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DHAとEPAとは?🐟🐟🐟

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健康にいいオイル

DHAとEPAとは?

今回は体に良い!油のお話し!

DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)は必須脂肪酸の一種で、人の体内ではほとんど作ることができないため、積極的に食事で摂取することが推奨されています。両方とも「オメガ-3脂肪酸」と呼ばれるエゴマ油や亜麻仁油と同じ重要な栄養素なんです。

血液をサラサラにして中性脂肪やコレステロール値を下げる働きがあります。その結果、脳血管障害や虚血性心疾患などの予防に効果があると言われています。
これらの脂肪酸は、特に魚や海洋性食品に多く含まれていて健康に様々な恩恵をもたらすとされていて、心血管の健康維持、血圧の正常化、脂質代謝の改善、抗酸化作用、抗炎症作用、神経保護効果など、さまざまな健康効果をもたらすとされています。

  • DHAについて

    DHAは、脳や神経系の発達と機能に重要な役割を果たし、脳への情報伝達に欠かせない成分となっています。また、脳が活性化したり、集中力や判断力といった処理能力を向上させるようです。

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  • よく昔から、魚を食べると頭に良いと言われませんでしたか?
  • でも、それは確かなようで成長期にDHAを摂取すると、脳の発育には特に有効だと提唱されています。このようにDHAは、脳へ良い方向で影響を与えるため、認知機能の改善や記憶力の維持に役立つと考えられていて、なんと視力の発達にも関与しているとも言われています。
  • EPAについて

    EPAは、炎症の調節に関与しています。炎症は、免疫応答の一部であり、身体が感染や損傷に対処するための自然な反応です。しかし、慢性的な炎症は様々な疾患のリスクを増加させる可能性があります。EPAは、炎症を抑制する効果があり、心臓病や関節炎などの炎症性疾患の予防や改善に役立つとされています。

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  • EPAは医薬品として動脈硬化の治療に用いらることもあります。脳梗塞や心筋梗塞などの血栓予防に効果が期待されるからです。ただし、その反面、血液が固まりにくくなるため、出血した場合、血が止まりにくくなることを知っておきましょう。

当院での幹細胞治療をされる方へ

細胞培養のために行う、脂肪採取などの出血を伴う処置の前には、ご相談下さい。原則として内服を中止していただく必要があります。定期的に内服されておられる方はご相談をお願いします。

さて、これらDHA 、EPAといった成分は、魚の脂肪や青魚、イワシ、サバ、アジ、海藻などに多く含まれています。ちなみに必須脂肪酸とは、体内で合成で合成できない脂肪酸で、できるものはそのまま脂肪酸と呼んでします。

食生活で定期的に魚を取り入れるべきですが、難しい場合は必要に応じてサプリメントから接種する方法であれば便利で簡単です。なお、DHAとEPAを摂取することは、一般的に安全であり、多くの人々にとって健康に良い影響をもたらします。

ただし、魚や魚介類に対するアレルギーがある場合や、先にも説明しましたが血液の凝固に関与する薬を服用している場合は、注意も必要なので医療機関のアドバイスを受けるようにしてください。

他にも抗炎症作用や抗アレルギー作用、精神安定効果、眼精疲労抑制効果、肌の潤い効果なども期待できます。そのため、適切な量のDHAとEPAを摂取することは、健康な生活をサポートする上で重要です。

これら、うまく食生活に取り入れて健康的な生活を過ごすための参考にしてくださると嬉しく思います。

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