脊髄梗塞 幹細胞治療 50代女性
公開日:2025.05.31
目次
歩行距離が伸び、導尿も不要になり、気持ちも明るく!
突然の発症から歩行困難、膀胱機能障害、激しい神経痛に苦しんでいた患者様が、わずか数回の治療で、自立歩行を取り戻し、日常生活に不便を感じないまでに回復。導尿の必要性もなくなり、神経痛の範囲も大幅に縮小しました。
「ゆっくりですが、長い距離を歩けるようになって、仕事にも支障なく、生活することができています。」と語られる患者様。
この驚くべき回復はどのようにして実現したのでしょうか?
治療前の状態
- 突然発症した背中の激痛と両下肢の麻痺
- 胸から下の筋力低下
- 膀胱直腸障害(排尿困難)
- 下肢の神経痛と知覚過敏
- 歩行障害
この患者様は、入浴中に、突然の背中の激痛と、両下肢の麻痺に襲われ、救急搬送されました。当初は、腰椎椎間板ヘルニアと診断されましたが、患者様自身の希望で、神経内科を受診したところ、脊髄梗塞と診断されました。脊髄梗塞は、脊髄に血液を送る血管が詰まることで起こる、稀な疾患で、神経細胞の壊死により、様々な麻痺症状を引き起こします。この患者様は、胸から下の筋力低下、膀胱直腸障害、下肢の神経痛と知覚過敏に苦しんでおられました。後遺症なく回復したい、特に、神経痛と知覚過敏を改善したいという強い思いから、当院を受診されました。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。



また、当院では、点滴治療においては、厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、1億個を2回に分けて投与するより、2億個を一度に投与する方が、高い治療効果が期待できると、実感しています。
リペアセルクリニックは「脊髄損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
MRI所見
<治療内容>脊髄腔内に直接2500万個細胞を計3回投与
こちらの患者様には、2500万個細胞を合計3回にわたり、脊髄腔内に直接投与いたしました。
治療後の変化
- 初回投与後から自力排尿が可能になり導尿が不要に
- 杖なしでの歩行が可能に
- 胸部まであった神経痛・知覚過敏がへその下まで縮小
- 歩行距離の延長
- 3回目投与後には日常生活に不便を感じることがなくなった
- 神経痛・知覚過敏の範囲が膝の上までに縮小
初回投与後からすぐに、自力での排尿が可能になり、導尿の必要がなくなりました。また、杖なしでの歩行も可能になりました。2回目投与後には、胸部まであった神経痛・知覚過敏の範囲が、へその下まで縮小し、歩行距離も伸びました。3回目投与後には、日常生活に不便を感じることがなくなり、神経痛・知覚過敏の範囲も、膝の上までに縮小しました。
3回目投与から約2ヶ月後の、歩行の様子です。
診察時には、表情も明るく、前向きな気持ちになられている様子がうかがえました。
脊髄の神経障害後のしびれ・痛み、筋力低下、歩行障害、膀胱直腸障害などの後遺症に苦しまれている方、あなたも、新たな可能性に踏み出してみませんか?
<治療費>
幹細胞 投与回数(1回)
242万円(税込)
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
脊髄損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓

脊椎損傷のお悩みに対する新しい治療法があります。
再生医療医師監修:坂本貞範