歩行が楽になった! 左変形性股関節症 60代女性
公開日:2025.06.28
目次
痛みが軽減し、行動範囲も広がった!
3年前から左股関節の痛みに悩まされ、関節の動きが硬くなり、徐々に歩行時の痛みも増していた患者様。股関節の状態は末期で、通常であれば手術が検討される重篤な状況でしたが、幹細胞治療により、痛みが大幅に軽減し、歩行が楽になって、行動範囲が広がりました。痛みの評価は治療前の10段階中5から、治療後は 2まで改善しました。
このような末期股関節症での改善は、どのような治療によって実現したのでしょうか。
治療前の状態
- 3年前より左股関節に痛みを感じ始める
- COVID-19流行以降に症状が悪化
- 2年前から関節の動きが硬くなっている
- 杖なしでの歩行は可能だが、歩行時の痛みが徐々に増加
患者様は、長期間にわたって左股関節の痛みに悩まされており、特に、近年は症状の悪化により、日常生活に大きな影響を受けておられました。関節の動きが制限され、歩行時の痛みも増すという状況は、患者様の生活の質を著しく低下させていました。
診察の結果、股関節の状態は末期段階にあり、関節隙間はやや残存しているものの、骨のう胞も認められる重篤な状況でした。このような進行した状態では、通常は手術療法が検討されることが多くなります。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




末期股関節症のような重篤な状態でも、当院独自の関節内ピンポイント注射により、手術を避けながら症状の改善を目指すことができます。
リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
MRI所見
<治療内容>左股関節に5000万個細胞を計3回投与+PRP
左股関節に5000万個の幹細胞を計3回投与いたしました。
治療後の変化
- 10段階中5だった痛みが治療開始約1ヶ月で2へ改善
- 日常生活での痛みをほとんど感じない
- 自分の脚で歩行継続
- 日常動作が楽になり、活動範囲拡大
治療開始から約1ヶ月後には、痛みスコアが10段階中5から2へと改善しました。これは、幹細胞の持つ強力な抗炎症作用と、組織修復作用によるものと考えられます。2回目、3回目の投与により、痛みの軽減効果が安定し、関節の動きも改善していきました。患者様は、徐々に日常動作が楽になり、活動範囲の拡大を実感されるようになりました。
1年後の診察において、患者様から「付け根にまだ少し痛みはありますが、歩行は楽になり、行動範囲が増えました」とのお声をいただきました。患者様の表情も明るく、積極的に外出や活動をされるようになった、前向きな変化がうかがえました。長期間の痛みと制限から解放され、新たな生活への希望を見出されたお喜びの様子が印象的でした。
また、X線検査では、治療前と比較して以下の改善所見が認められました:
- 関節隙間の拡大: 1年前と比較して関節隙間が少し広がっている
- 骨質の改善: 骨が白く濃くなって強化されている所見
これらの画像所見は、幹細胞治療による骨の修復効果が実際に起こっていることを示唆する重要な証拠です。「手術は避けたい」「痛みを改善したい」という患者様にとって、幹細胞治療は新たな希望となる治療法です。
あなたも痛みから解放され、活動的な生活を取り戻してみませんか。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく、確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個)
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
- PRP治療 16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓

股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:坂本貞範