ビタミンD不足に注意!

公開日:2025.12.11 スタッフ ブログ 健康 カラダの仕組み 豆知識

湖
みなさんビタミンD不足になっていませんか?

🍀最近なんとなく疲れやすい、気分が落ち込みがち…。
その原因は、もしかすると『ビタミンD不足』かもしれません。

屋内生活が中心になった現代では、日光にあたる機会が減り、ビタミンDが足りていない人が増えています。
今回は、見落とされがちな栄養素の役割と、健康への影響についてご紹介します。

ビタミンDとは?

ビタミンDは、体内でカルシウムの吸収を助け、骨を丈夫に保つ働きがある栄養素です。それだけではなく、

・免疫機能の調整
・筋肉の維持
・精神の安定

にも関与しています。

 🌿ビタミンDはどうやって摂れるの?

ビタミンDの主な摂取方法は以下の2つです。

✅日光を浴びる

皮膚が紫外線に当たると、体内でビタミンDが合成されます。

・1日 夏:10〜15分、冬:30〜40分 手や顔に日光を当てるだけでもOK

※冬や曇りの日、日焼け止めの使用で合成は減る点に注意が必要です。また、地域によっても紫外線の量や日照時間が変わるため、必要な日光浴の時間は変わってきます。

✅食事から摂取

魚(さけ・さば・いわしなど)、卵黄、きのこ類、ビタミンD強化食品(牛乳やシリアルなど)に含まれています。

※ただし、食事からだけで必要量を満たすのは難しいです。

 ⚠️ビタミンDが不足すると?

ビタミンD不足が続くと、以下のような症状が現れることがあります。

・骨がもろくなる(骨粗鬆症、くる病)
・慢性的な疲労感
・免疫力の低下(風邪をひきやすくなる)
・気分の落ち込みやうつ傾向

💊サプリメントでの補助もあり

食事や日光だけでは補いきれない場合は、サプリメントの活用も選択肢のひとつです。

摂取の目安は厚生労働省によると、

・成人の1日の目安量:8.5μg
・耐容上限量(これ以上は過剰):100μg/日

📌サプリメントの過剰摂取には注意!

脂溶性ビタミンのため、過剰に摂ると高カルシウム血症や腎障害のリスクがあります。
→医師や薬剤師に相談の上で使用しましょう。

☀️まとめ

ビタミンDは、骨を丈夫にするだけでなく、心と体の健康を守る大切な栄養素です。

近年、紫外線を気にして日光を避ける生活を続けた結果、40代で70代相当の骨密度になってしまい、骨粗鬆症と診断される方もいらっしゃいます。

ビタミンDは、骨だけでなく心と体の健康を守る影の立役者です。
日々の中で、少しずつ『日光+食事+意識』を取り入れて、健康な毎日を手に入れましょう!