右変形性股関節症 幹細胞治療 50代女性
公開日:2025.06.09
目次
急速破壊型股関節症でも諦めない!痛みレベル8から3へ劇的改善!
数年前から、軽い痛みがあった右股関節が、4か月前に急激に悪化し、整形外科で「急速破壊型股関節症」と診断された患者様。人工関節手術を勧められましたが、もう少し待ちたいとの思いで、当院にお越しになりました。関節の破壊が進んだ状態でも、痛みレベル8から3へと大幅な改善を実現できました。
「痛みでどちらを向いても眠れなかったのが、今は楽になり、どちらを向いても眠れるようになりました」と語られる患者様。
このような劇的な改善は、どのように実現したのでしょうか。
治療前の状態
- 数年前からの軽い右股関節痛が4か月前に急激に悪化
- 急速破壊型股関節症(関節裂隙の消失、大腿骨頭の変形を認める)
- ステロイド注射を施行するも数か月経っても痛みが改善せず
- 痛みレベル10段階中8という強い痛み
- 人工関節置換術を勧められるも、耐用性の問題から手術をもう少し待ちたい
こちらの患者様は、もともと正常だった股関節が、短期間で急速に破壊される「急速破壊型股関節症」という特殊な疾患でした。この疾患は、高齢女性に多く発症しますが、原因は不明で、痛みが非常に強いため、保存的治療では効果が得られず、多くの場合、人工関節置換術を選択せざるを得なくなります。しかし、手術への不安や、将来の再手術への懸念から、何か良い治療法はないかと、当院を受診されました。
急速破壊型股関節症について
急速破壊型股関節症とは、半年から1年以内という短期間で、正常な股関節が急速に破壊される疾患です。破壊とは、関節裂隙の消失、大腿骨頭の変形、臼蓋側の骨の変形を指します。高齢の女性に多く発症しますが、その発症原因は、現在でも解明されていません。
従来の保存的治療では、痛みのコントロールが困難で、多くの場合、人工股関節置換術を選択することになります。しかし、人工関節には、耐用年数の問題があり、特に、50代という比較的若い年齢での手術には、慎重な判断が必要となります。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




当院では、股関節内に確実に幹細胞を届けるため、当院独自の投与方法「関節内ピンポイント注射」を行っています。強い生き生きした幹細胞を複数回、確実に軟骨損傷部位に届けることで、投与するたびに、一層また一層と、軟骨が再生されてきます。
リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
MRI所見
<治療内容>右股関節に1億個細胞を計4回投与+PRP
右股関節に1億個の幹細胞を計4回投与いたしました。
治療後の変化
- 初回投与後1か月: 痛みレベル8から6へ改善
- 2回目投与後1か月: 痛みレベル5へとさらに軽減
- 最終投与1年後: 痛みレベル3まで改善し、満足いく除痛を実現
- 治療終了後1年のMRI: 消失していた関節裂隙が開大、大腿骨頭の変形進行は認めず
- 長期予後: 関節裂隙に隙間ができた患者様では、除痛効果が5年、10年単位で持続
投与するたびに順調に痛みが軽減し、最終的には痛みレベル8から3へと大幅な改善を実現できました。MRI検査では消失していた関節裂隙が開大しており、大腿骨頭の変形の進行も認められませんでした。
2回目投与から約2ヶ月後の、歩行の様子です。治療前より安定しており、スピードも上がりました。
このように、一度関節裂隙に隙間ができると、その除痛効果は長期間持続することが多く、患者様の生活の質を大きく向上させることができます。
「痛みで眠れないとうことがなくなり、楽に過ごせるようになりました」と診察時に教えてくださいました。
まとめ
急速破壊型股関節症という困難な症例でも、当院独自の高品質な幹細胞と当院独自の投与方法「ピンポイント注射」により、痛みの大幅な軽減と関節機能の改善を実現できました。手術への不安を抱える患者様にとって、幹細胞治療は新たな希望となる治療選択肢です。
すでに関節が破壊されてしまった方も諦めずに、一度当院へご相談ください。あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく、確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個)
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
- PRP治療 16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓

股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:坂本貞範