激痛がほぼ消失、関節鏡手術を回避 右肩腱板損傷(部分断裂) 70代女性
公開日:2025.08.06
目次
痛みがほぼ消失して関節鏡の腱板縫合術手術回避!
保存的治療が効かず、関節鏡手術を勧められていた70代女性が、正常な腱板を切離する手術リスクを避けて、1か月で痛みレベル10段階中8から1へ劇的に改善された症例です。
いったいどのような治療でこのような回復を実現できたのでしょうか。
治療前の状態
- 4か月前から出現した右肩の痛みが改善せず
- MRI撮影で腱板の部分断裂と診断
- 2回の注射や投薬による保存的治療がほとんど効果なし
- 関節鏡での腱板縫合術を勧められるが手術を躊躇
こちらの患者様は、4か月前から右肩の痛みが出現し、近くの整形外科でMRI撮影を受けられ、医学用語で腱板の部分断裂と呼ばれる肩の筋肉の損傷と診断されました。注射や投薬による保存的治療を行いましたが、ほとんど効果が得られませんでした。
腱板の部分断裂を放置しておくと、徐々に断裂部位は大きくなり、縫合が不可能になってしまいます。関節鏡手術は、体への負担は少ないものの、数週間の装具固定と数か月のリハビリ、入院が必要です。さらに、装具固定による肩関節の拘縮悪化や、縫合した腱板の再断裂のリスクもあります。特に、部分断裂の手術では、正常な腱板をいったん切離して、完全断裂にしてから再度縫合し直すという方法がとられ、正常組織への侵襲が避けられません。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




リペアセルクリニックは「肩の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
MRI所見
<治療内容>右肩に5000万個細胞を計2回投与+PRP
右肩に5000万個の幹細胞を計2回投与いたしました。
治療後の変化
- 初回投与後1か月で痛みレベル8から1へ劇的改善
- 2回目投与が残っており、更なる改善が期待される
- 手術回避により正常な腱板組織を温存
幹細胞の強力な抗炎症作用により、わずか1か月で激痛から解放されました。幹細胞は、投与後1年間は炎症を取ったり、腱板を再生したりと働き続けてくれるため、今後もさらなる改善が期待できます。
腱板損傷でなかなか痛みが取れず、手術をためらわれている方にも、再生医療は、有効な選択肢となります。当院の腱板部分断裂に対する治療成績は、関節鏡手術以上と自負しており、入院や手術後の外固定も必要ないため、仕事や日常生活にほとんど影響を与えません。腱板損傷でお悩みの方は、ぜひ当院へご相談ください。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個)
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
- PRP治療 16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
腱板損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓

肩の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:黄金勲矢