果として指先関節痛の軽減 お肌のハリ・ツヤの向上 1回目の投与から、約1ヶ月後には、10年間続いていた左側への体の傾きが改善し、左腕にも力が入るようになりました。 片足立ちをしていただいたところ、左に体が傾いてしまうという症状が改善し、安定していました。 また、予想していなかった副次的な効果として、お肌にハリが出てきたことも、実感されていました。2回目の投与後には、赤く腫れていた、指先の関節の痛みが軽減するという、更なる改善がみられました。そして、3回目の投与後には、長年悩まされていためまいも消失し、日常生活の質が大きく向上しました。 診察時には、表情も明るく、「幹細胞治療を受けて本当に良かった」と前向きな気持ちになられている様子がうかがえました。投与後から、次々と様々な症状が改善していく経過に驚かれ、今後の生活に対する期待も、高まっているようです。 長い間諦めていた症状の改善が実現し、より快適な日常生活を取り戻せた喜びは、計り知れません。10年という長い時間を経ても、適切な治療によって、身体機能の回復が可能であることを示すこの症例は、同様の悩みを持つ多くの方々に、新たな希望をもたらすものです。 リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、10,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。 患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。 https://www.youtube.com/watch?v=5f86k9IwxBI&list=PLQULGKT43nrFp1cqjOqxoCT6ZxQgvBRCK&index=38&t=16s <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.05.18 -
- 脳卒中の症例
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諦めなかった先にある希望 ― 10年来の脳出血後遺症との闘い 「長年の脳出血後遺症で日常生活に不自由を感じている...」「再発の不安と毎日闘っている...」こんな悩みを抱えている方は、少なくありません。今回は、10年間も脳出血の後遺症と向き合い続けた、50代女性の方の治療経過をご紹介します。 こちらは、幹細胞治療後、患者様ご自身の変化について、お話いただいている様子です。 治療前の状態 右半身麻痺による右腕の動かしづらさと筋肉の拘縮 言葉の出にくさや嚥下機能の低下 杖と下肢装具が必要な歩行状態 右足首の変形(手術歴あり) 脳出血再発への強い不安 10年前の脳出血から始まった患者様の闘いは、想像を超える努力の連続でした。右半身の麻痺により、日常動作に大きな制限があり、特に右腕は動かすことができず、筋肉の拘縮も進行していました。歩行には常に杖と装具が必要で、さらに、麻痺している右足首への負担から、関節が変形し、数年前には、骨を切る手術も受けられたそうです。 また、言葉がスムーズに出ないことや、食事の際にむせることも、日常的な悩みとなっていました。この状態を少しでも良くするため、10年もの間、週に4回ものリハビリを、欠かさず続けてこられたのです。 そして何より、患者様を苦しめていたのは、脳出血の再発への不安でした。脳出血の再発率は、1年以内に25%、5年以内に50%、10年以内には55%と非常に高く、この不安と共に過ごす日々は、心身ともに大きな負担だったことでしょう。 リペアセルクリニックの特徴 冷凍せずに培養した幹細胞の使用(生存率96%以上) 10,000例以上の豊富な実績 独自の分離シート技術と無添加培養 一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療 2億個という高濃度の幹細胞一括投与 当院では、患者様自身の脂肪組織から採取した幹細胞を、独自の分離シート技術を用いて、安全に取り出し培養します。特に重要なのは、冷凍せずに培養する方法を採用していること。一般的な医療機関では、細胞を冷凍保存するケースが多いのですが、解凍時のダメージで細胞の活性が大きく低下してしまいます。 当院の培養方法では、96%以上という高い細胞生存率を実現し、投与のたびに新鮮な細胞を用意することで「ホーミング効果」を最大限に引き出します。ホーミング効果とは、体内に入った幹細胞が損傷部位から出されるシグナルを感知して自動的に集まり、組織を修復する能力のことです。わずか米粒2~3粒ほどの脂肪から、2億個もの元気な細胞を培養できる技術は、他の施設では見られない当院独自の強みと言えるでしょう。 近年の研究と臨床経験から、1億個の細胞を2回に分けて投与するよりも、2億個を1回で投与する方が高い効果を示すことがわかってきました。現在は、2億個までの投与が可能となり、より高い治療効果が期待できるようになっています。 リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRIにて、左の視床出血が確認できます。 <治療内容>2億個細胞を計3回投与 この患者様には、2億個の細胞を3回点滴投与しました。 治療後の変化 右足や右手の筋力向上 拘縮の改善と可動域の拡大 言葉の流暢さの向上 装具や杖なしでの室内移動が可能に スクワット10回ができるほどの下肢機能回復 3回目の投与後、右手の筋力を確認している様子です。 驚くべきことに、初回投与直後から、右足や右手の筋力アップが見られ、拘縮も改善して可動域が広がりました。3回目の投与から3ヶ月後の診察では、表情も明るく、言葉の流暢さも格段に向上していました。 日常生活の変化としては、スクワットが10回できるようになるなど、下肢の機能回復が顕著で、家の中では、装具や杖なしで、壁を伝いながら移動できるようになったことが、大きな喜びとなっています。また、言葉がつまづかなくなり、周囲からは「早口になった」と、言われるようになったそうです。 「肩が柔らかくなり、腕を大きく回せるようになった」と語られる患者様。 10年という長い時間を経ても、適切な治療により、機能回復が可能であることが示された、貴重な症例です。脳出血の後遺症でお悩みの方にとって、大きな希望となるのではないでしょうか。 リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、10,000例以上の実績に基づく確かな技術と独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。 脳卒中の後遺症でお悩みの方、再発の不安を抱えている方は、ぜひ当院までご相談ください。新たな一歩を踏み出すお手伝いをさせていただきます。 患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。 https://www.youtube.com/watch?v=wUkfKfU7Jsc&t=62s <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.04.23 -
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- 幹細胞治療の症例
すべての筋力が正常まで回復し、歩行や立ち上がりが安定! 突然倒れて救急搬送され、右視床下部出血と診断されてから3年。急性期治療とリハビリを経て退院されたものの、左半身の麻痺が日常生活に大きな支障をきたしていました。歩行時には装具が必要な状態で、左半身のしびれに対して、内服薬を継続されていました。 治療前の状態 3年前に右視床下部脳出血を発症 左半身麻痺が後遺症として残存 歩行時には左足に装具が必要 左足と左顔面にしびれがあり、内服薬が手放せない状態 リハビリ5ヶ月後も後遺症の改善が完全に停滞 後遺症の改善は完全に停滞し、少しでも回復させたいという思いから、再生医療による治療法を探されていました。 リペアセルクリニックの特徴 冷凍せずに培養した幹細胞の使用(生存率96%以上) 10,000例以上の豊富な実績 独自の分離シートによる高品質な幹細胞の提供(化学薬品、添加物不使用) 患者さん一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療 厚生労働省への届出・受理に基づく投与数の最適化(1億個から2億個へ進化) 近年、幹細胞を使った再生医療により、脳卒中の後遺症が改善した症例報告が増えています。リペアセルクリニックでは、脳出血の後遺症改善だけでなく、弱くなって再出血を起こす危険のある血管を修復し、再発を予防する効果も重視しています。脳出血の再発率は、1年以内に25%、5年以内に50%と高確率であるため、後遺症回復と再発予防の両面からアプローチしています。 当院では、神経再生のために、脂肪由来の幹細胞を使用しています。脂肪由来幹細胞は、大量培養が可能で、神経だけでなく血管などの組織も再生し、再発リスクを低減します。また、患者様の体への負担が少ないことも利点です。当院の幹細胞は、冷凍保存せずに培養するため、投与時の生存率が96%以上と高く、化学薬品を使用しない無添加の状態で提供しています。 当院では、厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果を最大化へと導きます。 当院では、1億個投与と2億個投与の両方の経験を有しており、その治療経験から得られた知見として、2億個の一括投与により、体内での幹細胞の働きが高まり、治療効果の向上につながっていることがわかりました。 リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRIで、右視床の出血後変化を認めます。 <治療内容>2億個細胞を計3回投与 こちらの患者様には、2億個の細胞を3回点滴投与しました。 治療後の変化 左上肢・下肢の筋力がMMT4からMMT5(正常)まで回復 歩行や立ち上がりが安定 寒い時期に強く感じていたしびれが軽減 治療前は、左上下肢の筋力がMMT4と弱かったのですが、3回目投与終了後には、全ての筋力がMMT5、つまり正常レベルまで回復しました。歩行や立ち上がりが安定し、診察時には表情も明るく、前向きな気持ちになられている様子がうかがえました。寒い時期に特に強く感じていたしびれも軽減し、日常生活がずっと快適になったようです。 発症後3年経過して、後遺症の回復が完全に停滞していた状態からの改善であり、幹細胞治療の効果を実感していただくことができました。幹細胞治療は、脳卒中発症後、早期に実施するほど効果が高いですが、発症から時間が経過した場合でも、改善が期待できます。 脳卒中後の後遺症でお悩みの方も、まだ改善の可能性があります。あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。 リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、10,000例以上の実績に基づく確かな技術と独自の培養方法で、患者様一人ひとりに最適な治療プランをご提案いたします。 https://www.youtube.com/watch?v=FnSQ6Bw2Pvc <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.04.09 -
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「10年経った脳出血後遺症も改善する可能性」 10年前の脳出血から、懸命にリハビリを続けてこられた、50代女性の症例をご紹介します。 家事中に突然足がもつれて倒れ、救急車内で意識を失うという、重篤な状態で病院に搬送された患者様。幸い、適切な処置が行われ、1週間後に意識は回復しましたが、目覚めた時には、右半身がしびれて動かない状態でした。 その後10年間、懸命にリハビリを続けられた結果、自宅内は杖での歩行が、外出は電動車椅子で可能になるまで回復されました。しかし、右足首には装具が必要で、筋力低下により右肩は亜脱臼し、右半身のしびれは発症当時と変わらず、時に呂律が回らなくなるなど、様々な後遺症に悩まされていました。「この状態からもう少し改善できないか」—その思いで新たな治療法を探され、当院の再生医療を選ばれました。 近年、幹細胞治療により、脳卒中後遺症が改善した症例報告が増えています。さらに重要なのは、脆弱化した血管を修復し、再出血予防にも効果が期待できる点です。脳出血の再発率は、1年以内に25%、5年以内に50%、10年以内に55%と、非常に高率。後遺症改善と再発予防の両面から、患者様の生活の質を向上できる可能性があります。 当院では、早くから脳卒中後の幹細胞治療に取り組んできました。特に注目いただきたいのは、脂肪由来幹細胞を大量に投与する独自の方法です。神経再生には、骨髄由来幹細胞が適しているとも言われますが、大量培養が難しく、採取時の患者様への負担も大きい。より多くの神経細胞を再生するには、大量の脂肪由来幹細胞投与が有効と考えています。 また、私たちは「ホーミング効果」を最大限に引き出すため、冷凍保存せずに毎回新たに培養した生存率96%以上の新鮮な細胞細胞を使用しています。ホーミング効果とは、体内に入った幹細胞が、損傷部位から出されるシグナルを感知して、自動的に集まり、修復する能力のことです。 再生医療分野で、10,000症例以上の臨床経験を持つ当院では、長年の研究から、1回あたりの細胞投与量が多いほど治療効果が高いことがわかっています。特に、1億個の細胞を2回に分けて投与するよりも、2億個を1回で投与する方が効果的であり、神経再生においては十分な量の活性の高い細胞が決定的に重要なのです。 リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRI検査では、左視床に出血部位を確認しました。 <治療効果>2億個細胞を計3回投与 この患者様には、2億個の細胞を3回点滴投与しました。 この、大量かつ高品質な細胞投与により、3回目の治療後、「右半身に力が入りやすくなった」「右手が使いやすくなった」「亜脱臼していた右肩が挙上しやすくなった」「右足の感覚が戻ってきた」「首や股関節の拘縮が改善した」「歩幅が大きくなった」「料理する時間が長くなった」など、日常生活の質を高める多くの改善が見られました。 発症から10年経過していても、適切な幹細胞治療で改善が見られるというこの症例は、多くの方に希望をもたらすものです。ただし、早期治療ほど効果は高いため、脳卒中後遺症でお悩みの方は、できるだけ早くご相談いただければと思います。 患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.03.16 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
ほとんど動かなかった左腕の可動域が広がり、日常生活がしやすくなった! 吹奏楽の演奏中に、突然左手が動かなくなり、めまいや呂律困難が現れて、右脳梗塞と診断された50代女性が、発症から5ヶ月後に、当院を受診されました。 急性期の抗凝固療法を終えた後、リハビリ病院での懸命な訓練により、装具装着で500mの歩行が可能になりました。しかし、5ヶ月経っても、左腕はほとんど動かすことができず、回復の兆しが見られないことに、強い不安を感じていたそうです。そんな時、知人から再生医療の話を聞き、当院を訪れることを決意されました。 脳卒中の再生医療は、発症からの時間が短いほど、効果が期待できるため、私たちはすぐに治療を開始することをお勧めしました。 当院では、冷凍せずに培養をする方法で、96%以上という高い細胞生存率を実現しています。一般的な医療機関では、細胞を冷凍保存して使用するため、解凍時のダメージで生存率が60%以下になってしまいますが、当院では、投与のたびに新鮮な細胞を培養することで、ホーミング効果を最大限に引き出します。ホーミング効果とは、体内に入った幹細胞が、損傷部位から発せられるシグナルを感知して、自動的に集まり、組織を修復する能力のことです。治療では、独自の分離シートを用いた無添加の培養環境で、わずか米粒2~3粒ほどの脂肪から、2億個もの質の高い細胞を培養。1億個の細胞を2回に分けて投与するより、2億個を1回で投与する方が、高い効果を得られます。これらを点滴投与することで、損傷した脳組織の修復を促します。 再生医療に10,000例以上の実績を持つ当院では、脳梗塞発症後間もない時期でも、抗凝固薬を内服中の患者様でも、負担の少ない治療が可能です。 リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRIでは、右大脳白質領域に、右内包・放線冠にかけて脳梗塞がみられました。 <治療効果>2億個細胞を計3回投与 当院の治療実績では、1億個の細胞を2回に分けて投与するよりも、2億個を1回で投与する方が高い効果を示すことがわかっています。この患者様には、発症後の時期を考慮して、2億個の細胞を3回に分けて点滴投与することにしました。 驚くべきことに、2回目の治療終了時点で「ほとんど動かせなかった左手で、引き戸を閉めることができるようになった」「装具なしで、階段を下りられるようになった」「左肩、肘の可動域が大幅に広がり、日常生活がしやすくなった」など、目覚ましい改善が見られました。 発症から半年近く経過し、神経の回復が停滞していた状態から、これほどの機能回復が見られたことは、医学的にも驚異的と言えます。 脳卒中後の後遺症から、回復の兆しが見られず、不安な日々を過ごされている方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。新たな可能性をご提案できるかもしれません。 患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.03.12 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
半身麻痺が改善!こぼさないで食事ができた こちらの患者様は3年前に脳出血を発症され、その後遺症の治療のため当院を受診していただきました。 後遺症は左半身麻痺です。上肢に関しては完全麻痺で指も動かすことができません。左下肢は不全麻痺で装具をすれば、なんとか歩行できる状態です。幸い手足のしびれは残っていませんでした。 声がかすれる、食べ物を口からこぼすなどの口周りの麻痺も残っています。脳出血発症後の半年間は麻痺の改善がみられていたそうですが、今はすっかり止まってしまったそうです。これ以上の改善はないだろうと不安な毎日を過ごしていた時、再生医療の話を耳にし、失いかけていた希望が再度湧いてきたそうです。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脳卒中の後遺症が改善した症例の報告が増えてきています。脳の血管の破綻により壊死した脳神経細胞を幹細胞の力でよみがえらせると同時に、幹細胞治療の2つ目の効果として、脳の脆弱して再出血を起こす危険のある血管を修復し、脳出血の再発を予防する効果も期待されています。脳出血の再発率は1年以内に25%、5年以内に50%、10年以内に55%と言われておりかなりの高確率となっています。この再発の可能性を低くすることは、患者様の精神的負担をかなり軽減できると考えています。 具体的には下腹部から採取した脂肪細胞から幹細胞を分離・培養し、幹細胞のホーミング効果を期待して静脈から点滴します。ホーミング効果とは体内に入った幹細胞が再生を必要としている部位・組織から放出されるシグナルを見つけ出し、その部位・組織に自動的に集まり目的の細胞に分化したり傷んだ部位・組織を修復することです。よって点滴する幹細胞は生きていないとホーミング効果が期待できません。 当院で使用する細胞は冷凍保存せず投与するたびに培養しているため2回目、3回目に投与する細胞も生存率95%以上の生き生きとしたフレッシュな細胞です。一般的には3回投与するのであれば、1度に3回分の細胞を培養して、まとめて3回分の幹細胞を冷凍保存する作り置きパターンとなります。1回目、2回目、3回目の投与のタイミングで解凍して投与します。このように投与前に細胞を解凍するとどうしても幹細胞が死滅してしまい生存率は50-60%またはそれ以下になってしまうこともあります。また神経細胞を修復、再生するには点滴する幹細胞の数も重要と考えています。当院の細胞培養は細胞培養技術がトップクラスの施設と提携して行うため米粒2~3粒程度の脂肪細胞を採取するだけで、生存率が95%以上の幹細胞培養が可能です。 2024年からは厚生労働省への届出が受理されたことにより、2億個の幹細胞を投与することが可能になりました。これにより従来の1億個の幹細胞より高い効果が期待できます。 MRI初見 投与後の変化 この患者様は幹細胞を3回点滴投与しました。 初回点滴後半年で、左側の太ももを上げる筋肉の筋力が投与前MMTが3であったのが投与後は4まで改善しました。つまりほとんど動かなかった太ももが、正常の8割まで筋力がついたということです。 歩行時に太ももがしっかり上がるようになったことでつまづきにくくなり転倒の心配が減った、会話のとき声がはっきりして聞き取りやすくなったとご家族にも喜んでいただけました。また食べ物もこぼすことがなくなったそうです。 独自の技術で冷凍せず培養した生存率の高い幹細胞を、一度に2億個投与できる施設は国内には無く、これが症状の改善にとても反映されています。 患者様、ご家族に「症状も改善しているし再発の可能性も低くなったのでうれしいです。」と言っていただけました。この言葉を励みにして、脳卒中の後遺症に苦しむ患者様の希望になれるように真摯に治療に取り組んでいきたいと思っています。 厚生労働省届出済【2億個の幹細胞】投与を実現 2024年1月より、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより脳卒中に対する点滴において幹細胞数2億個の投与が可能となりました。これにより、従来の幹細胞1億個の投与よりも高い治療効果が期待できるようになりました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 再生医療医師監修:坂本貞範
2024.06.06 -
- 脳卒中の症例
- 糖尿病の症例
- 肝臓疾患の症例
- 幹細胞治療の症例
糖尿病のHbA1c と肝機能の数値がかなり改善する この方は、糖尿病と肝機能数値が高い状態で、合併症として3年前に脳出血を起こしています。 糖尿病になると、全身の血管に炎症を起こして血管自体が脆くなります。そこに、コレステロールやアルコールなどによってさらに血管が傷つき、結果的に脳血管が敗れてしまい脳出血を起こす原因となるのです。 日本で病院の通院の原因となる疾患の第1位は、高血圧です。高血圧により血管が硬くなって脆くなると、糖尿病や高脂血症になる確率が数倍上がります。このように私たちの血管が脆くなると、色々な病気を発症しやすい環境となるのです。 幹細胞による再生医療では、この方のように異常をきたしている膵臓と肝臓にはもちろん効果はあります。それと同時に、全身の血管に対して傷ついているところも修復及び再生を促します。いくら規則正しい生活を送っていても年齢とともに必ず血管は硬くなります。50代に入ると約6割の方が高血圧症になると言われています。高血圧になると糖尿病、腎臓病、脂質異常症、脳卒中の確率が上がることになります。できるだけ、きれいな状態の血管を維持することが健康の維持につながります。 夢のような話ですが、幹細胞により臓器や血管をきれいにすることが実証されています。当院でも、幹細胞投与により脳血管の詰まりが解放されたり、血管年齢が若返る症例はいくつもみられました。さらに、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより、2億個の幹細胞を投与することができます。一般的には1億個の投与となりますが、2億個の幹細胞を投与することで1億個にはみられない高い効果も見られます。幹細胞治療においても、一般の治療と同じで、何事も症状が悪化する前に治療をすることをお勧めします。 投与後の変化 患者様の実際のデータがこちらです。 厚生労働省届出済【2億個の幹細胞】投与を実現 2024年1月より、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより、点滴において、一度に2憶個の幹細胞投与が可能となりました。これにより、従来の幹細胞1億個の投与よりも高い治療効果が期待できるようになりました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 再生医療医師監修:坂本貞範
2024.04.08 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
視床出血による左半身麻痺の後遺症に効果が! こちらの患者様は3年前に脳出血を罹患され、その後遺症の治療のため当院を受診していただきました。 脳出血発症後緊急で開頭血腫除去術が行われ一命を取り留めましたが、左半身麻痺の後遺症が残ってしまいました。発症後1年間は少しずつ麻痺は改善してきていましたが、最近は回復はピタッと止まってしまいました。なんとか自力で歩くことはできますが、非常にゆっくりなので外出時は車椅子を使用しています。現状から少しでも後遺症を回復させたいと治療法を探され、再生医療に行きつきました。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脳卒中の後遺症が改善した症例の報告が増えてきています。さらに嬉しいことに幹細胞治療の2つ目の効果として、脳の脆弱して再出血を起こす危険のある血管を修復し、脳出血の再発を予防する効果も期待されています。脳出血の再発率は1年以内に25%、5年以内に50%、10年以内に55%と言われており、かなりの高確率となっています。後遺症を回復させるとともに再出血の再発の可能性を減らすことができれば患者様に喜ばれるのではと、当院は国内でもいち早く脳卒中後の幹細胞治療に取り組み始めました。 一般的には神経細胞に分化しやすいのは骨髄由来の幹細胞と言われています。当院で神経の再生を狙った幹細胞投与でも、あえて脂肪由来の幹細胞を使用しています。それは骨髄由来の幹細胞を数多く培養するのは技術的に難しいため、多くの神経細胞を再生するためには大量の脂肪由来幹細胞を投与したほうが結果的に良いと考えているからです。さらに、脂肪由来幹細胞では神経以外に血管やその他の組織にも分化できるので総合的に見ても効果は高くなります。そして当院では冷凍せず培養することができるため、従来の骨髄由来幹細胞に比べて圧倒的に効果が期待できます。 骨髄由来の幹細胞の採取は麻酔の面や感染などのリスクが高くなるため、体への負担がより多いということも理由の一つです。 治療の流れとして、下腹部から採取した脂肪細胞から幹細胞を分離・培養し、幹細胞のホーミング効果を期待して静脈から点滴します。ホーミング効果とは体内に入った幹細胞が再生を必要としている部位・組織から放出されるシグナルを見つけ出し、その部位・組織に自動的に集まり目的の細胞に分化したり傷んだ部位・組織を修復することです。よって点滴する幹細胞は生きていないとホーミング効果が期待できません。 当院で使用する脂肪由来幹細胞は冷凍保存せず、投与するたびに培養しているため2回目、3回目に投与する細胞も生存率95%の生き生きとしたフレッシュな細胞です。一般的には3回投与するのであれば、1度に3回分の細胞を培養して、2回目、3回目の投与までの期間は冷凍保存する方法がとられています。これでは投与前に細胞を解凍すると幹細胞が死滅してしまい生存率は50〜60%になってしまいます。 2024年からは厚生労働省への届出が受理されたことにより、2億個の幹細胞を投与することが可能になりました。これにより従来の1億個の幹細胞より高い効果が期待できます。 MRI初見 直近の脳MRIでは右中大脳動脈領域に陳旧性の脳出血と手術後の変化を認めました。 投与後の変化 こちらの患者様には1億個細胞を4回点滴投与しました。 初回点滴前にTUGテストをさせていただきました。TUGテストとは、一般的に広く行われている歩行能力テストです。具体的には肘掛のついた椅子に腰かけた状態から立ち上がり、3mを心地よい早さで歩き、折り返してから再び深く着座するまでの時間を測ります。 そのTUGテストでは、投与前は19.09秒であったのが投与後3か月で17.09秒に短縮されて幹細胞治療の確かな効果を認めました。 またこの方は左半身麻痺ということで左肩の痛みがありました。左肩が痛くなる理由として、左肩を思うように動かせないため関節拘縮を起こしたことが考えられます。 幹細胞投与後は左肩の痛みがましになったと言われていました。左肩付近の筋力が回復することで拘縮予防に力が働くことで痛みが引いたと思われます。 幹細胞は半年から1年間は体の中で働いてくれると言われているので、今後の回復具合が楽しみです。 厚生労働省届出済【2億個の幹細胞】投与を実現 2024年1月より、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより脳卒中に対する点滴において幹細胞数2億個の投与が可能となりました。これにより、従来の幹細胞1億個の投与よりも高い治療効果が期待できるようになりました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 再生医療医師監修:坂本貞範
2023.12.28