症例紹介case introduction

紹介している症例は一部の患者様で、掲載以外の症例も多数ございます

大脳基底核変性症 幹細胞治療 60代女性

公開日:2025.05.23
大脳基底核変性症 幹細胞治療

手足の違和感が減り、自分の手足だと思えるようになった!

「他人の手のようだった右手の感覚が、自分の手だという感覚に戻りました」と、症状の回復をお話してくださる患者様。

効き手の使いにくさや、呂律困難の症状に悩まされていた患者様は、3回の治療で、しゃべりづらさがなくなり、足の筋力も回復して、ジャンプができるようになりました。

このような驚異的な改善は、どのようにして実現したのでしょうか?

 

治療前の状態

  • 2年前から効き手の使いにくさ、話しにくさ、呂律困難が徐々に進行
  • 日常生活での手の動作がぎこちなく、他人の手のような感覚
  • 総合病院の神経内科で「大脳皮質基底核変性症」と診断

症状はゆっくりと進行していたため、患者様は最近になって初めて、病院を受診されました。総合病院での精密検査の結果、「大脳皮質基底核変性症」という、難病指定疾患と診断されました。

この病気は、10万人に2〜3人という、非常に稀な神経変性疾患で、パーキンソン病に似た症状(筋肉の硬直、動作の緩慢化、歩行障害)と、大脳皮質症状(手の使いづらさ、ぎこちない動き)が、同時に現れます。

従来の医療では、残念ながら特効薬はなく、症状は徐々に進行して、5〜10年で寝たきりになってしまう可能性が高いとされています。この厳しい現実を知った患者様は、希望を求めて、再生医療の可能性を探り、当院を受診されました。

 

リペアセルクリニックの特徴

リペアセルクリニックの特徴

詳細については、こちら当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。

Dr.Sakamoto kun
脳の神経細胞の修復・再生には、投与する幹細胞の数も重要な要素となるんだよ。
幹細胞の投与量が多いほど、効果に直結するということ?
大脳基底核変性症 幹細胞治療 60代女性
Dr.Sakamoto kun
その通り。1億個の細胞を2回に分けて投与するよりも、2億個を1回で投与する方が、高い効果を示すんだよ。それに、特効薬がない神経変性疾患の進行を止める、緩徐にする、回復させられる可能性も高まるんだ!

 

1億個と2億個の幹細胞の治療効果比較

大脳基底核変性症 幹細胞治療 60代女性

 

リペアセルクリニックは新たな治療【再生医療】を提供しております。新しい治療 再生医療について

 

MRI所見

大脳基底核変性症 幹細胞治療

MRIにて、脳の萎縮と左右差がみられました。

 

<治療内容>2億個細胞を計3回投与

この患者様には、2億個の細胞を計3回点滴投与しました。

 

治療後の変化

  • 話しづらさが大幅に改善
  • 右手の感覚が戻り、自分の手という認識が復活
  • 足の筋力が回復し、ジャンプもできるようになった
  • 日常生活動作の質が向上

治療終了後の診察では、患者様の表情が明るく、症状の改善を実感されている様子がうかがえました。診察時のお話では、それまで感じていた話しづらさが軽減し、会話がスムーズになったことを喜ばれていました。また、以前は「他人の手のよう」と表現されていた右手の感覚も、「自分の手だという感覚に戻った」と前向きな変化を感じられていました。さらに足の筋力も回復し、以前はできなかったジャンプもできるようになるなど、日常生活の質が大きく向上したことが確認できました。

通常の医療では、特効薬がないどころか、進行を緩やかにする方法さえ限られている、この神経変性疾患に対して、今回の幹細胞治療は、驚くべき効果をもたらしました。神経変性疾患は、進行を見守るしかなかった難病でしたが、幹細胞治療により、進行を緩やかにする、止める、さらには症状を回復させる可能性が見えてきました

この治療成果は、従来の医療の常識を覆す大きな一歩と言えるでしょう。神経変性疾患でお悩みの患者様には、ぜひ、リペアセルクリニックにカウンセリングへお越しいただきたいと思います。一人でも多くの患者様の笑顔を取り戻すお手伝いができることを、私たちは心から願っています。

リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たち12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。

大脳基底核変性症 幹細胞治療

大脳基底核変性症 幹細胞治療

大脳基底核変性症 幹細胞治療

患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。

 

<治療費>  
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込) 
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓

手術しなくても治療できる時代です。

手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。

 

再生医療医師監修:坂本貞範

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