変形性股関節症 レントゲンで関節が広がった! 70代女性
変形性股関節症 レントゲンで明らかな変化が!!
こちらの患者様は2年前から出現した両股関節痛のため受診していただきました。
近くの整形外科では変形性股関節症と診断され、特に軟骨のすり減りが激しい右股関節は人工関節を勧められました。しかし人工関節にすると耐用性の問題、脱臼の問題から卓球を思いっきり楽しめなくなると手術には踏み切れなかったそうです。
そんな中、幹細胞治療の存在を知り興味を持っていただき当院を受診してくださいました。数ある再生医療クリニックの中から当院を選んでいただいた理由は、当院の細胞へのこだわりをホームページで知っていただけたからです。
当院の投与する細胞の生存率は90%以上を誇っています。これは一般的な再生医療のクリニックで使用する細胞の生存率が60%ほどであることと比べると群を抜いた数字です。細胞の生存率は再生される軟骨の量に密接に関係しており、60%の生存率の細胞で再生される軟骨の量は90%のものと比べ3分の2を大幅に下回ってしまうと言われています。
これだけ当院の細胞が高い生存率を誇るのは、細胞培養時に用いる独自の特殊なシートや繊細な技術をもったベテラン培養士さんの熟練した匠の技があるからです。生存率の高い生き生きとした幹細胞を関節内ピンポイント注射で傷んだ関節に投与することで軟骨の再生を期待できます。
レントゲン
レントゲンでは関節裂伱はほとんど残っておらず、末期の変形性股関節症を認めました。
今までの私たちの経験から同じように軟骨がほとんど残っていないレントゲン所見の患者様でも、当院で幹細胞治療を受けて疼痛がかなり軽減されたことを数多く経験しています。幹細胞治療はご自身の関節を温存することができるため脱臼の心配はもちろんなく、痛みも軽減できるため卓球を続けていただくには幹細胞治療しかないと自信をもってお勧めしました。
<治療効果>両股関節に2500万個細胞ずつを計4回投与+PRP
両股関節に2500万個細胞ずつを計4回投与しました。
両股関節とも投与前10段階中10であった痛みが、半年後には両股関節ともに半分の5まで軽減しました。1年半後には右は2まで、左は1まで軽減しました。
初回投与後1か月から、趣味の卓球は週2回のペースで楽しんでもらっていました。さらにレントゲンでは軟骨が再生したことを示唆する関節裂伱の開大を認めました。また、大きな骨嚢胞もかなり縮小されました。
活動生の弱い幹細胞では、これほどまでにレントゲンでの変化は見られません。これは高い生存率と高い活動率を誇る、生き生きとしたこだわりの幹細胞を投与した結果だと考えています。
患者様にも痛みが軽減し、脱臼の心配もなく卓球ができるようになり大変喜んでいただけました。
<治療費>
関節1部位 幹細胞数(2500万個~1億個)
投与回数(1回~3回) PRP治療含む
132~418万円(税込)
<起こりうる副作用>
・細胞採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
ID 000612
再生医療医師監修:坂本貞範