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糖尿病を発症し15年 インスリン注射を無くしたい 60代男性

公開日:2020.10.25

糖尿病|インスリン注射と内服を長年投与している

約15年前から糖尿病発症し、薬でコントロールしていました。その後徐々に薬でもコントロールが困難となり8年前からインスリンの注射を開始されました。その後落ち着いていましたが、最近運動もしていないのもあり糖尿病の指標であるHbA1Cが8台まで上がってきていました。

インスリン注射をしていても糖尿病のコントロールが困難で、やはり本人としても数値が高いままだと、腎臓に合併症が起こり将来透析になるのが嫌だということで糖尿病の再生医療を探していたところ当院を見つけで来院されました。

糖尿病の合併症は緩やかに進行していく

糖尿病の数値を下げるには勿論、食事管理、運動管理がとても大切です。しかし、食事管理や運動管理をするといっても、その人それぞれの生活環境というものかあります。

例えば、食事管理をしたくても、仕事での営業や付き合いがあり食事制限が困難であったり、運動をどうしても継続できなかったり、運動する時間のない方もおられます。

食事と運動の管理は、できるだけ日常に取り入れていきますが、あまり行き過ぎると継続できずストレスや反動で逆に悪化することがよくあります。生活の一部となり長期間行える範囲で管理をして、足りないものを薬で補うという方が数値の安定には向いています。

ただ、薬にも副作用がありますのでできるだけ減らす方がいいですし、糖尿病の数値もできるだけベースを下げた方が今後起こりうる合併症も軽減できます。特に糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症は糖尿病の数値が低くコントロールされていても徐々に進行していきますので、数値はできるだけ低い方がいいのです。

幹細胞投与2ヶ月後にはHbA1Cの数値が下がる

この方は、1回目の幹細胞を投与して2ヶ月後にはHbA1Cが7.9から7.1と低下しています。いつもと同じ生活をして、いつもと同じインスリンと薬を投与しています。

後も2回目、3回目と投与していき、本人はできればインスリンの注射を無くしたいということですが、日常の食事と運動の管理を継続してこのまま経過すれば約1年後にはインスリンはなくすことは可能と考えています。さらに、薬の量も減らせることも可能かもしれません。

このように、今までの治療では糖尿病を薬を使って何とか数値を押さえ込んでいましたが、幹細胞治療で膵臓の細胞の機能を再生させ、全身の血管を綺麗にすることで、根本的に治療することができるようになりました。数値を下げることで合併症を出来るだけ少なくすることもとても大事です。

再生医療で糖尿病性網膜症が改善した症例

 

厚生労働省届出済【2億個の幹細胞】投与を実現

2024年1月より、当院では厚生労働省への届出が受理されたことにより糖尿病に対する点滴において幹細胞数2億個の投与可能となりました。これにより、従来の幹細胞1億個の投与よりも高い治療効果が期待できるようになりました。
 

<治療費>
幹細胞点滴 投与回数(1回)
242万円(税込) 

<起こりうる副作用>
・脂肪採取部の内出血や創部感染、傷跡などが起こることがあります。
・症状によりMRIやCTなどの検査を受けて頂く事があります。

※こちらでご紹介している症例は一部の患者様です。掲載以外の症例も多数ございます。ご自身の症状については、お気軽にご相談ください。

 

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監修:院長 坂本貞範

糖尿病は⼿術しなくても治療できる時代です。

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