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甘いものを食べると疲れが取れるのか?足りない栄養素や注意点を紹介

公開日:2023.04.27 スタッフ ブログ 健康 豆知識

疲れたときに、甘いものが食べたくなるときはありませんか?

これにはきちんとした理由があります。

そして、甘いものを食べると、エネルギーが補給され、疲れが和らぐと感じることがあります。

しかし、甘いものを食べ過ぎると逆効果になることもあるため、注意が必要です。

甘いものを食べるよりも、体が本当に必要としている栄養素を摂ることで、持続的な疲労回復につながります。

今回は、甘いものが欲しくなる理由と甘いものが食べたいときに足りない栄養素について解説します。

甘いものを食べ過ぎるリスクについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

甘いものが欲しくなる理由

スイーツ

疲れたときに甘いものが欲しくなるのは、体がエネルギー不足を感じているサインかもしれません。

長時間の仕事やストレスでエネルギーを消費すると、血糖値が下がり、体は速やかにエネルギーを補給しようとします。

エネルギー補給のために、自然と体が甘いものを欲するのです。

甘いものを食べると一時的に血糖値が上がり、元気を取り戻した気がします。

しかし、血糖値はインスリンの働きにより下がってしまうため、効果は持続せず再び疲れを感じることがあります。

甘いものを食べることでリラックス効果を得られ、気分が改善されるため、つい手が伸びてしまうのです。

甘いものが食べたいときに足りない栄養素とは?

甘いものが食べたいときには、砂糖だけでなく、以下の栄養素が不足しているかもしれません。

また、食べたくなったものに何が豊富に含まれているか注目すれば、不足する栄養を予測できます。

食べたいもの 不足の可能性がある栄養素 代わりに摂取したい食品
チョコレート マグネシウム ナッツ、豆腐、海藻類、ほうれん草 など

洋菓子
(ケーキ・シュークリームなど)

炭水化物 玄米、全粒粉パン、バナナ、さつまいも など

ジュース・炭酸飲料

カルシウム ヨーグルト、牛乳、大豆製品、小魚 など

このように、甘いものではなく、各栄養素が多く含まれる食品を食べると良いでしょう。

甘いものを避けられ、本当に必要な栄養素を摂取できるかもしれません。

また、甘いものが食べたいときは、疲労による影響の可能性があります。

疲労回復効果が高いクエン酸やビタミンBを積極的に摂取しましょう。

クエン酸はレモンや梅干し、ビタミンBは豚肉やまぐろ、玄米などに豊富に含まれています。

【逆効果】甘いものの食べ過ぎには注意!

甘いものを食べると一時的に「甘いもので疲れがとれた!」と感じられますが、その効果は血糖値が急速に上がろうとする瞬間のみです。

血糖値が急上昇した後は、急激に血糖値が下がり、再び疲れやイライラを感じることがあります。

血糖値を上げるために甘いものを摂り続けていると、糖質依存症になる可能性があるため注意が必要です。

糖質依存症になると、以下の生活習慣病を発症するリスクが高まります。

  • 糖尿病
  • 肥満
  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 高血圧
  • 心血管疾患

甘いものを食べること自体は問題ではありませんが、過剰に摂取することは生活習慣病のリスクを高めるため、食べ過ぎには十分注意しましょう。

なお、糖尿病の治療法には運動療法やインスリン注射の他に、再生医療の選択肢もあります。

糖尿病にお悩みの方は、下記もあわせてご覧ください。

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まとめ:おやつは心の栄養として楽しんで!

甘いものを食べすぎないようにするためには、まず1日3食をバランスよく摂ることが大切です。

食事で必要な栄養がとれていれば血糖値が安定し、余計な甘いものを食べたくなることが減ります。

そして、農林水産省によれば、おやつは1日200kcalまでにとどめるのが良いとのこと。

おすすめの食品としては、バナナ、ヨーグルト、ナッツなどが挙げられます。また、食べる時間帯は午後2時から3時ごろが理想的とされています。

おやつは、心をリフレッシュさせる効果があり、心の栄養として適度に食べましょう。

食べる際には、量、カロリー、食べる時間帯を上手に調整して楽しみましょう。

過剰に食べずに、適切なタイミングで摂取することが健康維持に繋がります。

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