右変形性股関節症 幹細胞治療 80代女性
公開日:2025.06.15
目次
90歳近くでも諦めない!高齢者の末期股関節症からの回復
「高齢だから手術は怖い…」「人工関節を勧められたけれど踏み切れない…」「このまま歩けなくなるのでは…」このような不安を抱える高齢の方は、少なくありません。
今回は、末期の右変形性股関節症と診断された、80代の患者様の治療経過をご紹介します。
治療前の状態
- 右股関節の強い慢性痛(10段階中10)
- 末期の右変形性股関節症
- 人工関節置換術の勧め
- 高齢による手術への不安
- 車椅子・寝たきり生活への不安
3年前から、右股関節痛を抱えてこられた患者様は、痛みが強くなった昨年、近医の整形外科を受診されました。そこで、末期の変形性股関節症と診断され、あと少しで90歳に届く高齢ではありましたが、人工関節置換術を勧められたそうです。
実年齢よりも若く見え、元気で内科的な合併症も少なかったため、主治医は手術に前向きだったとのことでした。しかし、ご本人もご家族も「あと10歳若かったら」と、手術には踏み切れなかったとのことです。
いくら医療が進歩してきたとはいえ、手術時の出血や深部静脈血栓症などのリスク、術後の脱臼のリスクなどは、完全にゼロにはなりません。そのため、高齢で手術を受けることへの不安は、当然のことと言えるでしょう。
しかし、痛みは強くなる一方で、このままでは、車椅子生活や寝たきり生活になるのではという不安から、低侵襲で治療できる方法を探され、当院にたどり着かれました。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。




患者様もご家族も、再生医療に対して「人工関節が必要な末期の変形性関節症に効果はあるのか」「高齢であり幹細胞も老化しているので治療効果は落ちるのではないか」という不安を抱えておられました。
当院では、高齢の方や末期の変形性関節症に対しても、積極的に治療を行い、患者様に満足のいく治療効果をもたらしてきました。この成果は、当院の「細胞の質と量へのこだわり」と「関節内ピンポイント注射」によるものと考えています。
リペアセルクリニックは「股関節の痛み」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
レントゲン所見
<治療内容>右股関節に1億個細胞を計3回投与+PRP
右股関節に1億個の幹細胞を計3回投与いたしました。
治療後の変化
- 右股関節の痛みが10段階中10から1へ劇的改善
- 日常生活での痛みをほとんど感じない
- 自分の脚で歩行継続
- 車椅子・寝たきり生活の回避
- 高齢でも生活の質を維持
治療から1年後には、右股関節の痛みは、初回投与前の10段階中10から1にまで、劇的に改善しました。
「日常生活ではほとんど痛みを感じていません。この年になっても自分の脚で歩けていることに感謝しています」と患者様から喜びの声をいただきました。
高齢の患者様でも、末期の変形性関節症でも、質と量にこだわった幹細胞を、確実に軟骨損傷部位に届けさえすれば、ここまでの効果を得ることができるという、貴重な症例となりました。年齢に関わらず、一人ひとりの患者様の生活の質を向上させることができる幹細胞治療の可能性を、実感できる結果です。
リペアセルクリニックでは、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが、12,000例以上の実績に基づく、確かな技術と、独自の培養方法で、患者様一人ひとりに、最適な治療プランをご提案いたします。国内で唯一の、最新の『分化誘導技術』を用い、当院は『新時代の再生医療』による治療を提供します。
高齢による手術への不安をお持ちの方、末期の変形性関節症でお悩みの方は、ぜひ当院までご相談ください。年齢に関わらず、痛みから解放され自分の足で歩き続けるお手伝いをさせていただきます。
<治療費>
- 関節1部位 幹細胞数 ( 2500万個~1億個)
投与回数( 1回 )132万円( 税込 )/2500万個 - 分化誘導( 1回 )55万円( 税込 )
- PRP治療 16.5万円(税込)
<起こりうる副作用>
- 脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
- 症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
変形性股関節症の再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓

股関節の痛みは⼿術しなくても治療できる時代です。
再生医療医師監修:坂本貞範右変形性股関節症 幹細胞治療 80代女性