長年の頭痛がとれる 低髄液圧症候群 50代女性
公開日:2025.06.26
長年苦しんだ低髄液圧症候群からの解放
何十年もの間、低髄液圧症候群に苦しまれていた50代女性の患者様。ブラッドパッチ療法の効果は、1〜2ヶ月と短期間で、根本的な解決には至りませんでした。しかし、当院での幹細胞治療により、長年悩まされていた頭痛や、背中の痛みがほぼ解消し、ピアノ演奏時の症状も、大幅に軽減されました。いったいどのような治療で、このような持続的な改善が得られたのでしょうか。
治療前の状態
- 何十年もの間、低髄液圧症候群に苦しまれていた
- 従来のブラッドパッチ療法の効果は1〜2ヶ月と短期間
- ピアノ演奏時に頭痛が現れる状況が続いていた
- 長年にわたる背中の痛みに悩まされていた
- 日常的な倦怠感で生活の質が低下
この50代女性の患者様は、長い間辛い思いをされていました。医学用語で低髄液圧症候群と呼ばれる疾患は、脳と脊髄を守るクッションの役割をする脳脊髄液の圧力が、低下することで起こります。頭痛、首の痛み、めまい、耳鳴り、吐き気など、日常生活に大きな支障をきたす様々な症状が現れる、深刻な問題となっていました。
リペアセルクリニックは「脊髄損傷」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
従来治療の限界
低髄液圧症候群に対する従来の治療法である、ブラッドパッチ療法では、根本的な改善は困難です。この治療法は、自己の血液を硬膜外に注入する方法ですが、効果の持続期間が短く、繰り返し治療が必要になります。
患者様の場合も、ブラッドパッチ療法の効果はわずか1〜2ヶ月と短期間で、根本的な解決には至りませんでした。一時的な症状緩和にとどまり、患者様の「根本的な改善を」という切実な願いには応えられない状況が続いていました。
リペアセルクリニックの特徴
詳細については、こちらで当院独自の再生医療の特徴を紹介しています。



当院では厚生労働省への届出・受理を経て、2億個の幹細胞一括投与を提供しています。リペアセルクリニック独自の豊富な治療経験から、この投与量の最適化により、治療効果がさらに向上することがわかっています。
リペアセルクリニックは「脳卒中」に特化した再生医療専門クリニックです。手術・入院をしない新たな治療【再生医療】を提供しております。
<治療内容>2億個幹細胞を3回点滴投与
この患者様には、2億個の幹細胞を計3回投与する治療計画を立てました。
治療後の変化
- ピアノ演奏時の頭痛が大幅に軽減
- 長年続いた背中の痛みはほぼ解消
- 日常的な倦怠感がほとんどなくなった
治療開始後、患者様からは嬉しいご報告をいただきました。これまでピアノを弾く際に必ず現れていた頭痛が軽減され、長年悩まされていた背中の痛みも、ほぼ解消されました。さらに、日常的に感じておられた倦怠感も、夕方には症状を感じることがありますが、それ以外では、ほとんど感じなくなったとのことでした。
幹細胞を静脈内に投与することで、脳脊髄液の産生や調整に関わる組織に働きかけ、全身の炎症反応を抑制することで症状の改善につながったと考えられます。
低髄液圧症候群のような、難治性疾患に対する再生医療は、従来の治療法では改善が困難とされていた症状に対しても、新たな治療可能性を提供しています。当院の幹細胞治療は、一時的な症状緩和ではなく、根本的な改善を目指した治療アプローチです。
同様の症状でお悩みの方、長年の治療でも十分な効果が得られていない方にとって、再生医療は新たな希望となり得ます。一人でも多くの患者様が、この症例のように持続的な改善を実感していただけるよう、当院では、12,000例以上の実績に基づく確かな技術と、再生医療分野で豊富な経験を持つ専門医たちが治療にあたっております。
患者様に投与後の症状の変化を記録していただきました。
<治療費>
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込)
<起こりうる副作用>
脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。
※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。
再生医療についてはこちらで詳しく説明しています。↓

手術をしない新しい治療「再生医療」を提供しております。
再生医療医師監修:坂本貞範