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脳梗塞と脳出血後の幹細胞治療でたくさんの変化が出る 50代女性

公開日:2022.09.29

脳梗塞と脳出血後の幹細胞治療でたくさんの変化が

この方は、2018年に脳梗塞を発症しましたが幸い後遺症は残りませんでした。しかし、その後2019年に脳出血を起こし右半身麻痺となりました。その後リハビリを行い杖歩行まで回復されました。

ただ、呂律困難で上手く話すことができず、右肘は緊張して伸ばすことが困難でした。また右下肢の麻痺も残り、右足首の力が入らないため右足首に固定装具をつけないと歩行しづらい状態でした。このような下肢の麻痺でよく見られるのを下垂足といいます。足において足関節を背屈する筋肉の麻痺が生じると、足先が下に下垂して歩くときに引っかかります。そうならないように下垂足の場合は補助として装具を必要とします。

来院時での歩行の状態として外出時は杖歩行となりますが、屋内ではなんとか伝い歩きはできている状態でした。今回、少しでも症状の回復を期待して幹細胞の点滴治療を希望されました。

点滴の回数は3回となります。結果として点滴を行う毎に、できることが増えていきました。呂律も改善され、右上肢の緊張もやわらかくなり今まで出来なかったことが出来るようになりました。体幹に力が入り、下肢の筋力もついたことで以前は歩くとき身体が揺れていたのですが点滴治療後は歩行が安定したと喜んでおられました。今後もリハビリで筋力トレーニングすることでさらに動作が安定してくるものと思われます。

2024年からは厚生労働省への届出が受理されたことにより、2億個の幹細胞を投与することが可能になりました。これにより従来の1億個の幹細胞より高い効果が期待できます。

投与後の変化

6月、7月、8月の3回の投与行う

MMT(筋力の評価)

  • ・腸腰筋 4→5 立膝から右足を前に出すことが出来るようになる
  • ・手首背屈する筋肉 3→4+ 右手で食事ができたり、料理の時手の平で抑えられるようになる
  • ・腕と足の筋肉に緊張が緩和されて動作がしやすくなる
  • ・滑舌が良くなる
  • ・体幹と下肢の筋肉がついたことで歩行が安定してスムーズになる

その他の変化は下記に示しました。最後の経過表は看護師が代筆しております。

 

脳卒中の幹細胞治療

脳卒中の幹細胞治療

 

脳卒中の幹細胞治療

脳卒中の幹細胞治療

その他の動画はこちらへ

 

厚生労働省届出済【2億個の幹細胞】投与を実現

2024年1月より、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより脳卒中に対する点滴において幹細胞数2億個の投与が可能となりました。これにより、従来の幹細胞1億個の投与よりも高い治療効果が期待できるようになりました。

 

<治療費>
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込) 

<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

ID T000240

再生医療医師監修:坂本貞範

脳卒中は手術しなくても治療できる時代です。

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