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- 脊髄損傷の症例
- 幹細胞治療の症例
脊髄損傷|有名ユーチューバー suisui-Projectのチンさんの再生医療 車椅子youtuber「チンさん」が脊髄損傷の幹細胞治療を受けることになりました。チンさんは、youtubeで車椅子になった経緯、そして車椅子生活の上で実際自分が感じたことをまっすぐに伝えられていることに私はとても感銘いたしました。 同じ境遇の方々に少しでも心の支えになり、また車椅子でも生活しやすい環境や街づくりにも大きな後押しになると思います。チンさんは今後も色々な取り組みをチャレンジしており、もしご興味があれば一度チンさんのチャンネルを尋ねてみてくださいね。 チンさはアメリカンフットボールの怪我で脊髄損傷となりました。頸椎の神経に損傷を受け完全麻痺となり、下肢は全く自分で動かすことができません。上肢に関しては肘を曲げる動作はしっかりとできますが、伸ばす方の力はかろうじて動く程度となります。手首の力も曲げる方向は全くありません。もちろん尿意や便意もなく自己導尿をされています。 脊髄損傷の合併症の一つで褥瘡があります。これは、車椅子生活が長くなると殿部に床ずれができることを言います。そこから細菌が入って身体中に細菌が回ると敗血症となり命に関わります。麻痺があると筋肉は痩せていき床ずれを起こしやすくなります。 再生医療により筋力や感覚の回復はもちろんのことですが、少しでも殿部あたりに筋肉がつきそしてその上に脂肪が乗ることで床ずれを起こさない環境を作ることも大切です。 1億個の幹細胞の点滴3回と脊髄内幹細胞投与3回を行う 当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより、国内でほとんど行われていない脊髄内への幹細胞の直接投与が可能になりました。ダイレクトに脊髄損傷の箇所に幹細胞が届くので点滴での静脈注射よりも期待されています。 現時点で点滴2回と脊髄内幹細胞投与1回を行いました。その効果として殿部に感覚が戻ってきたのと、腰回りの振動の感覚が出てきました。さらに左大腿部の筋肉の収縮する信号が出てきました。一般的に完全麻痺になって何年も経つとほとんど機能回復は望めません。 それが、脊髄の再生医療という先進医療が始まり国内ではまだまだ症例は少ないですが、脊髄損傷の方にとっては希望の光となる治療だと思います。まだ。幹細胞投与を開始したばかりなので今後の回復を追っていきたいと思います。 https://youtu.be/l5TxjDw3ubU > 脊髄損傷、その他の動画はこちらへ <治療費> 198万円(税込) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID000016 監修:院長 坂本貞範
2021.06.01 -
- ひざ関節の症例
- 半月板の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性膝関節症・半月板損傷|右膝が痛く、その後左膝も痛くなる この方は、数年前から右膝が痛くて最近は左膝も痛くなり、近くの病院で変形性膝関節症と左半月板損傷と言われました。当院に来院された時には右膝は完全に伸びずに約20度の拘縮を認めていました。 膝も含めて関節の痛みがある時、それを放置していると必ず拘縮を認めます。関節の痛みが少なくてもこの拘縮があると必ず症状は悪化します。痛みが少なくてもできるだけ初期の時に治療をした方が、拘縮や筋力低下を最小限に抑えることができます。 症状とレントゲン所見をもとに、両膝に幹細胞を2回投与することになりました。もちろん1回でもかなりの痛み軽減は期待できます。しかし、はじめに複数回の培養を依頼するとまとめて培養できることから、費用を抑えることができます。 そして、当院の提携している細胞加工室では複数回投与する場合、2回目以降の幹細胞も1回目と同じ冷凍せず生き生きした幹細胞を作成します。複数回オーダーしても毎回培養させるといった工程を行うため、1回目の細胞のクオリティと同じ幹細胞を提供しています。毎回毎回培養するのにはコストがかかりますが、患者さんにとっては毎回生存率の高い幹細胞を投与できるので治療成績がよくなります。 一般的な細胞加工室では、複数回投与するときははじめの培養の時に一度のたくさんの幹細胞を培養して、複数回分の幹細胞を作り置きしてそれを冷凍保存します。 そして、患者さんに投与する時、冷凍していた幹細胞を解凍して投与します。幹細胞は冷凍保存して解凍すると半分以上細胞は死んでしまい、細胞の活力も低下します。やはり、毎回投与のたびに冷凍せず培養する場合と比べて明らかに幹細胞のパワーは格段に落ちてしまいます。 あともう一つ、培養の仕方も大切となります。飲食店で例えてみると同じ食材を使っても料理の仕方によって味がかなり変わりますよね。それと同じで幹細胞の培養の仕方によって細胞の生き生き度合いが変わります。 そして、当院の特徴としてご自身の細胞をご自身の血液で培養します。国内の培養施設の多くはご自身の血液ではなく牛などの動物の血液を使用します。他の動物の血液で培養することは昔から研究などでも行われています。人間の血液より動物の血液の方が培養しやすいためです。 なぜ、動物の血液で培養することが多いかと言うと、人間の血液で培養するには高い技術が必要だからです。さらに言うと、ご自身の血液の方がアレルギーなどの副作用の心配もありません。培養についての詳細はこちらへ レントゲンとMRI所見 <治療効果>両膝関節に各2500万個の幹細胞を2回投与+PRP 膝関節に冷凍せず作成した幹細胞を投与して2ヶ月で痛みは10分の3、3ヶ月目には10分の1まで痛みがなくなりました。両膝とも殆ど痛みがなくなり全く痛くない日も沢山出てきました。屈伸も痛みなくできるようになりました。 この方の場合は、まだ変形の程度は中期であり幹細胞治療の効果はとても高いです。当院でも1000症例以上の再生医療を行っていますが、ほとんどの方が手術しなければいけないほどの状態の方です。 当院の膝関節の幹細胞治療においては、約8割の方が8割以上の改善効果を認めています。これほどの良好な臨床データが得られたのは、当院独自の冷凍せず培養した幹細胞のおかげでもあります。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000265 監修:院長 坂本貞範
2021.05.22 -
- 幹細胞治療の症例
- ひざ関節の症例
- 半月板の症例
- PRP治療の症例
半月板損傷|立ち上がりや踏ん張ると左膝が痛い この方は、立ち上がるときや踏ん張るときに左膝が痛くて近くのクリニックで半月板損傷と診断される。その後他の再生医療クリニックでカウンセリングを受けてその後セカンドオピニオンで当院に来院されました。 再生医療といえばどこのクリニックでも同じように思われがちですが、実はクリニックによって幹細胞の培養の仕方が違います。そして、この培養された幹細胞の生存率によって治療成績が変わるのです。 生存率とは、培養された幹細胞がいざ体に投与される時に生き残っている幹細胞の割合です。幹細胞は細胞加工室で培養され、クリニックに運ばれる間に弱っていき少なからず細胞が死んでしまうのです。 当院で使用している幹細胞の生存率は国内でダントツトップクラスで95%を超えます。国内の平均的な幹細胞の生存率は60%と言われているので高い治療効果を認めます。 あともう一つ、培養の仕方も大切となります。飲食店で例えてみると同じ食材を使っても料理の仕方によって味がかなり変わりますよね。それと同じで幹細胞の培養の仕方によって細胞の生き生き度合いが変わります。 そして、当院の特徴としてご自身の細胞をご自身の血液で培養します。国内の培養施設の多くはご自身の血液ではなく牛などの動物の血液を使用します。他の動物の血液で培養することは昔から研究などでも行われています。人間の血液より動物の血液の方が培養しやすいためです。 なぜ、動物の血液で培養することが多いかと言うと、人間の血液で培養するには高い技術が必要だからです。さらに言うと、ご自身の血液の方がアレルギーなどの副作用の心配もありません。培養についての詳細はこちらへ MRI所見 <治療効果>左膝関節に2500万個の幹細胞を2回投与+PRP 左膝関節に冷凍せず作成した幹細胞を投与して2ヶ月で痛みは10分の3、3ヶ月目には10分の1まで痛みがなくなりました。まだこれからも軟骨が再生されていくので痛みがなくなる可能性も高いでしょう。 半月板の手術は主に関節鏡で行われます。半月板の損傷にもよりますが、手術後の痛みが完全に取れる確率は6割から7割ぐらいと言われています。手術をしても痛みが変わらない、痛みが強くなる、痛みが再発した、などという割合も決して低くはありません。 体にメスを入れることで関節の拘縮の原因にもなります。手術となるとどうしても入院、その後のリハビリが必要となり、お仕事や休みを取れない方にとってはどうしても直ぐに決断することは難しくなるでしょう。 その点、再生医療は簡単な日帰りの処置で可能で、副作用もほぼ無く手術以上の治療成績も期待できるということで注目されています。半月板症に対する治療成績は当院でもかなり高く、再生医療であれば手術をしなくても治療が可能となります。 https://www.youtube.com/watch?v=VYMVSi5uGWY https://www.youtube.com/watch?v=pbbZYWUpFqg その他の動画はこちら <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000254 監修:院長 坂本貞範
2021.05.14 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症|金属アレルギーで手術ができない この方は、5年前から両股関節に引っかかりが生じてその後から徐々に痛みが出現しました。30歳の時から踊りのバレエをしていました。ここ1年で痛みも増強し関節の動きも悪くなってきたそうです。 人工関節を勧められていましたが、金属アレルギーがあるので手術は避けたかったところ、当院の再生医療を知って受診されました。金属アレルギーの場合、チタン性の人工関節が合わないこともあります。金属アレルギーがない方でも人工関節の手術後からアレルギー反応が出る可能性もあります。 手術にはアレルギー以外に塞栓症や感染症など命に関わる合併症も少ない可能性ですがゼロではありません。手術には少なからずのリスクがあります。当院の幹細胞治療では全てご自身の細胞、血液を使い薬剤は一切使用しないのでアレルギーの心配はありません。 しかし他院の再生医療の多くは、ご自身の細胞は使いますが、血液は牛の血液を使用する施設も多くあります。もちろん安全性は高いですが、アレルギーや狂牛病といったリスクはゼロではありません。 レントゲンでは両方の股関節の変形がみられます <治療効果>両股関節に各5000万個の幹細胞を2回投与+PRP 両方の股関節に冷凍せず作成した幹細胞を投与して1ヶ月で痛みは10分の4、2ヶ月目には10分の2まで痛みがなくなりました。その後も徐々に痛みは軽快し4ヶ月後には殆ど痛みは感じなくなりました。この方の場合、両股関節とも痛みがなくなりかなり順調な経過となりました。 https://youtu.be/geO1CJsL-D4 その他の動画はこちら <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000253 監修:院長 坂本貞範
2021.05.06 -
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性股関節症|2年前から痛みが出る この方は、2年前から股関節から大腿部にかけて痛みが出現し、近くの整形外科で坐骨神経痛と言われ治療しましたが痛みは治らず。その後1年ほどしてもう一度他の整形外科に行くと変形性股関節症と診断されたそうです。 変形性股関節症の症状は坐骨神経痛の症状とよく似ていて医師としても判断に苦渋する事はよくあります。さらに、この方の場合、2年前の時点では股関節の変形はレントゲンではあまり現れていないとのことでした。おそらくここ2年で急激に変形が進んだものと思われます。 レントゲン上で股関節の変形が初期であれば分かりにくい場合があります。症状も坐骨神経痛と似ているので医師としてはまず、坐骨神経痛に対する治療をするという選択はよくあることです。 ただ、変形性股関節症と坐骨神経痛の痛みの場所は似ていますが、痛みの出方に違いがあることが多くみられます。変形性股関節症の痛みは歩行時や負担がかかる時に痛みが増強することが多いですが、坐骨神経痛では安静時にも同じような痛みが継続することが多くみられます。 そして変形性股関節症の場合、大腿部の前面が痛くなることが多いです。坐骨神経痛は大腿部の後面や側面に多くみられます。しかし、すべてがそうとは限りません。そこに診断の難しさがあります。もう一つ見分けるポイントとして、変形性股関節症の場合関節の動きが悪くなると言うことです。 変形の初期でも関節の動きに左右差がよくみられます。そしてもう一つは筋力の低下です。知らず知らず痛い方の関節に力をかけなくなり、太ももが少し細くなっていることがあります。 レントゲンでは右股関節の変形がみられます <治療効果>右股関節に1億個の幹細胞を2回投与+PRP 右股関節に冷凍せず作成した幹細胞を投与して1ヶ月で痛みは10分の6、2ヶ月目には10分の4まで痛みがなくなりました。その後も徐々に痛みは軽快し半年後には10分の2となり長距離歩行でも痛みはそれほどなく遠出もできるようになりました。 レントゲン上では末期で骨頭も強く変形していることから、今までの保険治療では必ず人工関節の手術しか選択肢はありませんでした。 さらに右股関節周囲の筋力低下に対してトレーニングを指導し、股関節の可動域を上げるストレッチも行いました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000222 監修:院長 坂本貞範
2021.05.04 -
- ひざ関節の症例
- 半月板の症例
- スポーツ医療の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
半月板損傷・変形性膝関節症|昔よくスキーをしていた。15年前から膝が痛い この方は、昔よくスキーをされていたそうです。約15年前から膝が痛くなり、曲げたり立っていたりすると膝の周りが怠くなる症状が出てきました。当院に来られる3年前に他のクリニックでPRPを8回ほど受けたそうです。 その後少しマシになるがやはり普段の生活に支障がある状態とのことで幹細胞治療を決心しました。普通に階段を登りたい、そして昔みたいにまたスキーをしてみたいという願望がありました。 MRIでは半月板損傷がみられ、レントゲンでは膝の変形が少しみられました <治療効果>両膝に各2500万個の幹細胞を2回投与+PRP 両膝に冷凍せず作成した幹細胞を投与して1ヶ月で右膝は10分の3 左膝は10分の7ほど痛みが軽減しました。2ヶ月目には両方とも10分の1まで痛みがなくなりました。通常よりも早いペースで痛みが取れてきました。 それと同時に左膝周りの筋力低下に対してトレーニングを指導し、膝が完全に曲がらない箇所をリハビリテーションで改善しました。その結果両膝とも正常の可動域が得られ筋力もついてきました。 3年前に他院でPRPを8回行ったそうですが、やはりPRPでは半月損傷回復や軟骨再生は望めません。なぜなら、幹細胞とは違ってPRPには傷ついた半月板や軟骨を再生させることが出来ないからです。PRPの中には幹細胞は入っておらず炎症を抑えるという対症療法しかできません。 今までの私の経験から、変形性関節症や半月板損傷、肩腱板損傷に対してはやはり幹細胞治療でないと治療効果は望めないと思っています。もちろん、PRPには痛みを止める作用があるので上手く効けば数ヶ月は持つでしょう。 しかし、この方のように効果を持続させるためにはPRPは何回も注射しなければいけません。そうなると治療費も結局幹細胞の方が価格は安くなります。しかも、PRPでは肝心な軟骨再生や半月板再生、腱板再生は起こらないのです。 やはり、根本治療をするには幹細胞による再生医療しかありません。この方は、膝の痛みもほとんど取れたこともありチャンスがあればスキーを楽しんでいただけたら嬉しいですね <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000227 監修:院長 坂本貞範
2021.04.16 -
- 脳卒中の症例
- 幹細胞治療の症例
脳出血を発症し、3年が経つ 3年前に脳出血を発症し、左半身麻痺となり発症後は車椅子でしたが、リハビリを行いなんとか杖歩行ができるようになりました。ただ、杖歩行でも左下肢の力は弱く、下腿に装具をつけてゆっくりと歩くのがやっとで普段は車椅子移動がメインとなっています。 週に2回、リハビリ通院しておられ筋力トレーニングを熱心にしておられる方でした。そんな中で再生医療を知って当院にたどり着き遠方から来院されました。 麻痺の程度としては、左腕を上にあげることはできず、かろうじて少し上がる程度でした。左下肢は太ももを上げる事はできず装具をつけてぶん回し歩行をされていました。 <治療効果>点滴で幹細胞を3回投与 まず1回目の幹細胞の点滴をして1週間ぐらいすると、少しずつ力がついてきました。ベッドに寝転がった状態で左腕を上げることが出来なかったのですが、自力で挙げることが出来て、いつも担当してもらっている理学療法士さんも驚かれたそうです。 さらに足の指を自力で曲げることが出来ませんでしたが、1回目投与後には自力で動かせるようになりました。足の指を曲げることができると歩行するときにもしっかりと踏ん張れるので歩行能力が上がります。 2回目投与して約1ヶ月すると、右肩を上げる三角筋、前腕を曲げる上腕二頭筋(腕の力こぶの筋肉)、前腕を伸ばす上腕三頭筋が正常の8割ほどまで筋力が回復して、以前はほとんど動かせなかったがしっかり力が入るようになりました。 あとは関節の可動域を増やして筋肉の協調運動をしっかりリハビリしていけば、肘の曲げ伸ばしが出来る様になると思われます。 この方は脳出血して3年が経ち慢性期に入り、リハビリで今ある機能を維持することが精一杯でした。そんな方でも幹細胞の力で今まで回復できなかった神経の損傷が再生、修復され筋肉に力が入るようになることができるのです。 もちろん個人差はありますが、脳卒中の幹細胞による再生医療はとても期待されています。2024年からは厚生労働省への届出が受理されたことにより、2億個の幹細胞を投与することが可能になりました。これにより従来の1億個の幹細胞より高い効果が期待できます。 今後は遠方からこられている方なので3回目の幹細胞を投与して、しばらくしてからまた、どれほど筋力がついて歩行能力が良くなったのかを確認していきたいと思います。 厚生労働省届出済【2億個の幹細胞】投与を実現 2024年1月より、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより脳卒中に対する点滴において幹細胞数2億個の投与が可能となりました。これにより、従来の幹細胞1億個の投与よりも高い治療効果が期待できるようになりました。 <治療費> 幹細胞点滴 投与回数(1回) 242万円(税込) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。 ID000276 監修:院長 坂本貞範 ▼脳卒中の後遺症|幹細胞治療は、以下をご覧下さい 再生医療は、脳卒中の新たな治療法として注目を浴びています
2021.04.11 -
- ひざ関節の症例
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性膝・股関節症|約20年前から膝痛 5年前から股関節痛 20年ほど前から膝が痛くなり、約5年前から股関節が痛くなったそうです。さらにここ1年の間に股関節の痛みが強くなりいよいよ歩行が困難でいろいろ調べている時再生医療に出会ったそうです。 膝や股関節の動きはかなり悪くなっておりました。関節の変形と同時に必ず関節の可動域が悪くなります。そうなると、筋肉が思うように動かなくなることで筋肉も痩せてきます。 実際、痛みが強い時にリハビリをしても可動域はあまり良くなりません。再生医療をした方は皆さんかなりの関節の可動域の改善を認めます。痛みが和らぐことと、軟骨ができることで動きが滑らかになるためです。 可動域がよくなると筋肉はよく動くようになり、筋力トレーニングしてもよくつきます。再生医療には可動域改善とそれに伴い効率よく筋力増強が可能となります。 レントゲン所見 レントゲンでは両股関節・両膝関節の変形があり特に股関節の変形を強く認めます。股関節の変形は末期に近い状態でした。 <治療効果>関節に幹細胞1億個を1回投与+PRP 当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を投与して約1ヶ月目から効果が現れ、3ヶ月目には10分の2まで痛み軽減する。同時にリハビリと筋力トレーニングを行いました。 投与する前より約80%は可動域の改善を認めました。股関節と膝関節が同時に痛む時には、同時に再生医療をすることをお勧めします。痛みのある関節が残っていると、せっかく再生させた軟骨が傷つく原因にもなるからです。痛い関節を同時に治療することで相乗効果が見られます。 今後数ヶ月は軟骨を作り続けるので、まだまだ改善の余地は見込めそうです。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000197 監修:院長 坂本貞範
2021.03.26 -
- ひざ関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性膝関節症|7年前から膝が痛い この方は、約7年前から膝の痛みが見られ1年前に増強し歩くことが困難となり近くのクリニックに受診しました。そこでは、「もう人工関節しか方法がない」とのことで落ち込んでいたところ、当院を知り来院されました。ヒアルロン酸注射も効かなくなり膝も曲がりにくい状態でした。 かかりつけの整形外科の先生に再生医療を相談したところ、『再生医療しても、軟骨はできないし効かないよ』と言われたそうです。再生医療を経験しているドクターは日本ではほんの一握りで、まだその効果効能知らないのが現状です。 当初、再生医療を始める前、私も再生医療で変形性関節症の症状がこれほど楽になるものだとは想像もつきませんでした。やっと、近年では、学会で再生医療の分野で研究成果の発表が盛んになってきました。 関節に幹細胞を入れると、軟骨ができるという結果も発表されています。その軟骨の種類も本来のものと同じ成分の軟骨が再生されます。 このように、当院に来られるほとんどの患者さんがかかりつけ医に再生医療を相談しても、否定的な答えしか返ってこないのが現実です。しかし、実際に再生医療を受けて痛みが軽くなった時に、みなさん幹細胞の力の凄さを実感していただいております。 もちろん、個人差があり、残念ながら思ったほど効果が出ない方もいらっしゃいますが、約7割以上の方が結果に満足されています。 レントゲンとMRI所見 レントゲンではK-L分類 grade4となり、末期の状態でした。MRIでは、内側、外側の半月板は共に削られて少なくなり、黒く写っている中に白い画像が損傷している部分となります。 幹細胞では、軟骨を再生させるだけでなく、この損傷した半月板を再生させることもできます。半月板は膝のクッションの役目があるため、関節の変形が強くても半月板が残っている場合には幹細胞による治療の効果は高くなります。 両膝に各1億個の幹細胞を投与する 両膝に1億個ずつの冷凍せず培養した幹細胞を投与しました。国内でも冷凍せず培養する幹細胞を投与できるところは少なく、やはり冷凍していない方が高い治療効果が認められます。 投与して痛みの推移は、治療前の痛みが10とすると、2ヶ月後は8、3ヶ月後は7、4ヶ月後は6、5ヶ月後は5、6ヶ月後は2とかなり痛みも軽くなりました。 その後も徐々に軟骨は再生され痛みは軽くなると予想しています。私の治療経験から、幹細胞を投与してから1ヶ月おきに3分の1ずつ痛みが取れていくことが多く見られました。この方の場合、3ヶ月目でやっと3分の1となりましたが、その後はどんどん痛みがマシになり、半年後にはほぼ痛みなく生活が可能となりました。このように治療経過には多少の個人差はあります。 今後は、好きな運動も少しずつできればと意気込んでおられました。それまでしっかりと、自宅でも良いので筋力をつけていただければそれも可能ですと伝えると、とても喜ばれておりました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000158 監修:院長 坂本貞範
2021.03.13 -
- ひざ関節の症例
- 肩関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
腱板損傷・変形性膝関節症|2年前から右肩が痛く、膝も痛くて歩きにくい この方は、仕事上よく身体を使うことから右肩が約2年前から痛み始め、最近は腕を上げる時に肩に音がなり痛みが増強してきました。右膝に関しては、20年前に右膝の前十字靭帯を断裂し手術をしました。 膝の靭帯の損傷を起こし手術をした場合は、必ず数年から十数年後には関節の変形が起こります。この方は、靭帯損傷の後遺症として膝の変形が強く見られました。 肩に関しては、MRIでは腱板損傷が見られ損傷範囲は中程度以上でありました。近くの整形外科で関節鏡の手術を勧められましたが、手術をしてリハビリとなると約3ヶ月以上は仕事ができなくなるとのことで、当院の再生医療を受けることになりました。 肩の腱板損傷に対しては、幹細胞による再生医療は有効で関節鏡手術なしでもかなりの改善が見込めます。この方の場合は、関節の可動域制限はなかったので筋力トレーニングのみを行いました。 レントゲンとMRI所見 右肩関節と右膝関節に幹細胞2500万個ずつ1回投与 冷凍せず培養した幹細胞を右肩と右膝に投与しました。冷凍しないことによって生き生きした細胞が作れ、治療効果を高めます。幹細胞を投与してから徐々に痛みが和らぎ、約6ヶ月の時点で10分の3程まで軽快しました。 まだこれから半年の間も再生されるため痛みの軽快は期待できます。さらに肩を動かすときの音もほどんど消えていました。音がなる原因は、損傷した腱板が骨と骨の間を通るとき擦れるためです。 腱板の損傷が修復されると腱板と骨が擦れにくくなりほとんどの場合は音はならなくなりますが個人差はあります。今後も筋力トレーニングを継続して経過を見ていきたいと思います。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 >肩腱板損傷の動画 ID000185 監修:院長 坂本貞範
2021.03.06 -
- ひざ関節の症例
- 股関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
膝と股関節が痛くて歩行が困難 この方は、以前から左股関節の痛みがあり長距離歩行すると痛みがつよくなり休まないと歩けない状態が継続していました。2年前からは、股関節をかばうためか膝の痛みも強くなってきました。ヒアルロン酸で膝の痛みは少しマシになってましたが股関節が痛いので歩きづらいとのことで当院に来院されました。 診察をしてみると、股関節の可動域制限が強くそのため脚がうまく前にだせず、また左股関節は内側に固まっているため、左足が真っ直ぐ伸びないため左膝に負担がかかる歩き方となっていました。 幹細胞治療せずにリハビリするのと幹細胞治療をしてリハビリするのとではとても大きな差が出てきます。従来の治療法では、痛み止めを飲みながらのリハビリとなりますが、やはり関節を動かすときの痛みがあり思うように関節の可動域改善ができません。 その点、幹細胞治療をして痛みを和らげてからのリハビリとなると、股関節の変形が強くてもほぼ正常近くまで可動域が改善されることが多く見られます。もちろん、リハビリにはかなりの技術が必要となります。 この方の場合は、レントゲン上で左股関節の変形はあるものの、まだ関節空間は残されており末期までは進行してませんでた。しかし従来の治療法では、まだ末期でなくても関節の痛みで歩けない時には、残念ながら人工関節の適応となってしまうのです。 もちろん、痛みが引くまで様子を見ても構いませんが、その間かなりの筋力低下と関節の拘縮が進行してしまいます。そのことが原因でさらに悪化してしまい悪循環に陥ります。 このような時、再生医療である幹細胞治療は良い適応となります。幹細胞治療で軟骨を再生し炎症を抑えることで、痛み軽減させてリハビリで関節可動域を正常に近づけます。そうすることで、筋肉が大きくストレッチすることができて筋力もつきやすくなり良い循環が生まれます。 レントゲンとMRI所見 <治療効果>左股関節 両膝にそれぞれ幹細胞5000万個ずつ3回投与+PRP 事前にPRPを投与して軟骨が再生されやすい環境にしておき、その後冷凍せず作成した幹細胞を投与を1ヶ月おきに3回しました。その後徐々に関節の痛みは改善され3ヶ月後には痛みは3分の1まで減少しました。 幹細胞治療で大事なことは量と質ですが、当院では2回以上投与する時に2回目も3回目も1回目と同じ質の幹細胞を作成します。国内での一般的な治療では、1回目の培養でまとめて3回分の幹細胞を作成し、2回目以上の幹細胞は冷凍保存となります。 2回目投与の時は解凍して投与となりますが、この方法ではその際には半分以上の幹細胞は死んでしまいます。当院では、2回目も3回目も1から幹細胞の培養をして冷凍せず作成しますので、1回目の投与と同じ質の幹細胞を投与することができます。 これにより、一般的な培養と比べ数倍も治療効果が見込めます。 幹細胞を投与して約1年までは軟骨再生されますので、まだまだこれからも痛みが軽減すると思われます。当院のリハビリも並行して行われ、かなりの可動域の改善も見られ歩行する姿も以前と違い、まっすぐと体を揺らさずに歩行できていました。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円( 税込 ) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000208 監修:院長 坂本貞範
2021.03.03 -
- ひざ関節の症例
- 幹細胞治療の症例
- PRP治療の症例
変形性膝関節症|突然の痛みにレントゲンで検査、すでに変形していると言われビックリ この方は突然膝が痛くなって近くの整形外科に行ってレントゲンを撮ると、すでに膝の軟骨がすり減って変形していると言われました。今まで特に膝が痛くて歩きづらいことはなかったのに、どうして変形しているのかと驚いたそうです。 変形性膝関節症の症状の出かたは様々です。軟骨が減っているからといって必ず痛いわけではありません。o脚変形していても痛みがない方もいます。反対にレントゲンでは正常に見えても、かなり痛みが強い人もいます。 軟骨はレントゲンでは写らないのでおそらく少しだけ軟骨がすり減っていると想像できますが、痛みが強いのです。 ある程度変形していても気づかず、例えば自転車で停車するとき足をついた時膝が痛くなる、または階段で降りる時強く足をついて痛くなるなどのきっかけで軟骨が炎症を起こすことはよくあります。その時初めてレントゲンで変形性膝関節症と診断され驚かれます。この方もそのような症状経過でした。 レントゲンとMRIの所見 <治療効果>両膝合計5000万個1回+PRP投与 当院では幹細胞を投与する前に高濃度PRPを投与し、幹細胞が定着しやすいようにします。その後、当院独自の冷凍せず培養した幹細を投与して数日で右膝の痛みはすっかりと無くりました。 左膝に関しては変形が強いため幹細胞投与して4ヶ月目で10分の3まで軽快しました。本人もかなり痛みはマシだと喜んでいました。今後もまだまだ軟骨再生されると思いますので引き続き経過観察としています。 <治療費> ・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 ・PRP治療 16.5万円(税込) <起こりうる副作用> ・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。 ・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。 ID000200 監修:院長 坂本貞範
2021.02.10