糖尿病性末梢神経障害 幹細胞治療 80代男性
公開日:2025.03.26足のしびれが楽になり、気持ちも前向きに!
両足の長期的なしびれに悩まされた80代男性の症例をご紹介します。
40年にわたる糖尿病との闘いの中で、末梢神経障害による症状に対して、新たな治療の可能性を見出された事例です。
この患者様は、40年来の糖尿病患者で、内科主治医から糖尿病性末梢神経障害と診断されていました。内服治療や食事・運動療法により、血糖値のコントロールはある程度良好でしたが、長年にわたり、足の症状には改善が見られませんでした。
治療前の状態:
- ・10年以上続く両足のしびれ
- ・知覚鈍麻(感覚の鈍さ)
- ・糖尿病性末梢神経障害
- ・既存の治療では改善が見られない
糖尿病は、予備軍も含めると、日本だけで2000万人を超えると言われています。血糖値が高い状態が続くと、様々な合併症を引き起こし、特に末梢神経障害は、深刻な問題につながる可能性があります。
糖尿病性末梢神経障害の恐ろしい点は、足の傷に気づきにくくなることです。これに高血糖による細菌繁殖環境と、動脈硬化による血行不良が重なると、小さな傷から感染・壊死へと進行し、最悪の場合は、足の切断にまで至ることがあります。
幹細胞治療は、こうした悲劇を防ぐための、根本的なアプローチとして注目されています。当院では、患者様の状態に合わせた最適な幹細胞治療を提供しています:
当院の幹細胞治療の特徴:
- ・冷凍せずに培養した生存率95%以上の高活性幹細胞
- ・無添加・牛血清不使用の安全な培養環境
- ・独自の分離シート技術による高品質細胞
- ・わずかな脂肪組織から1億個以上の幹細胞を培養
- ・10,000症例以上の豊富な実績を持つ再生医療の専門医たちが、最先端の治療を提供
一般的な医療機関では細胞を冷凍保存して使うため、解凍時のダメージで活性が大きく低下してしまいます。当院では投与のたびに新鮮な細胞を培養することで最大の効果を引き出しています。
リペアセルクリニックは「糖尿病」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
<治療効果>1億個細胞を計3回投与
この患者様には1億個の細胞を3回に分けて点滴投与しました。
点滴により体内に入った幹細胞は、「ホーミング効果」と呼ばれる機能により、傷んだ膵臓や神経細胞に自ら集まり、修復に働きかけます。
治療後の変化:
- ・両足のしびれが大幅に軽減
- ・日常生活の質の向上
- ・健康増進への積極的な姿勢の芽生え
- ・「運動療法と食事療法をさらに頑張っていきたい」という前向きな発言
当院では、幹細胞治療の更なる効果向上を目指し、独自の高度培養技術と適切な手続きにより、点滴での2億個投与も提供しています。臨床経験から、より多くの幹細胞数での投与が効果的であることが確認されており、1億個を2回に分けて投与するより、2億個を一度に投与する方が効果的であることが明らかになっています。当院独自の培養技術により、高い生存率を維持しながら、2億個という高濃度の幹細胞投与が可能となりました。
幹細胞治療をきっかけに、健康増進に積極的に取り組む姿勢が生まれたことも、治療の大きな成果といえるでしょう。糖尿病の合併症でお悩みの方は、早めのご相談をお勧めします。
<治療費>
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込)
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
糖尿病の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓
再生医療医師監修:坂本貞範