変形性膝関節症の幹細胞治療・60代女性
公開日:2021.01.27変形性膝関節症|ヒアルロン酸の注射も効かず人工関節の手術しかないと言われた
この方は、ヒアルロン酸の注射がきかずこのままでは人工関節術しかないという状態でした。膝の周りの筋肉は低下しており少し膝の拘縮もありました。レントゲン上では、軟骨が少なくなって変形しており、MRIでは半月板がほとんど残っていませんでした。
変形性膝関節症で中期から末期の方は必ず半月板はほとんど損傷しており小さくなっています。幹細胞の再生医療では、軟骨以外にも半月板の再生も可能となります。軟骨が減った痛みと半月板損傷の痛みの両方同時に効力を発揮します。
レントゲンとMRIの所見
レントゲンでは中期の変形性膝関節症が見られます。MRIでは半月板が半分以上削れて小さくなっており水平断裂が見られます。
両膝に合計1億個の冷凍していない幹細胞を投与する
両膝に冷凍していない幹細胞を投与して3ヶ月ほどで痛みが10分の3に軽快しました。長距離歩いても立ち止まらずに歩行ができるようになりました。当院では、生き生きした細胞を入れて効果を出すために冷凍しない幹細胞を投与します。
長距離歩いても立ち止まらずに歩行ができるようになりました。今現在もリハビリ通院と指導した筋力トレーニングを行なっております。まだ、3ヶ月しか経っていないのでこの先も軟骨が再生されていき痛みも更に軽快するものと思われます。
<治療費>
・関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個 )
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個
・PRP治療 16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
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監修:院長 坂本貞範