日焼け止めの選び方5つのポイント!正しい使い方やPA・SPFなどの用語も解説

公開日:2023.06.26 スタッフ ブログ 美容 健康 豆知識

日焼け止めを選ぼうとして、種類の多さに迷った経験はありませんか。

SPFやPAといった表示の意味がわからず、なんとなく数値が高いものを選んでいる方も多いかもしれません。

しかし、日焼け止めは数値だけで選ぶと、肌質や使う場面に合わず、塗り心地が悪くて続かないこともあります。敏感肌や子どもに使う場合は、成分の確認も欠かせません。

本記事では、日焼け止めの選び方を5つのポイントに分けてわかりやすく解説します。

SPF・PAの意味や正しい塗り方、日焼け止め以外の紫外線対策も紹介するので、参考にしてみてください。

なお、紫外線によるシミやシワ、肌のくすみなどが気になる方には、再生医療という選択肢もあります。お肌に関するお悩みは、ぜひ当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。

日焼け止めの選び方5つのポイント

日焼け止めを選ぶ際には、防止効果だけでなく、肌質や使う場面、塗り心地まで含めて選ぶことが大切です。

ここでは、自分に合う日焼け止めを見つけるために確認したい5つのポイントを解説します。

SPF・PAの数値で選ぶ

日焼け止めを選ぶ際は、まずSPFとPAの表示を確認しましょう。

日焼け止めには「SPF50+」「PA++++」のように、紫外線を防ぐ効果を示す数値や記号が表示されています。これらは、紫外線の種類であるUVBとUVAをそれぞれどのくらい防げるかを示したものです。

SPFは、肌の赤みや炎症につながるUVBを防ぐ力を1〜50+で表した数値で、数値が大きいほど防止効果が高くなります。国内ではSPF50を超えるものは「SPF50+」と表記されます。

PAは、UVAを防ぐ効果を「PA+」から「PA++++」の4段階で示したものです。「+」の数が多いほどUVAへの防止効果が高いとされています。UVAは波長が長く、窓ガラスを通り抜けやすい性質があるため、室内や車内でも浴びやすい紫外線です。

ただし、数値が高い日焼け止めを選べば良いとは限りません。炎天下でのレジャーやマリンスポーツなど、長時間強い日差しを浴びる場面ではSPF・PAともに高めのものが安心ですが、通勤や買い物など短時間の外出であれば、数値が控えめなものでも十分対応できます。

肌にやさしい成分なのかチェックして選ぶ

日焼け止めに使われる紫外線防止剤には、主に「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」があります。

紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して肌に届くのを防ぐ成分です。白浮きしにくく、なめらかに塗りやすい一方で、肌がデリケートな方は刺激を感じる場合があります。

紫外線散乱剤は、紫外線を反射・散乱させて肌に届きにくくする成分です。

敏感肌の方や子どもに使う場合は、「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」を選ぶと、肌への刺激を抑えやすくなります。乾燥しやすい方は、保湿成分の有無も確認しておくと安心です。

テクスチャーや使用感で選ぶ

日焼け止めは毎日使うものなので、肌に塗ったときの感触も大切です。同じSPF・PAでも、タイプによって使い心地が変わります。

ベタつきが苦手な方は、さらっと伸びるジェルタイプやローションタイプを選ぶと使いやすいでしょう。

乾燥しやすい方は、しっとり感のあるミルクタイプやクリームタイプが向いています。

タイプ 特徴 向いている人
ジェルタイプ みずみずしく伸びが良い ベタつきが苦手な方
ミルクタイプ なめらかで肌になじみやすい 顔にも体にも使いたい方
クリームタイプ しっとり感があり密着しやすい 乾燥が気になる方
ローションタイプ 軽い使用感で広げやすい 体に手早く塗りたい方
スプレータイプ 手が届きにくい部位に使いやすい 髪や背中にも使いたい方

使い心地が合わないと、塗る量が少なくなったり、塗り直しが面倒になったりします。無理なく使える質感を選ぶことが、紫外線対策を続けるポイントです。

耐水性で選ぶ

汗をかきやすい日や水に触れる場面では、耐水性のある日焼け止めを選びましょう。

日焼け止めは、汗や水、皮脂、タオルによる摩擦で少しずつ落ちていきます。通勤や買い物程度なら通常タイプでも使いやすいですが、海やプール、屋外スポーツ、キャンプなどではウォータープルーフタイプが便利です。

ただし、耐水性が高いタイプでも、一日中同じ効果が続くわけではありません。汗を拭いた後や水から上がった後は、肌の水分を軽く押さえてから塗り直しましょう。

また、ウォータープルーフタイプは肌に密着しやすいため、石けんで落とせるのか、クレンジングが必要なのかを商品表示で確認してください。

シーンに合わせて選ぶ

日焼け止めは、過ごす場所や活動時間に合わせて選ぶと使いやすくなります。

以下の表に、シーン別に選ぶ際の目安をまとめました。

シーン SPF・PAの目安 選び方のポイント
通勤・通学・買い物 SPF10〜20/PA+〜++ 軽い使用感、石けんで落とせるタイプを選びやすい
在宅ワーク SPF10〜20/PA+〜++ 窓際で過ごす日はUVA対策を意識する
屋外レジャー SPF20〜40/PA++〜+++ 汗や皮脂で落ちにくいタイプが便利
炎天下の外出 SPF30〜50+/PA+++〜++++ 塗り直しやすさも確認する
海・プール・スポーツ SPF30〜50+/PA+++〜++++ ウォータープルーフタイプを候補にする

日焼け止めは、生活場面に合うものを無理なく続けることが大切です。

日焼け止めの正しい塗り方・使い方

日焼け止めは、塗る量や塗り直しのタイミングによって効果の出方が変わります。

ここでは、日焼け止めの正しい塗り方と使い方をまとめました。

季節を問わず外出前に毎日塗る

日焼け止めは、夏の晴れた日だけでなく、季節を問わず外出前に塗りましょう

紫外線は春から夏にかけて強くなりますが、秋や冬にも地表へ届いています。また、曇りの日でも紫外線はゼロにはならないため、天気や季節に関わらず対策が必要です。

通勤や通学、近所への買い物など短時間の外出でも、顔や首、手の甲は紫外線を浴びやすい部位です。毎日継続して塗ることが大切で、朝のスキンケアの最後に日焼け止めを取り入れて習慣にすると、塗り忘れを防ぎやすくなります。

適正量を守ってムラなく厚めに塗る

日焼け止めは、少量を薄く伸ばすだけでは十分な効果を得にくくなります。顔に塗る場合は、商品に記載された使用量を守り、額・両頬・鼻・あごに少しずつ置いてから広げましょう。

体に使うときも、一度にまとめて塗るより、少量ずつ出して広げるほうが塗り残しを防げます。耳の後ろ、首の後ろ、フェイスライン、手の甲、足の甲は塗り忘れやすい部位です。

屋外で長く過ごす日は、鏡で確認しながら重ね塗りすると良いでしょう。ベタつきが気になって量を減らすと、紫外線対策が不十分になる可能性があるため注意してください。

2〜3時間おきにこまめに塗り直す

日焼け止めは、朝に一度塗って終わりではありません。2〜3時間おきに塗り直しましょう。

汗や皮脂、衣類とのこすれ、タオルで拭く動作によって、日焼け止めは少しずつ落ちていきます。とくに夏場の外出や屋外スポーツでは、気づかないうちに薄くなるため注意が必要です。

顔に塗り直す場合は、汗や皮脂をティッシュで軽く押さえてから重ねると、ムラになりにくくなります。体も同じように、汗を拭き取ってから露出部分へ塗り直しましょう。

水に濡れたあとや汗を多くかいたあとは、2〜3時間を待たずに塗り直しましょう。外出先では、スティックタイプやスプレータイプを用意しておくと便利です。

帰宅後はクレンジングでしっかり落とす

日焼け止めは、帰宅後や一日の終わりにきちんと落としましょう。

石けんや洗顔料で落とせるタイプは、泡で肌を包むようになじませ、こすらず洗い流します。小鼻のまわりやフェイスラインは洗い残しやすいため、鏡で確認しながら丁寧に落としましょう。

SPF値が高いものやウォータープルーフタイプは肌に密着しやすく、石けんだけでは落としきれない場合があります。商品表示を確認し、必要に応じて専用クレンジングやオイルクレンジングを使ってください

また、洗顔後は化粧水や乳液などで保湿しましょう。紫外線対策とスキンケアは、セットで考えることが大切です。

日焼け止めを選ぶときに役立つ基礎知識!UVAやSPFとは?

紫外線には、肌の赤みにつながるものや、シミ・シワ・たるみに関わるものがあります。

ここでは、UVA・UVB・SPF・PAの意味と、紫外線防止剤の働きを解説します。

日焼けの原因はUVAとUVB

日焼けの主な原因は、地表に届く紫外線のうちUVAとUVBです。

UVAは波長が長く、雲や窓ガラスを通り抜けやすい性質があります。屋外だけでなく、窓際の席や車内でも浴びる可能性があるため、日常生活でも対策が必要です。肌の奥に届きやすく、シワやたるみの原因になるとされています。

UVBは波長が短く、主に肌の表面に影響するのが特徴です。屋外で日差しを浴びたあとに肌が赤くなったり、ヒリヒリしたりする日焼けは、UVBが関係しています。

メラニン色素の沈着によるシミやソバカスにもつながるため、レジャーやスポーツ時はとくに注意しましょう。

PAとは

PAとは、UVAを防ぐ効果の目安を示す表示です。

PAは「Protection Grade of UVA」の略で、UVAを防ぐ効果を「PA+」から「PA++++」までの4段階で表示されます。「+」の数が多いほど、UVAに対する防止効果が高いとされています。

UVAは、肌の黒化やシワ、たるみなどに関係する紫外線です。窓ガラスを通り抜けやすいため、屋外だけでなく、車内や窓際で過ごす時間が長い日にも意識しましょう。

PAの目安は以下のとおりです。

  • 日常生活:PA+〜PA++
  • 屋外レジャーやスポーツ:PA++〜PA+++
  • 炎天下で長時間過ごす場合:PA+++〜PA++++

肌への負担や落としやすさも含めて、使う場面に合うものを選んでください。

SPFとは

SPFとは、UVBを防ぐ効果の目安を示す表示です。

SPFは「Sun Protection Factor」の略で、数値が大きいほどUVBに対する防止効果が高いとされています。

日焼け止めでは「SPF10」「SPF30」「SPF50+」のように表示され、国内ではSPF50を超えるものは「SPF50+」と表記されます。

UVBは、屋外で日差しを浴びたあとに肌が赤くなる日焼けと関係が深い紫外線です。炎症だけでなく、シミやソバカスの原因になる場合もあるため、外で過ごす時間が長い日はSPFの数値を確認して選びましょう。

SPFの目安は、以下のとおりです。

  • 通勤や買い物などの日常生活:SPF10〜20
  • 屋外レジャーやスポーツ:SPF20〜40
  • 炎天下で長時間過ごす場合:SPF30〜50+

ただし、SPFが高くても、薄く塗ると十分な紫外線対策になりにくい場合があります。数値だけで判断せず、使用シーンに合うものを適量使いましょう。

紫外線防止剤が日焼けを防ぐ

日焼け止めには、紫外線を肌へ届きにくくするための紫外線防止剤が配合されています。

紫外線防止剤は、大きく分けると紫外線散乱剤と紫外線吸収剤の2種類です。

  • 紫外線散乱剤:紫外線を肌の表面で反射・散乱させる
  • 紫外線吸収剤:紫外線を吸収し、肌に届きにくくする

紫外線散乱剤は、ノンケミカルと表示される日焼け止めに使われる成分です。敏感肌向けの商品や子ども用の日焼け止めで見かけることがあります。

一方、紫外線吸収剤は白浮きしにくく、なめらかな使用感の製品に配合される場合があります。どちらが良いと一概には言えません。

肌へのやさしさを重視するのか、塗り心地や仕上がりを優先するのかによって選び方が変わります。なお、肌がデリケートな方は、使用前に腕の内側などで試しておくと安心です。

日焼け止め以外に実践したい紫外線対策

紫外線対策は、日焼け止めを塗るだけで完結するものではありません。

ここでは、日焼け止めとあわせて実践したい紫外線対策を紹介します。

帽子や日傘などの紫外線対策アイテムを活用する

日焼け止めだけに頼らず、帽子や日傘も取り入れましょう。顔や首まわりは紫外線を浴びやすく、日焼け止めを塗っていても汗や皮脂で落ちる場合があります。

つばの広い帽子をかぶると、額や頬、鼻まわりへの日差しを遮りやすくなります。

日傘は、通勤や買い物など歩く時間が長い場面で使いやすい対策です。

サングラスやアームカバーを組み合わせると、目元や腕まわりの紫外線対策にもつながります。

露出が少ない服装で外出する

外出時は、肌の露出を減らす服装も紫外線対策に有効です。

半袖や短パンは涼しい一方で、腕や脚に紫外線が直接当たりやすくなります。

長袖の羽織りものやロング丈のボトムスを選ぶと、日差しを受ける範囲を減らすことが可能です。暑い時期は通気性に優れた素材や、薄手のUVカット機能付きウェアを選ぶと取り入れやすいでしょう。

とくに首元は日焼け止めを塗り忘れやすい部位です。襟付きの服やストールを活用すると、首の後ろまでカバーしやすくなります。

紫外線の強い時間帯を避けて行動する

紫外線対策では、外出する時間帯を調整することも大切です。

紫外線は日中に強くなりやすいため、屋外で長く過ごす予定がある日は、できるだけ日差しの強い時間帯を避けて行動しましょう。買い物や散歩は午前中の早い時間や夕方にずらすと、肌への負担を抑えやすくなります。

ただし、時間帯を変えても紫外線を完全に避けられるわけではありません。曇りの日や日陰でも紫外線は届くため、日焼け止め、帽子、日傘、長袖の羽織りものなどを組み合わせることが大切です。

まとめ|自分にぴったりな日焼け止めを選ぼう

日焼け止めを選ぶ際は、SPF・PAの数値だけでなく、肌質や使用シーン、テクスチャー、耐水性まで確認することが大切です。

日常使いなら軽い使用感や落としやすさ、屋外レジャーやスポーツでは高めのSPF・PAやウォータープルーフタイプが候補になります。

帽子や日傘、服装の工夫も取り入れながら、毎日の生活に合う紫外線対策を続けましょう。

なお、紫外線によるシミやシワ、肌のくすみなどが気になる方には、再生医療という選択肢もあります。お肌に関するお悩みは、ぜひ当院「リペアセルクリニック」へご相談ください。