両肘関節症 幹細胞治療 60代女性
公開日:2025.02.25肘の痛みがほとんどなくなって嬉しい!と笑顔に
「右肩の治療で良い経験をしたから、今回も迷わず来院しました」そう話してくださった患者様は、両肘の痛みが出始めてすぐに、当院を受診されました。
以前、右肩の腱板損傷で手術を勧められた際、当院の幹細胞治療を選択されました。
レントゲン検査では、両方の肘関節で軟骨が擦り減っており、変形性肘関節症という診断となりました。この病気は、重労働の方やスポーツを楽しまれる方、過去のけがが原因で発症することが多く、痛みに加えて、骨のとげ(骨棘)や関節内の遊離物(関節ネズミ)によって、肘の動きが制限されることもあります。
従来の治療では、肘の動きが悪く、日常生活に支障がある場合、手術で骨のとげを取り除く方法が一般的です。しかし、これは症状を和らげる治療であり、すり減った軟骨を再生することはできません。また、人工関節という選択肢もありますが、股関節や膝の手術と比べると、安定性に課題があり、術後は両手で持てる重さが5~10キロまでに制限されてしまいます。
現在の保険診療では、軟骨を再生させる治療法がないため、再生医療が唯一の可能性となっています。当院では、全身のあらゆる関節の治療実績があり、中でも、肘関節は体重がかからない部分なので、比較的治療効果が得やすい特徴があります。
当院独自の冷凍せず培養する方法でつくられた、生存率95%以上の幹細胞により、高い治療効果が得られました。国内の幹細胞の製造方法は、医療機関によって全く異なります。当院の特徴として、無添加、冷凍せず培養、独自の培養シート、国内唯一の厚生労働省による認可として『分化誘導』などがあります。
そして、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、10,000症例以上の実績に基づく確かな技術で患者様一人一人に最適な治療プランをご提案しております。
リペアセルクリニックは新たな治療【再生医療】を提供しております。
レントゲン所見
レントゲンでは、両肘の関節軟骨がすり減っていました。
<治療効果>両肘に2500万個細胞を1回投与+PRP計2回
治療計画として、PRP(血小板を濃縮した自己血液)治療2回と、2500万個の幹細胞投与1回を組み合わせることにしました。
PRPには豊富な成長因子が含まれており、体本来の治癒力を高めながら、幹細胞治療の効果も促進することができます。
治療から6か月後、10段階中6あった痛みが1まで改善しました。
「右肩の時と同じように良くなって本当に嬉しい」という患者様の笑顔に、私たちも大きな喜びを感じました。このように再生医療への信頼を重ねていただけることは、何よりの励みになります。
関節の痛みは、放っておくと徐々に進行し、日常生活に大きな影響を及ぼします。早期発見・早期治療が大切ですので、少しでも気になる症状がございましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
<治療費>
・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 )
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
・PRP治療 16.5万円( 税込 )
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
再生医療医師監修:坂本貞範