症例紹介case introduction

紹介している症例は一部の患者様で、掲載以外の症例も多数ございます

変形性膝関節の幹細胞治療・80代男性

公開日:2021.08.01

変形性膝関節|膝の幹細胞治療

約5年前から左膝の痛みが出現し、階段の昇降のとき痛みが増強するということで当院に来院される。約5年前から痛みが出た割には、レントゲン上ではかなり変形が進んでおられました。

男性の場合、女性と違い骨の強度があるので多少変形があっても痛みが少ない傾向があります。女性の場合骨粗しょう症になりやすく、軟骨がすり減りその下にある骨の構造に炎症を起こしやすく痛みが出やすいと思われます。

レントゲン所見

変形性膝関節症と半月板損傷の幹細胞治療

変形性膝関節症が起こるその前に、半月板損傷が生じてその後、軟骨の変形が起こるという研究発表があります。半月板が何らかの原因で損傷したあと、徐々に損傷が大きくなりその後はちぎれて小さくなり、最後には消失してしまいます。

変形性膝関節症の方のMRIでは必ず半月板損傷がみられ、削れてしまい大きさも小さくなっています。

逆にいうと、変形性膝関節症の初期では痛みが少なくても、半月板損傷がみられます。その半月板損傷を早いうちに治療をしてあげると関節の変形の進行を止めることができるのです。しかし、半月板損傷を治すには保険治療では関節鏡という手術しかありません。

入院、リハビリが必要で仕事も休まなくてはいけません。そんなとき再生医療は良い適応だと思います。保険は効きませんが、簡単な注射だけで仕事を休むことなく手術と同等以上の治療成績という実績がありあます。

<治療効果>関節に幹細胞1億個を3回投与+PRP

当院独自の冷凍しない方法で培養した幹細胞を投与して約1ヶ月目から効果が現れ、2ヶ月目には膝の痛みは10分の2まで軽減する。階段の昇降時にも痛みはなく喜んでおられました。

 

<治療費>
・関節1部位  幹細胞数 ( 2500万個~1億個 ) 
 投与回数( 1回 )132万円( 税込 )
・PRP治療  16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

 

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監修:院長 坂本貞範

 

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