右変形性股関節症 幹細胞治療 60代女性
公開日:2025.02.26幹細胞治療で、痛みのない生活に!
3、4年前から、右股関節の痛みに悩まれていた患者様は、ある再生医療との出会いと別れを経て、当院にいらっしゃいました。
最初に受診された整形外科で、変形性股関節症と診断されたそうで、「何とか軟骨を再生させて人工関節は避けたい」と様々な治療法を探されたそうです。
そして、痛み始めてから1年後、他院にてSFV療法という再生医療を受けられました。一時的に痛みは和らいだものの、ちょうど1年でその効果が消えてしまったとのこと。「再生医療でも治らないのか」と、一度は効果を実感できただけに、大きな失望を感じられたそうです。
このSFV療法は、脂肪から150mlほど採取した細胞を、特殊な処理で濃縮し、その日のうちに注入する治療法です。この方法では、幹細胞は数十万個ほどしか入っておらず、治療効果は培養する方法と比べて、かなり低下してしまいます。
私たちとしては、軟骨の再生には「生きた細胞をたくさん、何度かに分けて届けること」が大切だと考えています。
当院では米粒2、3個分という少量の脂肪から、6週間かけて、片方の関節に最大1億個もの幹細胞を投与することができます。さらに、治療のたびに一から新しく細胞を培養するため、95%以上という高い生存率を実現しています。
独自技術の『分化誘導』と分離シート、そして化学薬品を使用しない方法で、強い幹細胞を培養します。
一般的な医療機関では、複数回の治療分をまとめて培養し、冷凍保存しますが、解凍する際に細胞が大きなダメージを受け、生存率は60%以下まで下がってしまいます。
リペアセルクリニックは「膝の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
レントゲン所見
この患者様のレントゲンでは、右股関節の隙間が、わずかしか残っていない状態でした。
<治療効果>右股関節に1億個細胞を計3回投与+PRP
1億個の細胞を3回に分けて投与させていただきました。
治療から1年後、10段階中10だった痛みがほぼ消失し、「1年経っても痛みが戻る気配はありません。このまま痛みのない生活が続いてほしいです」と喜んでいただけました。
また、2年後の診察でも、痛みを感じることはほとんどなく、通院しているリハビリの先生から「可動域が広がってきている」と言われているようです。レントゲンを確認してみると、治療前と比べて、関節の隙間が広がってきていますので、軟骨の再生に伴い可動域が拡大してきたと考えられます。
私たちの経験から、当院の治療で一度痛みが改善すると、その効果は長く続くことが分かっています。変形性股関節症で人工関節を避けたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
<治療費>
・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 )
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
・PRP治療 16.5万円( 税込 )
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
再生医療医師監修:坂本貞範