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春に流行する感染症

スタッフ ブログ 免疫 豆知識

感染症

皆様、こんにちは☀️
段々と暖かい日が続き、季節は春になってきましたね🌸
そんなお出かけしやすい季節である春ですが、流行する感染症があるのをご存知でしょうか?

それは、麻疹・風疹・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)です!
なぜこれらの病気が春に流行するかというと、4月は入園式、入学式、就職、転勤など新しい環境に飛び込む人が多く、また、大人数で集まる機会も多いです。
そのため、感染症ウイルスが存在する確率が増え免疫がない方がその場で感染してしまいます。

主に子供に流行する病気ですが、新しい環境のストレスや、寒い日と暖かい日が交互に来ることによる春の寒暖差などで免疫力が低下してしまうと、大人でも重症化しやすいため注意が必要です!
症状としては、以下があります。

🌱麻疹
発熱、咳、倦怠感、上気道炎症状(咳、鼻みず、くしゃみなど)、結膜炎症状(結膜充血、目やに、光をまぶしく感じるなど)、頬粘膜にコプリック斑と呼ばれる小さな白色の斑点が出現

🌱風疹
発熱、発疹、リンパ節腫脹、関節痛

🌱流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)
唾液腺の腫脹・圧痛、嚥下痛、発熱

🌱水痘(みずぼうそう)
痒みのある発疹、発熱、倦怠感

麻疹は感染経路が空気感染です。
風疹・流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は、感染経路が飛沫感染・接触感染です。
水痘(みずぼうそう)は、感染経路が空気感染・飛沫感染・接触感染です。

どの病気も、予防接種を行ったあと、手洗い・うがいなどの感染対策をしっかりしましょう!

春になって暖かくなることで、外出する機会が増えたり新しい環境に身を置く方も増えるかと思いますが、その前に、予防接種をしたり抗体がきちんとついているか確認したりと、対策をしっかりしてから過ごしましょう🌸

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