脊髄損傷の幹細胞で驚きの効果!その後の経過 40代男性
公開日:2021.10.25脊髄損傷|脊髄内の幹細胞投与後から効果出現
前回紹介した方で、バイク事故後の不全麻痺に対する、脊髄腔内ダイレクト注射療法で大きな成果がみられました。
身体変化の状況
・1回目の幹細胞投与 30分後
両手の指が思うように動きにくい。特に親指と小指がうまく開かなかったが、幹細胞投与して30分後には左の親指と小指が開きやすくなる。
右上腕二頭筋と左腸腰筋の力がMMT4から5になる。つまり右腕と左下肢の力がほぼ正常になりました。
・投与1日目
体が軽くなり、両手のしびれがほとんどなくなる
・投与2日目
膀胱が働かず頻尿が辛かったが、膀胱の働きが戻り尿を蓄えることができるようになりトイレの回数が少なくなった。
手と足の裏の感覚が大分わかるようになる
・投与6日目
歩行スピードが上がり、1キロ歩行が15分から14分に短縮される。
・投与8日目
階段を手すりなしで降りることができるようになる
・投与17日目
しびれの範囲が左下肢全体にあったが足首以下に縮小された。
・2回目の幹細胞投与後
ジャンプができるようになる
今まで下痢になってもわからなかったが、腸の反応が見られるようになった。
今までの医療ではあり得ないことが再生医療では可能となりました。もちろん個人差はありますが、脊髄の不全麻痺や頸椎ヘルニアや腰椎ヘルニアによる脊髄の損傷に対しては、しびれの改善や筋力増強などの効果がよくみられます。
多くの頸椎ヘルニアや腰椎ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症の方が、手足の痺れや運動麻痺などの症状で困っておられます。ヘルニアの手術をしても後遺症として痺れや運動麻痺が残り辛い思いで毎日を過ごされておられます。つまりヘルニアによる脊髄の神経損傷による後遺症です。
当院では直接脊髄の硬膜内に幹細胞を投与する治療ができる国内でも数少ないクリニックとなります。少しでも神経損傷の後遺症を改善できればと願っております。
<治療費>
198万円(税込)
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
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再生医療医師監修:坂本貞範
再生医療は、脊髄損傷の新たな治療法として注目を浴びています