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- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
10年前から発症 この方は、10年前より右股関節に痛みを認めていました。その後は痛みが少しでたり全く痛くなかったりと日によって違いがありましたが歩行には困らない程度でした。カイロプラクティックにて痛みは緩和していたのですが、約2年前より痛みが増強し最近は足の爪を切るのもしんどくなってきたのでなんとかしなくてはと思い、当院に受診されることになりました。 レントゲン上ではまだ少し軟骨は残っていますが、ほぼ末期の状態であり今後さらに進行する可能性もあります。本来なら手術と言われる状態ですが、やはり本人もいきなり人工関節を行うのに抵抗があるということで再生医療を検討されました。 膝と違って股関節の幹細胞治療は難易度がとても高くなります。しっかりと関節内に幹細胞が行き届かないと効果は現れません。さらに生存率の高い幹細胞を数多く投与する必要があります。ただ単に沢山の細胞を入れればいいというものではありません。しっかりと生き生きした幹細胞を造らないと効果は出にくくなります。 当院では、生存率の高い細胞を冷凍しない方法で培養しております。さらにそれを独自の関節内ピンポイント注射でできるだけ関節内に届くように投与しております。そして当院の幹細胞治療では全てご自身の細胞、血液を使い薬剤は一切使用しないのでアレルギーの心配は特にありません。 レントゲン <治療効果>右股関節に1億個の幹細胞を2回投与+PRP 右股関節に冷凍ぜず作成した幹細胞を投与して1ヶ月で痛みは10分の5、3ヶ月目には10分の1まで痛みがなくなりました。その後も徐々に痛みは軽快し4ヶ月後には殆ど痛みは感じなくなりました。 https://www.youtube.com/watch?v=ZYdyeWBuMQA https://www.youtube.com/watch?v=SxmUxZXCOWY その他の動画はこちら <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000145 再生医療医師監修:坂本貞範
2023.01.20 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
人工股関節をしなければいけないといわれた この方は、10年前より右股関節に痛みがあったが日常生活もできるのでそのまま様子を見ていました。最近になって痛みが強くなり歩行も困難となり近くの病院でレントゲンを撮って診察したところ人工関節しかないと言われたそうです。 手術を踏み切るにはまだ痛みは我慢できるのと、今、人工関節をいれたら15年後にはもう一度入れ替えの手術をしなければいけないこともあり悩んでいたところ、当院の再生医療を知って来院されました。 レントゲン検査をしたところ、右の大腿骨頭の形からして長い年月をかけて変形しているのがわかります。こう言った場合、痛みの出現は緩やかなことが多く、徐々に変形しているので元々の体の変化の対応によって意外と悪化しないことが多く見られます。骨頭変形のタイプ別についての動画はこちらになります あることがきっかけで痛みが強くなり、関節が固まって、そして筋力が低下します。このようにして痛みが強くなってくるとかなりのスピードで変形が進みます。この方の場合は、最近急に痛みが強くなったので痛みの原因である軟骨の損傷部位は限定的と考えられ、こう言った場合は幹細胞治療も高い効果が見られます。 あと、手術に関して言うと塞栓症や感染症など命に関わる合併症も少ない可能性ですがゼロではありません。手術には少なからずのリスクがあります。当院の幹細胞治療では全てご自身の細胞、血液を使い薬剤は一切使用しないのでアレルギーの心配はありません。 しかし他院の再生医療の多くは、ご自身の細胞は使いますが、血液は牛の血液を使用する施設も多くあります。もちろん安全性は高いですが、アレルギーや狂牛病といったリスクはゼロではありません。 レントゲン <治療効果>右股関節に1億個の幹細胞を3回投与+PRP 右股関節に冷凍ぜず作成した幹細胞を投与して1ヶ月で痛みは10分の4、3ヶ月目には10分の2まで痛みがなくなりました。その後も徐々に痛みは軽快し4ヶ月後には殆ど痛みは感じなくなりました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000243 再生医療医師監修:坂本貞範
2022.12.11 -
- ひざ関節の症例
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
股関節の拘縮からくる膝のX脚変形 この方は約10年前に右膝が痛くなり始めました。その頃右の変形性股関節症で手術を勧められていました。なんとか騙し騙し様子を見ていましたが、いよいよ痛みが強くなり歩行も10分で休憩しなければいけなくなりました。立ち上がりの時も右の股関節の痛みと右膝の痛みがありました。来院され診察したところ、右股関節が屈曲したまま拘縮しておりそれが原因で骨盤が右に傾き、さらにそれによって右膝がX脚方向に力が加わることで膝の外側の軟骨損傷されていました。 変形性膝関節症の多くは、膝の内側の軟骨損傷によるO脚変形となります。この方のように股関節の変形が始まって、それをかばうことで膝の変形が始まることもよくあります。その場合、膝の外側の軟骨がすり減ることが多く見られます。股関節の変形とともに、股関節は内転と屈曲方向に拘縮するのが原因だからです。股関節を内股で歩くとわかりますが、膝の外側に負担がかかりますよね。やはり、変形の初期の時点からこの拘縮を予防するリハビリはとても重要となります。 レントゲン所見 レントゲン上では、膝関節の外側が狭くなっており軟骨が減少しています。右股関節の関節が狭くなっておりほぼ末期となっております。 <治療効果>両膝・股関節に幹細胞 1 億個 3 回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を関節内ピンポイント注射して 1 ヶ月目には半分痛み軽快され、 3 ヶ月後には 3 分の 1 まで痛みが軽くなられました。膝の痛みもほとんど痛みが軽快され歩行もしやすくなりました。股関節の可動域も徐々に改善されおり、体の傾きも少なくなりました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000360 再生医療医師監修:坂本貞範
2022.06.19 -
- ひざ関節の症例
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
カナダから来院!膝と股関節の幹細胞治療 カナダ在住の日本の方で、現地で体操のコーチをされています。4年前から股関節の痛みを認め、その後膝の痛みも出現しました。5年前には右膝の後十字靭帯の損傷をされています。変形性膝関節症の原因として、外傷後の変形というものがあります。膝関節の大事な靱帯として前十字靭帯と後十字靭帯があります。膝関節の中心にある靭帯で、スポーツや交通事故などでよく損傷します。この方も後十字靭帯を損傷されておりそれが原因で軟骨の損傷が進んだと思われます。 レントゲン所見 レントゲン上では、膝関節の内側が狭くなっており軟骨が減少しています。両股関節の関節が狭くなっておりほぼ末期となっております。 <治療効果>両膝・股関節に幹細胞2億個3回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を関節内ピンポイント注射して1ヶ月目には半分痛み軽快され、2ヶ月後には3分の1、3ヶ月後には10分の1に痛みが順調に軽減されました。体操のコーチということもあり、日頃から筋力トレーニングや関節の可動域訓練はしっかりとされており、特に当院からのリハビリ指導がなくても大丈夫でした。最終日には、とても丁寧な長文の手紙をいただきました。痛みがかなり軽減され、日本での数ヶ月間の治療での滞在ご苦労様でした。やはり故郷が懐かしかったのか、カナダに帰るのがどこか少し寂しそうに思えました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID T000136 再生医療医師監修:坂本貞範
2022.05.08 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
左大腿骨頭壊死と変形性股関節症の再生医療 約2年前から左股関節の痛みが出現し、テニスをしていたら激痛が出て近くの病院で大腿骨頭壊死と診断されました。病院では人工関節をすすめられましたが、どうしても手術以外の方法がないのかを探していたところ当院を知って四国から来院されました。 変形性股関節症での幹細胞治療は確立されていますが、国内では大腿骨頭壊死の幹細胞治療の治療報告はほとんどありません。当院では現在まで大腿骨頭壊死での幹細胞治療の症例は数十例おられます。おそらく国内でも大腿骨頭壊死での幹細胞治療数において最多と思われます。治療結果として、個人差はありますが痛みが軽減された症例は6割強の確率で認めています。壊死した部分に幹細胞が働いていることが示唆されます。このことから大腿骨頭壊死でも再生医療によって痛みが軽快することが実証され、一つの治療の選択肢と考えてもいいと思われます。 レントゲン所見 レントゲン上では臼蓋形成不全があり、両股関節の関節が狭くなっておりほぼ末期となっております。左骨頭は壊死しており、レントゲンではやや黒い領域が見られます。 <治療効果>両股関節に幹細胞1億個3回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を関節内ピンポイント注射して3ヶ月目には半分痛み軽快され、約6ヶ月目には10分の1に減少しました。左大腿骨頭壊死の痛みも軽快され、さらに両変形性股関節症の痛みも同時に軽減しました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000471 再生医療医師監修:坂本貞範
2022.04.17 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症と半月板損傷の再生医療 この方は2年前よりゴルフをしていると右股関節の痛みが出現し近くのクリニックでレントゲンを撮り、変形性股関節症と診断されました。その後騙し騙し日常生活をしていましたが、とうとうゴルフもできなくなるぐらい痛みが強くなり当院を知って来院されました。ゴルフのスイングにより体を捻ることで、膝や股関節に負担がかかります。特に膝の半月板損傷はよく見られ幹細胞治療をされる方も多くおられます。 普段から軽くストレッチをしており右股関節の可動域は良好でした。変形性股関節症になると、股関節の屈曲および内転の方向に拘縮が起きてきます。当院に来院される多くの方は変形の進行期・末期の状態です。変形の度合いにより拘縮の強さは変わりますが、普段から整骨院などでストレッチしている方は比較的拘縮は軽度です。幹細胞の治療において拘縮が少ない方が効果はやや高いと思われます。拘縮により関節を包む袋に余裕がなくなると、股関節の軟骨の損傷した部位に幹細胞が届きにくいことによるものと推測しています。そうならないように当院では、幹細胞を投与する前にはリハビリを行ったり家でのストレッチ指導をしています。 レントゲン所見 レントゲン状では臼蓋形成不全があり、右股関節の関節が狭くなっておりほぼ末期となっていました。臼蓋形成不全とは、骨盤側の関節の受け皿の面積が小さくなっており大腿骨頭の力をうまく分散できない状態を言います。そのことによって、関節内に強い圧力がかかり軟骨の摩耗の原因となるのです。 <治療効果>右股関節に幹細胞5000万個3回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を関節内ピンポイント注射して約3ヶ月目には10分の3に減少しました。その後は徐々に痛み軽快され半年後には10分の1となりました。現在はゴルフを問題なく楽しんでおられます。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000428 再生医療医師監修:坂本貞範
2022.04.03 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症の再生医療 1年前から左股関節に違和感を認め、徐々に痛みが増強する。そのうち股関節の可動域が悪くなりしゃがみ込むのも困難となりました。この方は趣味はゴルフで、年間100ラウンドほどされるぐらいゴルフが好きでしたが、股関節が痛くて最近は行けておらず寂しい思いをされていました。まだ完全な末期ではありませんが、今後必ず変形は進行するので今のうちに変形を止めたいとのことでした。 レントゲン所見 独自の関節内ピンポイント注射 当院では、注射の針先を軟骨のすり減っている関節内に刺入して幹細胞を入れます。そうすることで幹細胞治療の成績がかなり高くなります。 関節内ピンポイント注射について詳しくはこちらへ <治療効果>関節に幹細胞1億個を3回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を投与して約2ヶ月目から効果が現れ、3ヶ月目には10分の5まで痛みが軽減しました。さらに6ヶ月後には10分の1まで痛みが軽減し好きなゴルフも再開されました。 この方の左股関節はまだ完全な末期ではありませんが、この時期であれば再生医療の高い効果が期待できます。初期や中期であっても痛みのない方は多くおられますが、やはり痛みがなくても病状は進行してしまいます。末期になって痛みが出てしまい、再生医療を受けるケースがほとんどですがやはり変形が進行する前に治療される方がいいと思われます。あとは当院で指導した筋力トレーニングで股関節周りの筋力アップも並行して行い、痛みが完全に消えることを目標にその後もフォローさせていただいています。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000362 再生医療医師監修:坂本貞範
2022.01.09 -
- 手関節の症例
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症とCM関節症の再生医療 前回、頚椎椎間板ヘルニアと腰椎椎間板ヘルニアの再生医療をされた方で、同時に左股関節とCM関節症の治療も行いました。2020年4月頃から痛みが出現し歩行困難となりました。元々、ランニングや筋肉トレーニングを積極的にされていたので運動ができないことにとてもショックを受けていました。 レントゲン所見 <治療効果> 左股関節に5000万個の幹細胞を2回投与+PRP 右CM関節に500万個の幹細胞を投与 左変形性股関節症の進行期で関節内ピンポイント注射を行いました。右手のCM関節症に対しても幹細胞の関節内投与を行いました。2ヶ月ほどすると左股関節の痛みは10分の2まで軽減され、指の痛みはほとんど気にならなくなりました。指のCM関節症の方は意外と多くおられ、今までの治療では痛みが強くなればステロイドの注射をする方法しかなく、それでも慢性的に痛みが継続することがほとんどです。CM関節症の手術に関していうと、痛みを取るというだけのための手術として、関節の固定術というものがありあります。しかし、へバーデン結節やCM関節症などの指の関節症に対して積極的には手術することはほとんどありません。指の関節の手術をしてしまうと、拘縮が起こり指が思うように曲がらなくなるためです。指が曲がりにくくなって日常生活が困難になるぐらいなら、慢性の我慢できるぐらいの痛みであれば我慢した方がいいという判断になるのです。 頸椎椎間板ヘルニアによる手の痺れも激減し、腰痛、股関節痛、指の関節の痛みもだいぶん落ち着きました。今まで色々な箇所の痛みや痺れで悩まされていて、今までの保険診療内での保存療法では太刀打ちできない痛みでしたが、そのほとんどの悩みが解消されました。 改めて幹細胞による再生医療は、手術以外の第3の治療方法としてとても良い治療法だと思われます。痛みの悩みを抱える人たちにとっては一筋の光となれば幸いです。 https://youtu.be/cPcz96ez_40 その他の動画はこちらへ 再生医療で変形性股関節の痛みを改善・CM関節症も軽減しマラソン再開!60歳男性 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID 000020 再生医療医師監修:坂本貞範
2021.12.20 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症のため、10年前から股関節が痛い 10年前から左股関節に違和感を認め、4年前から右股関節にも痛みが出現しました。ヨガをしていたが股関節の痛みで断念し水中ウォーキングに変えたそうです。 最近は股関節の動きも悪くなり近くの病院で人工関節の話が出ましたが、手術の合併症が怖くて色々探しているときに当院の再生医療を見つけていただきました。当院を選んでいただいた理由は、「安全性と実績の面から」と話していただきました。 当院は股関節に対しての再生医療を提供している、数少ない国から認められた施設の1つです。日本の再生医療は、再生医療安全確保法に基づき、細胞生物学、再生医療の技術、細胞培養、法律、生命倫理や統計学の専門家ならびに臨床医、一般の立場の人で構成される、認定再生医療等委員会の厳しい審査を経ているため安全性が十分に確保されています。 もちろん当院もこの委員会の厳しい審査を経ております。さらに変形性股関節症の幹細胞治療を行っている施設は、変形性膝関節症と比べて希です。股関節は膝関節と比べ、解剖学的に隙間が狭い構造となっており、幹細胞を注入しづらいことが一因と考えています。 私達は股関節内に確実に幹細胞を届けるため「関節内ピンポイント注射法(多方向から損傷部位にピンポイントに幹細胞を投与する方法)」を開発しました。具体的には、エコー、特殊なレントゲン装置、そして針先が細くしなりがある特殊な注射針などを使用して、確実に股関節内へ幹細胞を届けるようにしています。さらに3種類の穿刺方法を使用し、患者様の股関節の変形の程度や形態に応じて選択し確実性を上げ、損傷部位に重点的に細胞が届くように努めています。 独自の関節内ピンポイント注射 当院では、注射の針先を軟骨のすり減っている関節内に刺入して幹細胞を入れます。そうすることで幹細胞治療の成績がかなり高くなります。 ▶ 関節内ピンポイント注射について詳しくはこちらへ レントゲン所見 レントゲンでは両方の軟骨は少なくなっていますが、まだ残っている軟骨が存在します。右股関節の辺縁はシャープですが、左股関節の辺縁は少し凸凹しています。左の方が少し症状は進行しています。 私達は生き生きした細胞を使用するのはもちろんのこと、「関節内ピンポイント注射法」を駆使して、変形性股関節症への幹細胞治療も積極的に行ってきました。股関節の幹細胞治療の症例数は3000例以上を数え、治療効果においても確かな実績を上げています。 また、幹細胞の培養にはこだわり、冷凍せず特殊なシートを使用して培養します。これにより、化学薬品を使わず生存率と活動率の高い幹細胞を投与することが可能となりました。このような強い幹細胞を投与するからこそ、レントゲンでの関節の拡大が見られるのです。冷凍した弱い細胞であればレントゲンでの変化は見られないでしょう。また例え痛みが取れたとしても、1~2年ほどしか効果は継続しないと思われます。 <治療効果>両股関節に1億個細胞ずつ、計3回の投与+PRP 両股関節に1億個細胞ずつ、計3回の投与を行いました。 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を投与して約1ヶ月目から効果が現れ、2ヶ月目には10分の1まで痛み軽減しました。さらに半年後には、初回投与前右股関節の痛みは投与前10段階中5であったのが0まで軽減、左股関節は5であったのが1まで軽減していました。 その後、痛みが軽くなったのでバス旅行にも行かれました。そのバス内で知り合った方が膝の痛みで悩んでおられ、今回の再生医療の体験を話されたそうです。なんとその方も後日当院に来院してくださいました。このような治療があったということが知らなかったと言われておられました。 旅行の際には「1日1万歩近く歩いたにも関わらず、痛みがほとんど出なかった!」と喜んで話していただきました。関節の再生医療に携わっていて、痛みが軽くなり旅行や買い物が楽しくなったという声を聞くたびにとても嬉しく思います。 毎日の行動範囲が広がることで人生の楽しみも広がっていくものだと思います。その手助けになればと思い、再生医療の更なる進化を求めて日々精進していきたいと思います。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000028 再生医療医師監修:坂本貞範
2021.11.10 -
- 股関節の症例
- ひざ関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症、1年前から急に痛くなり、変形性膝関節症も 特に原因もなく、急に1年前から右股関節の痛みが出現し変形性股関節症と診断され当院に来院されました。最近では右膝の痛みも出現しているということでレントゲンをとると変形性膝関節症を認めました。 痛い股関節側の膝関節の外側が痛いと言われる方が多くみられますが、この場合は変形性膝関節症によるものと、膝の外側の筋腱炎の時があります。変形性股関節症の症状の出方や経過には様々な種類があります。時には腰椎椎間板ヘルニアの坐骨神経痛とよく似た症例も見られます。 このような鑑別しにくい例はレントゲンでは股関節の変化がわかりにくい変形初期によく生じます。 症状の出方も、徐々に痛みが出る場合と急激に痛みが出る場合があります。そして、痛みが出た時にレントゲンをとるとすでに変形が末期になっている場合もあります。ほぼ前兆がないのに股関節が痛くなってレントゲンを撮ると末期になっている例です。 ここで注意しないといけないのは、急性破壊性股関節症です。急激な変形を伴い片側性が多いと言われています。もちろん原因はまだわかっておりません。 変形性股関節症の再生医療において、全ての症例が良い適応とは限りません。もちろん、変形の初期や中期なら治療成績は高くなります。しかし末期の変形ですと、骨頭の変形の仕方やレントゲンでの骨の状況、MRIでの状況である程度の幹細胞治療の予測はできます。 現時点で当院では600例以上の股関節の幹細胞治療の症例経験をもとに治療を判断しております。 レントゲン所見 <治療効果>関節に幹細胞5000万個を2回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を右股関節と右膝に投与して,約2ヶ月目で幹細胞治療をする前の10分の2ほどの痛みの軽減を認めました。今後も筋力トレーニングとストレッチすることで状態は改善して行くと思われます。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID0000353 監修:院長 坂本貞範
2021.09.05 -
- ひざ関節の症例
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症・変形性膝関節症|5年前から右股関節が痛い女性 約5年前から右股関節の痛みが出て、2年前から膝の内側の痛みが出現する。最近は立ち上がりも辛くなり当院に来院となりました。レントゲン見てみると、先天性臼蓋不全がみられ右の股関節の関節がほとんど無くなっています。両膝も変形性膝関節症の中期とみられる所見があります。 変形性股関節症の8割の方が先天性の臼蓋形成不全と言われています。遺伝的な要素もあり、本人以外にも母や祖母、娘さんにも臼蓋形成不全を認めることがよくあります。 ほとんどの初期症状としてあぐらをかきにくい、関節の動きが硬い、股関節が片方だけ動きにくいなどの症状から始まります。その数年または数十年経ってから痛みが出てきてレントゲンをとると変形性股関節症と診断されるケースを多くみます。 変形性股関節症の末期でもいろいろな変形があります。骨頭が卵形に変形しているが、関節の隙間はなんとか保っている方。骨頭の形は変形していないが、軟骨のすり減りが均等ではなく一部の所だけすり減りが強くて、その部分だけ骨頭と臼蓋がぶつかっている方。 この場合、前者の方が痛そうに見えますが、実は後者の方が痛いが強いことが多くみられます。骨頭が変形しているということは、長い年月をかけて変形したことになり、その長い年月で変形した股関節が痛みを逃す適応ができることで痛みが出にくい状態になると思われます。 レントゲン所見 <治療効果>関節に幹細胞1億個を2回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を右股関節と右膝に投与して,約2ヶ月目で幹細胞治療をする前の10分の1ほどの痛みの軽減を認めました。その後も痛みは軽快しずいぶん生活が楽になったと言っておられました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID0000294 監修:院長 坂本貞範
2021.08.23 -
- ひざ関節の症例
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症から変形性膝関節症|膝と股関節の幹細胞治療 約4年前に右股関節に痛みが生じて歩きにくくなり近くの病院で変形性股関節症を診断されました。その後、今度は右膝も痛くなり変形性膝関節症と診断される。股関節を痛めることで連動して膝や腰が痛くなることはよくあります。 変形性股関節症と診断され、痛みがなくても放置すると膝の変形にもつながります。股関節の拘縮による股関節の動きの悪さや、軟骨減少による脚長差により結果として膝の軟骨も減少します。 関節の再生医療で軟骨を再生させて痛みを取ることも重要ですが、変形性関節症による関節拘縮の改善も重要です。当院での再生医療を受けた患者さんのその後のリハビリの臨床経過をみると、再生医療をせずリハビリした場合と比較してかなりの関節可動域の改善効果を認めています。 軟骨の再生により関節がスムーズになり可動域が良くなります。可動域が良くなるということはその分関節の周りの筋肉がよく伸びることになります。筋肉を大きくするためには、筋肉を大きく伸長させた方が明らかに効果が高いです。 筋肉のストレッチ効果による筋肉肥大がとても重要です。関節の可動域が改善すると、普段の生活の中でしゃがみ込みや、大きな踏み込みができることで、筋肉の増強及び低下予防をしてくれるのです。関節可動域の改善と筋力増強により、関節の軟骨の減少をかなり抑え込む事ができます。 レントゲン所見 右股関節に対して関節内ピンポイント療法を行う 右股関節に対して当院独自の関節内ピンポイント療法を行いました。確実に軟骨損傷しているところに生きた幹細胞を届けます。せっかく関節に幹細胞投与を行なっても軟骨損傷した場所に届ける事ができなければ意味がありません。 特殊な針とレントゲン装置を使用し行います。これにより臨床成績はかなり高くなります。 <治療効果>関節に幹細胞5000万個を3回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を投与して約1ヶ月目から効果が現れ、3ヶ月目には膝と股関節の痛みは10分の2まで軽減する。それと同時に関節可動域訓練を行いかなりの改善も見られました。その他に大きな変化として骨嚢胞が小さくなったことです。骨嚢胞があると骨が溶けてきて弱くなるのですが、骨嚢胞が小さくなったということはその分骨が強くなって再生されたという証拠となります。このような変化には私も驚きました。 この方は再生医療の治療を受けられて、股関節と膝が同時に痛みが軽くなり、歩行が大分楽になったと喜ばれていました。まだ半年以上かけて軟骨は再生されるので痛みの軽減も期待できるでしょう。 https://youtu.be/JBimUxWKMmg https://youtu.be/zr1g_v8x0fQ その他の動画はこちらへ <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID0000293 監修:院長 坂本貞範 https://youtu.be/zr1g_v8x0fQ
2021.07.18