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股関節への負担を減らす方法は、おしりの筋肉(臀筋)を鍛えることです!

カラダの仕組み 豆知識

お尻の筋肉模型

おしりの筋肉(臀筋)を鍛えれば股関節への負担を減らせることをご存知ですか?

股関節に不安をお持ちの方や、変形性股関節症など股関節の症状や痛みでお困りの方へ!

こんな場合は股関節への負担を減らせれば良い!ということは思いつくことですが、どうすれば股関節の負担を減らせるのか?

その回答が「おしりの筋肉を鍛える」要は「おしりを鍛える!」ということなのです。

  • 上の図をご覧くださいお尻の3つの筋肉を再現したものです
  •  
  • ・大臀筋は断面積が大きな筋で、臀部の大部分を占めます
  •  → 主な働きとして股関節の伸展(足を後ろに引く動作)となります
  • ・中臀筋は大臀筋より深部にあります
  •  → 主な働きは股関節の外転(足を外側に開く動作)で安定した歩行に重要な筋肉です
  •  → この筋肉が弱いと体重をかけた時に肩が落ちて身体が横に揺れた歩き方(跛行)になりま
  • ・小臀筋は中臀筋よりさらに深部にあります
  •  → 中臀筋に比べると面積の小さな筋肉で中臀筋とともに外転筋として作用します。

股関節の痛みは、上記のような働きをする股関節周りの筋力を鍛えるためのトレーニング、可動域訓練によって改善されることがあります。

つまり、おしりの筋肉をトレーニングすることによって筋力がアップすると、股関節が回りが安定し、歩行しやすくなるということです。

ただ、股関節に痛みがあるとトレーイングすると言われても動かすのがつらいかもしれません。そんな時は、「等尺性運動」といって関節を動かさずに筋肉を収縮させる運動をおすすめしています。

■具体的には!

椅子に腰掛けた状態あるいは仰向けに寝た状態でゴムバンドを「太もも or 膝 or すね or 足首」に巻きます。ゴムバンドが締まる力に逆らうようにして股関節を広げるという運動です。
これなら関節をあまり動かさずに筋肉を収縮させるので、痛みをあまり感じることなく筋肉トレーニングができる事が多いのでお試しください。

■ポイントは!

筋肉を意識しながら、ゆっくりじっくり行うこと。

無理はせず、痛みが強くならない程度に様子を見ながら行ってください。

  • ・負担にならなければ、1日100回くらいを目標に行う
  • ・負担になるようなら、まずはその半分50回でも結構です。
  • ・大切なのは継続することです。回数は少なくとも毎日お取りくみ下さい

はじめることから、始めてみてください。

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