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- 脊髄損傷の症例
- 頸椎・腰椎ヘルニア・狭窄症の症例
- 幹細胞治療の症例
両手のしびれと痛みが改善。両足のこわばりもほぼ消失し、歩行も安定! 6年前から、四肢のこわばりと動きにくさに悩まされてきた60代男性が、当院を受診されました。 症状は最初、足の動きにくさと、歩行時のもつれとして現れ、整形外科で頚椎症性脊髄症と診断されています。その後の経過は、決して平坦ではありませんでした。 5年前に、最初の頚椎手術を受けましたが、症状は良くならず、両手の動きにくさも加わってしまいました。複数の病院を探し回り、4ヶ月前に、ようやく2回目の手術を受けることができました。一時は普通に歩けるようになりましたが、不運にも1ヶ月前に、頚椎椎間板ヘルニアを新たに発症。3回目の手術を余儀なくされたのです。 3回目の手術直後は、四肢が動かせなくなりましたが、現在は歩行器があれば歩けるまでに回復しています。しかし、握力は弱く箸も使いづらく、ふらつきも目立ちます。リハビリを続けているものの、神経症状の改善が止まってしまい、新たな治療法を求めて、当院の再生医療を選ばれました。 通常の医療では、手術後に神経回復が停滞した場合の根本的な治療法はありません。しかし、当院では長年、脊椎手術後の後遺症に苦しむ方々に、幹細胞治療を提供し、多くの神経機能回復をサポートしてきました。 当院の治療が効果的な理由は、二つあります。一つは、新鮮な状態で使用する活性の高い幹細胞。もう一つは独自の「脊髄腔内ダイレクト注射」です。一般的な点滴治療では幹細胞が全身に広がってしまい、脊髄に到達する細胞数が少なくなってしまいますが、この「脊髄腔内ダイレクト注射」では腰椎麻酔と同じ手技で髄液に直接多くの幹細胞を届け、損傷部位への到達率を高めます。 幹細胞に関しても、独自の冷凍せず培養する方法で、さらに、化学薬品を一才使用せず幹細胞をつくることができます。この当院独自の製法でつくられた幹細胞は国内でもトップクラスの生存率を誇ります。 リペアセルクリニックは「頚・腰椎ヘルニア」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRI検査で3回の手術による頚髄の除圧を確認しました。 <治療効果>脊髄腔内に直接2500万個細胞を計2回投与 脊髄腔内に2500万個の細胞を2回投与しました。 その結果は、期待以上でした。治療から2ヶ月後、両手のしびれと痛みは半減し、両足のこわばりは、ほぼ消失。体幹に力が入るようになり、足が上がって歩行も安定し、指が伸びて、手も使いやすくなったと、喜びの声をいただきました。 頚椎や腰椎の手術後も後遺症でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。新たな一歩を踏み出すお手伝いができるかもしれません。 リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。 https://www.youtube.com/watch?v=alULYO2HG2g <治療費> 幹細胞 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脊髄損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.03.06 -
- 脊髄損傷の症例
- 幹細胞治療の症例
神経の回復が進み、しゃがむこともできるように! こちらの患者様は、両足の力が弱くなったことと、排尿の問題を主な悩みとして、当院を受診されました。 この方は、何十年も前に「急性横断性脊髄炎」という難病にかかりました。この病気は、背骨の中を通る神経(脊髄)の一部に炎症が起こり、その部分での神経の信号が、伝わらなくなってしまう病気です。 原因は、はっきりわかっていませんが、体の免疫システムが間違って自分の体を攻撃してしまう「自己免疫反応」が起きていると考えられています。症状としては、しびれ、痛み、筋力低下、トイレの問題などがあります。 この方は、病気になった当初、歩けなくなり、両足に痛みやしびれがあり、排尿にも問題がありました。神経内科で、ステロイドの点滴治療を受け、1年間のリハビリにより、杖を一本使えば歩けるまで回復し、足の痛みやしびれも良くなりました。しかし、排尿の問題は良くならず、ずっと自分で管を入れて尿を出す方法(自己導尿)が必要でした。 年を重ねるにつれて、足の力がだんだん弱くなり、最近では、両手に杖を持って、ゆっくりなら歩ける程度になってしまい、不安を感じておられました。そこで、「もう一度杖を1本だけ使って歩けるようになりたい!」という目標を持って、当院まで来院されました。 現在の保険診療では、脳卒中や神経の難病による後遺症を回復させることはできません。唯一、回復の可能性がある治療は「幹細胞治療」です。 当院では生きた幹細胞を使うだけでなく、投与方法にもこだわっています。普通は点滴で幹細胞を入れますが、その方法だと全身に細胞が広がってしまい、傷ついた脊髄に届く細胞の数が少なくなります。そこで当院では、直接脊髄内に幹細胞を入れる方法を行っています。この脊髄腔内へのダイレクト注射ができるのは、国内でもごく少数の病院だけです。 リペアセルクリニックは「脊髄損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRI検査では胸腰部に狭窄が認められました。 <治療効果>脊髄内に直接2500万個細胞を計3回投与 治療では、脊髄内に2500万個の細胞を合計3回入れました。 最初の治療直後から、車いすに移るときに両足が軽く動くようになったと効果を感じていただけました。さらに時間がたつにつれて神経の回復が進み、半年後には次のような改善がありました: 姿勢よく一本の杖で歩けるようになった しゃがむことができるようになった 自分で排尿できるようになってきた 便秘がなくなった 患者様からは「まだ60代なのにどんどんと状態が悪くなっており、不安でいっぱいでした。幹細胞治療でここまで良くなったので、さらに良くなるようにリハビリを頑張ります」と言っていただけました。 年齢とともに体が弱り、気持ちも沈んでいた患者様が、前向きにリハビリに取り組めるようになり、本当に良かったと思います。 リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。 患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。 <治療費> 幹細胞 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脊髄損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.03.05 -
- 脊髄損傷の症例
- 幹細胞治療の症例
幹細胞治療で指の動きが改善、パソコン操作も少しずつできるように! こちらの患者様は、5年前に交通事故によって、頸椎レベルでの脊髄損傷を受傷されました。 事故後2か月は、自力で下肢を動かせなかったそうですが、懸命なリハビリで、現在は両手に杖を持てば、自力歩行が可能となりました。 しかし、基本的には、日常生活では車椅子を使用しているそうです。また、手の指が動かしづらく、パソコン業務に支障が出ています。もう少し指が動いたら、仕事の幅が広がるのではと、再生医療を頼って受診されました。 損傷した神経の回復は、通常は1年もすれば止まり、それ以上は望めないと言われています。すなわち、後遺症となって、様々な症状が残ってしまいます。脊髄の損傷レベルによって、症状は様々ですが、手足の運動麻痺、知覚麻痺、自律神経障害、排尿・排便機能障害などが残ってしまいます。こちらの患者様のように、車椅子生活や、場合によっては、寝たきり生活を余儀なくされます。 私達は、国内でいち早く脊髄損傷の後遺症への幹細胞治療に取り組みはじめ、現在では、治療を受けていただいた患者様は数百人にもおよんでいます。 患者様に選ばれる理由は、冷凍保存しない生き生きとしたフレッシュな細胞を使用することと、国内ではほとんど行われていない、幹細胞の脊髄くも膜下腔内へ直接投与(脊髄腔内ダイレクト注射療法)していることであると考えています。 通常は、脊髄損傷の幹細胞治療は、点滴による静脈注射です。しかし、血管に入った幹細胞は、全身に駆け巡るので、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は、少なくなってしまいます。損傷した神経細胞へ、より多くの幹細胞を届け、修復を促したいとの思いから、当院では、脊髄くも膜下腔への直接投与を行っております。 投与された幹細胞は、還流している髄液に乗って、損傷した神経にたどり着くのです。国からの正式な認可がおりており、脊髄くも膜下腔内への幹細胞の直接投与が可能な施設は、国内ではほとんどありません。 当院でも、3年前までは、点滴投与のみおこなっていましたが、認可後は、脊髄内投与もすることになり、その治療効果には、雲泥の差があったことにとても驚きました。幹細胞の脊髄内投与には、脊髄神経の再生に、大きな期待ができるものと、確信した瞬間でもありました。 リペアセルクリニックは「脊髄損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。 MRI所見 MRI検査では第5、第6頸髄の損傷が認められました。 <治療効果>脊髄くも膜下腔に2500万個細胞を計5回投与 脊髄くも膜下腔に2500万細胞を合計5回投与しました。 投与後2年の現在、両手の指の動きがよくなりました。投与前は、両手の人差し指でキーボードをタッチしていましたが、現在は、左手のみではありますが、人差し指から小指の4本でタッチが可能になりました。 さらに、1時間ごとに行っていた排尿の感覚が、4時間にまで伸びたそうです。夜間の頻尿で、1時間おきに起きないといけないのは、とても辛かったと、言われていましたが、今はぐっすり眠れると喜んでいました。 四肢に残存していたこわばり・痛みも10分の1に軽減し、この結果にも、大変喜ばれています。 5年も前の事故での後遺症に対しても、様々な症状改善を認め、幹細胞治療の力を感じることができました。 脊髄損傷の後遺症の治療は、整形外科領域では最も難しい領域ではありますが、脊髄損傷の後遺症で苦しまれている患者様の、お力添えができるように、今後も真摯に治療に取り組んでいきたいと思っております。 リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。 患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。 <治療費> 幹細胞 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 脊髄損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 再生医療医師監修:坂本貞範
2025.03.03 -
- 脊髄損傷の症例
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たった1回の幹細胞治療での劇的な改善に驚き! こちらの患者様は両手足のしびれ、両下肢の筋力低下のため受診されました。 症状の出現は3年前からで、複数の病院の神経内科を受診するも診断ははっきりせず、症状の改善もなく不安な日々を過ごしていたそうです。 1年前に整形外科を受診したところ、症状の原因は『頸椎の後縦靭帯の骨化による脊柱管の狭窄(後縦靭帯骨化症)』であると原因がやっと判明しました。すぐに頸椎の手術を受け、狭くなった脊柱管を広げましたが、残念ながら症状の改善はほとんどありませんでした。不運なことに手術後は創部感染を併発してしまい、大変な思いをしたそうです。 当院初診時には、歩行は下肢の筋力低下のため不安定であり、両手の使いにくさ(巧緻運動障害)も認めました。現在の保険診療内では神経の物理的な圧迫を取り除く手術を行っても神経機能の回復がみられなかった方への根本的な治療法は残念ながらありません。手術がもっとも侵襲的であり治療効果が見込める最終手段となっているのです。 しかし近年、幹細胞治療によりそういった状況に陥った方でも神経機能の回復が見られる症例が多数報告されるようになりました。当院では神経損傷の幹細胞治療の黎明期から苦しんでいる患者様の手助けをしたいとの思いで積極的に取り組んできました。 当院では幹細胞の投与方法にこだわりをもっています。通常は脊髄損傷の幹細胞治療は点滴による静脈注射です。しかし血管に入った幹細胞は全身に駆け巡るので、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は少なくなってしまいます。損傷した神経細胞へより多くの幹細胞を届け修復を促したいとの思いから当院では脊髄腔内への直接投与(脊髄腔内ダイレクト注射)を行っております。 MRI初見 受診時のMRIでは第4頸椎から第1胸椎までの椎体の後ろ側の靭帯(後縦靭帯)が骨化し肥厚していましたが、手術により脊柱管の狭窄は軽度になっていました。 脊髄腔内に直接幹細胞を3回投与 脊髄腔内に3回にわけて2500万個細胞ずつ、合計7500万個細胞、点滴で1回一億個細胞を投与する治療計画を立てました。 まだ治療途中でありますが、1回目の脊髄腔内投与後直後から、左足の筋力がMMT5(強い抵抗に打ち勝って動かせる:正常の力)まで明らかな改善を認めました。 その後、2回目、3回目と幹細胞を投与することで、四肢のしびれは半分になりました。立位から下まで蹲踞(そんきょ)、つまりしゃがみ込むことができませんでしたが、投与後はしっかりとしゃがみ込み、さらにそこから立ち上がることもできるようになりました。 そして、左足での片足立ちまでできるようになりました。 そのあまりの効果に「大変な思いをして手術を受けたにも関わらず症状の改善がなかったのに、たった1回の注射でこんなに劇的な改善がみられるなんて信じられない。」と喜びながら話していただけました。私達も幹細胞治療の効果にあらためて驚かされました。このように患者様に喜んでいただけると、私達にとってもすごく励みになリました。 リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。 https://www.youtube.com/watch?v=zRaQYBJNrS8 https://www.youtube.com/watch?v=Al-Le33z04w&t=57s https://www.youtube.com/watch?v=kxadNnQipLg https://www.youtube.com/watch?v=g2C435Z2YhQ <治療費> 198万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 再生医療医師監修:坂本貞範
2024.11.20 -
- 脊髄損傷の症例
- 頸椎・腰椎ヘルニア・狭窄症の症例
- 幹細胞治療の症例
日々、体の調子が良くなっているのを実感!気持ちも前向きに 80代男性 こちらの患者様は、左下肢の筋力低下による歩行のしづらさを訴えて受診されました。 患者様は過去に3回もの脊椎の手術を受けてこられました。20年前に頸椎の手術、2年前に胸椎と腰椎の手術を行いました。7,8年前から左脚を挙げる筋力の低下が出現、徐々に悪化し、歩容(歩く際の姿勢や歩幅)が悪くなってきたそうです。そのため2年前に腰椎と胸椎の手術を受けましたが、改善はみられなかったそうです。上位腰椎にも狭窄があるため、主治医からは4回目の手術を勧められているそうですが、3回もの手術を受けてきてその大変さは身に染みており、手術以外の治療法はないかとご自分で調べて当院を受診していただきました。 これまでは自分で何とかしようと週3回トレーニングジムに通い、筋トレや水中歩行を行っていたそうですが、改善は認めず落ち込んでいたそうです。80歳を超えるとただでさえ身体機能の維持が難しいのに脊髄に障害を抱えておられたら尚更のことと思われます。 現在の保険診療内では、神経機能回復を狙って手術を行った後に、回復が止まってしまった神経機能の回復を再び促す根本的な治療法は残念ながらありません。回復が止まった神経機能の回復を再び促す唯一の方法は「幹細胞治療」になります。 当院では幹細胞の投与方法にこだわりをもっています。通常は脊髄損傷の幹細胞治療は点滴による静脈注射です。しかし血管に入った幹細胞は全身に駆け巡るので、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は少なくなってしまいます。損傷した神経細胞へより多くの幹細胞を届け修復を促したいとの思いから、当院では脊髄内への直接投与を行っております。もちろんその幹細胞の生存率も高くないといけません。当院では冷凍せず培養された幹細胞を生きたまま投与する手法で行っています。またご自身の細胞と血液を使用し、化学薬品のない無添加の幹細胞を投与することにこだわっています。このような幹細胞を作成できるのは国内では当院だけと自負しています。 MRI初見 受診時のMRIでは、頚髄の圧迫は20年前の手術で改善されていましたが、頚髄自体に輝度変化があり頸椎の手術までに頚髄へ相当なダメージがかかっていたことがうかがわれます。腰椎MRIでは上位腰椎の中等度の狭窄を認めました。 本来であれば幹細胞投与前に手術により物理的な神経の圧迫を解除した方が良いのですが、こちらの患者様の場合は圧迫が中等度であったことと頸髄の損傷が強かったことから、患者様がお困りになっている左下肢の筋力低下と歩容の悪化は頚髄由来の部分が大きいのではと考え手術より先に幹細胞投与をさせていただくこととしました。 脊髄内に直接幹細胞を3回投与 脊髄内に3回にわけて2500万個細胞ずつ、合計7500万個細胞を投与しました。 1回目の投与後直後から、左脚を挙げる筋力が投与前はMMT3(抵抗がなければ動かせる)であったのが、正常のMMT5(強い抵抗に打ち勝って動かせる)まで明らかな改善を認めました。 トレーニングジムでのトレーナーさんから、水中歩行時の姿勢が良くなっていると褒められたそうです。 患者様からは「日々、自分の体の調子が良くなっているのを実感しており。前向きに物事を考えられるようになった。」と話していただけました。幹細胞が脊髄神経のみならず脳神経にも良い影響を与えて前向きになれたのか、体の調子が良くなっていることがうれしくて前向きになれたのかは、はっきりしません。しかし幹細胞投与によって患者様の身体機能のみでなく、精神面にも良い影響を与えられたのは事実であり、それを思うと大変うれしい気持ちになりました。 <治療費> 198万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 再生医療医師監修:坂本貞範
2024.07.22 -
- 脊髄損傷の症例
- 頸椎・腰椎ヘルニア・狭窄症の症例
- 幹細胞治療の症例
両脚の触った感覚が良くなり、尿意と便意がわかるように 60代男性 こちらの患者様は、1年前に両脚に力が入らなくなりました。 3か月経過する頃には両脚は完全麻痺の状態となってしまい、この時点で初めて診断がつきました。診断名は「胸髄内血腫」です。何かのはずみに胸髄内の血管が破綻し、血腫ができてしまったものと推測されますが、脊髄内の血腫は非常に珍しいものと考えます。 整形外科の医師の間で手術で血腫を取り除くかどうか、このまま経過をみるか検討がなされたそうです。手術の際、胸髄を分け入って血腫を取り除かないといけないため、手術操作による神経損傷が起こり症状がより悪化してしまう可能性があるとのこと。それに加え血腫ができてすでに3か月が経過しているため、無事に血腫を取り除けたとしても神経の回復が望めない可能性が高いと、その時は手術は行われませんでした。 しかし神経症状の回復兆しが一切ないことから、さらに3か月経過してから血腫除去の手術を受けることとなりました。手術で無事血腫は取り除かれ大腿部と下腹部に少し力が入るようになりましたが、リスクを取って手術を受けたのに期待していたほどの回復はなく落ち込まれたそうです。尿意が全く感じられないため自己導尿が必要とのことでした。 現在の保険診療内では、神経の物理的な圧迫を取り除く手術を行っても、神経機能の回復がみられなかった方への根本的な治療法は残念ながらありません。手術がもっとも侵襲的であり治療効果が見込める最終手段となっているのです。しかし近年、幹細胞治療によりそういった状況に陥った方でも神経機能の回復が見られる症例が多数報告されるようになりました。当院でも神経損傷の幹細胞治療の黎明期から苦しんでいる患者様の手助けをしたいとの思いで積極的に取り組んできました。 当院では幹細胞の投与方法にこだわりをもって治療に取り組んでいます。通常は脊髄損傷の幹細胞治療は点滴による静脈注射です。しかし血管に入った幹細胞は全身に駆け巡るので、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は少なくなってしまいます。損傷した神経細胞へより多くの幹細胞を届け修復を促したいとの思いから、当院では脊髄内への直接投与を行っております。脊髄内への直接投与は、国へ正式な届出をし受理されている病院はほとんどありません。さらに当院では数百例という圧倒的に症例数を誇っており、様々な病状に応じた治療が可能となっているのが特徴となります。 MRI初見 前医での手術前のMRIでは第8胸椎レベルの脊髄内に血腫を認めます。血腫除去術の手術後のMRIでは血腫は取り除かれていることがわかります。 脊髄内に直接幹細胞を2回投与 脊髄内に2500万細胞を合計2回投与しました。 両脚の麻痺にはほとんど変化は認めませんでしたが、患者様からは「両脚の触った感覚が良くなった。尿意と便意がわかるようになった。」と確かな神経の回復を感じていただくことができました。 この結果は脊髄内に幹細胞を投与したのみでは得られなかったと思っています。神経を損傷してしまうリスクを覚悟で、手術していただき血腫による胸髄の物理的な圧迫を取ってくださった執刀医のおかげだとも思っています。 <治療費> 198万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000561 再生医療医師監修:坂本貞範
2024.07.21 -
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投与後数日でしびれ・尿漏れ改善!多くの驚きの変化! こちらの患者様は、4か月前に受けた腰椎椎間板ヘルニア手術の後遺症のために当院を受診していただきました。 手術前の症状は右足の知覚異常と足趾の屈曲障害だけでしたが、術前にはなかった左足のしびれ、歩行障害、下肢の重だるさ、尿漏れが、術後に出現したとのことでした。特に手術直後には左下肢を全く動かすことができなくなり、大変不安な思いをしたそうです。術後数日からは徐々に左足に力が入るようになってきたそうですが、いまだに左大腿部に力が入りにくいと自覚があり、歩行時には足元を見ながらでないと不安で歩けないとのことでした。 執刀医に再度MRI検査をしてもらったところ、術前にあった腰椎椎間板ヘルニアは綺麗に取れていたそうですが、新たに中枢の方で脊柱管の狭窄が見つかったそうです。そのため当院での再生医療を受けても症状が改善しない場合には同部位の手術を勧められているとのことでした。 全国で年間何万もの脊椎の手術が行われていれば、こちらの患者様のように術後予期せぬ症状に苦しめられる方がどうしても出てき てしまいます。保険診療内での治療と言えば、リハビリや投薬、はたまた神経機能の自然回復を祈るしか手立てはありません。神経機能の自然回復も1年も経過すると期待できなくなるのが事実です。 損傷した神経の回復を促す方法の一つに「幹細胞治療」があります。当院ではこういった脊椎の手術後の合併症に苦しむ多くの患者様に幹細胞投与を行い、満足のいく成果を上げてきた数百以上の実績があります。そして、当院では生きた細胞を無添加で培養することで、他よりも強く安全な幹細胞を作ることにこだわっていま す。 幹細胞の投与は早ければ早いほど効果を発揮することがわかっていますので、初診後すぐに治療に取り掛かりました。 MRI初見 脊髄内に直接幹細胞を2回投与 脊髄内に2回に分けて2500万個細胞ずつ、合計5000万個細胞と1億細胞を点滴投与しました。 1回目の投与後数日で、困難であった階段昇降ができるようになり、左足のしびれが改善 し、尿漏れの改善もみられました。 2回の投与終了後2か月で、投与前は両脚挙げはやっとで きるほどの筋力だったのが、抵抗を加えても楽に挙げられるようになりました。そのため歩行は安定し足元を見なくても不安なく歩けるようになったと喜んでいただけました。 幹細胞治療の確かな効果を実感していただいたため以前から不安のあった両膝の痛みに対しての幹細胞治療も受けていただけることとなりました。また、椎間板ヘルニアの手術をしてくださった先生も、再手術よりも先に幹細胞治療をした方がいいよと患者様に勧めていただいていました。 https://www.youtube.com/watch?v=GcUDE6GCblE https://www.youtube.com/watch?v=2ok8ZbQ4OL4&t=1s こういった事実は幹細胞治療の効果が世の中に広く浸透してきた表れだと自負しており日々の診療の励みになっています。 <治療費> 198万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 000963 再生医療医師監修:坂本貞範
2024.07.20 -
- 脊髄損傷の症例
- 頸椎・腰椎ヘルニア・狭窄症の症例
- 幹細胞治療の症例
両下肢のしびれ、痛みが緩和され歩行が安定! 40代男性 こちらの患者様は両下肢の痛み、しびれ、筋力低下で当院を受診していただきました。 患者様は腰椎椎間板ヘルニアのため30代のときに2回手術を受けておられますが、両脚に踏ん張りがきかず歩きづらい、両下肢の痛み、しびれに悩まされ続けてこられました。特に両足底には画鋲を踏んでいるような耐え難い異常感覚があるそうです。 保険診療内での治療と言えば、リハビリや投薬、はたまた神経機能の自然回復を祈るしか手立 てはありません。こちらの患者様も痛み、しびれに対して内服処方を受けていましたが効果が感じられず中止していました。当院ではこういった脊椎手術を受けてもなお後遺症に苦しむ多くの患者様に幹細胞投与を行い、満足のいただける成果を上げてきた実績がありま す。 こういった脊椎の手術後の後遺症に苦しまれている患者様には、幹細胞の点滴投与に加え、さらに脊髄への直接投与(脊髄腔内ダイレクト注射療法)の両方をお勧めしています。幹細胞の点滴治療を行える施設は多くありますが、国への正式な届出を経ており、脊髄内への幹細胞の直接投与が可能な 施設は国内ではわずかです。 さらに数百例の症例を治療している他の医療機関は皆無であります。点滴による静脈注射では、血管に入った幹細胞は全身に駆け巡るので四肢の広範囲に渡る慢性的な痛み、しびれについては効果を発揮しやすいのですが、損傷した脊髄に届く幹細胞の数はどうしても少なくなってしまいます。損傷した神経細胞へより多くの幹細胞を届け、修復を促したいとの思いから当院では脊髄腔内への直接投与も行っております。 MRI初見 脊髄内に直接幹細胞を2回投与 脊髄内に2回にわけて、2500万個細胞ずつ合計5000万個細胞と1億個細胞を2回点滴投与しまし た。 投与後は、 ・下肢に力が入るようになり歩行が安定した ・両下肢のしびれ、痛みが緩和された ・目の前が曇っていたのがクリアになった と大変喜んでいただけました。 <治療費> 198万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID 0001025 再生医療医師監修:坂本貞範
2024.07.19 -
- 脊髄損傷の症例
- 幹細胞治療の症例
脊髄梗塞後も体幹に筋力がつきコントロールが可能に! こちらの患者様は2か月前からの歩行障害と膀胱直腸障害のため、当院を受診されました。 症状は2か月前のある日突然出現しました。朝、突然両脚に力が入らなくなり歩行が困難になりました。いろいろな病院を受診しましたが、診断がついたのは症状が発症して4日目のことでした。診断名は「脊髄梗塞」です。 脊髄梗塞とは、脊髄の血管が詰まってしまい神経が機能しなくなることで、脳梗塞と比べるとはるかに希な疾患です。 診断がつき次第、緊急入院となり血栓を溶解する点滴などでの治療、その後はリハビリ病院へ転院しリハビリを続けておられますが、神経の回復が思わしくなく発症後2か月の早い時期に再生医療を頼って受診していただきました。 近年、研究が進み幹細胞を使った再生医療により脊髄麻痺の後遺症が回復した例が数多く報告され、後遺症で苦しむ患者様の希望の光となっております。 私達は国内でいち早く脊髄麻痺の後遺症への幹細胞治療に取り組みはじめ、現在では治療を受けていただいた患者様は数百人にものぼっています。患者様に選ばれる理由は、冷凍保存しない生き生きとした強い細胞を使用していることと、国内ではほとんど行われていない幹細胞の脊髄内への直接投与(脊髄腔内ダイレクト注射療法)を行っていることであると考えています。 当院の幹細胞は脂肪由来の幹細胞を用いています。脊髄や脳神経の再生医療では骨髄由来の幹細胞を用いる施設もありますが、今後は脂肪由来の幹細胞治療が主流となっていきます。その理由は骨髄由来の幹細胞は技術的に生き生きした強い大量の幹細胞を培養することは難しいことと、幹細胞を採取する際、脂肪由来の幹細胞と比べて患者様の身体への負担が大きいからです。 当院では独自の技術による大量の生き生きした強い幹細胞を直接脊髄内へ投与することで、その効果は骨髄由来幹細胞を凌駕すると考えています。また幹細胞投与はリハビリと並行して行うことで幹細胞が損傷した脊髄神経を修復し、より身体機能の回復の効果を高めることができます。さらに嬉しいことに幹細胞の血管内投与では、脊髄梗塞で傷ついた脊髄神経を修復させるだけでなく、今後脊髄梗塞になるかもしれない血管を予防的に修復させ、再発も抑えてくれます。 MRI初見 MRIでは胸腰椎以降部の脊髄内に高輝度変化があり、脊髄梗塞と診断がつきます。 脊髄内に直接幹細胞を3回投与 脊髄内に2500万個細胞ずつ、計3回の投与を計画しました。 1回目の投与後1か月には、下肢の筋力のMMT評価(筋力を評価するテスト)が3から5に改善。 など患者様から喜びの声を聞くことができました。 さらに投与回数を重ねるに従って体幹の筋力は安定してきて、3日に1回の便が毎日出るようになりました。 脊髄梗塞を発症してから間もない時期でリハビリも継続中でありますし、更なる神経の回復もかなり期待できると思われます。 ※治療の効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。 <治療費> 198万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 https://youtu.be/9S4zTtodY-k https://www.youtube.com/watch?v=s5HE9ev_H_0 https://www.youtube.com/watch?v=hNXMlNYRAkI https://www.youtube.com/watch?v=6cvgSB78rCY ID T000902 再生医療医師監修:坂本貞範
2024.06.06 -
- 脊髄損傷の症例
- 頸椎・腰椎ヘルニア・狭窄症の症例
- 幹細胞治療の症例
手術以外の選択肢 - 幹細胞投与後の翌日から、驚きの症状改善! こちらの患者様は、20年以上前からの頸部痛と両上肢のしびれ・痛みのほか、喉のつかえやうつむいたときの吐き気がありました。頚椎椎間板ヘルニアと診断され、数年前に自由診療で2回レーザー治療を受けたことがありますが、効果は一時的であったそうです。 手術も検討したことがあるそうですが、首の神経の近くを操作する手術には、恐怖心や抵抗感があり、躊躇していました。そんな中、再生医療に興味を持たれ、当院を受診していただきました。 当院では手術で神経の物理的圧迫を取り除いたにも関わらず残存したしびれや痛み、筋力低下、膀胱直腸障害などに対して幹細胞治療を希望する患者様が多い来院されます。しかし、手術を受けずに神経が物理的に圧迫されたままの状態であっても、症状によっては、幹細胞治療の適応となります。こちらの患者様も、痺れと頚部痛、そしてうつむいた時に吐き気がするといった症状に対して、どうしても手術後に後遺症が出たらどうしようと悩んでおられました。 リペアセルクリニックの特徴 冷凍せずに培養した幹細胞の使用(生存率96%以上) 12,000例以上の豊富な実績 独自の分離シート:高品質な幹細胞を厳選するための独自技術を採用 患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイド治療 厚生労働省への届出・受理に基づく投与数の最適化(1億個から2億個へ進化) 当院では、手術を受ける前の患者様に、幹細胞投与を行い、症状の改善を認めた例も多く経験しています。その理由は、冷凍保存しない生き生きした強い脂肪由来の幹細胞を使用した脊髄腔内ダイレクト注射療法を行っているからです。 通常の脊髄損傷の幹細胞治療は、点滴による静脈注射です。しかし、血管に入った幹細胞は、全身に駆け巡るので、損傷した脊髄に届く幹細胞の数は、少なくなってしまいます。損傷した脊髄細胞へ、より多くの幹細胞を届け、修復を促したいとの思いから、当院では、脊髄腔内ダイレクト注射療法を行っています。 脊髄のくも膜下に幹細胞を注射すると、幹細胞は髄液の中に入り、髄液は脊髄の中で還流しているので、脊髄損傷部位に、直接大量の幹細胞が届きます。脊椎手術後の後遺症や、慢性的な神経障害に対して、当院では、いち早く幹細胞治療を導入し、多くの患者様に満足いただいています。脊髄への投与は、腰椎麻酔と同様の方法で行い、細い26G針を使用することで、患者様の負担軽減や、低髄液圧症候群の予防に努めています。当院の経験から、脊髄・神経系の疾患に対しては、脊髄腔内ダイレクト注射が、特に良い効果を示すことがわかっています。 また、使用する幹細胞は、骨髄由来のものがいいのか、脂肪由来のものがいいのかという議論がありますが、最近の論文では脂肪幹細胞による治療の方が効果が高いという報告があります。この論文での幹細胞も冷凍保存されたものを使用しているため、当院の冷凍せず培養された脂肪幹細胞の治療効果は圧倒的に高いということになります。 骨髄由来の幹細胞を採取するには、患者様への身体の負担が大きいです。一方の脂肪幹細胞であれば、下腹部から1㎝ほどの傷で、米粒2~3粒程度の脂肪細胞を採取するだけで大丈夫な点も、脂肪幹細胞を使用するメリットです。 そして、点滴治療においては、当院では厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果が向上していることが明らかになっています。 MRI初見 頸椎MRIではC4/5、C5/6に頸椎椎間板ヘルニアを認めました。 脊髄内に直接幹細胞を3回投与 脊髄内に2500万個細胞の投与を計3回予定しました。 初回治療後、患者様の自己評価によると、長期間(約20年)持続していた頸部痛のVASスコアが、治療前の10から2へと、改善傾向を示しました。また、前屈時の不快感も軽減がみられ、喉の乾燥感についても、症状の緩和が報告されました。 投与翌日からの劇的な症状改善に、患者様も驚かれていました。頚椎ヘルニアによる症状として、上肢の痺れ以外にも、喉のつかえや食事が喉を通りくいなど、時折みられることがあります。しかし、食道の検査や、耳鼻科で検査をするも、特に何も問題は出てこないので、原因不明の症状とされることがあります。今までの経験で、このように原因不明と言われる症状に対しても、再生医療では治療ができることが多々ありました。 2回目、3回目の治療完了後には、上肢のしびれについても、VASスコアの改善が観察され、8から2へと変化しました。これにより、患者様の日常生活動作の改善につながった可能性が考えられます。 今後は脊髄腔内ダイレクト注射療法が世の中に広まって、治療の選択肢の一つになることを願っています。 ※治療の効果には個人差があり、すべての方に同じ結果が得られるわけではありません。 <治療費> 198万円(税込) <起こりうる副作用> 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID T000873 再生医療医師監修:坂本貞範
2024.03.04