症例紹介case introduction

紹介している症例は一部の患者様で、掲載以外の症例も多数ございます

右膝内側半月板損傷 幹細胞治療 30代男性

公開日:2025.06.21
右膝内側半月板損傷 幹細胞治療

痛みが完全消失し、日常生活の制限から解放!

仕事中の事故で、右膝半月板を損傷し、20分程度の歩行でも痛みが生じ、膝を完全に伸ばすことも困難だった患者様。従来であれば、半月板の部分切除手術が検討される状況でしたが、幹細胞治療により、痛みが完全に消失し、ジョギングへの復帰という目標に向けて、順調に回復されました。痛みの評価スコアは、治療前の10段階中6から、最終的に0(痛み消失)まで改善し、手術を避けながら、根本的な治療を実現できました。

このような劇的な改善は、どのように実現したのでしょうか。

 

治療前の状態

  • 歩行での痛み: 20分程度の歩行で右膝内側に痛みが発生
  • 膝の可動域制限: 完全に膝を伸ばすことが困難
  • 日常生活の制限: 整形外科医より「90°以上膝を曲げないように」との指導
  • 痛みの程度:10段階中 6(中等度から強い痛み)

患者様は、職場での重量物運搬中に右膝を負傷され、整形外科で、半月板損傷の診断を受けられました。診断後1ヶ月間は、鎮痛薬を服用されましたが、十分な改善が得られず、現在は使用を中止されています。

現在は、デスクワークをされており、膝の角度に常に注意を払いながら生活されている状況でした。このような制限は、患者様の生活の質に、大きな影響を与えていました。

歩行時の痛みをなくし、ジョギングができるようになりたいとの目標をお持ちになり、当院を受診されました。

 

保存療法と手術療法の限界

半月板損傷の治療には、内服薬や注射、リハビリといった保存療法がありますが、症状の改善が見られない場合には、手術が選択されます。しかし、半月板の損傷が激しい場合や、血流の少ない部位では、縫合が困難となり、約9割の手術で、部分切除が行われるのが現状です。

 

半月板切除手術のリスク

半月板を切除すると、膝のクッション機能が失われ、軟骨の摩耗が進行し、変形性膝関節症を発症するリスクが高まります。ある臨床研究では、半月板を切除された患者様の約3割が、10年後に変形性膝関節症を発症したとの報告もあります。

患者様は「ジョギングができるようになりたい」との目標を持たれており、半月板の切除を避ける根本的な治療法として、当院の幹細胞治療が適していると判断いたしました。

従来の対症療法としての手術とは異なり、幹細胞治療では、半月板と軟骨の両方を一度の治療で再生・修復する根本治療が可能となります。これにより、将来的な変形性膝関節症のリスクを軽減し、長期的な膝の健康を維持することができます。

 

リペアセルクリニックの特徴

リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちら当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。

Dr.Sakamoto 2
今までの保険診療では、半月板を切り取るか、縫い合わせる手術しかなかったんだよ。どちらにせよ、根本的な治療ではなく、手術の後、軟骨がすり減るリスクが高くなるんだ。
幹細胞なら半月板を切除したり、縫合せずとも、再生させることができるんだね。だから軟骨も減りにくくなるんだね!
右膝内側半月板損傷 幹細胞治療 30代男性
Dr.Sakamoto kun
さらに、半月板損傷すると、同時に軟骨も損傷することがよくあるんだけど、幹細胞治療なら、半月板と同時に軟骨の再生も可能なんだよ。
たしかに、手術なら軟骨を再生させることはできないもんね。幹細胞なら一石二鳥だね!
右膝内側半月板損傷 幹細胞治療 30代男性

 

リペアセルクリニックは「半月板損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。手術しない新しい治療 半月板の再生医療

 

 

MRI所見

右膝内側半月板損傷 幹細胞治療

MRIにて、半月板の損傷が認められます。

 

治療内容>右膝に2500万個細胞を計2回投与

右膝に2500万個の幹細胞投与を計2回実施いたしました。

治療後の変化

  • 右膝の痛みが10段階中6 から0へ劇的改善
  • 以前よりも膝を伸ばせるように
  • 歩行もしやすくなり、日常生活の質の向上
  • 半月板温存による将来の関節症リスク低減

1回目投与後、右膝の痛みが10段階中6から 3へと顕著に改善しました。これは幹細胞の持つ組織再生作用と、強力な抗炎症作用によるものと考えられます。その後、5日間で徐々に痛みが軽減し、10段階中2まで軽減いたしました。

2回目投与の結果、痛みは10段階中1まで改善し、最終的には完全な痛みの消失(0)を実現いたしました。

治療開始前は20分程度の歩行でも痛みが生じ、膝を完全に伸ばすことも困難でしたが、幹細胞治療により、段階的に症状が改善し、最終的には痛みが完全に消失いたしました。この改善により、患者様は日常生活の制限から解放され、ジョギングという目標に向けて前進できるようになりました。

「痛みのない生活を送れるようになり、日頃のケア、トレーニング、ストレッチを続けています」とのお言葉をいただきました。診察時には、患者様の表情も明るくなり、積極的に体を動かそうという、前向きな気持ちになられている様子がうかがえました。長期間続いた痛みと、動作制限から解放され、新たな希望を見出されたお喜びの様子が印象的でした。

幹細胞治療は、単に痛みを取り除くだけでなく、損傷した組織を実際に再生させることで、本来の膝の機能を回復させることを目指します。この患者様のように、ジョギングという活動的な目標の実現も可能になります。あなたも痛みから解放され、活動的な生活を取り戻してみませんか。

リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。

国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、『新時代の再生医療』による治療を提供します。

 

<治療費>

  • 関節1部位  幹細胞数 ( 2500万個~1億個) 
    投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
  • 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
  • PRP治療  16.5万円(税込)

<起こりうる副作用>

  • 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
  • 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

半月板損傷の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています

手術しなくても治療できる時代です。

半⽉板損傷は⼿術しなくても治療できる時代です。

 

再生医療医師監修:黄金勲矢

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