「子供の日」が祝日で「桃の節句」が祝日でない理由とは?
公開日:2022.02.25 スタッフ ブログ 豆知識「子供の日」が祝日なのに「桃の節句」が祝日ではない理由について
皆様こんにちは。
まだまだ寒い日が続きますが、暦の上ではもう春ですね。
いつの間にか、もう春はそこまで近づいてきました🌸
さて、3月3日は「ひな祭り」です。
皆様は「こどもの日(端午の節句)」が祝日なのに、なぜ「ひな祭り(桃の節句)」は祝日でないのか??
疑問に思ったことはありませんか?
実は、江戸時代には五節句の1つとして桃の節句も祝日とされていたそうです。
しかし、明治6年に新暦が採用された際に残念なことに五節句の祝日が廃止されてしまいました。
五節句についての詳細は下に記させて頂きましたが七夕を除いて後は馴染みが薄いのが正直なところです。つまり、この時点で「端午の節句」も「桃の節句」も両方共に祝日から外れてしまったというわけです。
一時、端午の節句も祝日を離れた??
それから時が過ぎて戦争が終わり、日本の新しい時代が幕を明け、新しい祝日を作ろうという機運が生まれ国民への調査(アンケート)が実施されたといいます。
そこで3月3日(桃の節句)と、5月5日(端午の節句)をともに祝日に復活させようという声が上がりました。ただ議論の結果として、1948年になって男女に関係なく5月5日が「こどもの日」として制定されたのです。
ちなみにこどもの日が5月5日になったのは、日本が全国的に「暖かくなるという時期!」としての理由もあったそうで、そんなことも議論されていたというのは面白いですね。
ジェンダー平等や、多様性に対する受容が広まっている近年。
男の子や女の子に関わらず自由に季節の行事を楽しめればよいですね😊🌸
また日本の伝統的な行事として、これからも大切にしていきたいものです。🌸
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