夏の冷えに負けない体を作る!冷房対策や生活習慣の改善法を紹介
公開日:2021.07.16 スタッフ ブログ 健康夏の暑さが続く季節は、冷房などの影響から体の冷えを感じることがあります。
とくに、オフィスで長時間働く方や家庭で家事に追われる主婦の方は、気づかないうちに手足が冷えていたり、だるさや疲れを感じたりするケースも少なくありません。
本記事では、夏の冷えが体に与える影響や、日常生活で取り入れやすい冷え対策をわかりやすく紹介します。
快適に過ごせるよう、日々の生活に無理なく取り入れていきましょう。
目次
夏の冷えが体に与える影響とは?
冷房の効いた空間で長時間過ごしたり、冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると、手足や体が冷えやすくなり、血流が悪くなることがあります。
冷えによって血流が悪くなると、体の隅々まで栄養や酸素が行き渡りにくくなり、気づかないうちに体調不良につながる場合もあります。
また、手足の冷えだけでなく、全身のだるさや疲れやすさなど、日常生活に影響を与える可能性もあるため、軽視できません。
夏の冷えからくる体調不良とは、どのような症状なのか次で紹介します。
夏の冷えが引き起こす体調不良
冷えによる体の不調は「暑さのせい」と見過ごしがちですが、実は夏の冷えが大きな体調不良の原因になっている場合もあります。
体が冷えると現れる主な症状は、次のとおりです。
- 頭痛
- 肩こり
- 胃腸の不調
さらに、冷えによって自律神経のバランスが乱れると、寝つきが悪くなったり、食欲が落ちたりなど、日常生活のリズムにも影響が出やすくなります。
夏でも冷えを感じる原因
夏は暑いイメージがありますが、実は冷房や生活習慣の影響で、思った以上に体が冷えやすくなっています。
オフィスや自宅で長時間冷房の下にいると、外の暑さとの温度差で体温調節がうまくできず、手足や体が冷えやすくなります。
また、食生活も大きな影響を与える原因の一つです。
冷たい飲み物やアイス、そうめんなどの冷たい食事が続くと、内臓の温度が下がり、血流が滞りやすくなります。
さらに、運動不足や不規則な生活習慣も、体の血行や自律神経の働きを弱め、冷えを感じやすくする原因になります。
夏の冷えは単に室温の問題だけでなく、食事や生活習慣など、さまざまな要因が重なって起こるのです。
冷房対策で夏の冷えを防ぐ!実践的な3つの方法
冷房の効いた室内では、空気が乾燥しやすく、体の熱が奪われやすくなります。
また、同じ姿勢で長時間座っていると筋肉の働きが低下し、血流が滞りやすくなるため、手足の冷えだけでなく、肩こりや疲労感、集中力の低下など、日常生活にもさまざまな影響が出やすくなります。
ここで、夏の冷えを防ぐために日常生活で取り入れやすい3つの実践的な方法を紹介します。
冷房が直接体に当たらないように工夫する
冷房の風が直接体に当たると、体温が下がりやすく、血流も滞りやすくなります。
とくに冷房の効いたオフィスでは、風が直接当たることが多いため、体が冷えがちです。
扇風機を併用して風の流れを調整したり、風向きを変えて体に直接当たらないように工夫するだけでも、冷えの予防につながります。
また、冷房の風が強い時間帯などがある場合は、席を少し移動したり、角度を調整するなどの工夫も効果的です。
冷房の設定温度を見直す
冷房を強く効かせすぎると、体温が下がり過ぎて血流や自律神経に負担がかかり、体調不良を招きやすくなります。
そのため、冷房の設定温度を28度前後にするなど、外気との差が大きくなりすぎないような温度調整が大切です。
温度差が少ないと、体が無理なく体温調節でき、手足の冷えや肩こり、だるさなどの不調を防ぎやすくなります。
冷房からの冷えを守る服装を選ぶ
冷えやすい部分をカバーする服装を取り入れると、体温の低下を防ぎやすくなります。
薄手のカーディガンやショールを羽織ったり、靴下やレッグウォーマーで足元を温めることは、オフィスや自宅でも手軽にできる対策です。
さらに、首元や腰回りなど、冷えが気になる部分を軽く覆うことで血流の滞りを防ぎ、冷えによるだるさや疲れを予防できます。
服装を工夫するだけで、冷房の効いた空間でも快適に過ごせるようになります。
夏の冷えを防ぐための生活習慣改善法
夏の冷えを防ぐためには、日常生活の中で体を内側から温める工夫や血流を促す習慣を取り入れることが大切です。
ここで、夏の冷えを予防するために取り入れたい生活習慣の改善法を3つ紹介します。
食生活を見直す
冷たい飲み物やアイスなどを摂りすぎると、体の内側から冷えてしまうため、体を温める作用のある食材を積極的に取り入れることが大切です。
なかでも、生姜やにんじん、かぼちゃなどの根菜類は、血流を促し、体温を上げる効果があります。
また、スープや味噌汁などの温かい汁物を食事に取り入れるだけでも、冷えの予防につながります。
さらに、1日の中で温かい飲み物をこまめに摂ると、外出時やオフィスでの冷えを和らげる簡単な対策になります。
定期的な運動で血行を促進する
体を動かすことで血流が良くなり、手足の冷えやだるさを防ぎやすくなります。
たとえば、オフィスでは席を立ってストレッチや肩回し、足首回しを行う、階段を使う、通勤時に一駅分歩くなど、無理なく体を動かせる工夫がポイントです。
また、自宅ではヨガやラジオ体操などの軽い運動を行うと、血流が改善され、体が温まりやすくなります。
定期的に運動することで、冷えにくい体質づくりにもつながります。
快適な睡眠環境を作る
質の良い睡眠は、翌日の血流や体温調節の働きにも影響するため、冷えを感じにくい体を作るうえでも大切な習慣です。
とくに冷房の効きすぎた寝室では、薄手の毛布やパジャマで体を温め、寝返りで体温を調整できるようにすると快適に眠れます。
また、寝具を工夫して、体温が下がりすぎないように調整したり、室温や湿度を適度に保つことも大切です。
夏でも快適に過ごすための冷え対策アイテム
オフィスや自宅など、冷房の効きすぎた環境では、体が思った以上に冷えてしまう場合があります。
温度調整が自由にできない場所でも、便利な冷え対策アイテムの活用で、手軽に体を温め、快適に過ごすことが可能です。
ここで、日常生活でも取り入れやすい、夏の冷え対策アイテムを紹介します。
冷房対策グッズ
冷房が効きすぎている環境では、風向きや温度を直接調整できない場合があります。
そんなときは、加湿器や冷風ガードなどの冷房効率をコントロールするグッズがおすすめです。
たとえば、卓上型の小型加湿器を使用すると、湿度が適度に保たれ、体感温度が上がりやすくなります。
また、冷風ガードや扇風機を活用して風向きを変えると、冷たい風が直接体に当たるのを防げます。
足元を温めるアイテム
手足は冷えを感じやすい部位のひとつです。
とくにデスクワーク中は、足下が冷えやすくなるため、ヒートパッドや足温器などのアイテムを活用すると効果的です。
足下を温めるアイテムの使用で、血流が促進され、冷えによるだるさや疲労感を和らげることができます。
オフィスでは薄型タイプやUSB給電タイプのヒーターのものを選ぶと、周囲の邪魔にならず手軽に使用できます。
血行促進グッズ
冷えや血流の悪化を改善するために、血行を促すアイテムもおすすめです。
冷房で体が冷えると、手足の先だけでなく全身のだるさや疲れやすさにもつながるため、血行促進アイテムを活用することで、冷えによる不調を軽減しやすくなります。
とくにマグネシウム入りの入浴剤や温熱パッドを使用すると、体の内側からじんわりと温まり、血流が促されます。
温熱パッドは自宅だけでなく、オフィスでも使えるタイプが多く、日常生活に無理なく取り入れやすいです。
まとめ|生活習慣の見直しや身近なアイテムで冷えを防いで快適な夏を過ごそう
夏の冷えは、手足や全身のだるさ、疲れやすさといった体調不良につながる場合がありますが、日常の生活習慣の見直しで、冷えを予防することが可能です。
また、オフィスや自宅など冷房の効きすぎた環境では、身近な冷え対策アイテムの活用が有効です。
生活習慣の改善と対策アイテムの活用により、夏の冷えによる不調を防ぎ、快適で活動的な毎日を過ごせます。
暑さと夏の冷えの影響を受けにくい、健康的な体づくりを少しずつ始めてみましょう。