症例紹介case introduction

紹介している症例は一部の患者様で、掲載以外の症例も多数ございます

脳梗塞で左半身麻痺 50代女性 

公開日:2021.10.20

脳梗塞|なんとか杖歩行している

医師 坂本貞範

 

2016年に脳梗塞発症し、左半身の麻痺と右目の視力が低下しました。その後のリハビリにより杖歩行は可能となりました。しかし、杖歩行は不安定で外出するのが怖いということで、家の中だけで杖歩行されています。外出時は車椅子移動されています。

当院での冷凍せず培養する幹細胞の治療に興味があり来院されました。当院に来られる脳卒中の患者さんのほとんどは、発症から数年経過しておりリハビリをしてなんとか現状維持しています。幹細胞治療することで、神経の再生が行われなんらかの効果が認められています。もちろん個人差はあります。

この方の場合は、幹細胞を一回投与した後、2週間目ぐらいから、下肢の筋力が正常まで強くなり杖歩行も安定して可能となりました。その効果に本人も驚かれ、さらにもう一度幹細胞の投与を追加されることになりました。

今後は、2回目の投与後の変化に期待しながら経過を観察することになりました。

2024年からは厚生労働省への届出が受理されたことにより、2億個の幹細胞を投与することが可能になりました。これにより従来の1億個の幹細胞より高い効果が期待できます。

 MRI所見

脳出血の再生医療
右脳の白い部分が出血部位
 

厚生労働省届出済【2億個の幹細胞】投与を実現

2024年1月より、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより脳卒中に対する点滴において幹細胞数2億個の投与が可能となりました。これにより、従来の幹細胞1億個の投与よりも高い治療効果が期待できるようになりました。
 

<治療費>
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込) 

<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

 

IDT000004

再生医療医師監修:坂本貞範

 

▼脳梗塞の後遺症|幹細胞治療は、以下をご覧下さい
再生医療は、脳梗塞の新たな治療法として注目を浴びています

脳卒中は手術しなくても治療できる時代です。

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