知っていますか。ドケルバン病とは?
公開日:2025.03.13 スタッフ ブログ 関節 健康 カラダの仕組み 豆知識皆様、こんにちは☘️
今回は、ドケルバン病についてお話ししたいと思います。
🌱ドケルバン病とは
「狭窄性腱鞘炎」と言い、腱鞘炎の一種です。
親指と手首をつなぐ2本の腱(短母指伸筋腱・長母指外転筋腱)や、その2本の腱を覆うトンネル状の腱鞘が炎症を起こし、手首🖐️に痛みを生じさせている状態です。
🌱原因・症状
主な原因は「手首・指の使い過ぎ」ですが、女性ホルモンの変動により妊娠・出産期や更年期の女性に多くみられるのも特徴的です。
・オーバーユース(使い過ぎ)
親指に負荷がかける動作を繰り返す事で発症し、手作業、特に親指を使う事の多い職業やスポーツや楽器演奏・長時間のスマホやゲーム🎮で手首を繰り返し使う方に好発します。
・女性ホルモンの変動
女性ホルモン(エストロゲン、プロゲステロン)の量も大きく関係しています。エストロゲンには腱や関節を柔軟に保つ作用があり、プロゲステロンには腱鞘を収縮させる作用があるため妊娠・出産期🤰や更年期女性👵の発症が多くなっています。
主な症状としては、
・手首親指側の痛みや腫れ⚡️
・手首を回す、拳を握る、物を持つ動作がしにくい🚫
・上記症状が酷くなると、力が入れにくくなる
などが挙げられます。
🌱治療
手首の痛みが軽症の場合は、できる限り動かさず、休ませ負担を減らすことが大切です。湿布、塗り薬の使用に加え、シーネやサポーターなどで固定し患部を安静に保ちます。痛みや腫れが強く、仕事や日常生活に支障を来す場合は、ステロイド注射を行います💉
保存的治療の効果が無い場合や再発を繰り返している場合には、再生医療や手術が検討されます🧑⚕️
最後に
現代社会において、手首や指を使う日常生活動作📱や仕事💻が多くなって来ているため、痛みや違和感などを感じた際には是非当院のカウンセリングにお越し下さいませ🌸