- 股関節の症例
- 大腿骨頭壊死・膝関節骨壊死(離断性骨軟骨炎)の症例
- 幹細胞治療の症例
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17年来の痛みが軽減し人工関節回避! 右大腿骨頭壊死症 60代男性

目次
痛みが半減し、関節温存への希望を実現!
17年前にステロイドパルス療法をきっかけに、右大腿骨頭壊死症を発症し、人工関節置換術を勧められ続けてきたものの、関節温存にこだわり、保存療法で過ごしてきた60代の患者様。幹細胞治療により、痛みレベルが10段階中8から4に半減しました。「投与するたびに股関節周囲の筋肉の拘縮が改善し歩行がしやすくなった」と満足され、17年越しの関節温存への希望を叶えられたのです。
いったいどのような治療で、顕著な回復が可能になったのでしょうか。
治療前の状態:
- 17年前の自己免疫疾患でステロイドパルス療法を受ける
- その後右大腿骨頭壊死症を発症、人工関節を勧められる
- 関節温存にこだわりリハビリ等の保存療法で対応
- 最近では痛みと可動域制限が顕著に悪化
患者様は、17年前にとある自己免疫疾患を患い、ステロイドパルス療法を受けたことをきっかけに、右大腿骨頭壊死症を発症されました。大腿骨頭壊死とは、骨頭の一部に血が通わなくなって、骨組織が死んだ状態になることです。人工関節置換術を勧められてきましたが、ご自身の関節温存にこだわり、今日まで過ごされてきました。レントゲンでは、右股関節の骨頭が圧壊し扁平化、軟骨がなくなり関節裂隙も消失していました。
大腿骨頭壊死では、骨壊死があるだけでは強い痛みは生じませんが、骨壊死に陥った部分が潰れること(圧壊)により、強い痛みが出現します。さらに、骨頭の圧壊により関節の適合性が悪くなり、軟骨がすり減る変形性関節症が急速に進行してしまいます。ここまで進行すると、保険診療内では人工関節置換術しか治療法はありません。しかし、人工関節の耐用年数は長く見積もっても30年で、若い時期に手術すると高齢時に再手術が必要になります。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




特殊な針とエコー・レントゲン装置を用いる、当院独自の「ピンポイント注射」により、関節腔が狭い股関節へも、幹細胞を的確に届けることが可能です。
また、重度の関節症は、軟骨だけでなく、その下層の軟骨下骨も損傷しています。進行した症例には、当院独自の『分化誘導』を用いた幹細胞治療を提供しています。これは、幹細胞を培養する際に、骨になるよう、誘導因子を加えることで、軟骨の土台となる軟骨下骨を、効率よく再生させる、次世代の治療法です。
リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
レントゲン所見
<治療内容>右股関節に幹細胞1億個を4回投与+PRP
この患者様には、右股関節に1億個の幹細胞を4回投与いたしました。
治療後の変化:
- 4回目投与後:痛みが10段階中8から4に半減
- 投与ごとに股関節周囲の筋肉の拘縮が改善し歩行しやすく
4回目投与後には、痛みレベルが10段階で8であったのが4に改善しました。患者様からは「投与するたびに股関節周囲の筋肉の拘縮が改善し歩行がしやすくなってきました」とおっしゃっていただけました。投与した幹細胞は、投与後数年かけて働き続けるので、今後も軟骨の再生と痛みの軽減が期待できるでしょう。
当院では幹細胞の質と量へのこだわり以外にも股関節内に確実に幹細胞を届けることへもこだわりを持ち、エコー、レントゲン装置、特殊な注射針を使用して、股関節内へダイレクトに幹細胞を届けることを可能としています。
大腿骨頭壊死症で人工関節を勧められているが関節温存にこだわりたい方にも、幹細胞治療により症状の改善と関節温存への希望を実現できる可能性があります。あなたもあきらめずに、ぜひ当院へご相談ください。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、13,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。
国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個)
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - PRP治療 16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓ 股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:坂本貞範