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冷えからくる血行不良にご注意!冷えは健康にも美容にも大敵です
冷えからくる血行不良にご注意!冷えは健康にも美容にも大敵です 皆様、こんにちは 。 本格的な冬が近づいて来ましたね。 これからの季節は、多くの女性はにとって厳しい季節です。特に手足の先の部分、抹消の冷えを感じやすい時期といえるのではないでしょうか。身体の冷えは、血行不良などを起こし、身体に様々な影響をもたらします。 今回は、この身体の冷えからくる「血行不良」についてお話しをしていきたいと思います。 私たちの体内で血液が循環することによって全身の細胞に酸素と栄養が運ばれているのはご存知だと思います。 運動不足や生活習慣の乱れ、冷えなどによって、血流が滞ると体の隅々まで酸素や栄養素が十分に運ばれない状況が起こります。 そのため、肩こりやむくみ、冷え性などの不調を来たします。 そこで、日頃から実践できて血行が良くなるための方法について紹介して行きたいと思います。 ▼血行不良が原因と考えられる症状 ・肩こり ・目の疲れ ・冷え性 ・むくみ ・肌荒れ 身体の冷えに対処するために 上野ような症状をきたす身体の冷え、この身体の冷えに対処するための方法を記してみました。 ① 適度な水分補給 体内の水分は、季節を問わず汗や尿として排泄されており、皮膚や呼吸からも自然と蒸発していきます。充分な水分を含んだ血液は、酸素と栄養素を全身へ運びます。体内の運搬には水は不可欠なので、こまめに水分補給されることをおすすめします。 ② 筋肉トレーニング 血液は筋肉によって送られるため、筋肉をつけることで、血液の流れがよくなります。下半身には大きな筋肉が多くあるためトレーニングにはオススメです。 ③ 定期的なストレッチ デスクワークなどで同一体位でいる時間が長いと、体が凝り固まって血流が停滞してしまいます。隙間時間に、両腕を組んで頭の上で伸びをしたり、足を伸ばしたりするだけでも効果的です。 ④ なるべく階段を使う 階段を使うことで、第二の心臓と呼ばれているふくらはぎが刺激を受け、脚全体の血流アップに繋がります。無理のない範囲で生活習慣として取り入れましょう。足の悪い方は、無理せずに、その場でできる踵の上げ下げ運動でも効果的です。 ⑤ 入浴の習慣をつける 37℃~40℃の湯船に少なくとも10分~15分程度浸かると、血流も良くなり、リラックス効果にもつながります。 ➅ 身体を温める食べ物 身体の冷えは、毎日の食事や、飲み物に注意することでも防げます。寒い時には、身体を温める食べ物を意識することが大切です。毎日の食事を意識することで冷え性からくる血行不良を撃退しましょう。 尚、食べ物は温かい冷たいといった食べ物の温度ではなく、食材そのものの性質を知ることが大切です。暖かくても体を冷やすものやその反対もあります。 身体を温める食べ物の例 ・ニンジン ・カボチャ ・人参 ・ゴボウ ・ジャガイモ ・タマネギ ・しょうが ・玄米 ・鮭 ・納豆 ・その他 身体を冷やす食べ物 ・ほうれん草 ・小松菜 ・キャベツ ・レタス ・ナス ・キュウリ ・タケノコ ・スイカ ・パイナップル ・メロン ・その他 血行不良による症状を感じている方は、無理のない範囲でこれらを生活に取り入れていただき、健康な体作りを行ってみてはいかがでしょうか。 ▼冷えに負けない身体づくり!継続した取組みが大切 ・小まめな水分補給 ・適切なトレーニング ・毎日のストレッチ ・行動週間(階段を使うなど) ・入浴(血行促進) 冬は冷えるものと対処しないと症状は治まりません。意識して冷えに対処すれば気持ちも前向きになり、冷えからくる症状に対処ができるようになるはずです。 冷えに負けないための習慣と身体づくりで血行不良を改善しましょう!
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季節の変わり目は体調を崩しやすい時期!健康を保つポイントを紹介
季節の変わり目になると、なんとなく体がだるい、頭が重いと感じることはありませんか? 「季節の変わり目は体調を崩しやすい」とよく言われますが、実際にそのような不調を感じる方は少なくありません。 この時期は、気温や気圧の変化が激しく、自律神経が乱れやすくなります。 その結果、頭痛や倦怠感、不眠などの症状が現れることも。 また、免疫力が低下し、風邪を引きやすくなる人も増える傾向にあります。 では、なぜ季節の変わり目は体調を崩しやすいのでしょうか? 本記事では、その理由を詳しく解説し、元気に過ごすための対策についてもご紹介します。 季節の変わり目が体調を崩しやすいのはどうして? 一般的に、「季節の変わり目は体調を崩しやすい」と言われます。 具体的には、昼夜の温度差が激しい季節の変わり目は、自律神経のバランスを崩しやすく、体調不良の原因となります。 特に9〜11月、3〜4月、6〜7月頃は、寒暖差が激しいため注意が必要です。 また、体調を崩しやすい原因は、気温の変化だけでなく、気圧も関係しています。 気圧が上がり下がりすると、自律神経のバランスが崩れやすく、体調不良になりやすいと言われています。 気圧が変わると、耳の中の三半規管がそれを感知し、脳に伝わります。 その結果、自律神経のストレス反応として、以下の症状が現れる場合があります。 頭痛 肩こり 不眠 倦怠感 目の疲労 肌荒れ めまい 血圧の上昇 慢性痛の悪化 気圧の変化により、情緒不安定や気分の落ち込みなど精神的な不調も現れることがあります。 このように、季節の変わり目は、気温と気圧の変化により体調を崩しやすくなります。 \まずは当院にお問い合わせください/ 体調を崩しやすい時期にも元気でいるためのポイント 季節の変わり目を健康で元気に過ごすには、自律神経のバランスを崩さないように心掛けることが大切です。 そのためには、以下のような取り組みが有効です。 規則正しい生活リズムを心がける リラックスできる習慣を持つ スポーツで体を動かす これらに気をつければ、体調を崩しやすい時期でも、元気な状態を保てます。 規則正しい生活リズムを心がける 免疫力を高めるためには、規則正しい生活を送り自律神経を安定させるのが重要です。 まずは、以下のポイントに気をつけて、生活リズムを整えましょう。 1日7〜8時間の睡眠を確保し、毎日同じ時間に起床する 食事の時間を一定にする なるべく決まった時間に入眠する 朝日を浴びて、体に生活リズムを覚えさせる これらを意識すれば、次第に生活リズムが定着します。 まずは起床時間を一定にするところから始めれば、リズムを作りやすいでしょう。 リラックスできる習慣を持つ 体調を崩しやすい時期でも、リラックスできる習慣を持ち自律神経を安定させれば、心身の健康を保つことにつながります。 以下の方法で、日々の生活にリラックスの時間を取り入れてみましょう。 湯船に浸かり、ゆっくりできる入浴を習慣づける 趣味に取り組み、楽しむ時間を持つ ラベンダーなど、鎮静作用のあるアロマを焚く 自律神経の乱れは、体調不良の原因です。 そして自律神経は、ストレスによって不安定になりがち。 つまりストレスを溜めないようにリラックスするのは、体調不良を避けるうえで効果的です。 スポーツで体を動かす 疲れすぎない範囲で、スポーツに取り組み体を動かすのも重要です。 適度な運動は、ストレス解消や免疫力の向上をもたらします。 睡眠の質も向上し、疲労回復を効率化する効果も得られるでしょう。 特にウォーキングやジョギングに取り組むのがおすすめです。 難しい場合は、簡単なストレッチやヨガに取り組むだけでも効果があります。 まとめ:体調を崩しやすい方はご相談ください 季節の変わり目は、気温だけでなく気圧も変化しやすい時期です。 どちらも、自律神経の乱れを引き起こし、体調を崩す原因となります。 季節の変わり目にも元気でいるためには、生活リズムを整える、リラックスする習慣を持つことが重要です。 また、適度な運動を生活に取り入れられれば、さらに良いでしょう。 さらに、体調を安定させるためには、免疫力を強化することも重要です。 免疫力を維持できれば、ウイルスに対する抵抗力が高まり、風邪などを引きにくくなるでしょう。 しかし、さまざまな要因で免疫は弱くなるもの。 そのような場合は、再生医療の「免疫細胞療法」によって免疫機能向上を目指し、健康な体作りをサポートできます。 季節の変わり目に体調を崩しやすい方は、ぜひ一度、当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \まずは当院にお問い合わせください/
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再生医療|手術不要、入院不要という治療法
皆様、こんにちは! ここ最近は、涼しい日も増えてきて秋の気配を感じています。 さて今回は、よくご質問をいただく、 当院での治療について「入院しなくても治療ができるのか?」「手術も不要というが本当か?」についてお話をさせていただきます。 結論から申し上げると、当院で扱う治療は、すべて入院の必要はございません。手術も不要ですので、ご安心ください! これまで他の整形外科等でで手術が必要だと言われていても、当院での「再生医療なら手術もちろん、入院も不要」です。 手術を避けるたい、入院不要で元の生活を維持したいなら再生医療は、入院も手術も避けることができます! しかも、治療後も普段通りの生活を送っていただけます。 そんなことが本当に可能なのか?! 再生医療はこれまでになかった新しい医療分野です。通常の医療機関では分からない、不明な点が多いのが正直なところです。 再生医療の疑問点やご質問、また自身の症状に合うかなどは、以下よりご遠慮なくお問い合わせください。 無料でご相談を受けて頂けます。 ※再生医療のことで/ご自身やご家族の症状について 気になることや、お悩み、ご質問があれば、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。 再生医療のリペアセルクリニック(東京、大阪) ・お電話なら無料でお問い合わせが可能です → 0120-706-313 ・メールでのお問い合わせも受け付け中 → こちらから 再生医療については → こちらをご参照ください
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【効果なし?】エプソムソルトの効果は9つあり!注意点も一緒に解説
「エプソムソルトはどんな効果があるの?」 「エプソムソルトを使うときの注意点は?」 皆さま!こんにちは。 ちらほら肌寒い日もみられるようになり、少しずつ秋に近づいてきていますね🍁 私はお風呂が大好きなのですが、寒くなってくるとずーっとお風呂の中に入っていたい気持ちになります。 今回は入浴時におすすめの「エプソムソルト」をご紹介します。 エプソムソルトは、硫酸マグネシウムと呼ばれる天然ミネラルで、体へのさまざまな効果が期待できるのがポイントです。 本文では、エプソムソルトに期待できる効果9つを始め、使い方と注意点もご紹介していくので、美容や健康を気にされている方はぜひ参考にしてみてくださいね。 エプソムソルトとは? エプソムソルト(Epsom salt)とは、海水などに多く含まれている天然ミネラルの純粋な結晶です。 別名は「硫酸マグネシウム(MgSO4)」と呼びます。硫酸マグネシウムは、下剤などの薬にも使われている成分です。 また、エプソムソルトは、ソルトの名前がつきながらも塩ではありません。 元は15世紀後半、イギリスロンドンの南にある「エプソム」の町で発見されたのが名前の由来です。 見た目が塩のようだったため「エプソム」の町で見つかった「ソルト」として「エプソムソルト」の名前で広まったといわれています。 昨今、日本でも軽いブームになっているようですが、ヨーロッパでは数世紀の永きにわたり、使われ続けています。皆さんにも、ぜひ一度使ってみてほしいと思います✨ エプソムソルトに期待できる効果【9つあり】 エプソムソルトをお湯に入れて入浴すると、お湯が柔らかくなります。何より体が温まるのは、寒い冬には嬉しいですよね。 実際に、エプソムソルトは以下のようなさまざまな効果が期待できるのがポイントです。 【エプソムソルトに期待できる効果9つ】 1.ダイエット:脂肪の燃焼、むくみに働きかける 2.体のデトックス:発汗を促して解毒作用が起きやすくなる 3.美肌:発汗、デトックスで新陳代謝が高まりやすくなる 4.体と心の疲労回復:全身が温まり疲労回復、温泉気分でリラックスできる 5.皮膚のバリア力:マグネシウムがセラミドを補修する 6.自律神経の調整:精神面でのリラックス、安眠に働きかけやすい 7.肌トラブル予防:水道水の塩素を中和し、柔らかなお湯で肌トラブル改善に期待 8.筋肉痛を緩和:筋肉がほぐれて、肩こりや腰痛の改善などに期待 9.PMSの緩和:女性の悩みに働きかける また、エプソムソルトの主成分のマグネシウムは、皮膚表面の角質であるセラミドの補修効果があるのをご存知でしょうか? 皮膚のバリア機能を高めてくれるので、皮膚がカサカサしがちな冬は、エプソムソルトを使った入浴がおすすめです。 エプソムソルトを使って入浴を続けると、マグネシウムを皮膚から吸収できるといった報告もあるなど、さまざまな効果が期待できるところが魅力です。 エプソムソルトの効果的な使い方 エプソムソルトを自宅で使うときは、以下の使い方を守ると、効果を引き出しやすくなります。 【楽しく入浴するために】 1.濃度は0.1〜0.2%(一般的な浴槽150Lのお湯に対し、150〜300g)※1 2.38〜40度でぬるめのお湯を使用する(熱すぎやぬるすぎると効果が出にくいため) 3.湯船はなるべく10〜20分は浸かるようにする(あまり短いと効果が出ません) 4.使い始めの1週間から10日ほどは、効果を引き出すために毎日使用したほうが良い ※1 参考:一般的な1人用の浴槽だと7~8割の湯量で150~200L また、エプソムソルトを入れた湯船のお湯は、シャンプーにもご使用いただけます。 ただ、あまり神経質にならずに「ポカポカして気持ち良い~!」と、エプソムソルトをリラックスして楽しむのが大切かもしれませんね。 エプソムソルトを使った入浴時は、体が温まって汗をかく場合があるため、脱水予防で入浴中も水分補給をおすすめします。 エプソムソルトを使う際の注意点 エプソムソルトの効果を引き出すには、長湯する必要があるため、お酒を飲んだあとに入浴するのは避けましょう。 飲酒時に長湯をすると血流が良くなり、アルコールが体にまわって負担がかかります。 ほかには、体調が良くないときも、エプソムソルトを使った入浴は、長湯で体力を使うので避けておくのが無難です。 また、エプソムソルトは体に働きかけられる良い面はありながらも、必ずしも効果が感じられない場合もあるかもしれません。 体に何かしらの不調や悩みを抱えておられる方は、再生医療での治療方法もございます。再生医療では、幹細胞を使い自然治癒力を引き出しながら、体の修復に働きかけます。 まとめ|エプソムソルトの効果を感じるには継続の使用がおすすめ エプソムソルトは美容や健康に嬉しい内容だと、ご理解いただけたのではないでしょうか。 一度使ってみたい方は、オーガニック系の商品を取り扱うお店を始め、インターネットで検索すれば購入できます。 また、選ぶときは効果を引き出すためにも、できるだけ純度が高い商品が良いでしょう。 エプソムソルトのなかには、アロマが含まれているものもあり、香りでリラックス効果を引き出せるので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。 また、体の不調を抱えて長年悩まれている方には、再生医療の選択肢もあります。 当院「リペアセルクリニック」では、メール相談や電話相談なども受け付けておりますので、まずはお悩みの相談だけでもぜひご利用ください。 【リペアセルクリニックへのご相談方法】 ・メール相談 ・来院予約 ・電話相談:0120-706-313(オンラインカウンセリングの予約) エプソムソルトの効果に関するQ&A エプソムソルトの効果に関して、よくある質問をまとめています。 Q.エプソムソルトは体に良くないの? A.いいえ、体に良くないことはありません。 硫酸マグネシウムの成分が入っており、体に対するさまざまな効果が期待できます。 ただし、お酒を飲んだあとや体調が良くないときなど、体に負担がかかりやすく、長湯するのを避けたほうが良い場面では使わないようにしましょう。 エプソムソルトの効果について詳細を振り返りたい方は、エプソムソルトに期待できる効果【9つあり】を参考にしてみてください。 Q.エプソムソルトは効果がないって本当? A.人によっては、エプソムソルトの効果が得られない場合もあります。 また、1週間から10日ほどは継続して使う必要があるため、数日程度だと思うような体感が得られないときもあるでしょう。 どのようなポイントを押さえておくべきなのかは、エプソムソルトの効果的な使い方の項目が参考になります。 Q.エプソムソルトと入浴剤の違いは? A.エプソムソルトと入浴剤の違いは、以下のとおりです。 ・入浴剤:医薬部外品 ・エプソムソルト(バスソルト):化粧品、雑貨、もしくは医薬部外品
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【油の黄金比】オメガ3とオメガ6の「理想的なバランス」知っていますか?
前回は、油は決して悪者ではなく、私たちの体にとって「非常に大切な栄養素」であるというお話をしました。特に「オメガ3・6・9」と呼ばれる油は、美容と健康の強い味方でしたね。 でも、ここでひとつ重要な落とし穴があります。 「体に良い油なら、何も気にせずどんどん摂ればいい」……実は、これは間違いなんです。 今回は、オメガオイルの効果を最大限に引き出すために知っておきたい、オメガ3とオメガ6の「摂取バランス(割合)」についてお話しします。 ただ摂るだけではもったいない! 賢く健康になるための「油の黄金比」をマスターしましょう。 オメガ3とオメガ6は「正反対」の働きをする? 私たちが食事から必ず摂らなければならない「必須脂肪酸」。 これには、以下の2種類がありました。 1. オメガ3脂肪酸(エゴマ油、アマニ油、青魚など) 2. オメガ6脂肪酸(サラダ油、ゴマ油、大豆油など) どちらも体内で作ることができないため、食べ物から摂る必要があります。 しかし最近の研究で、この2つの油は、体内でお互いに「正反対の働き」をしていることが分かってきました。 分かりやすく言うと、体の防御反応(免疫)における「アクセル」と「ブレーキ」の関係です。 オメガ6は「アクセル」:戦う力 オメガ6は、体内に侵入した病原菌と戦うために白血球を活性化させたり、怪我をした箇所の血を止めたりする働きがあります。つまり、体を守るためにあえて「炎症」を起こす、アクセルの役割です。 オメガ3は「ブレーキ」:鎮める力 逆にオメガ3は、過剰になった白血球の働きを抑制し、炎症を抑える働きがあります。アレルギー症状を緩和したり、血液をサラサラにしたりする、ブレーキの役割です。 車もアクセルとブレーキの両方が揃って初めて安全に走れるように、私たちの体もこの2つの油がバランスよく存在して初めて、健康を維持できるのです。 目指すべき黄金比は「1:4」 では、具体的にどのくらいの割合で摂ればいいのでしょうか? 厚生労働省の推奨などを加味した、理想的なバランスはずばりこれです。 理想の割合 = オメガ3 : オメガ6 = 1 : 4 オメガ3が「1」に対して、オメガ6は「4」程度。このバランスが保たれているとき、私たちの体は最も調子が良いと言われています。 現代人のバランスは崩壊している!? しかし、現代の日本人の食生活を調査すると、その割合はなんと「1 : 10」とも「1 : 20」とも言われています。 圧倒的に「オメガ6」を摂りすぎている状態です。 オメガ6(サラダ油や加工食品など)も必要な油ではありますが、比率が極端に増えすぎると、体のあちこちで「炎症(アクセル)」が効きっぱなしの状態になります。 これが、アレルギー症状の悪化や動脈硬化、生活習慣病のリスクを高める原因になってしまうのです。 バランスを整えるコツは「オメガ3」を意識すること 「大変!じゃあ今日からオメガ6を減らさなきゃ!」 そう思った方も多いはず。でも、外食や市販のお惣菜、スナック菓子など、現代の食事にはオメガ6がたっぷり使われており、これを極端に減らすのはなかなか難しいのが現実です。 そこで提案したいのが、「オメガ6を減らす」ことよりも、「オメガ3を増やす」ことに集中する作戦です! 今の食事スタイルは大きく変えず、意識的にオメガ3をプラスすることで、バランスを「1:10」から理想の「1:4」に近づけていきましょう。 今日からできるオメガ3チャージ 積極的に摂りたいのは、以下の食材やオイルです。 青魚を食べる イワシ、サンマ、サバ、アジなどの青魚には、良質なオメガ3(DHA・EPA)がたっぷり。お刺身なら熱で油が壊れることもないので最高です。 「生オイル」を活用する エゴマ油やアマニ油を1本常備しておきましょう。これらは熱に弱いので、加熱調理には使いません。 出来上がったサラダにドレッシングとしてかけたり、お味噌汁や納豆、コーヒーなどに小さじ1杯入れたりするだけでOKです。 まとめ:賢いバランスで健康を守ろう オメガ3とオメガ6、どちらも私たちには欠かせない大切な油です。 重要なのは「偏らないこと」。 オメガ3(魚、アマニ油) 意識して積極的に摂る! オメガ6(サラダ油、加工食品) 無意識に摂れているので、摂りすぎに注意。 このイメージを持つだけで、あなたの細胞レベルでの健康状態が変わってくるはずです。 ぜひ今日のご飯から、「あ、これはオメガ3かな?」と意識してみてくださいね!
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紫外線による髪へのダメージを防ぐ!髪の日焼け対策
紫外線による髪へのダメージを防ぐ!髪の日焼け対策 顔や身体の日焼け対策を行う人は多いと思いますが、髪の毛や頭皮も日焼け対策を行っていますか? 髪に紫外線が長時間当たると、髪の表面のキューティクルに多くのダメージが発生、乾燥や色あせなどがおこります。 実際に乾燥すると、枝毛や切れ毛、アホ毛(笑)と呼ばれる短い毛が目立つようになり・・・また水分量が失われ、毛先のパサつきや頭皮のカサつきによりフケの発生や、赤み、かゆみに繋がっていきます。 特にカラーをされているなどの場合、すでに傷んでる状態なので注意が必要です。 紫外線の髪へのダメージ! ・紫外線は、髪のキューティクルにダメージを与えます ・紫外線で髪の乾燥、色あせが進行します ・紫外線による乾燥で髪の水分量が失われます ・紫外線による乾燥が髪をパサつかせます ・紫外線で頭皮が乾燥、カサつき、フケの発生、赤み、かゆみが起こります ・毛染めなどカラーに注意!髪の傷みに紫外線が更にダメージを与えます 紫外線対策として外出時には、肌に日焼止めクリームしっかり塗って、日傘をさせば紫外線対策は万全だと思われている方が多いと思います。このように肌の紫外線対策にこだわる方が多い一方、髪にはそこまで注意をはらわれない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで日頃から、頭皮や髪の毛にダメージを与えない為にも、帽子や日傘、昨今では髪への「日焼け止めスプレー」などがあるので、髪にもしっかり紫外線対策をして外出しましょう!このように髪も紫外線から守ってあげる意識が必要です。上にも書きましたが紫外線を浴びることで髪はもちろん、頭皮にもダメージを与えます。 また入浴時の洗髪にもご注意ください。できるだけ、たくさんの泡で洗うと髪同士の摩擦の軽減になります。 同時にヘアブラシなどでマッサージを行うと、頭皮の血流改善、お顔のリフトアップにも繋がりますよ! 入浴後も髪の毛が濡れた状態で放ったらかしにしておくと、ダメージの原因になりますので、早めにドライヤーで乾かし、髪の毛美人を目指しましょう♪ 紫外線について知っていて欲しいこと 紫外線の対策で知っておきたいこととして、髪や頭皮をはじめ美容面から見た紫外線は、髪やお肌に対して迷惑なもので女性とはいわず大敵になります。しかし、私たちの体にとって無くてはならないビタミンを必須ビタミンといいますが、その中でも「ビタミンD」は、紫外線を浴びることで作り出していることをご存知でしょうか? このビタミンDは、骨の材料となるカルシウムの吸収を助けてくれ、女性が起こしやすい病気である「骨粗鬆症」や「骨軟の病気」にも大切な存在です。 しかも、ビタミンDは不足すると「卵巣がん」や、「大腸がん」の心配さえある大切な栄養素です。 つまり、ビタミンDは女性にとって不可欠な存在ながらも、髪への悪影響や、日焼け、シミやそばかすという女性にとって不必要なものでもあるのです。 健康に大切であっても紫外線は髪の健康と女性に大切な美容面からも避けたいもの。ということは、ビタミンを紫外線以外から接種できれば問題が無くなるはずです。 紫外線が影響するビタミンDの働き ・紫外線は髪や肌に有害 ・人間の必須ビタミンであるビタミンDは紫外線から育まれる ・ビタミンDは、カルシウムの吸収を補助 ・骨の成長を助ける ・骨粗鬆症を防ぐ ・骨軟の病気を防ぐ ・不足すると卵巣がん、大腸がんを防ぐ 紫外線の問題を食事でカバーする? この紫外線!ビタミンDを得るために必須ながらも女性にとって美容は同じぐらい大切ですね! 紫外線は浴びたくないですがビタミンDは必要なのです。 そこで、紫外線を浴びることなく、このビタミンDを補給するための方法があるのです。 それが食事から摂取する方法です。 この食品について、卵黄をはじめ、魚類に多く鰹や、しらす干し、鰯、鮭、さんまなど。その他、干椎茸、舞茸、きくらげなどのキノコ類がビタミンDを採ることが可能なのです。 髪のダメージをカバーしてくれる「ビタミンD」を多く含む身体に良い食品 ・卵黄 ・鰹 ・しらす干し ・鰯 ・鮭 ・さんま ・干椎茸 ・舞茸 ・きくらげ 紫外線の髪へのダメージを防ぎながらも、必須であるビタミンDを食べ物にこだわって摂取するようにして欲しいと思います。 紫外線から髪のダメージを守り、美容と健康を両立するためにも食べ物に注意して健康的に髪を守りましょう!! 以上、「紫外線による髪へのダメージを防ぐ!髪の日焼け対策」というテーマで記しました。
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夏の冷えに負けない体を作る!冷房対策や生活習慣の改善法を紹介
夏の暑さが続く季節は、冷房などの影響から体の冷えを感じることがあります。 とくに、オフィスで長時間働く方や家庭で家事に追われる主婦の方は、気づかないうちに手足が冷えていたり、だるさや疲れを感じたりするケースも少なくありません。 本記事では、夏の冷えが体に与える影響や、日常生活で取り入れやすい冷え対策をわかりやすく紹介します。 快適に過ごせるよう、日々の生活に無理なく取り入れていきましょう。 夏の冷えが体に与える影響とは? 冷房の効いた空間で長時間過ごしたり、冷たい飲み物や食べ物を摂りすぎると、手足や体が冷えやすくなり、血流が悪くなることがあります。 冷えによって血流が悪くなると、体の隅々まで栄養や酸素が行き渡りにくくなり、気づかないうちに体調不良につながる場合もあります。 また、手足の冷えだけでなく、全身のだるさや疲れやすさなど、日常生活に影響を与える可能性もあるため、軽視できません。 夏の冷えからくる体調不良とは、どのような症状なのか次で紹介します。 夏の冷えが引き起こす体調不良 冷えによる体の不調は「暑さのせい」と見過ごしがちですが、実は夏の冷えが大きな体調不良の原因になっている場合もあります。 体が冷えると現れる主な症状は、次のとおりです。 頭痛 肩こり 胃腸の不調 さらに、冷えによって自律神経のバランスが乱れると、寝つきが悪くなったり、食欲が落ちたりなど、日常生活のリズムにも影響が出やすくなります。 夏でも冷えを感じる原因 夏は暑いイメージがありますが、実は冷房や生活習慣の影響で、思った以上に体が冷えやすくなっています。 オフィスや自宅で長時間冷房の下にいると、外の暑さとの温度差で体温調節がうまくできず、手足や体が冷えやすくなります。 また、食生活も大きな影響を与える原因の一つです。 冷たい飲み物やアイス、そうめんなどの冷たい食事が続くと、内臓の温度が下がり、血流が滞りやすくなります。 さらに、運動不足や不規則な生活習慣も、体の血行や自律神経の働きを弱め、冷えを感じやすくする原因になります。 夏の冷えは単に室温の問題だけでなく、食事や生活習慣など、さまざまな要因が重なって起こるのです。 冷房対策で夏の冷えを防ぐ!実践的な3つの方法 冷房の効いた室内では、空気が乾燥しやすく、体の熱が奪われやすくなります。 また、同じ姿勢で長時間座っていると筋肉の働きが低下し、血流が滞りやすくなるため、手足の冷えだけでなく、肩こりや疲労感、集中力の低下など、日常生活にもさまざまな影響が出やすくなります。 ここで、夏の冷えを防ぐために日常生活で取り入れやすい3つの実践的な方法を紹介します。 冷房が直接体に当たらないように工夫する 冷房の風が直接体に当たると、体温が下がりやすく、血流も滞りやすくなります。 とくに冷房の効いたオフィスでは、風が直接当たることが多いため、体が冷えがちです。 扇風機を併用して風の流れを調整したり、風向きを変えて体に直接当たらないように工夫するだけでも、冷えの予防につながります。 また、冷房の風が強い時間帯などがある場合は、席を少し移動したり、角度を調整するなどの工夫も効果的です。 冷房の設定温度を見直す 冷房を強く効かせすぎると、体温が下がり過ぎて血流や自律神経に負担がかかり、体調不良を招きやすくなります。 そのため、冷房の設定温度を28度前後にするなど、外気との差が大きくなりすぎないような温度調整が大切です。 温度差が少ないと、体が無理なく体温調節でき、手足の冷えや肩こり、だるさなどの不調を防ぎやすくなります。 冷房からの冷えを守る服装を選ぶ 冷えやすい部分をカバーする服装を取り入れると、体温の低下を防ぎやすくなります。 薄手のカーディガンやショールを羽織ったり、靴下やレッグウォーマーで足元を温めることは、オフィスや自宅でも手軽にできる対策です。 さらに、首元や腰回りなど、冷えが気になる部分を軽く覆うことで血流の滞りを防ぎ、冷えによるだるさや疲れを予防できます。 服装を工夫するだけで、冷房の効いた空間でも快適に過ごせるようになります。 夏の冷えを防ぐための生活習慣改善法 夏の冷えを防ぐためには、日常生活の中で体を内側から温める工夫や血流を促す習慣を取り入れることが大切です。 ここで、夏の冷えを予防するために取り入れたい生活習慣の改善法を3つ紹介します。 食生活を見直す 冷たい飲み物やアイスなどを摂りすぎると、体の内側から冷えてしまうため、体を温める作用のある食材を積極的に取り入れることが大切です。 なかでも、生姜やにんじん、かぼちゃなどの根菜類は、血流を促し、体温を上げる効果があります。 また、スープや味噌汁などの温かい汁物を食事に取り入れるだけでも、冷えの予防につながります。 さらに、1日の中で温かい飲み物をこまめに摂ると、外出時やオフィスでの冷えを和らげる簡単な対策になります。 定期的な運動で血行を促進する 体を動かすことで血流が良くなり、手足の冷えやだるさを防ぎやすくなります。 たとえば、オフィスでは席を立ってストレッチや肩回し、足首回しを行う、階段を使う、通勤時に一駅分歩くなど、無理なく体を動かせる工夫がポイントです。 また、自宅ではヨガやラジオ体操などの軽い運動を行うと、血流が改善され、体が温まりやすくなります。 定期的に運動することで、冷えにくい体質づくりにもつながります。 快適な睡眠環境を作る 質の良い睡眠は、翌日の血流や体温調節の働きにも影響するため、冷えを感じにくい体を作るうえでも大切な習慣です。 とくに冷房の効きすぎた寝室では、薄手の毛布やパジャマで体を温め、寝返りで体温を調整できるようにすると快適に眠れます。 また、寝具を工夫して、体温が下がりすぎないように調整したり、室温や湿度を適度に保つことも大切です。 夏でも快適に過ごすための冷え対策アイテム オフィスや自宅など、冷房の効きすぎた環境では、体が思った以上に冷えてしまう場合があります。 温度調整が自由にできない場所でも、便利な冷え対策アイテムの活用で、手軽に体を温め、快適に過ごすことが可能です。 ここで、日常生活でも取り入れやすい、夏の冷え対策アイテムを紹介します。 冷房対策グッズ 冷房が効きすぎている環境では、風向きや温度を直接調整できない場合があります。 そんなときは、加湿器や冷風ガードなどの冷房効率をコントロールするグッズがおすすめです。 たとえば、卓上型の小型加湿器を使用すると、湿度が適度に保たれ、体感温度が上がりやすくなります。 また、冷風ガードや扇風機を活用して風向きを変えると、冷たい風が直接体に当たるのを防げます。 足元を温めるアイテム 手足は冷えを感じやすい部位のひとつです。 とくにデスクワーク中は、足下が冷えやすくなるため、ヒートパッドや足温器などのアイテムを活用すると効果的です。 足下を温めるアイテムの使用で、血流が促進され、冷えによるだるさや疲労感を和らげることができます。 オフィスでは薄型タイプやUSB給電タイプのヒーターのものを選ぶと、周囲の邪魔にならず手軽に使用できます。 血行促進グッズ 冷えや血流の悪化を改善するために、血行を促すアイテムもおすすめです。 冷房で体が冷えると、手足の先だけでなく全身のだるさや疲れやすさにもつながるため、血行促進アイテムを活用することで、冷えによる不調を軽減しやすくなります。 とくにマグネシウム入りの入浴剤や温熱パッドを使用すると、体の内側からじんわりと温まり、血流が促されます。 温熱パッドは自宅だけでなく、オフィスでも使えるタイプが多く、日常生活に無理なく取り入れやすいです。 まとめ|生活習慣の見直しや身近なアイテムで冷えを防いで快適な夏を過ごそう 夏の冷えは、手足や全身のだるさ、疲れやすさといった体調不良につながる場合がありますが、日常の生活習慣の見直しで、冷えを予防することが可能です。 また、オフィスや自宅など冷房の効きすぎた環境では、身近な冷え対策アイテムの活用が有効です。 生活習慣の改善と対策アイテムの活用により、夏の冷えによる不調を防ぎ、快適で活動的な毎日を過ごせます。 暑さと夏の冷えの影響を受けにくい、健康的な体づくりを少しずつ始めてみましょう。
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筋肉トレーニング始めました☆
お家での時間がまだまだ長い為 ホームジムを開設しました♪ おしりの筋肉が欲しく筋トレに励んでいる日々です\(^^)/ 可動式ダンベルで負荷をかけてやっています☆ 薄着になる季節だからこそ 頑張りたいと思います! 身体の筋肉のほとんどが下半身にある為しっかりケアしていきたいですね。 筋肉トレーニングをすることで 膝などの痛みの予防が期待できます! 身体で1番大きな筋肉が太ももにあり、それが大腿四頭筋です。 なんだか難しい聞き慣れない名前ですよね。 歩く時や階段の昇り降りでの動作等で重要な役割をしている筋肉です! おしりや太ももの大きな筋肉(大腿四頭筋)を鍛えることで 代謝があがり良いことづくしですよ・・・♪ ご高齢の方は特に筋肉量が減るとバランスを崩しやすくなり、 よろけて転倒し怪我に繋がるケースもあります。 特に女性は骨粗鬆症になりやすく、お年を重ねる事に筋肉が必要となります! 太ももを鍛えることで肥満予防にも繋がりますので 自身の膝のためにもトレーニングを初めてみませんか? リペアセルクリニックでは お客様の症状に合わせたアドバイスもさせていただいておりますので お気軽にお問い合わせ下さいませ。
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レッグウォーマーの効果を紹介|温活して病気を予防しよう
足元の冷えやむくみが気になる方は多いのではないでしょうか。 とくに、冬場や冷房の効いた室内では血行が悪くなりやすく、足の冷えが慢性化しやすくなります。 冬の寒さや冷房による足元の冷えが気になるときには、レッグウォーマーが役立ちます。 レッグウォーマーは、足首からふくらはぎまで温めることで血流を促し、冷えやむくみを和らげる保温アイテムです。 また、就寝時に着用することで、睡眠の質の向上や免疫力の維持にもつながるといわれています。 本記事では、レッグウォーマーの効果や選び方、温活を取り入れる方法ついて詳しく解説します。 冷え対策をしながら健康的な生活を送りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。 レッグウォーマーの効果 レッグウォーマーで足を温めることで、さまざまな健康効果が期待できます。 足を温めることで血行が促進され、冷え性の緩和や足のむくみが軽減します。また、適度な温かさによって筋肉の緊張がほぐれ、心地よいリラックス効果をもたらすのも特徴です。 体の冷えは免疫機能に影響を与えることが知られています。特に足元からの冷えは、全身の体温低下につながり、免疫細胞の働きを弱める可能性があるのです。 しかし、すでに免疫機能の低下が気になる方には、より積極的なアプローチも検討しましょう。 免疫力の向上を目指すには、再生医療の一つ「免疫細胞療法」も選択肢として挙げられます。興味がある方は、以下をご覧ください。 レッグウォーマーの使い方 レッグウォーマーを使う時は、以下の点を意識しましょう。より良い効果が得られます。 足首から膝までを覆うように装着する 足首を締め付けないようにする 足首から温めることで、より高い血行促進効果が得られます。 また、血流を止めないため、締め付けすぎには注意しましょう。 その他、ボトムスに重ねる形で装着する方法もあります。 その場合は、保温効果が向上します。 ただし、足に炎症や怪我がある場合、無理に装着しないようにしましょう。 後ほど解説するように、就寝時に着用するのもおすすめです。寝つきの改善やリラックスなどの効果が得られます。 レッグウォーマーとともに取り入れたい温活の方法 レッグウォーマーは冷え対策に効果的ですが、生活習慣の工夫によってさらに体を温める効果を高められます。 体を温める「温活」として以下の習慣を取り入れてみましょう。 体を温める食事を摂る 運動をする 温かいお風呂に入る それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。 体を温める食事を摂る 体を内側から温めるためには、栄養バランスの良い食事が重要です。 特に、血行促進が期待できる生姜、にんにく、唐辛子などの香辛料や、体を温める作用のある根菜類(にんじん、ごぼう、大根など)を積極的に摂ると効果的です。 また、代謝を高めるためには筋肉量が重要です。そのため、筋肉のもととなるたんぱく質(肉、魚、卵、大豆製品など)を意識的に食事に取り入れましょう。 温かいスープや煮込み料理、ジンジャーティーなど、体を温める効果のあるメニューがおすすめです。 運動をする 適度な運動には体温を上げ、全身の血行を良くする効果があります。 特に、ふくらはぎを意識した運動を取り入れると、血液循環がスムーズになり、足元の冷え対策に効果的です。 軽いウォーキングやストレッチを習慣にする つま先立ちをして、かかとを上げ下げする 足首をまげたり伸ばしたりする 簡単な動きを取り入れるだけでも、血流が良くなり、体が温まりやすくなります。冷えが気になるときは、意識的に体を動かしてみましょう。 温かいお風呂に入る 温かいお風呂に入ることで、全身の血行が良くなり、疲労回復にも役立ちます。 寒い季節や冷えが気になるときは、以下のポイントを意識して入浴しましょう。 40℃前後のぬるめのお湯に10~15分浸かる 全身浴と半身浴を使い分ける 入浴剤を活用する 入浴後すぐにレッグウォーマーを着用する 熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、リラックスしにくくなるため、ぬるめのお湯でじっくり温まるのが理想的です。 全身浴は短時間で体を温め、半身浴はゆっくり温まるのに適しています。体調や時間に合わせて選びましょう。 また、炭酸ガス系の入浴剤は血行促進を助け、温浴効果を高める働きがあります。 入浴後は湯冷めを防ぐために、温かいうちにレッグウォーマーを履けば、体の熱が逃げにくくなります。 寝る時にレッグウォームを使う 睡眠時にレッグウォーマーを着用すると、以下の効果が得られます。 足先の冷えが改善され、入眠しやすくなる 血行が良くなることで、リラックスしやすくなる 体温が安定し睡眠の質が向上する もし寝つきの悪さや眠りの浅さを感じているなら、レッグウォーマーを装着しながらベッドに入るのがおすすめです。 リラックスした状態で、ぐっすりと休める環境を整えましょう。 レッグウォーマーの選び方 レッグウォーマーを選ぶ時は、素材に注目するのが重要です。それぞれの特徴を理解し、用途や季節に合ったものを選びましょう。 麻・綿:蒸れにくく、使用感が良い ウール:速乾性が高く、汗が気にならない 絹:肌触りが良く、快適に使用できる また、素材だけでなく足にフィットしたサイズを選ぶのも大切です。 サイズが合わないと、締め付けが強すぎたり、ずり落ちたりして快適に使用できません。 フィット感を確認しながら、自分に合ったレッグウォーマーを選びましょう。 まとめ|レッグウォーマーを活用して免疫力を高めよう レッグウォーマーは、足元を温めることで血行を促進し、冷えの改善や免疫力の維持に役立つアイテムです。 冷えは血流の低下を引き起こし、免疫力の低下にもつながります。 特に、足元が冷えると体温調節が難しくなり、風邪をひきやすくなることもあります。 日常的にレッグウォーマーや温活を取り入れて、冷え性や免疫力低下の対策をしましょう。 風邪や感染症にかかりやすい、疲れやすいと感じることが多い方は、再生医療の免疫細胞療法という選択肢もあります。 免疫機能を高めることで、風邪をひきにくくするなどの健康維持が期待できます。 再生医療をご検討の際は、ぜひ当院(リペアセルクリニック)へご相談ください。 \まずは当院にお問い合わせください/
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コロナ太りにご注意を!その一口が膝への負担!
コロナ太りにご注意を!その一口が膝への負担!? こんにちは。 最近は緊急事態宣言の影響もあり、おうちにいる時間が増えましたね。 そんな中、外出自粛により運動不足やストレスから、「太っちゃった!」というお声をよくお聞きするようになりました。 太る!と自分で分かっていても「これぐらいなら」と、つい食べてしまうことってありませんか?!・・・、体重管理は本当に大変です。 何故なら、食べ過ぎや運動不足などが起こるとどうしても、体に必要以上のエネルギーが蓄積されてしまうからです。このエネルギーが問題で、主に脂肪として体内に貯められてしまいます。 脂肪は過剰になると健康をはじめ、色々な面で身体に悪影響を及ぼしかねないのが問題です。中でも脂肪が蓄積すると体重が増え、その体重を受け止める下半身に負担を与えることになり、特に膝への負担が大きくなります。 ご存知ですか?下半身には体重以上の重さがかかっていることを?! 実は、歩行時、交互に踏み出す片膝には、なんと体重の3〜4倍の重量がかかると言われています。さらに階段の昇降時には片膝に対して4〜5倍もの重さがかかるそうです。 つまり、体重が1Kg増加すると、3〜5Kgも負担が膝に対して余計にかかってしまうことになります。 体重に係る負担 ・歩行時:片膝に体重の3~4倍 ・階段の昇降時:片膝に体重の4~5倍 ⇒ 1㎏体重が増加すると3~5㎏の負担が増加 これって恐ろしくありませんか? でも、その逆に体重が1㎏減少すると3~5㎏の負担が低減されるってことになります! ということは・・・もし、膝に違和感をお感じなら体重をたった1kgでも減らすだけでも膝への負担が大きく減るということですよね。このことを知っていただければ体重管理の励みになるのではないでしょうかぜひ一度、毎日の食事や生活習慣を見直すことで、ご自身の体重管理に取り組まれてはいかがでしょうか。 間食を食べたくなったら、膝への影響を考えましょう!!増やすより減らさなきゃと「ぐっ」と我慢のしどころです。 膝の負担を考えることでダイエットできれば・・・いうことないですね! お膝の痛み、違和感などありましたら、些細なことでもご相談ください。患者様の状態に合わせた運動指導なども行っております。 コロナ太りを予防して、健康で安全な毎日を送りましょう!
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【油の基礎知識】オメガ3・6・9の違いとは?健康に必要な「体に良い油」の選び方
「油(脂質)」と聞くと、皆さんはどんなイメージを持ちますか? ダイエット中の方なら、「太るから敵!」「できるだけ避けるべきもの」と思ってしまいがちですよね。 でも実は、油(脂肪)は、私たちが生きていくために欠かせない炭水化物やタンパク質に並ぶ「3大栄養素」のひとつなんです。 もちろん摂り過ぎれば肥満や生活習慣病の原因になりますが、逆に控え過ぎてしまうと、免疫力が下がったり、お肌がカサカサに乾燥してしまったりと、美容と健康に悪影響を及ぼすこともあります。 大切なのは「油を断つこと」ではなく、「体に良い油を選んで摂ること」。 最近よく耳にする「オメガ3・6・9系オイル」。 これらが一体どんな油で、私たちの体にどう良いのか、スーパーでどの油を選べばいいのか、わかりやすくお話ししていきますね。 まずは基本!油は「固まるか、サラサラか」で分かれる 油について詳しくなるための第一歩は、大きく2つの種類があることを知ることから始まります。 少し専門的な言葉になりますが、「飽和脂肪酸(ほうわしぼうさん)」と「不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん)」という言葉、聞いたことはありませんか? 名前は覚えなくても大丈夫。「常温で固まるか、液体のままか」というイメージを持つだけでOKです! 常温で固まる「飽和脂肪酸」 バターやラード(豚の脂)、牛脂、ココナッツオイルなどがこれにあたります。 冷蔵庫に入れたり、冬場の寒い部屋に置いたりすると白く固まりますよね? 肉類や乳製品など、動物性の脂肪に多く含まれるのが特徴です。 エネルギーとして大切ですが、摂り過ぎると悪玉(LDL)コレステロールを増やし、血液ドロドロの原因になってしまうことも。体内で作ることもできる油なので、現代の食生活では「意識して控える」くらいでちょうど良いかもしれません。 常温でサラサラな「不飽和脂肪酸」 今回の主役はこちらです! オリーブオイルやゴマ油、魚の油など、植物や魚に含まれる油のこと。これらは低い温度でも固まりにくく、常温では常にサラサラとした液体です。 この「サラサラした油」の中に、健康のカギを握る「オメガ3・6・9」が含まれているんです。 体内で作れない?重要なのは「必須脂肪酸」かどうか さて、ここからが本題です。 同じ植物性のサラサラした油でも、「オメガ3」「オメガ6」「オメガ9」のどれに分類されるかで、体への働きかけが全く違います。 ここで一番のポイントになるのが、「自分の体の中で作れるか、作れないか」という点です。 人間が体内で作り出すことができない油のことを「必須脂肪酸」と呼びます。 「必須」という名前の通り、「食事から必ず摂らなければならない、生きていくために必要な油」という意味です。 では、それぞれのオイルの特徴を見ていきましょう。 【オメガ9系】加熱に強い万能選手(オレイン酸) 代表的な油:オリーブオイル、アボカドオイル、米油など オリーブオイルに代表されるオメガ9系(オレイン酸)は、実は体内で作り出すことができるため、「必須脂肪酸」ではありません。でも、健康効果は抜群です。 最大の特徴は「酸化しにくい(熱に強い)」こと。 加熱調理に使っても油が劣化しにくいので、炒め物など普段のお料理にとても使いやすいんです。 さらに嬉しいのが、善玉(HDL)コレステロールは下げずに、悪玉(LDL)コレステロールだけを下げてくれる働きがあること。腸の働きを活発にして便秘予防にも役立つと言われているので、毎日の食卓のメインオイルとしておすすめです。 【オメガ6系】摂りすぎに注意したい必須脂肪酸(リノール酸) 代表的な油:サラダ油、ゴマ油、コーン油、グレープシードオイルなど こちらは体内で作ることができない「必須脂肪酸」です。 「じゃあ、たくさん摂らなきゃ!」と思うかもしれませんが、実はちょっと注意が必要な油なんです。 オメガ6系(リノール酸)は、コレステロール値を下げる効果がある一方で、摂りすぎるとアレルギーや炎症を悪化させたり、動脈硬化のリスクを高めたりすると言われています。 現代の食生活では、加工食品や外食、スナック菓子などにこのオメガ6系の油が多く使われているため、知らず知らずのうちに「過剰摂取」になりがち。 「意識して摂る」というよりは、「質の良いものを選んで、摂りすぎないように気をつける」というスタンスが正解です。 【オメガ3系】現代人に一番足りない油(α-リノレン酸) 代表的な油:アマニ油、エゴマ油、青魚(DHA・EPA)など 今、最も注目されているのがこのオメガ3系です。 オメガ6と同じく体内で作れない「必須脂肪酸」ですが、こちらは現代人に圧倒的に不足していると言われています。 オメガ3には、血中の中性脂肪を減らして血液をサラサラにしたり、脳の働きを助けたり、アレルギーなどの炎症を抑えたりと、素晴らしい効果がたくさん! ただし、非常にデリケートで熱に弱いという弱点があります。 加熱調理には向かないので、ドレッシングとしてサラダにかけたり、お味噌汁や納豆に食べる直前に回しかけたりと、「生のまま」食べるのがコツです。 まとめ:油の特徴を知って使い分けよう いかがでしたか? 油といっても、「控えるべき油」もあれば、「積極的に摂るべき油」もあることがお分かりいただけたでしょうか。 オメガ9(オリーブ油など) 加熱料理に使いやすく、悪玉コレステロール対策に。 オメガ6(サラダ油など) 体に必須だけど、摂りすぎには注意。 オメガ3(アマニ油・青魚) 現代人に不足しがち。熱を加えず生で積極的に! スーパーにズラーッと並ぶ油の棚を見たときは、ぜひこの話を思い出して、目的に合わせた「体に良い油」を手に取ってみてくださいね。 「よし、じゃあ体に良いオメガ3をボトルで飲もう!」 ……と思った方、ちょっと待ってください! 実は油の摂り方には、健康効果を最大にするための「黄金比」があるんです。 次回は、知らないと損をする「オメガオイルの摂取割合(バランス)」について、詳しくお話ししますね。 ▼次は、知っておきたいオメガ油の「摂取割合」について!
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食欲が止まらないのは病気のサイン?よくある疾患と対処法を紹介
「最近、いくら食べてもお腹が空く」「間食がやめられない」などのお悩みを抱えていませんか? 一時的なストレスや睡眠不足が原因となることもありますが、実は食欲の異常が病気のサインであるケースもあります。 本記事では、食欲が止まらなくなる生理的な要因から、注意が必要な疾患、具体的な対処法や予防策までわかりやすく解説します。 「ただの食べ過ぎ」で片付けず、自分の体からのサインに気づくためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。 食欲が止まらない人によくある生理的な原因 「食欲が止まらない」と感じる場合、その背景には病気だけでなく、生理的な要因が関わっていることが多いです。 ここでは、日常的によく見られる生理的な原因について以下の4つを解説します。 ストレス過多 睡眠不足・疲れの蓄積 糖質の摂りすぎ 糖質依存(生理前)|女性の場合 ストレス過多 ストレスを感じると、自律神経のバランスが乱れ、食欲をコントロールするホルモンの分泌に影響を及ぼします。 とくにストレスが長期化すると、脳が「快楽物質」であるドーパミンやセロトニンを得ようとし、高カロリーな食べ物を求める傾向が強まります。 「ストレス太り」という言葉があるように、無意識に間食や過食を繰り返すことで太ってしまう場合もあるのです。 睡眠不足・疲れの蓄積 睡眠不足は、食欲を刺激するホルモン「グレリン」の分泌を増やし、食欲を抑えるホルモン「レプチン」の分泌を減少させるといわれています。 その結果、満腹感を感じにくくなり、必要以上に食べてしまうことがあるのです。 また、慢性的な疲労も脳の判断力を鈍らせ、誤って「エネルギーを補給しなければ」と錯覚し食欲が過剰に高まる原因となります。 糖質の摂りすぎ 糖質を多く含む食品を頻繁に摂取すると、血糖値が急上昇・急降下しやすくなるため、空腹感が生じやすくなります。 とくに白米やパン、スイーツなどの精製された炭水化物は、血糖値の変動が激しく、短時間で再び強い空腹を感じる悪循環を生み出します。 このような食生活が続くと、常に「もっと食べたい」と感じる状態が続きやすくなるため、糖質制限などの手段を取ることが望ましいです。 糖質依存(生理前)|女性の場合 女性の場合、月経前にプロゲステロンというホルモンの分泌が増加し、体が栄養を蓄えようとするはたらきが強くなります。 これにより、普段よりも食欲が増す傾向があります。とくに甘いものや脂っこいものを欲しやすくなるのは、この影響です。 これは自然な身体の反応ではありますが、月経前の体調変化を理解しておくことで、過食を防ぐ意識づけにもつながります。 しばらく食欲が止まらないのは病気かも?考えられる疾患 一時的な生理的要因ではなく、数週間以上にわたって食欲が止まらない状態が続いている場合、何か疾患が隠れている可能性があります。 以下では、食欲異常と関係する代表的な疾患を紹介します。 2型糖尿病 甲状腺機能亢進症(バセドウ病) うつ病・双極性障害 過食障害(BED) 睡眠時無呼吸症候群 クッシング症候群 2型糖尿病 2型糖尿病では、インスリンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」や、インスリンの分泌不足が起きることで、血糖値のコントロールが難しくなります。その結果、細胞に十分なエネルギーが届かず、常に空腹を感じてしまうのです。 さらに、血糖値が不安定になると満腹感を司るホルモンバランスも乱れやすく、食べてもすぐに空腹になる悪循環に陥ることがあります。 甲状腺機能亢進症(バセドウ病) 甲状腺ホルモンが過剰に分泌される甲状腺機能亢進症(代表的な疾患がバセドウ病)にかかると、身体の代謝を異常に高めるため、エネルギー消費が激しくなります。 エネルギー消費が過剰になることで、強い空腹感とともに、食べてもすぐにお腹が空く状態になるのです。 さらに症状が悪化すると、動悸、手の震え、汗が止まらない、体重減少などが見られる場合もあり、早期での医療機関の受診が推奨されます。 うつ病・双極性障害 うつ病や双極性障害などの気分障害では、脳内の神経伝達物質(セロトニンやドーパミンなど)の異常により、食欲のコントロールにも影響を及ぼすことが多いです。 とくにうつ病では「過食」または「拒食」のどちらかに偏ることがあり、ストレスや不安の反動で食欲が止まらなくなることもあります。 また、双極性障害では、躁状態の際に衝動的な過食が見られるケースもあります。気分が高まっているときには食べ過ぎる一方で、気分の落ち込みと同時に拒食状態になる場合もあるので、注意が必要です。 過食障害(BED) 過食障害の一種であるBED(Binge Eating Disorder:むちゃ食い障害)は、短時間に大量の食べ物を摂取する行為自体を止められないのが特徴です。 多くの場合、精神的ストレスや感情のコントロールの困難さが引き金となります。 過食の後に強い罪悪感を抱く人も多く、本人の意思だけでは改善が難しいため、専門機関への相談が推奨されます。 睡眠時無呼吸症候群 睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、睡眠中に何度も呼吸が止まり、十分な休息が得られない状態が続く疾患です。 SASにより睡眠の質が大きく低下すると、食欲を増進させるホルモン「グレリン」が増加し、逆に食欲を抑制する「レプチン」が減少することがわかっています。 結果として、必要以上に食べたくなる状態が続き、体重増加や生活習慣病のリスクも高まります。いびきがひどい、日中に強い眠気を感じるといった症状がある方は、早めに検査を受けるのがおすすめです。 クッシング症候群 クッシング症候群は、副腎から分泌されるホルモン「コルチゾール」が過剰に分泌されることによって起こる疾患です。コルチゾールはストレスに対抗するはたらきがありますが、過剰に分泌されると代謝や血糖値のコントロールに異常をきたし、強い食欲や脂肪の蓄積を引き起こします。 特徴的な症状として、顔が丸くなる(ムーンフェイス)、体幹部の肥満、皮膚の弱化、筋力低下などがあります。自己判断が難しいため、気になる症状があれば内分泌科を受診するのがおすすめです。 食欲が止まらない病気や後遺症へ|再生医療という選択肢 食欲が止まらない症状がしばらく続く場合は、速やかに医療機関へ相談するのがおすすめです。とくに糖尿病、甲状腺機能異常、精神的な要因など、専門医による検査が早期発見と適切な治療につながります。 病気が特定できたら、標準的な治療(薬物療法やホルモン療法など)を優先しましょう。 また、糖尿病の治療には、再生医療も選択肢の一つとなります。たとえば、幹細胞やiPS細胞を用いた研究では、摂食や睡眠をつかさどる神経回路の再構築に可能性が示されています。 もし食欲異常に向けた病気や後遺症の治療として、再生医療を検討したい方はリペアセルクリニックへご相談ください。ささいなお悩みやご希望に寄り添いながら、適切な治療法をご提案いたします。 まずは当院へお気軽にお問い合わせください。 食欲が止まらない状態を予防する方法 日常生活の中で、食欲の異常を未然に防ぐ方法はいくつかあります。 ここでは、誰でもすぐに実践できる生活習慣改善のポイントを紹介します。 1日3食を決めた時間によく噛んで食べる 散歩をはじめ適度に運動する習慣をつける 睡眠時間をしっかり確保する 食欲を抑えるツボを押す 1日3食を決めた時間によく噛んで食べる 食事を規則正しく摂ることは、体内時計(概日リズム)を整え、ホルモン分泌の安定にもつながります。 また、1口あたり30回以上を目安によく噛んで食べれば、脳の満腹中枢が刺激され、過剰な食欲を抑えられます。 早食いは血糖値の急上昇や消化不良の原因にもなるため、「ゆっくり食べる」習慣を意識するのが大切です。 散歩をはじめ適度に運動する習慣をつける 軽い有酸素運動は、食欲を適切にコントロールするホルモンバランスを整えるだけでなく、ストレス解消や睡眠の質向上にもつながります。 取り組む運動の具体例は、1日20分程度のウォーキングを週3以上取り入れる、1回あたり15分~30分のストレッチを就寝前に行うなどです。 また、運動によって筋肉量が維持されると、基礎代謝も高まり、脂肪の蓄積を予防できます。激しい運動でなくても、まずは歩くこと・伸ばすことなどから習慣化してみましょう。 睡眠時間をしっかり確保する 睡眠不足は食欲を増進させるグレリンを増やし、食欲抑制ホルモンであるレプチンを減少させます。そのため、食欲を抑えるには睡眠時間の確保も重要です。 なお、理想的な睡眠時間は7〜8時間とされており、年代によっても適正時間は変化するといわれています。また、睡眠は時間だけでなく、質を高めることも大切です。 まずは夜遅くのスマートフォン使用やカフェイン摂取を避け、寝る前にリラックスできる環境づくりから意識しましょう。 食欲を抑えるツボを押す 東洋医学では、特定のツボを刺激することで自律神経のバランスを整え、過剰な食欲を抑える効果が期待できるとされています。代表的な食欲を抑えるツボは以下の通りです。 ツボの名前 概要 飢点(きてん) 耳の前方にあるツボ。過食予防に効果的。 足三里(あしさんり) ひざ下の外側。胃腸のはたらきを整える。 毎日数分、軽く押すことで食欲が安定しやすくなります。ただし、効果には個人差があるため、体調に合わせてツボを刺激しましょう。 まとめ|食欲が止まらない原因によって適切に対処しましょう 食欲が止まらない状態には、ストレスや生活習慣の乱れなどの一時的な要因のほか、糖尿病や甲状腺機能障害、精神疾患、睡眠障害も関与します。 放置すると生活習慣病や肥満のリスクが高まり、健康を損ねることも多いです。 思い当たる原因がある場合はまず生活習慣を見直し、それでも改善しない場合は医療機関を受診しましょう。 必要に応じて、再生医療などの新しい選択肢も視野に入れつつ、自分の身体と丁寧に向き合うことが、長期的な健康への第一歩です。

