暑い日に起こる血圧低下にご注意を!👒✨
公開日:2024.09.25 スタッフ ブログ 健康 カラダの仕組み 豆知識皆様、こんにちは💚
今回はタイトルにもあります「暑い日の血圧低下🥵☀️」についてお話ししていこうと思います。
▼そもそも血圧とは?
血圧を計算式で表すと、「心拍出量×末梢血管抵抗=血圧」となります。
心臓から送り出された血液が、血管内を移動する際に血管壁に与える圧力。
これが血圧ですが、文字だけで表すとなかなかイメージしにくいかもしれません。
イメージしやすいように、水を通したホース💦に例えてみます。
(※ホース=血管、水=血液で考えてみてくださいね。)
・高血圧の状態→ホースを手で摘まみ細くしたり、蛇口を全開にして水を増やすと水がホースの壁を押す力が強まります。
体でも同様に血管が細かったり、血液量が多いと血管の壁にかかる圧力が増します。
これが高血圧の状態です。
・低血圧の状態→水の勢いはそのままでホースを太くしたり、蛇口を閉め水の量を減らすとホース内に水が満たされずチョロチョロと流れます。
血管が広がったり、血液の量が少ないと血管の壁にかかる圧力が弱くなります。
これが低血圧の状態です。
▼血圧の正常値と異常値は?
世界保健機関(WHO)では血圧120/80mmHg未満を正常血圧としています。
高血圧だと140/90mmHg以上、低血圧だと100/60mmHg以下ですが、異常値はさらに細かく分類されていますので、もし興味のある方は調べてみてくださいね☺️
▼暑い日と低血圧の関係は?
なぜ暑い日は低血圧になりやすいのでしょうか?
実は血管と気温に関係があるからです!😳
皮膚から得た寒暑の情報が脳に伝達され、神経伝達により血管がコントロールされます。
暑い時は血管を広げ体の外へ熱を逃がそうとし、寒い時は体の熱を逃さないよう血管を縮め狭くします。
また汗をかくことで体内から水分と塩分が排出され、血管内の血液量が不足します。
血管が拡張し血液量が不足することで血圧が下がり、全身に十分な血液が行き届かない状態となります。
▼低血圧の症状は?
立ちくらみ、めまい、食欲不振、倦怠感、動悸、冷や汗、頭痛、胸痛、失神発作などが挙げられます。
▼暑い日の血圧低下の対処法は?
脱水状態にならないようこまめな水分補給と、適度な塩分摂取が大切です。
汗を多量にかくことで塩分を過剰に摂取してしまうことがあるため、塩分ばかり摂取しないよう注意してください。
最後に
脱水の状態は血液がドロドロになり、流れが悪くなることによって血栓ができ脳梗塞が起こりやすくなります。
暑い日の水分摂取は低血圧予防の他にも、脳梗塞の予防にもなるのでこまめに水分補給しながら、暑い日を一緒に乗り切りましょう!
最後までご閲覧頂きまして有難うございました🌱✨