- 脳卒中の症例
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杖なしの歩行や会話のキャッチボールも可能に! 脳出血 40代男性

指の感覚の改善、長い文章での会話も可能に!
全く動かなかった右手の指が動く感覚が戻り、杖なしで室内を歩けるようになり、言葉のキャッチボールができるようになった40代の患者様。

「大好きな野球を観るためにリモコンの操作もできるようになった」と、ご家族様が変化を教えてくださいました。
1年半前の脳出血で、神経の回復が完全に止まっていたにも関わらず、いったいどのような治療で、再び神経の回復が始まったのでしょうか。
治療前の状態
この患者様は、1年半前の脳出血による後遺症で困っていらっしゃいました。
- 突然倒れ救急搬送され、緊急で開頭血腫除去術を受けた
- 右手は全く動かすことができず、右足に装具を装着して歩行
- 言いたいことが言えず、短い単語と身振り手振りで会話
- リモコンやスマホなどの機械の操作もできない状態
半年間のリハビリ病院での入院を経ても、神経麻痺の回復は止まってしまっていました。患者様は後遺症に苦しんでいるうえに、脳出血の再発への恐怖も抱えていらっしゃいました。
脳出血の後遺症に対する従来の治療は、リハビリテーションが中心となりますが、一定期間を過ぎると神経の回復は困難とされています。また、脳出血の再発率は1年以内に25%、5年以内に50%、10年以内に55%と高確率で、まだ長い人生が残されている患者様には大変辛い事実です。従来の治療では、後遺症の改善と再発予防の両方を同時に期待することは困難でした。
リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。



当院では厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果がさらに向上することがわかっています。





2020年に世界的な医学雑誌(BMC Neurology)に
発表された大規模な分析により、
脂肪由来幹細胞は、効果の大きさを表す数値(SMD)が
2.0以上という結果が得られました。

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医学研究では、0.8以上で「大きな効果がある」と判断されますが、
脂肪由来幹細胞はその基準を2倍以上も上回っています。この研究結果により、脂肪幹細胞が骨髄幹細胞より脳卒中などの治療において
スタンダードな治療法になる可能性が示されました。参考文献:
Adapted from Yousefifard M, et al. BMC Neurology. 2020;20:294
リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
CT所見

<治療内容>2億個幹細胞を3回点滴投与
この患者様には、2億個の幹細胞を計3回投与しました。
治療後の変化
- 1回目投与後1か月で右手の指が動く感覚が戻ってきた
- 手足が冷たく固まっていたのが温かくなった
- 長い文章で会話できるようになった
- 周囲の状況判断もできるようになった

こちらは、治療後の歩行の様子です。治療前と比べ、歩行スピードが上がっています。
2回目投与後には、右膝の曲げ伸ばしの筋力が大幅に回復し、全く動かなかった右腕が前後に動かせるようになりました。3回目の投与後には杖なしで室内を歩けるようになり、言葉のキャッチボールができるようになりました。また日付や曜日もわかるようになりました。

こちらは、筋力を測定している様子です。
幹細胞治療には脳の脆弱化した血管を修復し、脳出血の再発を予防する効果も期待されています。神経の回復が止まってしまった脳出血の後遺症に対しても、再生医療による治療の可能性が広がっています。後遺症の改善と再発予防の両方を期待できる治療法です。あなたも新しい一歩を踏み出してみませんか。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、13,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。



患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。
<治療費>
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込)
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
脳卒中の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
脳卒中のお悩みに対する新しい治療法があります。
再生医療医師監修:黄金勲矢












