太りにくい時間帯はいつ?体内時計との関係

公開日:2022.03.08 スタッフ ブログ 健康 豆知識

「食事量は変えていないのに、なぜか太りやすくなった」と感じることはありませんか。

食べる量だけでなく、食べる時間によっても体への影響は変わります。

太りにくい時間帯を知っておくと、無理に食事を制限しなくても、日常の中で体重管理をしやすくなるためポイントを押さえておきましょう。

本記事では、体内時計との関係から見た太りにくい時間帯や、朝・昼・夜それぞれの適した食事タイミング、実践しやすい食べ方のコツを解説します。

太りにくい時間帯と体内時計との関係

体重管理では食事量だけでなく「いつ食べるか」も無視できません。

体のリズムと食事のタイミングがずれると、同じ量でも脂肪として蓄えられやすくなるのです。

人の体には、体内時計のリズムをつくる遺伝子群「時計遺伝子」によって調整される仕組みが備わっており、体温や血圧、ホルモン分泌は1日の中で一定のリズムを描きます。

リズムによって脂肪の蓄積に関わる働きも変化し、一般的に脂肪をため込みやすい方向に働く遺伝子は夜10時から深夜2時にかけて増えるとされており、日中は抑えられる傾向があります。

したがって、夜遅い食事は脂肪として蓄積されやすく、日中の食事は比較的影響を受けにくい時間帯です。

ただし、個人差や生活習慣の影響もあるため、時間帯だけで体重の変化が決まるわけではありません。

体内時計は地球の自転(24時間)と完全に一致しているわけではなく、毎日少しずつずれます。

そのズレを整える役割を持つのが、「朝の光」と「朝食」です。

とくに朝食でたんぱく質を摂ると、体内リズムの調整に関わるホルモン分泌が促され、1日の代謝の流れを整えやすくなります。

こうした仕組みを踏まえると、推奨される食事時間は次の通りです。

  • 朝食:午前6〜7時前後
  • 昼食:正午〜13時
  • 夕食:朝食から約12時間後(18〜19時頃)

生活スタイルによって前後はありますが、体内時計のリズムに沿った配置を意識すると、無理なく食事のバランスを整えやすくなります。

食べても太りにくい食事の時間帯

食事は何を食べるかだけでなく、いつ食べるかでも体への影響が変わります。

体内時計のリズムに合わせてタイミングを整えると、摂取したエネルギーが消費に回りやすくなるのです。

ここでは、日常で取り入れやすい具体的な時間帯を解説します。

朝食は起きて1~2時間以内

朝食は、起床後1〜2時間以内にとるのが目安です。

起床後は体内時計のリズムが整い始めるタイミングであり、朝食をとることでそのリズムがより整いやすくなると考えられています。

また、空腹時間が長くなるほど次の食事で血糖値が上がりやすくなるため、起きてから時間をあけすぎないことも大切です。

たとえば、出勤前に軽く済ませる場合でも、パンやおにぎりだけでなく、卵やヨーグルトなどたんぱく質を加えると満腹感が持続しやすくなります。

朝食を抜くと昼食時に血糖値が急上昇しやすく、結果として食べ過ぎにつながるケースもあるため注意が必要です。

忙しい日でも、バナナやゆで卵など手軽なものを組み合わせれば、継続しやすくなります。

昼食は12〜14時頃

昼食は12〜14時頃が目安です。

日中は活動量が多く、摂取したエネルギーが消費に回りやすい時間帯にあたります。

したがって、主食・主菜・副菜をそろえた食事でも、夜に比べると脂肪として蓄積されにくい傾向があるのです。

外出や仕事で動く時間帯にエネルギーを補給しておくと、夕方以降の強い空腹を防ぎやすく、間食や夜の食べ過ぎを抑える効果も期待できます。

一方で、昼食を軽くしすぎると、夕方に空腹感が強まるため要注意です。

しっかり食べる時間帯として位置づけて、1日の食事バランスを整えていきましょう。

おやつのお菓子は午後3時頃

間食を取り入れる場合は、午後3時前後がひとつの目安です。

脂肪の蓄積に関わる働きが比較的落ち着いている時間帯であり、摂取したエネルギーが消費に回りやすい状態にあります。

仕事の合間に甘いものを食べる場合でも、夕方や夜に比べると影響を受けにくいタイミングです。

ただし、時間帯だけに頼るのではなく、量と内容の調整も欠かせません。

具体的には、次のような食べ方が推奨されます。

  • チョコレートや焼き菓子は少量にとどめる
  • ナッツやヨーグルトなど、たんぱく質を含む食品を選ぶ
  • だらだら食べを避け、時間を決めて摂る

このように管理すれば、間食を完全に我慢しなくても食事全体のバランスを保ちやすくなります。

夕食は20時頃まで、かつ就寝2時間前

夕食はできるだけ20時頃までに済ませ、遅くとも就寝の2時間前までに食べ終えましょう

夜は活動量が下がるため、摂取したエネルギーが消費されにくく、脂肪として蓄積されやすくなります。

とくに、帰宅後すぐに食べてそのまま就寝すると、消化が十分に進まないまま睡眠に入るため、体への負担も大きくなりがちです。

仕事などで帰宅が遅くなる場合は、食事内容で調整するのがおすすめです。

たとえば、主食の量を控えめにして、野菜やたんぱく質中心にする、あるいは夕方に軽く食べておき、帰宅後は消化しやすい食事にするなどの工夫をしてみましょう。

食べると太りやすい時間帯も把握しておこう

太りにくい時間帯を意識するだけでなく、脂肪が蓄積されやすい時間帯も押さえておくと、食事の調整がしやすくなります。

ここでは、食べると太りやすいタイミングについて見ていきましょう。

就寝前の時間帯

就寝前の食事は、消費されるエネルギーが少ない状態で摂取することになります。

夜は体を休める時間帯に入るため、日中に比べて代謝が落ち、余ったエネルギーが体内に残りやすくなる点に注意が必要です。

とくに、寝る直前に主食や脂質の多い料理をとると、脂肪として蓄積されやすくなります。

たとえば、仕事後に空腹のまま帰宅して遅い時間にしっかり食べるなら、スープやヨーグルトなど消化に負担がかかりにくい食事ですませましょう。

就寝前に食べると睡眠の質にも影響するため、時間帯と内容の両方を意識することが重要です。

22時から深夜2時の時間帯

22時から深夜2時は、脂肪をため込みやすい時間帯です。

脂肪をため込む働きに関わる遺伝子が活発になりやすい時間帯であり、同じ食事でも日中より体に残りやすい傾向があります。

夜遅くに高カロリーの食事をとる習慣が続くと、体重増加につながりやすいため注意しましょう。

たとえば、仕事終わりに揚げ物や丼ものなどをしっかり食べてしまうと、消費されないエネルギーがそのまま蓄積されます。

帰宅時間が遅い場合は、主食の量を控えめにしてたんぱく質や野菜中心にする、あるいは夕方に軽く食べておくのがおすすめです。

ダイエットなら太りにくい時間帯以外も大切!食べても太らないコツ

食事の時間帯を整えるだけでは、体重管理がうまくいかないケースもあります。

ここでは、日常に取り入れやすい、食べても太りにくい具体的なコツを紹介します。

忙しいときは「分食」がおすすめ

夕食が遅くなりがちな場合は、1回の食事量を減らし、回数を分けて食べる「分食」を取り入れてみましょう。

たとえば、残業前の17〜18時頃におにぎりやサンドイッチ、ヨーグルトなどを軽く食べておき、帰宅後は野菜やたんぱく質中心の食事にすると、夜遅い時間帯のドカ食いを防げます。

空腹のまま帰宅すると一気に食べてしまいがちなので、食べる時間をずらすより、量を分ける意識が大切です。

朝食にたんぱく質を摂る

朝食では炭水化物だけでなく、たんぱく質を意識して取り入れることが重要です。

朝にたんぱく質を摂取すると、体内時計の調整に関わるホルモン分泌が促され、1日の代謝リズムを整えやすくなります。

たとえば、トーストだけで済ませるのではなく、卵やヨーグルトなどと組み合わせるのがおすすめです。

たんぱく質は満腹感が続きやすく、間食の抑制にもつながります

ゆで卵やチーズなどを一品加えるだけでも、食事のバランスを整えられるので試してみてください。

昼食はしっかり食べても安心

昼食は、1日の中でもエネルギーを消費しやすい時間帯にあたるため、過度に食事を控える必要はありません

活動量が多い時間にしっかり食べておくと、夕方以降の強い空腹感を抑えられます。

間食や夜の食べ過ぎを防ぐためにも昼食をしっかり食べましょう。

たとえば、主食・主菜・副菜をそろえた定食スタイルにすると、栄養バランスを保ちながら満足感も得やすくなります。

ただし、反対に昼食を軽くしすぎると、夕方以降に空腹感が強まるため注意が必要です。

野菜から食べる

食事の際は、主食より先に野菜から食べる順番を意識すると、血糖値の上昇が緩やかになります。

血糖値が急上昇するとインスリンが多く分泌され、余った糖が脂肪として蓄えられやすくなるのです。

そのため、体重管理のうえでは血糖値の急上昇を抑えることが大切です。

たとえば、サラダや味噌汁の具材から口にするだけでも、食後の血糖値の変化を穏やかにする効果が期待できます。

外食でも、定食の小鉢やサラダから食べはじめるように意識してみましょう。

一汁三菜を心がける

栄養バランスを整えるには、主食・主菜・副菜を組み合わせた「一汁三菜」を意識しましょう。

炭水化物だけに偏るとエネルギー過多になりやすい一方で、たんぱく質や野菜を組み合わせると満足感が高まり、食べ過ぎを防げます。

たとえば、ごはん・魚や肉・野菜のおかず・味噌汁といった一汁三菜にすれば、栄養の偏りを防ぐことが可能です。

外食の機会が多いなら、定食スタイルのメニューを選びましょう。

間食は1日200kcal以下に抑える

間食は完全にやめる必要はありませんが、1日200kcal以内を目安にすると摂りすぎを防げます。

食べる量の目安を決めておかないと、チョコレートやスナック菓子を無意識に食べ続けてしまうケースが少なくありません。

たとえば、個包装のお菓子を選ぶ、あらかじめ食べる分だけ取り分けるといった工夫をしてみましょう。

ナッツやヨーグルトなどを取り入れると、満足感を高めながらカロリーもコントロールできます。

まとめ|太りにくい時間帯を意識して体重を管理しよう

太りにくい時間帯は、体内時計のリズムと関係しています。日中はエネルギーが消費されやすく、夜は蓄積に傾きやすいのが特徴です。

食事の時間を整えるだけでも体重管理できるので、本記事で紹介した内容を無理のない範囲で取り入れてみましょう。

ただし、時間帯を意識すると同時に、食事内容や生活リズムを整えることも大切です。

3つをバランスよく意識することで、無理のない体重管理が続けやすくなります。

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太りにくい時間帯に関するよくある質問

朝の時間帯に食べなくても大丈夫?

朝食を抜いても直ちに体重が増えるわけではありませんが、空腹時間が長くなると昼食で食べ過ぎてしまいます。

昼食後に血糖値が急上昇するのを抑えるためにも、朝食をとりましょう

朝は忙しくて食事を用意する時間がないなら、ヨーグルトやバナナ、ゆで卵など少量でもかまいません。

とくに、生活リズムが乱れていると感じているなら、朝食をとるようにしてください。

間食はしないほうがいい?

間食は、必ずしも避ける必要はありません。食事の間隔が長く空くと強い空腹が生じるため、適度な間食はむしろ推奨されます。

ただし、血糖値の変動を抑えながら空腹感をコントロールするためにも、食べる量に注意しましょう。

たとえば、午後3時頃にナッツやヨーグルト、個包装の菓子を少量にとどめておくなど、だらだら食べ続けるのを避け、時間と量を意識するのがポイントです。

脂肪を溜めにくい時間帯は?

体を動かす時間はエネルギー消費が進みやすく、摂取した栄養がそのまま使われます。

したがって、脂肪をため込みにくい時間帯は日中の活動時間です。

とくに、朝から昼にかけては代謝が上がりやすく、食事の影響を受けにくい傾向があります。

一方、夜遅い時間帯は活動量が下がり、同じ食事の量でも体内に残りやすくなるため注意しましょう。