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医療コミュニケーションとは?安心して医療を受けるためのポイント
「病院で先生に上手く症状を伝えられない」 「説明を聞いても、専門用語ばかりでよくわからない」 診療中の限られた時間で、上手く自分の思いを伝えられない経験を持つ人もいるでしょう。 患者様と医療従事者が信頼関係を築き、安心して医療を受けるには、医療コミュニケーションが欠かせません。 この記事では、医療コミュニケーションの重要性について解説します。患者様自身ができることや医療従事者に求められるスキルも紹介するので、より良い医療を受けられるよう、参考にしてください。 医療コミュニケーションとは? 医療コミュニケーションとは、医療従事者と患者様の間だけでなく、医療従事者間で行われる情報のやり取りを指します。 診療や治療方針・検査結果の説明だけでなく、患者様の不安や希望を汲み取り信頼関係を築くのが目的です。医療現場では、単に医学的な情報を伝えるだけでなく、相手の理解度や心理状態に配慮したやり取りが求められます。 患者様が安心して医療を受けたり、主体性を持って治療に参加したりするには、質の高い医療コミュニケーションが欠かせません。 コミュニケーションが円滑に行われると、患者様は自身の状態を正確に理解し、納得した上で治療を選択できます。医療従事者にとっても、患者様の情報を深く理解し、より適切な医療を提供するための重要な基盤となるでしょう。 医療コミュニケーション不足で起こりうる問題点 医療コミュニケーションが不足していると、患者様との関係性や医療の質にさまざまな悪影響が生じます。単なる情報のやり取りが不十分であるだけでなく、信頼や安心感が損なわれることによって、治療そのものにも悪影響が及びます。 医療コミュニケーション不足によって、具体的にどのような問題が起こりうるのか詳しくみていきましょう。 患者様との信頼関係が崩れる 医療コミュニケーションが不足すると、患者様は医療従事者に対して不信感を抱きやすくなります。 たとえば、以下の状況では患者様の信頼を得るのは難しいでしょう。 医師からの説明が一方的である 患者様の質問や訴えに対して丁寧に向き合わない 患者様が医療従事者を信頼できなくなると、治療に対するモチベーションの低下や、医療機関への不満につながる可能性があります。信頼関係の崩壊は、患者様の治療効果にも悪影響を及ぼすため、医療コミュニケーションは信頼関係を築く上で非常に重要です。 診断や治療計画に誤解が生じる コミュニケーションが不十分なまま診察が進むと、患者様が自分の症状や悩みを正確に伝えられないため、医師側の診断や治療計画に誤解が生じかねません。 たとえば、医師の説明が専門用語ばかりで理解しにくい場合、患者様は治療方針を誤って解釈してしまうリスクがあるのも事実です。誤解したまま治療を開始すると、想定外の副作用や不安が生じやすく、継続的な通院や服薬にも悪影響が出る可能性もあります。 医療チームの連携が上手く取れない 医療コミュニケーション不足は、医療チーム内の連携にも悪影響を及ぼします。 医師・看護師・薬剤師など、医療従事者間で患者様の情報が十分に共有されない場合、各専門分野からの視点が活かされません。治療方針の決定やケアの実施において認識のずれが生じる可能性があります。 具体例として考えられる状況は、以下の通りです。 医師から看護師への指示が正確に伝わっていない 看護師が気づいた患者様の状態変化が医師に報告されていない 医療チーム内での連携が上手く取れないと、適切なタイミングで必要な医療を提供できなくなるケースがあります。医療チームが上手く連携し、患者様に質の高い医療を提供するには、日頃からの活発なコミュニケーションが重要です。 症状や悩みを具体的に伝える 診察時は、以下の項目を参考に症状や悩みを具体的に伝えるのが大切です。 いつから症状が出ているのか どのような症状なのか 症状の程度はどれくらいか 「なんとなく具合が悪い」のように曖昧な伝え方では、医師が正確な情報を把握できません。たとえば「昨日の夕食後から、お腹の右側がズキズキと痛む」と、具体的な症状や発症時期・程度などを詳しく伝えましょう。 また、症状に伴う不安や日常生活での困りごとなども伝えられると、医師はより患者様の状況を理解し、適切な診断や治療につなげられます。 医師の説明をメモする 医師から病状や治療法の説明を受けた際には、可能な範囲でメモを取るのがおすすめです。1度の説明だけでは、内容をすべて理解するのが難しい場面もあります。 メモを取ると、後から内容を振り返られるだけでなく、理解を深められます。なかでも、メモを取る項目としておすすめなのは、以下の項目です。 病名 薬の名前 検査内容 治療の流れ もし、メモを取る時間がない場合は、家族や付き添いの人に同席してもらい、一緒に聞いてもらうのも良いでしょう。事前に、メモを取っても良いか医師に確認しておくのも大切です。 わからないことは質問する 診察中に医師の説明が理解できなかったときは、放置せず、質問するのが大切です。 専門用語が多くて理解できない場合や、治療法についてもっと詳しく知りたい場合など「こんなことを聞いても良いのかな」と遠慮する必要はありません。 納得のいかないまま治療が始まってしまうと、不安が大きくなり、治療へのモチベーションも薄れてしまいます。理解できていないと伝えられると、誤解や不安を防ぎ、医療への信頼感も高まります。 医師は患者様が理解できるように説明する義務があります。また、患者様が積極的に質問する行動は、より良い医療につながる大切な行動です。 自分の考えや希望を伝える 治療方針について、患者様自身の考えや希望があれば、遠慮せずに医師へ伝えましょう。たとえば「手術は避けたい」「できるだけ早く仕事に復帰したい」など、患者様の価値観やライフスタイルによって、望む治療法は異なります。 自分の考えや希望が伝わると、医師は患者様の意志を考慮した上で、より患者様に合った治療計画を立てられます。 医学的な観点から希望通りにならないケースもありますが、まずは自分の気持ちを伝えるのが大切です。患者様が主体性を持って治療に参加できると、満足度の高い医療につながるでしょう。 当院「リペアセルクリニック」では、メールによる無料相談も受け付けております。「受診すべきか悩んでいる」「治療方法について聞いてみたい」などお気軽にご相談ください。 \まずは当院にお問い合わせください/ 医療を受ける際のコミュニケーションで大切なこと 安心して医療を受けるには、患者様自身もコミュニケーションに関わるのが重要です。自身の状態を正確に伝え、医師の説明をしっかり理解するなどで、より良い医療につながります。 ここでは、患者様が医療を受ける際のコミュニケーションで大切なことを紹介するので、参考にしてください。 医療従事者に必要なコミュニケーション能力 患者様が安心して医療を受け、治療に積極的に参加するためには、医療従事者側のコミュニケーション能力が欠かせません。単に医学的な知識を伝えるだけでなく、患者様の気持ちに寄り添い、信頼関係を築くためのスキルが求められます。 医療従事者が身につけるべき重要なコミュニケーション能力を詳しくみていきましょう。 アクティブリスニング アクティブリスニングとは、患者様の言葉に注意深く耳を傾けるだけでなく、背景にある感情や意図を理解しようとする姿勢です。単に話を聞くだけでなく、相槌を打ったり質問したりすると、患者様に対して「あなたの話を真剣に聞いています」とメッセージを伝えられます。 また、患者様の言葉を要約して確認できると誤解を防ぎ、より深く理解できます。 アクティブリスニングは、患者様との信頼関係を築き、安心して自分の気持ちや症状を話せる環境を作る上で、非常に重要なスキルです。 エンパシー エンパシーとは、患者様の立場になって考え、感情や状況に対する共感する能力です。 当院では、病気や怪我で不安を感じている患者様に寄り添って適切な言葉をお掛けし、愛情深い態度で対応いただくよう努めています。結果として、お互いに信頼関係を築け、心理的な安心感を提供できればと考えています。 エンパシーを示す行動は、患者様との間に心のつながりを築き、信頼関係を深める上で非常に重要です。 非言語コミュニケーション 非言語コミュニケーションとは、言葉以外の手段で情報を伝える方法を指します。言葉に加えて、表情や身振り手振り・目線や接する際の姿勢なども非言語コミュニケーションの手段です。 医療従事者の温かい笑顔や優しい眼差しは、患者様に安心感を与えます。逆に、不安そうな表情や冷たい態度は、患者様に不信感を与えてしまう可能性があります。 また、患者様の非言語的なサインを読み取るのも重要です。たとえば、顔をしかめている場合は痛みを訴えている可能性がありますし、視線を合わせない場合は何かを遠慮しているのかもしれません。 非言語コミュニケーションは、当院へ来院される患者様に対して、限られた時間で症状の辛さや、想いを把握するのに役立つと考えています。 患者様の症状や想いを引き出すために行う質問の基本は「5W1H」です。 コミュニケーションで大切な「5W1H」について ①Who(誰が) ➡️ 対象となるお客様 ②What(何を) ➡️ 質問の主題 ③When(いつ) ➡️ いつ起こったことか ④Where(どこで)➡️ 周囲の状況・環境 ⑤Why(どうして)➡️ 原因・理由 + ⑥How(どのように)➡️原因・理由を踏まえての対策 当院では「5W1H」を基本とした患者様に合った具体的な質問を実施しています。安全な治療のご提供と、安心して治療を受けていただけるように笑顔で看護サービスを提供できるように努めて参ります。 医療現場のコミュニケーション ・お客様の病歴 ・いつ頃から痛みや症状が出現したのか ・現在の痛み ・病状の状況 ・辛さの度合い ・症状など 当院へお越しいただいた患者様に対して、私たちが日ごろ意識している「5WH」を利用したコミュニケーションについて記しました。 言葉だけでなく、非言語的な要素にも注意を払い、患者様とのより良いコミュニケーションを目指せるよう心がけております。 まとめ|医療コミュニケーションは患者様との信頼関係を築く重要なスキル 医療コミュニケーションは患者様と医療従事者間だけでなく、医療チーム間で行われる情報交換であり、医療現場において欠かせない手段です。 不足すると信頼関係の崩壊、診断や治療の誤解、チーム連携の不調を招きかねません。 患者様自身も症状を具体的に伝えたり、わからないことは質問するなどの行動が大切です。医療従事者は、アクティブリスニングやエンパシー(共感)など活用が、患者様との良好なコミュニケーションを築くための大切なポイントになります。 質の高い医療コミュニケーションは、患者様との信頼関係を築き、より良い医療の提供につながる重要なスキルといえるでしょう。 当院「リペアセルクリニック」では、患者様の症状や体調についての情報を正確に受け止められるよう適切な対応を行い、共感や理解を得て信頼関係を築ければと考えています。 気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。 \まずは当院にお問い合わせください/ ▼紹介 看護師求人・募集ならメディカル・メサイアで!
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観葉植物の効果5選!部屋に置けるおすすめの植物も紹介
「引っ越したばかりの部屋がなんだか寂しい」「在宅ワークが続いて気分が沈みがち……」そんな悩みを感じてはいませんか? 毎日を過ごすお部屋をもっと心地良い場所にしたいと思ったとき、手軽に取り入れられるのが「観葉植物」です。 観葉植物はおしゃれなインテリアとして人気ですが、実は見た目を彩るだけでなく、私たちの心や体に嬉しい変化をもたらしてくれる驚きのパワーを秘めています。 今回は、観葉植物を置くことで得られる5つのメリットから、初心者の方でも失敗しにくいおすすめの種類まで詳しくご紹介します。 この記事を読めば、きっとあなたのお部屋にぴったりの「一鉢」が見つかるはずですよ。 観葉植物の効果5選 観葉植物と聞いてすぐに思い浮かぶのは、なんといっても癒し効果ですよね! でも実は、それだけではない驚きのメリットがたくさんあるんです。観葉植物による、心と体に嬉しい5つの効果をご紹介いたしましょう♪ 空気清浄 植物には、空気中の有害な物質を吸収してくれる天然のフィルターのような効果があります。一部の研究では、観葉植物が揮発性有機化合物(VOC)を吸収し・分解する可能性が示されています。 また、小学校で学んだ通り、植物は太陽の光をあびて光合成をおこない、二酸化炭素を吸って酸素を出します。 つまり、観葉植物を部屋に置くことは、良質で自然な酸素を取り込めるということ!植物で空気をリフレッシュできるなんてすごくないですか? 湿度調整 観葉植物は、根から吸い上げた水分を、葉の裏側から水蒸気として放出する「蒸散」を行っています。 自ら水分量を調整するので、置くだけで自動的に加湿が行われ、快適な湿度を保つ効果が期待できます。この蒸散の効果を期待するには、葉が大きな観葉植物を選ぶのがおすすめです。水蒸気の多くは葉から出るため、葉の面積が広いほど高い調湿効果を発揮してくれます。 リラックス 緑が身近にあるだけで、気持ちが落ち着いてリラックスした経験はありませんか? 観葉植物の「緑色」は目への負担を軽減し、眼精疲労を和らげると言われています。 さらに、ストレスホルモンを減少させ、筋肉の緊張をほぐす働きもあり、心身ともにリラックスした状態へと導いてくれます。 また、マイナスイオンを生成する種類もあり、自律神経を整えて安眠や疲労軽減をサポートしてくれるのも魅力です。 抗菌作用 植物には、カビや雑菌の繁殖を抑える自己防衛機能が備わっています。 その鍵を握るのが、植物に含まれるフィトケミカルという物質です。動けない植物にとって自分を守るための重要な機能ですが、これがカビの胞子やバクテリアの繁殖を抑制するのにも役立ちます。置くだけでお部屋の衛生面をサポートしてくれます。 インテリア 観葉植物は、置くだけで「おしゃれな空間」を演出してくれるインテリアにもなります。植物の緑色は、どんなイメージの部屋にも馴染みやすく、葉の形や大きさ、背の高さなど個性もさまざまです。自分の好みに合わせて選ぶだけでも楽しい気分を味わえます。 模様替えをしたくなった時も、置き場所を変更するだけで簡単に部屋の雰囲気に変化をつけられる点も見逃せませんね! 観葉植物を育てる際に意識すべきポイント 観葉植物にはたくさんのメリットがあり、基本のコツさえ押さえれば初心者でも十分に育てられます。一方で「水をあげすぎた」「日当たりが合わなかった」「虫が出てしまった」など、つまずきやすいポイントもあります。 ここでは、枯らしにくく快適に楽しむために、日々の管理で意識したい点を整理します。 水やり・手入れ 観葉植物の種類にもよりますが、基本的には毎日水を与える必要はありません。土が常に湿っていると根が腐ってしまうため、表面が乾いたタイミングでたっぷりとあげるのがポイントです。受け皿に水が溜まったままだと根が傷みやすいので、溜まった水は捨てるようにしましょう。 また、成長に伴って葉が伸びてきたら、伸びすぎた部分を切ること(剪定)で風通しが良くなり、蒸れやカビ、虫の予防にもつながりますよ。 日当たり 植物にとって光は大切ですが、強い直射日光が当たる場所は避けましょう。 強い光は「葉焼け」の原因になり、葉が茶色く枯れてしまうことがあります。レースカーテン越しの光が入る窓辺など、やわらかい光が届く場所に置くと育てやすくなります。 また、植物によっては、日が当たらなくても明るい場所で十分に育つ種類もあります。 置き場所の光が弱いと感じるときは、ときどき明るい場所へ移動させると、元気を保ちやすくなりますよ。 置く場所 植物を置く際は、極端な環境を避けると育てやすくなります。まったく光が入らない暗い場所や、寒すぎる場所、またエアコンの風が直接当たるような場所は植物が弱ってしまいます。 長く育てていくためには以下の点に配慮すると良いですよ! 風通し:風通しが悪いと土が乾きにくくなり、根腐れの原因となります。換気しやすい場所を選びましょう。 虫の対策:土を使っている以上、どうしても虫が発生してしまうことがあります。清潔な土を使ったり、霧吹きで葉水を与えたりすることで、ある程度防ぐことが可能です。 赤ちゃんやペットへの配慮:小さな子どもやペットがいる家庭では、誤って食べてしまう危険性があります。中には毒性を持つ種類もあるため、手の届かない高い棚に置いたり、吊るして飾る「ハンギング」を選んだりすると安心です。 【初心者向け】部屋に置けるおすすめの観葉植物 観葉植物にはたくさんの種類がありますが、初めて育てる方には、生命力が強く管理しやすい種類がおすすめです。ここでは、インテリアとしても人気が高く、初心者でも取り入れやすい定番の5種類を紹介します。 ポトス ポトスは丈夫で、観葉植物の中でも育てやすい種類です。 光があまり届かない明るい日陰でも育ちやすく、水やりの頻度もそれほど多くありません。 つるが伸びていく姿が楽しめるので、棚から垂らしたり、支柱に絡ませたりするとおしゃれですよ! 少し放置気味でも育ちやすいので、忙しい方にも向いています。 サンスベリア(トラノオ) 上向きの葉がスタイリッシュなサンスベリアは、空気清浄のイメージで人気があります。 乾燥に非常に強く、水やりはたまに行う程度で十分です。むしろ、水をやりすぎてしまうと根腐れで失敗しやすいため、「放っておくくらいが丁度良い」という手軽さが魅力です。 どんなお部屋にも馴染みやすいので、置くだけで空間が引き締まります。 パキラ パキラは観葉植物の代表格とも言えるほどポピュラーな存在です。丈夫で環境の変化にも強く、インテリア性が高いことからギフトとしても選ばれやすい植物です。 成長するスピードが比較的早いため、新しい葉が出てくる過程を日々観察して楽しめるのも、パキラならではの醍醐味ですよ。 ガジュマル 独特のぷっくりとした幹の形が個性的で、「多幸の木」としても愛されているのがガジュマルです。 生命力が強く、明るい場所を好むため、日中に光が入る室内に置くと元気に育ちやすいのが特徴です。デスクや棚に置ける小さめなサイズも多く、限られたスペースでも気軽に飾れます。 その愛らしい見た目から、愛着が湧くこと間違いなしの植物です。 モンステラ 葉に大きな切れ込みがあるモンステラは、存在感があり部屋の主役になりやすい植物です。 直射日光を避けた明るい室内を選ぶと、葉焼けを防ぎながら育てられます。 比較的丈夫で育てやすく、成長するにつれて葉の形が変化し、南国のような雰囲気を楽しめるのもおすすめポイントです! 観葉植物の効果を知ってお気に入りの植物を見つけよう ここまで観葉植物の効果やおすすめの種類をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? お部屋に観葉植物を取り入れて、リラックスできる環境を整えることで気持ちが落ち着きやすくなり、暮らしの中に小さな変化が生まれます。仕事や家事で疲れているときも、ふと視界に入る緑が気分転換につながることがありますよ。 私たち「リペアセルクリニック」にも、院内にたくさんの観葉植物たちが並んでいます。 私たちは、最新の再生医療をお届けするだけでなく、患者様に少しでもリラックスして過ごしていただけるよう、植物のメンテナンスをプロにお願いして、快適な空間をお届けできるよう努めています。 ご来院の際は是非ご覧ください。綺麗な植物たちと一緒に皆様のご来院を心からお待ちいたしております! ストレスで自己免疫疾患や血圧に不安を感じている方は、以下の記事もご参照ください。 【関連記事】 自己免疫疾患の原因にストレスは関係ある?知っておきたい発症メカニズムと対策を解説 【医師監修】ストレスで血圧が上がるメカニズムと予防法を解説! 観葉植物の効果に関するよくある質問 観葉植物は人にどのような影響を与えますか? 観葉植物は、心理面・生活環境の両方にプラスの影響を与えてくれます。 具体的には、光合成による空気の清浄や、葉からの蒸散による湿度の調整といった環境を整える効果がそのひとつです。室内に自然の要素が加わることで、単調になりがちな空間に変化が生まれ、集中力や作業効率の向上を感じる人もいます。 また、緑を見ることで目の疲れが和らいだり、ストレスが軽減されたりと、リラックス状態を促してメンタル面を安定させる効果も期待できます。 観葉植物はやめたほうがいいと言われる理由は? 観葉植物はやめたほうが良いと言われることもあります。その背景には、育て方や環境とのミスマッチが原因です。 具体的には、水のやりすぎによる根腐れ、日当たり不足による衰弱、置き場所によってはカビや虫の原因となるなどです。 しかし最近では、虫がつきにくい人工の土を利用したり、手間のかからない種類を選んだりと一工夫することで、こうしたデメリットを最小限に抑えて楽しめます。 観葉植物が与える効果の論文はありますか? はい。 観葉植物の効果は主に、ストレスやリラックスなどの心理面と、自律神経・ホルモン反応などの生理面を中心に研究されています。 まず、植物との関わりがストレスを低減させるという研究が数多くあります。海外の実験では、室内植物と積極的に関わることが心理的・生理的なストレスを抑えるという結果が出ています。(文献1) 日本国内の研究においても、植物がある空間ではストレスホルモンが減少する可能性や、疲労の緩和、リラックス状態への誘導といった「心身へのポジティブな影響」が多くの調査によって裏付けられています。(文献2、文献3) また、実際のオフィス空間に植物を設置し、働く人のメンタルヘルスや作業効率への変化を調査した実証研究によると、視界に緑があることで心理的なアメニティ効果(快適性)が高まり、作業者のストレスが緩和されるといった結果が報告されており、ビジネスの現場でも植物の活用が注目されています。(文献4、文献5、文献6) なお、これらの研究は、植物の種類・量・置き方・部屋の条件・対象者によって結果が変わることがあるため、観葉植物は「万能な効果を保証するもの」ではなく、暮らしを整える工夫の一つとして取り入れると良いでしょう。(文献7) 観葉植物が与える風水的効果はありますか? 風水では、観葉植物は「空間に良い気を呼び込む」といった考え方で取り入れられることがあります。 とくに、生き生きとした葉を持つ植物は、停滞した気を和らげ、良い流れを呼び込む象徴とされることが多いです。 葉の形や向きによっても得られる風水の力は異なり、たとえば上向きの葉は運気を上昇させる力がある、丸い葉は気の調和をもたらすとされています。 ただし、風水的な効果を期待する場合でも、枯れたまま放置しないことや、清潔な状態を保つことは重要です。 参考文献 (文献1) Interaction with indoor plants may reduce psychological and physiological stress by suppressing autonomic nervous system activity in young adults: a randomized crossover study|Journal of Physiological Anthropology (文献2) 室内の植物が人間の心身に及ぼす影響に関わる研究の現状と今後の課題|日本緑化工学会誌 (文献3) 屋内空間における植物のストレス緩和効果に関する実験|日本緑化工学会誌 (文献4) オフィス空間への植物設置によるメンタルヘルスケア効果に関する実証研究|日本建築学会環境系論文集 (文献5) 観葉植物のグリーンアメニティ効果に関する研究 (第2報)植物に対する好みが心理・生理反応に及ぼす影響|平成28年度大会(鹿児島)学術講演論文集 (文献6) 作業室内の小型および大型植物が作業者の心理に及ぼす影響の比較検討|日本緑化工学会誌 (文献7) 休憩室に設置された小型人工観葉植物による精神的ストレスの緩和効果|近畿大学 心理臨床・教育相談センター紀要
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閾値とは?意味・読み方を簡単に解説【医療従事者必見】
「閾値とは何かを知りたい」 「閾値の読み方は?」 みなさん、こんにちは。 早速ですが、医療や看護においては、閾値は「痛みの限界点」の意味で使われる場合が多いです。 ただ、普段はあまり見かけない言葉ですよね。 今回は、閾値にはどのような意味があるのか、医療現場でのサポートにおける使い方などを含めて解説します。 現在、医療関係の職場で働かれている方を始め、これから医療や看護の知識を学びたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。 閾値とは? 閾値とは「何かの境界となる境目を値(数字)で表現するための方法」で「境界値」ともいいます。 あらかじめ定めておいた水準を超えたり、反応があったりした場合に「変化が起こる時点を数値的に表現する」などの意味があるのです。 ただ、パッと説明を見ただけだとわかりづらいですよね。 そこで、閾値を英語で表現してみると、以下の2つがあげられます。 *閾値の英語表記 【threshold(スレッショルド)】※科学的な表現 【limit(リミット)】※一般的な表現 一般的な表現で使われる「limit(リミット)」 だと、イメージがわきやすくないでしょうか? そう「リミット=限界」の意味です。 痛みを例にとって、具体的なお話しをするとさらにわかりやすいかと思います。 「刺激を加えてもまったく反応しないものが、この値を超えた途端に反応する」といった「反応する・反応しないの境目」を値として表現する方法が「閾値」です。 つまり、医療や看護の現場では「痛みの限界点」といった使い方をするケースが多いのです。 具体的には、痛みを我慢するときの限界点、または痛いと認識される最低強度(痛みの感じやすさ、痛みのハードル)を指しています。 【痛みにおける閾値(限界点)】 ・痛みの閾値が低い(下がると)→ 痛みを感じやすくなる。 ・痛みの閾値が高い(上がると)→ 痛みを感じにくくなる。 たとえば、医療現場では患者様が、採血や注射などの処置を受けるときに、痛みが苦手で恐怖心などを感じるときがあります。 上記の場合「(痛みの)閾値が低い方」の認識に当てはまります。 ただ誤解しないでほしい点として、決して閾値が低い=悪いわけではありません。 痛みの閾値は個人差があるだけでなく、心理状態や体調、鎮痛剤の効果など、そのときの状況により変わります。 以下表で、痛みを感じにくくなる因子もまとめているので、医療関係の勉強をされている方はぜひ参考にしてみてくださいね。 痛みが感じやすくなる因子(要因) ①恐怖感 ②不安感 ③疲労感 ④不快感 ⑤不眠 ⑥内向的、心理状態 ⑦孤独感 ⑧うつ状態など 痛みを感じにくくなる因子 ①睡眠 ②休息 ③人との共感 ④理解 ⑤人との触れ合い ⑥気分転換となるリラックスした環境 ⑦不安の軽減など 閾値の読み方 医療や看護において、閾値は「いきち」と読む傾向にあります。 しかし、工学の分野などでは「しきいち」と読むそうです。 日常生活であまり使う言葉ではないため、どのように読めば良いのか迷われる方も少なくないはずです。 閾値を活かして医療現場でサポートを行う 私たちのようにクリニックに勤務する身としては、患者様が感じる痛みの不安を和らげる意味合いで閾値を使います。 患者様の閾値(痛みに対する耐性)を上げるには、傾聴しながら、寄り添う姿勢が大切になります。 不安を解消しながら、治療や検査を受けていただくためにも、閾値は指標となる考え方なのです。 たとえ、我慢できないほどの痛みを感じていないときでも、誰しも治療や検査となると不安を感じるものです。 当院では、精神面でもサポートできるよう努めてまいりますので、集中して治療にお取り組みいただきたいと思います。 【痛みの不安が強い患者様へのご対応方法】 ・リラックスできる環境を整えます ・不安を和らげる声かけを行います ・採血や注射の前に、状況に応じて 鎮痛剤の内服やペンレスといった貼用剤を使います 現在、医療関係の勉強をされている方は、医療現場におけるコミュニケーションを解説した以下の記事も参考にしてみてください。 まとめ|閾値を理解して患者様に寄り添うのが大切 当院「リペアセルクリニック」では、患者様それぞれの痛みや、怖さといった「閾値」がある点を理解した上で、不安を和らげるための寄り添いを大切にしています。 具体的には、身体的な疼痛(ずきずきと痛むこと)を緩和するための看護サービスを行うのがポイントです。 また、精神的な不安などについては、スタッフよりお声がけをさせていただき、寄り添いながら治療を受けられるよう努めて参ります。 治療前にご心配な点、ご不安な点などがございましたら、どのような内容でもお気軽にお問い合わせください。 また、リペアセルクリニックでは、再生医療と呼ばれる新しい医療分野に取り組んでいます。 手術や入院を不要とする方法で、これまで難しかった症状に効果を上げ、患者さんにお喜びをお届けしています。 お悩みを抱えている方は、ぜひ当院にご相談ください。 【リペアセルクリニックへのご相談方法】 ・メール相談 ・来院予約 ・電話相談:0120-706-313(オンラインカウンセリングの予約) 閾値に関するQ&A 以下では分野別に、閾値に関する意味をまとめています。 Q.味覚における閾値とは? A.味覚の閾値には「味を認識できるもっとも小さい濃度(刺激量)」の意味があります。(文献1) 食事をしたときに感じる味の代表的なものは、甘味・塩味・苦味・酸味・うま味です。 味のなかでも、とくに酸味や苦みは刺激を感じやすく、閾値が低いと判断できます。 Q.ビジネス・ITにおける閾値とは? A.ビジネスにおける閾値には「意思決定を起こさせる基準」の意味があります。 たとえば、お客様が商品の購入を決めるときに、基準となる価格が閾値の例にあげられます。 一方、ITにおける閾値とは「基準値を上下したときに、処理などが行われる値」の意味です。 閾値を設けてプログラムしておくと、例として基準値よりも低い数字が出た際、システムの状態に合わせて自動的に適切な対応を行えます。 Q.ランニングにおける閾値とは? A.ランニング(運動)における閾値とは「運動にかかる負荷によって、体に変化が起こる基準」の意味です。 運動時はエネルギーの供給が間に合わないと、体内の乳酸が使われる傾向にありますが、運動時に負荷がかかるほど、血液中の乳酸濃度が高まります。 乳酸の濃度が閾値を超えると、乳酸の処理が追い付かずにきついと感じて、そのまま運動を継続すると最後は息があがってしまうのです。 ランニングでは、適切にトレーニングを重ねると、運動時の乳酸を抑えて、良いパフォーマンスを引き出せるといわれています。 【参考文献】 (文献1) 年代別にみる味覚感度と食習慣について 2015,47-54p
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歯の再生医療実用化はいつ?現在の動向と今選ぶべき治療法を解説
「歯の再生医療はいつ実用化されるのか」 「今の治療を受けるべきか迷っている」 歯を失ってしまった後の治療法に、再生医療と既存治療のどちらを受けるべきか悩む方もいるでしょう。 失った歯を元に戻せる可能性がある再生医療は注目を集めていますが、実際にいつ受けられるのかはわかりにくいのが現状です。 本記事では、歯の再生医療の最新動向や実用化の目安について解説します。対象となるケースや、今治療すべきか判断するためのポイントも紹介するので、参考にしてください。 歯周病が進行している方は、免疫力が低下している可能性があります。当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、簡易オンライン診断を実施しておりますので、不安な方はぜひご登録ください。 歯の再生医療はいつ実用化される? 歯の再生医療は、失った歯を人工物で補うのではなく、体内の仕組みを利用して新たに歯を生やすことを目指す治療方法です。近年、京都のベンチャー企業では歯を再生させる「歯生え薬」の研究が進んでいますが、現時点では一般診療として広く受けられる段階には至っていません。 実用化の時期は研究の進展や安全性の確認に大きく左右されるため、数年で普及する可能性もあれば、さらに時間を要する場合もあります。現状を正しく理解し、過度な期待を抱かずに情報を見極めることが重要です。 現在の研究・臨床試験の段階 歯の再生医療における研究・臨床試験の現状は、以下のとおりです。 時期 内容 2020年5月 ・京都大学発バイオベンチャー「トレジェムバイオファーマ」設立 ・マウス・フェレットなどのモデル動物で有効性が確認される 2024年10月 ・30〜65歳未満の成人男性を対象に第1相臨床試験(健康な人で安全性を確認する試験)開始 2025年9月 ・厚生労働省より希少疾病用医薬品に指定される(文献1) 歯の再生医療は、主に「歯の元になる歯胚(しはい)の活性化」や「特定のたんぱく質の働きを抑えて歯の発生を促す」などのアプローチで研究が進められています。 動物実験では歯の再生における成功例も報告されており、人への応用に向けた臨床試験も一部で行われました。厚生労働省より希少疾病用医薬品に指定され、今後は歯が4本以上少ない2〜7歳の患者を対象に臨床試験が進められる予定です。 ただし、臨床試験は安全性や有効性を慎重に確認する必要があります。誰でも受けられる治療として確立するには、さらに多くのデータと検証が求められる段階です。 実用化の目安 研究チームは、2030年までに歯の再生医療における一般実用化を目標に掲げています。 まずは、希少疾患である先天性無歯症の治療から承認が始まり、その後に一般的な虫歯や事故で歯を失ったケースへと対象が拡大される見通しです。ただし、医療機器や医薬品の承認には厳格なプロセスが必要なため、すべての歯科医院で誰でも受けられるようになるには、さらに数年を要するかもしれません。 また、仮に医療機関で提供が始まった場合でも、初期は限られた症例や施設にとどまると想定されます。一般的に普及し、多くの方が選択できる治療法になるまでには、さらに時間がかかると考えられています。 歯の再生医療が対象になるケース 歯の再生医療は、すべての歯の欠損に適用されるわけではなく、症例ごとに適応が検討される治療です。 現在の研究では、すべての歯のトラブルを解決できるわけではありません。また、実用化が進んだとしても、適応条件が設けられる可能性が高く、自分が対象になるかは慎重に見極める必要があります。 ここでは、歯の再生医療が対象となるのか、解説していきます。 対象となる可能性があるケース 歯の再生医療の対象として期待されているのは、生まれつき歯の本数が少ない「先天性無歯症」のケースです。 先天性無歯症とは、生まれつき歯の元になる歯胚が成長せず、生えてこない歯が6本以上ある状態を指し、発症率は0.1%といわれています。先天性無歯症を放置すると、以下の点で影響を受けてしまいます。 顎関節 滑舌 歯並び 歯を失ったまま放置してしまうと、咀嚼・嚥下機能や会話機能が弱くなってしまうため、噛み合わせを戻す治療が必要です。 幼い子どもの場合、一般的な治療が難しいケースもあるため、歯の再生医療が可能となれば需要も高まるでしょう。 現時点では難しいとされるケース 歯の再生医療は、事故や虫歯・歯周病などの後天的に歯を失ったケースへの適用は難しいとされています。 開発チームは歯の再生医療の開発をさらに進め、将来的には後天的に歯を失った方や高齢者への応用も視野に入れていますが、実用化するまでには時間がかかるでしょう。 現段階では限られた条件下での研究が中心であり、すべての症例に対応できる治療とは言えません。再生医療を待ち続けて歯を失った状況を放置するより、まずは今の骨や歯茎をこれ以上悪化させないよう維持するのが重要です。 歯の再生医療が抱える現実的な課題 歯の再生医療は画期的な治療として期待される一方、実用化に向けては複数の課題が残されています。 薬や細胞を用いて歯を再生させる研究は進みつつありますが、再生した歯を「一生使い続けられる」ように機能させるには、さらに多くの検証が必要です。 ここでは、歯の再生医療が抱える現実的な課題を解説していきます。 再生した歯が定着できるのか 再生医療で得られた歯が、顎の骨や歯茎にしっかり定着するかは重要な課題です。 歯は単独で存在するのではなく、歯根膜や顎の骨との連携によって機能しています。そのため、歯の形だけ再生されても、噛む力に耐えられる強度や安定性が伴わなければ実用性は限定的です。 さらに、個人差や口腔内環境によって結果が左右される可能性もあり、長期的な予後のデータ蓄積が求められています。確実性を高めるためには、今後も検証が不可欠です。 また再生医療はその名のとおり、自身の再生力を活かした治療方法です。再生した歯がうまく定着するには、治療の評価とフォローが重要であり、中長期で経過を観察する必要があります。 治療は保険適用外と想定される 歯の再生医療は先進医療に位置づけられるため、実用化された初期段階では保険適用外となる可能性が高いと考えられています。 自由診療となれば、治療費は高額になる傾向があり、誰でも気軽に受けられるとは限りません。また、医療機関ごとに費用設定が異なる点も患者の負担を大きくする要因です。 将来的に保険適用が検討される可能性はあるものの、実績や安全性の十分な蓄積が前提となります。現実的に治療を受けるには、経済的な側面も踏まえた判断が求められるでしょう。 歯の再生医療を待つべき?今治療すべき?判断のポイント 歯の再生医療を待つか、現時点で治療を受けるかは、症状の進行度や生活への影響を踏まえて判断する必要があります。 再生医療は将来有望な選択肢ですが、実用化の時期や適応範囲はまだ限定的です。一方、インプラントやブリッジなどの既存治療は実績があり、機能回復を早期に図れる利点があります。 将来の可能性だけで決めるのではなく、現在の口腔状態とリスクを総合的に考慮するのが重要です。歯科医師と相談し、自分に合った選択を見極めましょう。 待つべき人の特徴 歯の再生医療を待つべき人は、生まれつき歯が少ない「先天性無歯症」の子どもです。 開発チームが目指している2030年の実用化は、あくまで「生まれつき歯が少ない(先天性無歯症)」の子どもたちであり、歯の元となる歯胚がない状態は対象外です。(文献2) 一般的な成人が事故や虫歯・歯周病など、後天的に失った歯を再生させるためには、まだ時間がかかるといわれています。 ただし、再生医療が実用化するまでに、ただ待てば良いわけではありません。定期的なクリーニングを欠かさず、残った歯の健康を保つ必要があります。 また、高い費用を払っても「再生医療を受けたい」という強い意志があるなら、じっくりと時期を待つ価値があるでしょう。 今すぐ治療した方が良い人の特徴 一般の成人で虫歯や歯周病で歯を失った人は、従来の治療を早めに受ける必要があります。治療を受けるべき理由は、以下のとおりです。 歯を抜けたまま放置すると顎の骨が急速に痩せてしまうため 歯を失うと歯並び全体が崩れてしまうため 歯を複数失って噛めない状態が続くと消化器官に負担がかかるだけでなく、顎の骨が痩せてしまいます。再生医療は健康な顎骨であることが望ましいため、既に歯茎が痩せ始めている場合は、再生医療を待つよりも、既存の治療を受ける方が賢明です。 また、放置によって隣の歯が移動してしまうと、将来再生医療を受けようとしても、「再生させる十分なスペースが確保できない」という事態を招きかねません。 今の生活の質を優先し、既存の確立された治療で機能を回復させるのが、結果的に全身の健康寿命を延ばす近道となります。 現時点で選択できる歯の治療法3選 歯の再生医療が実用化していない現状では、欠損部の回復には既存の治療法を検討する必要があります。代表的な方法はインプラント・ブリッジ・入れ歯の3つであり、それぞれ特徴は以下のとおりです。 治療法 特徴 メリット デメリット インプラント 顎の骨に人工歯根を埋め込む ・見た目や噛み心地が自然 ・周囲の歯に負担をかけにくい ・外科手術が必要 ・費用が高い ブリッジ 両隣の歯を支えに人工歯を固定 ・比較的短期間で治療可能 ・固定式で違和感が少ない ・健康な歯を削る必要がある 入れ歯(義歯) 取り外し式の人工歯 ・幅広い症例に対応可能 ・費用を抑えやすい ・違和感やズレが生じやすい 重要なのは、自分の口腔状態や生活スタイルに合った方法を選ぶことです。ここでは、各治療法の違いを紹介します。 インプラント インプラントは、顎の骨にチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療です。 天然歯に近い見た目と噛み心地が得られる点や、周囲の歯に負担をかけにくい点がメリットです。 一方で、外科処置が必要となるため、全身状態や骨の量によっては適応外となる場合がある点はデメリットといえます。また、自由診療となるケースが多く、費用負担が大きい点も考慮すべきポイントです。 インプラントは、適切なメンテナンスを継続すると、良好な状態を維持しやすくなります。 ブリッジ ブリッジは、失った歯の両隣にある歯を削り、橋を架けるように人工の歯を固定する手法です。 固定式のため、入れ歯のような取り外しの手間がなく、比較的短期間で治療が完了します。保険診療の範囲内でも治療できる場合が多く、経済的なバランスに優れた選択肢として広く普及してきました。 一方で、土台となる健康な歯を大きく削らなければならないというデメリットも存在します。削られた歯は寿命が縮まるリスクを抱えるため、将来的に再生医療へ切り替える際、土台の歯が弱っている可能性も考慮しなければなりません。 また、汚れが溜まりやすく、ケアを怠ると二次的な虫歯を招く恐れがあります。 入れ歯 入れ歯(義歯)は、取り外し式の装置で欠損した歯を補う方法です。部分入れ歯と総入れ歯があり、多くの症例に対応できる柔軟性が特徴です。 多少は歯を削る場合がありますが、ブリッジよりも削合量は少なく歯への負担も減らせます。また、比較的費用を抑えやすく、外科的な処置が不要な点もメリットです。 ただし、噛む力は天然の歯の2〜3割程度にまで低下するとされています。違和感が強く、装着時の喋りにくさを感じる方も少なくありません。 定期的な調整などの適切なケアを行うと、快適性を高められるでしょう。 歯の再生医療実用化は時間がかかる!定期的なメンテナンスが重要 歯の再生医療は将来有望な治療法として期待されているものの、実用化には安全性や有効性の検証が不可欠であり、一般的に普及するまでには一定の時間がかかります。 現時点では既存の治療法を適切に選択し、口腔内の状態を良好に保つことが重要です。とくに、定期的なメンテナンスを受けると、歯周病や虫歯の進行を防ぎ、将来の治療選択肢を広げやすくなります。再生医療を見据えつつ、今できるケアを継続する姿勢が大切です。 歯周病が進行している方は免疫が低下している可能性があります。当院の公式LINEでは、無料オンライン診断も実施しておりますので、免疫が低下しているか不安な方はご相談ください。 歯の再生医療実用化に関するよくある質問 歯の再生医療は2030年には実用化する? 一部のニュースでは2030年前後の実用化が期待されるといわれていますが、現時点で明確な時期は示されていません。臨床試験の結果や安全性の確認、各種承認手続きの進み具合によってスケジュールは大きく変わります。 仮に早期に実用化されたとしても、初期は「先天性無歯症」のみの症例や医療機関が限定される可能性があるのも事実です。 「2030年になれば誰でも受けられる」とは限らず、一般的な普及にはさらに時間がかかると考えられています。現実的には、数年〜10年単位で段階的に広がると理解しておくと良いでしょう。 副作用で、他の場所から歯が生えたりしませんか? 歯の再生医療における副作用で、意図しない部位(腕や内臓など)に歯が形成されるような事態は極めて考えにくいとされています。 開発中の「歯生え薬」は、特定のたんぱく質の働きを抑えて、顎の骨の中に眠る「歯の元」だけを活性化させる仕組みです。歯の元が存在しない部位である腕や内臓などに歯が形成されるリスクは、極めて低いとされています。 ただし、薬物療法である以上、まったく副作用がないわけではありません。治験の主な目的は、意図しない組織への影響やアレルギー反応の有無を厳密にチェックすることです。 過去の動物実験では安全性が高く評価されていますが、人間への投与でも同様の結果が得られるかを慎重に見極めている段階です。今後、科学的な検証を積み重ね、安全性が十分に確認された段階で、一般的な治療として普及していくと考えられます。 参考文献 (文献1) 重症型先天性部分無歯症に対する抗 USAG-1 抗体「TRG035」、 厚生労働省より希少疾病用医薬品に指定|トレジェムバイオファーマ株式会社 (文献2) 2040年への歯科イノベーションロードマップ 歯科の未来予想図|日本歯科医学会
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炭酸水を飲む3つの効果!肌への美容効果から活用方法まで!
先日、当院の坂本理事長がスタッフに炭酸水をプレゼントしてくださいました! これをきっかけに炭酸水の効果を調べてみたところ、さまざまな効果や使い道があることがわかりました! 炭酸水に含まれる炭酸ガスは、胃腸を刺激して食べ物の消化を促したり、老廃物の排出をサポートしたりする働きがあるとされています。飲むだけでなく、洗顔や洗髪に活用すれば、スキンケア・育毛効果が期待できるのも面白い点です。 この記事では、炭酸水を飲むことによる効果や、それ以外の活用術についてご紹介します。炭酸水の効果を知ることで、美肌やダイエットなどの効果を高めるきっかけとなるでしょう。 炭酸水は、スッキリとした飲み心地だけではありません。炭酸水を飲むことで期待できる効果は、以下の3つです。 ・肌への美容効果 ・喉の潤い効果 ・消化促進効果 ここでは、それぞれの効果について詳しく説明します。 肌への美容効果 炭酸水は、血液やリンパの流れを良くして代謝を高める効果があるとされています。そのため、体内の老廃物や毛穴の汚れの排出をサポートし、肌のツヤ・透明感を高める効果が期待されています。 炭酸水はカルシウムやマグネシウムなどのミネラルも含んでおり、これらの成分も肌や髪の健康をサポートしてくれるでしょう。 また、肌をキレイにする方法として「再生医療」も注目されています。再生医療については、以下で詳しくご紹介していますので、気になる方はぜひこちらもご覧ください。 喉の潤い効果 炭酸水は、喉の粘膜に刺激を与えることで血流を増やし、喉の潤いを保つ効果があるとされています。 とくに、喋る機会が多い方や乾燥した環境にいる方にとって、炭酸水はおすすめといえるでしょう。喉が渇いたときは、ぜひ炭酸水を飲んでみてください。 消化促進効果 炭酸水に含まれる二酸化炭素が胃を刺激し、胃酸の分泌が促されるといわれています。この胃酸の分泌により、食べ物の消化をサポートする効果が期待できます。 また、炭酸水の炭酸ガスによって胃が膨らみ、満腹感を得やすくなることで食べ過ぎの予防にもなるでしょう。 肌への美容効果を活かした炭酸水の使い方【飲む以外の活用術】 炭酸水を飲む以外で活用できる方法としては、以下のとおりです。 ・洗顔への活用でスキンケア効果 ・頭皮への活用で育毛効果 これらの方法によって、肌や頭皮へのケアが期待できます。それぞれの活用術について、詳しく説明します。 洗顔への活用でスキンケア効果 炭酸水で洗顔をすると、お肌の引き締め効果や、毛穴汚れの改善などが期待できます。そのため、肌のくすみの解消や、ターンオーバーの改善につながるとされています。 自分に合うスキンケア化粧品を選ぶコツについて、以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらもご覧ください。 頭皮への活用で育毛効果 炭酸の細かな泡は、頭皮の毛穴に詰まった汚れを落とす効果があるとされています。そのため、髪に炭酸水を使用することで、皮脂が落ちやすくなり、健やかな髪を育てる環境を作りやすくなります。 実際に、「炭酸シャンプー」という商品も見かけるようになりました。頭皮のケアに悩んでいる方は、ぜひ炭酸水や炭酸シャンプーを活用してみましょう。 抜け毛を防止するための頭皮ケアに関して、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。 炭酸水を飲む効果以外で肌をキレイにするには? 炭酸水以外で肌をキレイにする方法として、「再生医療」があげられます。再生医療とは、人の体内にある再生力が備わった細胞・組織を活用する治療法のことです。 傷ついた機能や組織の再生が期待でき、肌の健康に対しても効果があるとされています。肌をキレイにするために行われる再生医療は、以下のとおりです。 ・脂肪由来幹細胞 ・PRP皮膚再生医療 それぞれの種類の再生医療について、詳しく説明します。 脂肪由来幹細胞 脂肪由来幹細胞とは、患者様から採取した脂肪から「幹細胞」を抽出・培養して、肌に注入する治療法です。幹細胞とは、血管や神経などのさまざまな組織に変化する細胞のことです。 幹細胞の活用によって、以下のような美肌成分のもととなる「線維芽細胞」の再生が期待できます。 ・コラーゲン ・エラスチン ・ヒアルロン酸 さらに皮膚周辺の血管や神経も新しくなり、若々しい肌につながります。自身の細胞を使用した治療法なので、副作用が起こりにくいのも大きな特徴です。 当院「リペアセルクリニック」では、国内でも数少ない脂肪由来幹細胞を取り扱っている医療機関ですので、ご興味がある方はお気軽にご相談ください PRP皮膚再生医療 PRP皮膚再生医療とは、患者様の血液から抽出した血漿(けっしょう)成分である「PRP(多血小板血漿)」を肌に注入する治療法です。 PRPとは、止血作用や組織を修復させる働きがある「血小板(けっしょうばん)」が多く含まれている成分です。この成分の注入によって皮膚の細胞が活性化され、コラーゲンや毛細血管の再生が促されます。 その結果、肌のたるみやシワの改善につながります。実際に、PRP皮膚再生医療を受けた方の施術前後の比較をしてみましょう。 このように、施術前と比較して肌のシワやハリに変化がみられています。脂肪由来幹細胞と同じように、PRP皮膚再生医療も副作用が起こりにくいのもメリットです。 PRP皮膚再生医療にご興味がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。 まとめ|炭酸水を飲んで肌や健康をキープしよう 炭酸水には、健康に関するさまざまな効果が期待されています。具体的には、肌への美容効果や消化促進効果などがあげられます。 また、炭酸水は飲料用として活用するだけではありません。洗顔や洗髪への使用によってスキンケア、育毛などの効果もあるとされています。 肌や身体の健康を維持・改善したい方は、ぜひ炭酸水を活用してみてください。 当院では脂肪由来幹細胞やPRP皮膚再生医療など、肌に対しての再生治療を行っています。美肌のための再生医療に少しでもご興味のある方は、「リペアセルクリニック」までご相談ください。 炭酸水を飲む効果に関するQ&A ここでは、炭酸水を飲む効果に関する良くある質問に対して、当クリニックの観点からお答えしています。 炭酸水に関して疑問を抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。 ダイエットにも効果はある? 炭酸水は、ダイエットにも効果があるとされています。その理由として、炭酸によってお腹が膨れることがあげられますが、それだけではありません! 炭酸をたくさん飲むと、血液中の二酸化酸素の濃度の増加につながります。身体は高くなった濃度の二酸化炭素を薄めようと、大量の酸素を取り込もうとする反応が起こり、その結果血流が増加します。 この反応は、ランニングしているときと同じような状態といわれているため、効率的にエネルギーを消費できるのです! お掃除にも使える? 炭酸水は、お掃除にも活用できます。炭酸水をテーブルや床、壁などに吹きかけると、泡が隙間に入り込んで汚れを浮かしてくれるからです。その上、炭酸水は雑菌の繁殖を防ぐため、防臭にも効果があるとされています。炭酸水がこんなに万能だなんて、驚きですよね! しかも洗剤とは違って、炭酸水なら万が一口に入っても問題ありません。小さなお子様やペットがいても問題なく使用できますね。フローリングやカーペットだけでなく、おもちゃの掃除にも活用できます。つまり、炭酸水は家庭の必需品といっても良いでしょう! 炭酸水は、普通の水と比べて多くのメリットがあります。もちろん、飲み過ぎは良くないので、適量が大切です。皆さんもぜひ、炭酸水を活かした生活をはじめてはいかがでしょうか?
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体に良い油とは?健康のために知っておきたい種類と選び方
「体に良い油」と検索すると、えごま油・アマニ油・オリーブオイルなど、たくさんの種類が出てきますね。でも、「結局どれを選べば良いの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。 油はどれも同じに見えますが、含まれている脂肪酸の種類や割合によって、体への働きや調理への向き不向きが変わってきます。 この記事では、代表的な油の特徴を整理しながら、オメガ3・6・9といった脂肪酸の基本的な考え方と、日常で無理なく取り入れられる選び方をご紹介します。 毎日の食用油選びに迷ったときの、ちょっとした判断材料になればうれしいです。 体に良いとされる主な油 油は種類によって含まれる脂肪酸のバランスが異なり、体への働きや適した使い方も変わります。不足しがちな脂肪酸を補える油もあれば、加熱調理に向いて日常使いしやすい油もあります。 まずは、体に良いとされる代表的な油の特徴を見ていきましょう。 生で使いやすい油|えごま油・アマニ油など えごま油やアマニ油は、αリノレン酸(オメガ3脂肪酸)を豊富に含む油として知られています。現代の食生活では不足しがちといわれる脂肪酸を、手軽に補いやすい点が魅力です。 えごま油・アマニ油などの特徴は、以下のとおりです。 主成分 αリノレン酸(オメガ3脂肪酸) 期待される働き 食事全体の脂肪酸バランスを整えるのに役立つ 向いている使い方 ドレッシング、料理の仕上げ、冷奴や納豆にかけるなど生食 注意点 熱・光・空気で酸化しやすいため、開封後は冷暗所で保管し早めに使い切る 毎日の食事に少量を足す感覚で、無理なく続けてみましょう。 以下の記事は、オメガ3を効果的に摂取する方法や選び方のポイントを解説しているので参考にしてください。 加熱調理に向く油|オリーブオイル・米油・ごま油など 以下の油は、商品によってはオレイン酸(オメガ9脂肪酸)を比較的多く含むことで知られています。 オリーブオイル(とくにエキストラバージンオリーブオイル) 米油 なたね油 キャノーラ油 酸化に比較的強い性質があり、日常の加熱調理に取り入れやすい点が特徴です。 主成分 オレイン酸(オメガ9脂肪酸) 期待される働き 脂肪酸の摂取バランスを偏らせにくい 向いている使い方 炒め物、焼き物、揚げ物などの加熱調理 注意点 高温・長時間の加熱や使い回しは酸化を進める 加熱に向く油を選ぶことで、調理中の劣化を抑えやすくなります。 体に良い油が注目される理由|オメガ3・6・9の違い 油はどれも同じに見えますが、含まれている脂肪酸の組み合わせによって、体内での働きや特徴が変わってきます。 油に含まれる脂肪酸は、大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられ、不飽和脂肪酸は、次のように分類されます。 項目 分類 系統 主な脂肪酸 多く含む食品・油 特徴 飽和脂肪酸 ─ ─ 主にパルミチン酸 バター 肉の脂など 摂りすぎに注意が必要 不飽和脂肪酸 一価不飽和脂肪酸 n-9系(オメガ9) オレイン酸 オリーブオイル 米油 ごま油など 比較的酸化に強く、加熱向き 多価不飽和脂肪酸 n-3系(オメガ3) αリノレン酸 えごま油 アマニ油など 不足しがち・加熱に弱い n-6系(オメガ6) リノール酸 サラダ油 大豆油 加工食品など 摂りすぎやすい ※ 実際の油は複数の脂肪酸を含み、割合は製品によって異なります。 大切なのは、油の「良し悪し」ではなく、脂肪酸の種類と、食生活全体でのバランスです。 オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は体内で合成できない必須脂肪酸です。現代の食生活ではオメガ6脂肪酸に偏りやすく、オメガ3脂肪酸が不足しやすいといわれています。 一方、体内で合成できるオメガ9脂肪酸は比較的酸化しにくい性質を持つため、加熱調理に向く油に多く含まれています。 摂りすぎに注意が必要な油 日常的に使われる油の中には、気づかないうちに摂取が重なりやすいものもあります。 とくに、加工食品や外食に含まれる油は、自分で選んでいないつもりでも摂りすぎてしまうことがあるかもしれません。ここでは、身近だからこそ意識しておきたい油について見ていきましょう。 サラダ油 サラダ油は、大豆油・コーン油・ひまわり油などを精製・ブレンドした油で、リノール酸(オメガ6脂肪酸)を比較的多く含みます。 サラダ油の摂りすぎに注意したい理由として、次の点が挙げられます。 オメガ6脂肪酸を多く含み、揚げ物やドレッシングなど広く使われているため摂取量が増えやすい 原材料表示に植物油脂と記載されることが多く、気づかないうちに口にしている場合がある 製造時の高温工程でトランス脂肪酸が微量生じる可能性がある 高温調理で酸化しやすい性質がある サラダ油そのものが悪いわけではありません。 ただし、摂取が重なりやすい点には注意が必要です。使う量や調理方法を意識しながら、上手に付き合っていきたいですね。 マーガリン・ショートニングなど マーガリンやショートニングには、製造過程で生じるトランス脂肪酸が含まれる場合があります。 トランス脂肪酸は、オメガ3・6・9とは異なり、植物油に含まれる不飽和脂肪酸が加工によって構造変化したものです。 複数の疫学研究で、特定の脂肪酸の過剰摂取と心血管疾患リスクの関連が報告されています。しかし、確固たる因果関係は確定しておらず、バランスの良い脂質摂取が推奨されています。(文献1) これらの油脂は、パンや菓子、スナックなどの加工食品にも使われることがあり、日常生活の中で知らずに摂取していることもあるかもしれません。 また、油を高温で長時間加熱した場合にも、酸化や成分の変化が起こる可能性があるとされています。選ぶ際には原材料表示を確認し、摂取が重なりすぎないよう意識してみましょう。 体に良い油の上手な取り入れ方 体に良いとされる油も、選び方や使い方を誤ると、その良さを十分に活かせないことがあります。 日々の食事に上手に取り入れるためには、用途に応じた使い分けや、加熱方法への配慮、劣化を防ぐ工夫、そして適切な摂取量を意識しましょう。 用途で使い分ける 油は含まれる脂肪酸の種類によって、熱に強いものと弱いものがあります。 用途に応じて使い分けることで、酸化を防いで栄養を無駄にせず、体への負担を減らすことにつながります。 生で使う油:えごま油・アマニ油(αリノレン酸) 炒め物・揚げ物:オリーブオイル・米油・ごま油・キャノーラ油(オレイン酸) いずれの油も、高温・長時間の加熱や使い回しは酸化を招くため避けましょう。 また、同じ種類の油でも商品によって脂肪酸のバランスは異なります。購入時は栄養成分表示にて原材料や脂肪酸の種類を確認してみましょう。 加熱のしかたに注意する 油は、熱・空気・光の影響を受けることで酸化が進み、性質が変化していくといわれています。 酸化が進んだ油を摂取すると、嘔吐や下痢など食中毒に似た症状が現れることがあり注意が必要です。とくに、揚げ物油の使いまわしや高温での長時間加熱は、酸化を早める要因になります。 加熱に比較的強いとされる油であっても、高温・長時間・繰り返しの使用を避けることが大切です。 なお、えごま油・アマニ油のように熱に弱い油は加熱せず生で使用し、オリーブオイルや米油など加熱向きの油でも温度管理を意識して調理しましょう。 保管方法に注意する 油は、熱・空気・光の影響で酸化が進みやすいため、保管方法にも注意が必要です。 油の劣化を防ぐために、次のポイントを意識してみましょう。 直射日光やコンロ周りを避け、冷暗所で保管する 遮光性のある瓶や小容量の商品を選び開封後の酸化を抑える 開封後はできるだけ早めに使い切る 使用のたびにしっかりフタを閉める えごま油やアマニ油のように酸化しやすい油は、冷蔵保存を心がけましょう。また、調理中に出しっぱなしにせず、使用後はすぐに元の保管場所へ戻すことも劣化防止につながります。 1日の摂取量を意識する 体に良いとされる油であっても、摂取全体のバランスが大切です。 厚生労働省の食事摂取基準では、脂質は1日の総エネルギーの20~30%を目安としています。 また、脂肪酸ごとに目安となる摂取量の範囲が示されています。(文献2) オメガ6脂肪酸(例:サラダ油・大豆油):成人約8~12g程度 オメガ3脂肪酸(例:えごま油・アマニ油):成人約1.7~2.3g程度 オメガ9脂肪酸(例:オリーブオイル・米油):体内でも合成可能なため明確な基準はないがバランスを意識して摂取する トランス脂肪酸(例:マーガリン・ショートニング):積極的な摂取は推奨されず、可能な限り低く抑えることが望ましい これらはあくまで目安です。体質や生活状況によって、適切な摂取量は異なります。 また、調理に使う油だけでなく、魚・肉・ナッツなどの食品にも脂質は含まれます。食事全体のバランスを意識しながら取り入れましょう。 まとめ|油は選び方と使い方が重要 どの油をどのように使うかによって、体への影響は変わってきます。 えごま油やアマニ油のように不足しがちなオメガ3脂肪酸を補える油もあれば、オリーブオイルや米油、ごま油のように比較的加熱に向き、日常の調理に取り入れやすい油もあります。 サラダ油の使い方や、マーガリン・ショートニングなどに含まれるトランス脂肪酸については、少し意識しておきたいポイントです。 また、どんな油であっても、高温での長時間加熱や使い回し、保存状態の悪さによる劣化は、体にとって望ましくない成分を生み出す原因になります。 油の性質に合った使い方を心がけることが大切です。油は目的に合わせて選んで正しく使い、毎日の食事の中で無理なく健康につなげましょう。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。気になる症状や食事改善でお悩みの方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 参考文献 (文献1) 「日本人の食事摂取基準(2025年版)」策定検討会報告書|厚生労働省 (文献2) 日本人の食事摂取基準(2025年版)の策定ポイント|厚生労働省
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ADL障害とは?原因・評価指標から自立を取り戻す最新の再生医療まで解説
ADL障害は主に高齢者に多く見られ、身体機能や認知機能の低下が原因で食事や排泄、移動など日常の生活動作に支障を来すのが特徴です。 脳血管障害や整形外科的疾患、骨折、認知症、廃用症候群などが主な原因で、治療を怠ると寝たきりのリスクが高くなるため注意が必要です。 政府の調べによると、65歳以上のおよそ3人に1人が認知症、もしくは軽度認知障害を発症すると考えられており、ADL障害を予防するためにも早期の治療やリハビリが欠かせません。(文献1) 本記事ではADL障害の原因や評価指標、改善するための一般的なアプローチ方法などについて解説します。 ADL障害の正しい知識を身につけ、早期発見・早期治療につなげましょう。 ADL障害とは?できなくなる動作と日常生活への影響 ADLは英語の「Activities of Daily Living」の頭文字を取った略語で、日常生活動作と日本語に訳されています。 ADL障害は日常生活を送る上で最低限度の以下の動作に支障を来す状態を指します。 更衣 移乗 食事 移動 排泄 入浴 起居動作 整容など ADL障害を発症すると日常生活を営む上で不便が生じるだけでなく、抑うつ状態や無気力に陥りやすくなり、認知機能の低下を招く恐れがあります。 パートナーや家族にとっては介護の負担が増大する上、手すりを設置したり介護用ベッドを導入したりするなど、住環境の整備が求められます。 九州大学が実施した研究ではADL障害を発症した、重度の介護を要する認知症患者数の増加が示唆されており、高齢化が進む日本では喫緊の課題です。(文献2) ADL障害と似た症状にIADLがあります。 IADLは英語の「Instrumental Activities of Daily Living」の頭文字を取った略語で、手段的日常生活動作と和訳されます。 IADLは以下の動作や行動に支障を来す状態を指します。 日常の買い物 料理や洗濯 金銭や服薬の管理 公共交通機関の利用など ADLよりも先に低下しやすい傾向にあり、認知機能低下の指標にもなります。ただし、ADLは生命維持に直結するため、IADLより優先的に対処する必要があります。 ADL障害を引き起こす主な原因と疾患 ADL障害を引き起こす主な原因と疾患は以下のとおりです。 加齢に伴う身体機能の低下(フレイル・サルコペニア) 骨関節疾患|変形性膝関節症・股関節症による移動能力の低下 脳血管疾患|脳梗塞・脳出血後遺症による麻痺と動作障害 認知症や精神疾患による意欲低下と実行機能障害 それぞれについて解説します。 加齢に伴う身体機能の低下(フレイル・サルコペニア) ADL障害を引き起こす原因の一つが加齢に伴う身体機能の低下で、専門的にフレイル・サルコペニアと呼ばれています。 フレイルおよびサルコペニアには以下の特徴があります。 定義 特徴 お互いの関係 フレイル 健康状態から要介護へと向かう途中の段階 身体・精神ともに虚弱状態に陥る サルコペニアを含む状態 サルコペニア 加齢や病気が原因で全身の筋力が低下する状態 ADLが低下する フレイルの原因・中核 フレイルは筋力低下だけでなく孤独や認知機能の低下が原因で活動性が低下し、心身が弱った状態(虚弱)を意味します。 サルコペニアは加齢や病気が原因で全身の筋力や筋肉量が減少し、日常生活動作に支障を来すのが特徴です。 サルコペニアはフレイルの原因・中核で、ADL障害が進行するとフレイルへと移行しやすくなります。 変形性膝関節症・股関節症による移動能力の低下 ADL障害の原因としては骨関節疾患も挙げられます。 代表的な骨関節疾患が変形性膝関節症や変形性股関節症です。 変形性膝関節症は中年期以降の女性に多く見られる疾患で、加齢に伴う関節軟骨の摩耗や老化、体重増加、筋力の低下、および過去のケガなどが原因で発症リスクが増加します。 初期には膝の曲げ伸ばしの際に痛みが出る程度ですが、進行すると歩く際に痛みが生じて日常生活動作が大きく障害されます。 変形性股関節症も中年期以降の女性に多く見られ、徐々に進行するのが特徴です。 初期には運動開始時の違和感や痛みが出る程度ですが、末期になると安静時や夜間にも痛みが生じ、日常生活に多大な支障を来します。 変形性股関節症の主な原因は寛骨臼形成不全ですが、大腿骨頭壊死症やペルテス病がきっかけで発症するケースもあります。 脳血管疾患|脳梗塞・脳出血後遺症による麻痺と動作障害 脳血管障害もADL障害を引き起こす原因の一つです。 ADL障害の原因となる主な脳血管障害は以下のとおりです。 脳梗塞 脳出血 くも膜下出血 血管性認知症など 脳卒中の多くを占める脳梗塞を発症すると、脳の血管がつまって運動機能が障害され、ADL障害を発症しやすくなります。 脳の血管が破れて脳出血やくも膜下出血を発症すると、脳細胞が壊死して出血した場所と反対側の半身に麻痺や感覚障害が生じます。 脳梗塞や脳出血を繰り返すと血管性認知症を発症し、次第に日常生活動作に支障を来すようになるため注意が必要です。 脳梗塞や脳出血などが原因のADL障害は要介護の主要な原因で、発症から3〜6カ月以内にリハビリを実施しないと、廃用症候群を併発して寝たきりのリスクが増加します。 認知症や精神疾患による意欲低下と実行機能障害 認知症や精神疾患が原因で意欲の低下や実行機能障害が生じ、ADL障害のリスクを高めるケースがあります。 認知症には以下の4種類があります。 認知症の種類 原因 症状の特徴 アルツハイマー型認知症 アミロイドβの蓄積 失語・失認・失行・判断力や理解力の低下など レビー小体型認知症 レビー小体の蓄積 パーキンソン症状・幻覚・自律神経症状など 血管性認知症 脳卒中による血流低下 記憶障害・運動障害・意欲低下など 前頭側頭型認知症 原因不明 怒りっぽくなる・我慢がきかなくなるなど 65歳以上を対象とした2022年の調査では、約28%の方に認知症および軽度認知障害の疑いがあると判明しました。(文献1) うつ病や統合失調症などの精神疾患も意欲の低下や認知障害を引き起こし、日常生活動作を著しく障害します。 ADL障害の評価指標|Barthel Index(BI)とFIMの違い ADL障害の評価指標として、Barthel Index(バーセルインデックス)とFIM(機能的自立度評価法)の2つがよく知られています。 評価指標 評価対象 特徴 Barthel Index(バーセルインデックス) 日常生活動作10項目 できるADLを評価 FIM(機能的自立度評価法) 運動13項目・認知5項目 実際に行っているADLを評価 Barthel Index(バーセルインデックス)は、リハビリテーションや介護の現場でADLの維持・改善を評価するための国際的基準です。 FIM(機能的自立度評価法)は、リハビリの効果や介護負担を把握するために用いられる指標です。 それぞれの特徴について解説します。 Barthel Index(バーセルインデックス)|自立度を測る国際的基準 Barthel Index(バーセルインデックス)は自立度を測る国際的基準で、特別な器具が必要なく、短時間で評価できる点が特徴です。 以下の10項目について、それぞれ0点〜15点で評価します(100点満点)。(文献3) 整容:0点(介助)~5点(自分で洗面や歯磨きが可能) 入浴:0点(介助)~5点(自立) 歩行:0点(介助)~15点(自立) 更衣:0点(介助)~10点(自立) 排尿:0点(全介助)~10点(自立) 排便:0点(全介助)~10点(自立) 食事:0点(全介助)~10点(自立) 移乗:0点(全介助)~15点(車いすからベッドに移乗可能) 階段昇降:0点(介助)~10点(自立) トイレ動作:0点(全介助)~10点(自立) 10項目のうち、歩行や移乗に重点を置いているのが特徴です。 FIM(機能的自立度評価法)|介助量まで詳細に数値化する指標 FIM(機能的自立度評価法)は、Barthel Index(バーセルインデックス)に比べて介助量まで詳細に数値化するのが特徴の指標です。 以下の運動13項目・認知5項目について、それぞれ1点(全介助)〜7点(完全自立)で評価します(合計18〜126点)。(文献4) 食事 整容 清掃 更衣(上半身) 更衣(下半身) トイレ動作 排尿コントロール 排便コントロール トイレへの移乗 ベッド・椅子・車椅子への移乗 浴室・シャワーへの移乗 歩行および車いすでの移動 階段昇降 理解(視覚・聴覚) 表出(音声・非音声) 社会的交流 問題解決 記憶 運動と認知の両面から評価でき、専門家でなくても実施できる点がメリットです。 Barthel Index(バーセルインデックス)が「できる動作」を評価するのに対し、FIM(機能的自立度評価法)は「実際に行っている日常生活動作」を評価する点が大きな違いです。 ADL障害を改善するための一般的なアプローチ(理学療法・作業療法) ADL障害を改善するための一般的なアプローチ方法が、理学療法および作業療法です。 理学療法では身体機能の改善を目的に体力向上や筋力増強、関節の可動域向上に取り組み、起き上がりや歩行、階段昇降、立つ・座るなどの動作訓練を実施します。 身体機能の改善や動作訓練を実施するため杖を作成したり、歩行器や車椅子を選定・調整したりするケースもあります。 作業療法では日常生活動作をスムーズに行うため、食事や着替え、トイレ、整容などのトレーニングを実施するのが基本です。 ADL障害の程度に応じて箸の代わりにスプーンを用いたり、靴ベラやボタン留めなどを利用したりします。 その他、コミュニケーション能力を高めたり、嚥下能力を向上させたりする目的で言語聴覚療法が実施されます。 ADL障害の回復には「再生医療」も注目されている ADL障害の回復には「再生医療」も注目されています。 再生医療では損傷した機能や組織を回復し、生活自立度の向上を目指します。 京都大学で行われた臨床試験では、特発性大腿骨頭壊死症において再生医療により壊死範囲が縮小し、骨再生が確認できたと報告されました。(文献5) 当院の再生医療では、患者様自身の脂肪細胞から抽出した幹細胞を分離して培養し、増殖させた上で点滴を用いて静脈内に注入します。 自分の細胞を利用した治療法のため副作用のリスクが低く、拒絶反応を起こしにくい点がメリットです。 治療は日帰りで受けられるため、手術を避けたい方にとって選択肢の一つです。再生医療をご検討の方は、当院「リペアセルクリニック」までお気軽にお問い合わせください。 ADL障害の治療に再生医療を検討する際の注意点 ADL障害からの回復手段として注目されている再生医療ですが、検討する際には以下の点に注意が必要です。 医療機関が限定される 効果には個人差がある 即効性が期待できない 高度な技術および設備が必要なため、再生医療を検討してもすぐには施術を受けられない可能性があります。 患者様自身の細胞に左右されるため効果に個人差が出る上、即効性が期待できないのも注意点の一つです。 まとめ:ADL障害を治療して「できない」を「できる」に変えましょう ADL障害を発症すると自立した生活に必要な動作が次第にできなくなり、最悪のケースでは寝たきりになる恐れがあります。 前段階としてIADL(手段的日常生活動作)があらわれるケースが多いため、日常の買い物や料理、洗濯、公共交通機関の利用に支障が出てきた場合は注意が必要です。 ADL障害の原因はさまざまですが、運動機能や認知機能は訓練次第で改善する可能性があります。 そのため、なるべく早めにADL治療を開始し「できない」を「できる」に変えていくことが大切です。 当院「リペアセルクリニック」の公式LINEでは、再生医療の情報提供と簡易オンライン診断を実施しております。 ADL障害について気になる症状がある方は、ぜひ一度公式LINEにご登録ください。 ADL障害に関するよくある質問 ADL障害に関して、以下3つの質問が多く寄せられています。 一度低下したADLは高齢になっても改善しますか? リハビリを一生懸命やっていますが完治は目指せますか? 再生医療はどのような状態でも受けられますか? それぞれの質問にお答えします。 一度低下したADLは高齢になっても改善しますか? ADL障害は日常生活動作に支障を来す状態であり、運動機能や認知機能が失われる訳ではありません。 適切なリハビリテーションや生活習慣の改善、栄養管理、自立支援によって運動機能や認知機能の向上が期待できます。 寝たきりになった場合でも、離床時間を増やすなどの自立支援により、症状が改善するケースがあります。 リハビリを一生懸命やっていますが完治は目指せますか? ADL障害がリハビリによって完治するかどうかは、原因となるケガや病気に左右されると言わざるを得ません。 手術後に見られる一時的な後遺症や骨折などが原因のADL障害であれば、リハビリによって完治する可能性があります。 一方、高齢になってからの重度の認知症や進行性の神経疾患が原因の場合は、リハビリでの完治が困難と考えられます。 再生医療はどのような状態でも受けられますか? 再生医療はどのような状態でも受けられる治療法ではありません。 たとえば、ガンや自己免疫疾患をお持ちの方や、細胞の状態および病気の進行度によっては、再生医療が受けられないケースがあります。 再生医療は、厚生労働省へ「再生医療等提供計画」を届け出た医療機関のみが実施できる治療です。再生医療を検討している方は、届出を行っている医療機関を受診し、ご自身の状態で治療が受けられるか確認してください。 参考文献 (文献1) 認知症および軽度認知障害(MCI)の高齢者数と有病率の将来推計|厚生労働省 (文献2) 日本における認知症の高齢者人口の将来推計に関する研究|厚生労働科学研究成果データベース (文献3) バーセルインデックス(Barthel Index)|産業医科大学 (文献4) 日常生活動作(ADL)の指標 FIMの概要|厚生労働省 (文献5) 特発性大腿骨頭壊死症に対する再生医療の良好な結果|京都大学
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今年の目標
2021年丑年に入って約半月が経ちますね。 皆さんは、今年の目標は決めましたか? 昨年はコロナで人と会う機会も減り、仕事を失う人、命を落とす人もいて、生活スタイル・生活の質・世の経済、医療体制もが厳しい状況に侵され、世界的に苦しい一年となりました。 現在もコロナで世の苦しい状況は続いておりますが【崩壊⇔復旧】【障害⇔復旧】【負傷⇔回復】の言葉のように厳しい状況の中で【復旧・回復】に向けて、一つ一つ小さな事から取り組んでいく事はその分精神力とエネルギーが必要で大変な事ですが、その小さな積み重ねが必ず【復旧・回復】に繋がっていくと思います。 QOLとは、「Quality of Life(クオリティ オヴ ライフ)」の事で、「生活の質」と訳す事もあります。 治療や療養生活を送るお客様の肉体的、精神的、社会的、経済的、すべてを含めた生活の質を意味します。又、その人(自分)らしく生きていく納得のいく生活の維持を目指す考え方でも使用される事もあります。 このコロナ社会問題の中、 痛みによる精神的な変化と問題、痛みによって歩行困難となる肉体的な変化と問題、痛みによって仕事上・生活に支障がでる社会的な問題、治療費を含む経済的な問題や悩みが1つでも出とくると、QOLに影響してくる要因にもなります。 QOLの【回復】と【維持】ができる様にお客様の痛みや悩みに寄り添ったサービスと看護を提供できる様に努めて参りたいと思います。

